コミュ障を治す為にも極振りで頑張ります! 作:Negima -{}@{}@{}-
「ここが2層に繋がる入口だよ!」
「良し!早速行こう!」
「うん、行こう。」
2層に続くダンジョンに入り、ランのレールガンだったり、メイプルの悪食だったり、サリーの蜃気楼だったりを使ってボス部屋に着く。
中に入ると、大きな鹿のモンスターがいた。
私は入ってすぐに高い木の上に登った。
「【毒竜】」
初手のメイプルの攻撃は魔法っぽいシールドで防がれた。
それを見て、サリーが観察を始める。
【挑発】でヘイトを集めるメイプルと、【電賢】
でのスタンを試みるラン。
「リンゴを落として!」
サリーがシールドの攻略法を見つけてくれた。
「私がやる…メイプル、サリー、攻撃。」
「了解」
「分かった!」
15個程のリンゴがなる木が三本。
1つずつ撃ち抜いている場合じゃない。
「【黒稲妻】」
レールガンの弾が広範囲の円形状に増え、全てのリンゴを落としていく。
「【毒竜】」
「【ウィンドカッター】」
2人の攻撃はしっかり鹿にあたり、ダメージ与えた。
すると、鹿がいきなり赤く光り出した。
一定以上のダメージを食らうと、こうなるのだろう。
メイプルとサリーのいる地面が下から盛り上がって行く。
「「きゃあ!」」
サリーは咄嗟に空中で受身をとり、無事に着地するが、メイプルは背中から落ち、ダメージこそないが目を回している。
「ラン!メイプルをお願い!」
「了解。」
私は【強奪】も使いながら、メイプルを部屋の端に寝かせ、鹿へのスタンを狙う。
「【電賢】」
「ナイス、ラン!【ダブルスラッシュ】【ファイヤーボール】」
サリーが的確に鹿の目を潰してくれた。
「ラスト…【パワースナイプ】」
ランのレールガンから放たれる高速の弾は鹿の額に吸い込まれ、鹿をドットに変えた。
その音でメイプルは目を覚まし、3人で2層に転移した。
「なんか釈然としない。」
途中から気絶してしまったメイプルは不満そうな顔をしていたが、2人でなだめた。
「メイプルちゃん!ランちゃん!」
向こうからやってきたイズさんにサリーを紹介しながらイズさんのお店に行き、メイプルの盾を貰う。
「名前はどうするの?」
「しらゆき…白雪にします!」
このメイプルにこの盾有りと言わんばかりにVIT値に極振りされた補正には納得した。
お祝いにとサリーが連れて行ってくれたのは星の海に浮かんでいる様な場所。
「座ると何か起こる…らしいよ。」
「でも、席が2つしかない。」
ランはそんな会話を聞きながら違和感を覚えていた。
(この空何か変。)
そう確信したランは席を2人に譲り、空を眺め続けた。
(ああ…おとめ座のスピカの位置がズレてるんだ。)
ランは一度星についても調べたことがあった。
だからこそ気づけたズレだろう。
ランは試しに『星魚の指輪』を装備し、星の位置が動くよう念じる。
すると、スピカが移動しだし正確な位置に戻った。
『スキルを取得しました。』
そのスキルは、また何ともチートじみたスキルだった。
【星の加護】
・いちばん高いステータスを2倍。それ以外を1.5倍にする。
・このスキル取得時にステータスポイントが0のステータスに今後、ポイントが振れなくなる。
・HPMPポイントを振っていない場合HPMPを150にする。
・プレイヤーキルをした際、そのプレイヤーの総MPの1割を奪う。
・MPの余剰分は自身の周りを飛び交う星の結晶となり蓄積される。