コミュ障を治す為にも極振りで頑張ります! 作:Negima -{}@{}@{}-
今年も宜しくお願いします。
「ええっ!1位と3位!?マジで!?」
「うん。」
「自分でもびっくり!」
「ちょっと待って、今2人はレベルいくつ?」
「20。」
「私もLv20だけど?」
「それで1位と3位?なんで?キャラの方針とかどうなってるの?」
「器用特化の、アーチャー。…弓じゃないけど。」
「私は防御特化の大盾使いだよ。それでね〜理沙なら話してもいいかな〜。」
そんな会話をしながら、学校へ向かう。
「え〜、何その化け物キャラ達。さすが2人はやることが普通じゃない…」
「そう?」
「まあ、藍は楓に比べたら変じゃないけど…これは2人に追いつくの大変そうだな〜。」
自分たちに変だという自覚がないので普通に話したら呆れられた。
その後、理沙のゲーム方針を決めて、各自ログインしたら噴水広場で集合になった。
「宿屋行く?それともサリーのレベリング?」
メイプルの提案通り宿に行き、まずは南の地底湖で素材集めをすることになった。
ただ、ここで問題がひとつ。
この場にはAGI以外の極振りが2人。
歩いていくことも考えたが、さすがに時間がかかりすぎる。
「じゃあ、私が先行く。」
「えっ?ランの足で先行くってどういう事?」
そこで私は【電光石火】の話をした。
AGIが1000あれば全速力で10秒と言ったところだろう。
「はぁ、もう驚かないよ。じゃあ、ラン行っててくれる?」
「うん。」
そうして、ランだけが先行して釣りをしていたのだか…
「何この山?」
「?素材。」
サリー達が地底湖につく頃には既に鱗の山ができていた。
DEXが装備込みで250あるランからすれば入れて3秒待って竿を上げれば魚がいるレベルなのだ。
その上で【釣りⅢ】まで獲得してしまっては、あとはサリーに借りたダガーを当てれば、簡単に山ぐらいできる。
「今は、青いの集めてる。」
魚の群れの中に100匹に1匹ぐらいの割合で白ではなく、青い鱗を持つ者がいる。
ランはそいつを釣るために簡単に竿は上げずに待っている。
「青か…それなら、素潜りの方が効率いいかな。
2人はAGI0だし、釣りで粘ってみて。私は泳ぎも得意だし行ってくる。」
「うん、行ってらっしゃい!」
それからしばらくして、ランは青の魚を4匹釣った。途中からはレールガンで撃っていた。
メイプルは白い魚を3匹。
サリーは素潜りで青の魚を5匹。
そして、最初に釣っていた分を含めて10匹目の青い魚にレールガンで撃ち抜いた時、ランには新しいスキルが手に入った。
【貫水】
水中でも影響を受けずに武器を使用できる。
この【貫水】と【千里眼】を使って2匹ほど頭を撃った。
サリーは上がってきてから、何か言いたそうだったのでランが聞いてみると面白そうな答えが返ってきた。
「あのさ、湖の底に横穴があるんだけど…」
その言葉を聞いて、ランが【千里眼】で確認してみると、たしかに奥にボス部屋の扉があった。
さすがに扉の中はわからないが今のでランのマップにはマッピングができた。
「マッピングした。サリー…あげる。」
「あ、ありがと。」
完全に呆れられたが、少しは役立てたようだ。
とはいえ、【潜水】をXまで上げないとボス戦は厳しいということで、これから毎日ここで青色の鱗集めをすることになった。
それから数日して、ランの【釣り】レベルはマックスまで上がり、サリーが40分の潜水が可能になり、ボスに挑戦した。
結果は成功で、サリーもユニークシリーズの装備を手に入れた。
その日の夜、NWOのアップデートが行われた。
私たちに関係するのは【悪食】の回数制限と防御貫通。
なんと、レールガンの攻撃は全て防御貫通攻撃になったようだ。
公式から強化してもらえるとは…
(私ならメイプルを倒せる…かも。)
そんなことを考えながら、その日は夢の中に旅立った。