コミュ障を治す為にも極振りで頑張ります!   作:Negima -{}@{}@{}-

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昨日は更新できなくてすみませんでした。


器用特化とさらなる戦力

「【カバームーブ】」

 

ランに放たれた青白い弾丸はメイプルの機転で防ぐことが出来た。

しかし、メイプルとその後ろにいたランはノックバックの効果で機械神から離されてしまった。

 

「拘束する。メイプル、攻撃は任せる。」

「わかった。」

 

そう言って、【電賢】や【電縛】を撃ってみるも、機械神には効いていない。

 

「白夜【巨大化】【締め付け】。

『スパイダー』【粘糸】」

 

白夜の体が大きくなり、機械神を締め付けてその場に拘束する。

それでも手足は自由でいつ攻撃されるか分からないので、【電獣を統べるもの】でスパイダーを10体呼び出し、【粘糸】という粘着性のある糸で手足を地面と固定した。

 

その隙に近づいたメイプルが機械神の胸の部分に手を入れる。

 

「【滲み出る混沌】!」

 

メイプルの手から飛び出した化物が胸を貫いて抜けていく。

大ダメージを受けた機械神の様子が変わった。

青白かった光が赤くなった。

ランは危険と判断して、白夜達を戻す。

 

「グ……カハッ……我ハ消エル……ダガ……」

 

メイプルとランは話し始めた機械神の声を一音も聞き逃さないように耳をすませる。

 

「……僅カニ意識ノ戻ッタ今……託ス…勇敢ナ…者達……」

 

そう言う機械神の胸の穴には青い光が溜まり始めていた。

 

「……我ノ…チカラデ……我ダッタ…コイツ…ヲ……倒…セ…」

 

そう言う機械神はメイプルに向けて古びた歯車を投げつけた。

それはメイプルの体に吸い込まれて消えていった。

ランのレールガンにも赤い光が近づく。

それはレールガンに触れた瞬間に消え、レールガンは新しい仕様を手に入れた。

 

「……眠ラセテ…クレ」

 

それと共に機械神の様子が変わる。

全身が青白い光に包まれ、パーツの存在しない【二代目】の装備を身に纏い空へと舞い上がり青い弾丸で攻撃してきた。

メイプルとランは先程と同じように壁に向かって弾かれるしかなかった。

 

「私が、足を削る。」

「じゃあ、最後は私だね!」

 

ランはレールガンを縦に持ち、目の前に構える。

 

「レールガン:モード光剣」

「【機械神】…【全武装展開】」

 

レールガンの弾が間隔なく放たれることで、剣のようになった。

しかもこの弾は元々貫通攻撃なので、剣として切りつけても貫通攻撃になる。

 

「【電光石火】」

 

素早く後ろに回り込んだランが機械神の腰から下を切り離す。

そして、もう一度使った【電光石火】で離脱する。

 

「攻撃開始」

 

メイプルの言葉を引き金に爆音と共に全ての武装が火を吹く。

そして、機械神を蜂の巣にした。

 

「「終わった〜。」」

 

お互いに背中にもたれかかって2人は暫く休憩した。

 

 

 

 

ギルドホームに帰ってきたメイプルとランを見て、何となくやらかしたのを感じとったイズが他のメンバーを集めた。

 

「じゃあ、どうぞ。」

 

まず、ランが雷機関研究所のことを話した。

そこで得た『移動式ギルドホーム』の説明をしたら呆れられた。

お風呂は喜ばれた。

その後、みんなで移動式ギルドホーム内の訓練場に移動した。

 

「始め!」

 

メイプルとランの試合が始まった。

この方が話すよりも分かりやすいとメイプルが提案したからだ。

 

「【全武装展開】」

「【電獣を統べるもの】総召喚」

「「【攻撃開始】」」

 

ランはメイプルの攻撃を『エレクトリックリザード』、『リザード』、『バット』達のスキルで相殺していく。

相殺しきれない分は『モール』が身を張って守る。

その間にどんどん『スパイダー』の糸による拘束をして行く。

 

メイプルは『スパイダー』を先に始末したいようだが、届いている攻撃は精々15発程度。

 

「シロップ【精霊砲】」

「極夜【岩柱】、白夜【地雷原】」

 

三体ともが巨大化した後、技を放つ。

シロップの砲撃は極夜が地面から出した岩盤で威力を削減されたにもかかわらず、極夜のHPを全て持っていった。

ただ、今回シロップはメイプルによって浮いている訳では無いので、白夜の攻撃を直で受けて倒れてしまった。

 

「シロップ!…こうなったら、本気で行くよ【滲み出る混沌】」

 

メイプルの生み出した化け物たちによってランの出したモンスターたちが減らされ、拘束していた糸も切られ、いよいよメイプルの攻撃を防げなくなった。

ランはここまでレールガンによって攻撃をしていたが、機械神相手の時と同じように【電賢】も【電縛】も聞かないことに焦った。

 

「【慈雨】【水槍】」

 

機動力を下げてから機械に水は聞くだろうと考え、【水槍】を放つ。

しかし、それらはメイプルのAGIが0なことと、圧倒的な攻撃密度で威力を殺されてしまう。

 

だが、その間にレールガンのモードを一時的に光剣にして【滲み出る混沌】を全て切れたので結果的には良かった。

 

「白夜…アンクレットに戻って。【凪】【電光石火】【跳躍】【エクスプロージョン】【黒稲妻】」

 

白夜に被害が出ないようにしてから姿を消し、メイプルの背後それも上をとる。

そこから広範囲に【エクスプロージョン】を撃つことで、メイプルだけでなく、その装備にもダメージを与える算段。

しかし、その攻撃はあるスキルの前で通じなくなってしまった。

 

「っ!」

「【カウンター】」

 

しかも、メイプルに返された攻撃はランを貫き、勝者はメイプルとなった。

 

 

 

 

 

 

「メイプルはまた変なのを…ランはメイプルを追い詰めるし…」(サリー)

「そうか…メイプルも【カウンター】とったのか。」(クロム)

「41体のモンスターを一度に召喚するランもどうなんだ。」(カスミ)

「それよりも、あの剣じゃない?メイプルちゃんのモンスターを一太刀…」(イズ)

「HPお化けのシロップを一撃で倒すなんて、白夜のSTRはどうなってるんでしょうか。」(ユイ)

「この移動式ギルドホームを持ってきたのもランさんですし…」(マイ)

「2人とも最高。これからも進化していきそうだね。」(カナデ)

 

皆がみんな情報過多になりました。

 

 

 

 

その頃集う聖剣のギルドホームではペインとドレット、ドラグ、フレデリカが話し合いをしていた。

 

「ふむ……取り敢えずフレデリカは情報収集を頼む。楓の木もきっちりな」

「ペインは心配性だねー?メイプルちゃんとランちゃん以外はほとんど新人の集まりだよ。まあいいけどさっ!」

 

そう言うとフレデリカは杖を片手に部屋を出ていった。

それに続くようにしてドレッドとドラグも部屋から出ていく。

2人とも毒耐性があればどうにかなると考えているようだ。

一人になったペインが呟く。

 

「……未知は何より恐ろしい。楓の木の情報がなさ過ぎだ」

 

そう、彼らはクロムの装備の力を知らない。

カナデの魔法の幅広さを知らない。

サリーの回避を体験したことがない。

ユイとマイの破壊力を知らない。

ランの射程距離が7km近くあることを知らない。

そして何より。

ほぼ全てのメンバーがメイプルは毒と盾により敵を倒すものだと思っている。

彼らは天使も化物も機械神もシロップが光線を吐くことも知らない。

 

唯一、ペインだけはそうではないのではと直感していたがそれを裏付けるものはどこにもなかった。

 

 

 

 

 

 

そんな特異の限りを尽くす楓の木を見ていた公式は次のイベントのことを考えて、流石にランを弱体化することを考えた。

その結果は第4回イベントにどんな影響を与えるのだろうか。

 

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