コミュ障を治す為にも極振りで頑張ります!   作:Negima -{}@{}@{}-

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器用特化とギルド「楓の木」

イベントから3日。

ゲームから離れていメイプルが帰ってきた。

その間、ランとサリーは光虫を狩ったあと、資金を集めて過ごした。

その途中でサリーが【剣の舞】を覚えたという報告をしてくれたが、そのスキルはランが既に獲得してちたスキルだったので驚かれた。

 

 

 

 

 

町の端近くまで歩いた所でサリーとランが足を止める。

中心の広場やNPCの店などを利用するには不便だが、この辺りにしかホームが残っていない。

 

「この辺りかな」

「結構歩いたね」

 

街から離れると大きなホームは無くなる。

しかし、メイプルは【ギルドホーム】の大きさなど気にしていなかった。

メイプルの性格、思考からすればそう思うのは普通だった。

 

メイプルはしばらく歩いているうちに1つの【ギルドホーム】を見つけた。

 

「ここ…いいかも」

 

人通りの無い道の奥。

ひっそりと存在する【ギルドホーム】は隠れ家的雰囲気をかもし出していた。

 

「確かに、メイプルが好きそう」

「うん、好きだよ!じゃあ、ここでいい?」

「うん、いいんじゃないかな」

「賛成。」

 

それを聞くとサリーは【光虫の証】を取り出して扉に押し付けた。

白い輝きが路地を埋め尽くし、扉がゆっくりと開いた。

3人は中に入っていく。

 

 

 

 

「おー…結構広いね」

 

ぱっと内装を確認したところ落ち着いた色合いの木製の家具が中心だった。

部屋の奥には青いパネルが壁に嵌め込まれておりそこに情報を入力することでギルドメンバーを登録出来た。

サリーとランがメイプルにギルドマスターを譲ったためメイプルがギルドマスターである。

サリーは今回は止めておくと言ってギルドマスターを辞退し、ランは無理と言って辞退したのだ。

 

「これでも狭いほうだけどね。ギルドメンバーは50人まで登録出来るね」

「2階もあるけど…そんなに入る?」

「50人じゃなくても…いいよ。」

「そうだね。誰か誘ってみる?急がないと皆他のギルドに入っちゃうよ?」

「うーん、カスミとカナデに聞いてみようか!」

「そう言うと思った。いいと思うよ」

「後…イズさんとクロムさん。」

 

メイプルは4人にメッセージを送る。

 

数分後に4人から返事がきた。

幸い4人ともまだギルドに所属していなかったこともあり、メイプルの誘いに快く乗ってくれたのだ。

そして、話し合いの結果、ギルド名は「楓の木」

ギルドマスターはもちろんメイプルになった。

 

 

 

 

その後、みんなで素材集めをしている中で1人違うことをしている人がいた。

そのランは、第4回イベントを向けて、フィールドでPKをしている。

 

目的は【ウィークネス】の弱点からどれだけ離れるとどのぐらいのダメージになるかを正確に知ることである。

DEXに物言わせて弾1発分ずらすといった神業まで使って調べている。

 

ただ、【暗殺者】のせいでなかなか調査が進まない。

削りきったのかスキル補正なのかの判断が難しいからだ。

ちなみに、ランの周りは星の結晶が10個以上浮いている。

 

「……あっ!」

(どうしよ…)

 

ランは目に付いたプレイヤーをどんどん撃っていたので、フィールドでレベル上げをしていたであろうペインとフレデリカを間違えて撃ってしまった。

フレデリカはドットになって消えたが、弱点でなかったことで、HPが残ったペインは瞬時に周りを警戒しているが、ランはだいぶ遠いところにいたので見つけられなかったようだ。

 

(後でなにかお詫びの品を持っていこう。)

 

PK推準のゲームでこんなことを考える必要は無いのだが、ランにとってゲーム内で1番実力があると言われているペインを撃ってしまったことは申し訳ないと同時に少し怖かったのだ。

 

ランは急いでギルドホームに戻り、趣味で集めていたフィールド上の美味しいフルーツ類をカゴに詰めて、お店で売っている1番高いMPポーションを5本つけてかご盛りを作った。

そして、サリーに【念話】で何があったのか報告し、有名になりつつある集う聖剣のギルドホームに向かった。

 

 

 

 

コンコン

緊張しながら集う聖剣のギルドホームの扉を叩いた。

 

ガチャ

扉を開けて顔を出したのはドレッドさん。

 

「あれ、ラン?こんな所に何か用か?」

「あ…えっと…ペインさんとフレデリカさん…謝りたくて…その。」

 

今更ながらメイプルもサリーもいないことに不安を覚えながら何とか要件を伝える。

 

「?まあ、とりあえず二人を呼んで来るからちょっと待ってな。」

 

暫くすると中からペインとフレデリカがでてきた。

少しの間お互いが黙ってしまった。

 

「第1回イベント1位のランさんがなんの用?」

フレデリカが口火を切った。

「先程は…間違えて…その、狙撃してしまい…えっと、申し訳ありませんでした。お詫びの…フルーツ盛りです。…受け取っていただけますか?」

 

ここまで初対面の人と話すランを見たら、サリーは驚くだろう。

だが、ランにはペインに裏表がないように思えたので、口を開いた。

幸い、ペインもフレデリカも怒っていないようで、簡単に許してくれた。

その上、フレデリカに何故か気にいられてしまってフレンド登録をした。

フレデリカに押し切られる形でペインやドレッド、ドラグともフレンド登録した。

 

フレデリカに星の結晶について聞かれた時はつい、サリーに【念話】でどう答えるか聞いてしまったのはご愛嬌。

 

 

 

 

 

ギルドホームに帰ると、マイとユイと言う、極振りの女の子たちがギルドメンバーになっていた。

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