今始まるとか書いて置いて、色々説明しかしていません。
小説を書くのってほんとに難しい。
短いです。
後編は出来次第投稿します。
「それが…お前の世界か」
その光景にちょっとした既視感を覚えながら、衛宮は気付く。
単純な疑問だ。
今の神代回帰した世界はジークの固有結界がベースとなっている。
ならばジークは固有結界を常に展開し続けなればならないという負荷を背負う筈だ。
ならばなぜジークは固有結界を展開出来たのか、それが分からなかった。
そもそもジークは衛宮士郎と同じく才能が希薄だ。
衛宮士郎は特殊な経緯と要因によって固有結界という魔術の最奥に辿り着いたが、ジークは違う。
普通の魔術回路を持ち、魔術刻印も無く、衛宮の様に日課の自殺と呼ばれる様な特殊な訓練をしていないジークがどうやって固有結界に見当もつかない。
何故ならそれだけ魔術師にとって固有結界とは難問なのだ。
衛宮の頭の中で疑問が堂々巡りする。
「
その疑問を衛宮の表情から察したジークは大剣を地面に突き刺して、驚く衛宮に構わず、彼は憂いもなく敵と戦う為に懇切丁寧に敵である衛宮に説明する。
「何故、俺の固有結界が展開出来たのか解せないようだな」
「悪竜現象を知っているか?」
悪竜現象とは邪竜の因子を持つ者が欲望を肥大化させると邪竜に変身してしまうという魔術師の間では有名な説だ。
「俺は生まれたばかりの頃は呼吸すらもままならないほどの貧弱な体をしていてな。そこで
ジークも衛宮も知るよしもないが、その
「するとどうなったと思う?どういう訳か俺はジークフリートの血液に適合し、俺の血液と同化した。生物学的には俺はジークフリートの息子になった」
転生者としてはApocryphaでのジークフリートとの繋がりを求めて行って凶行だ。
その結果はジークの肉体を普通のホムンクルス以上に強靭になった。
「そしてジークフリートの血液には邪竜の因子もまた含まれていた」
「本来なら俺の肥大化した意思に反応して俺は邪竜となる筈だった」
「だが、それを彷徨海の魔術師達の協力によって回避出来た」
「悪竜現象によって起こるエネルギーを全て固有結界の形成に回す事でな」
衛宮はジークの説明に納得する。
恐らくジークの固有結界は彷徨海の魔術師達の協力によって造られた物だったのだ。
他者に干渉して固有結界を造らせるなど高い実力者揃いの彷徨海の魔術師ならそれくらいは可能だろう。
「俺が今も固有結界を展開出来る理由は簡単だ。先程言っただろう?世界の一部として認めさせたと」
「固有結界とは本来『
「結果として世界の機能として組み込まれたのは俺の固有結界の
「だが機能だけは組み込めた。それが出来れば十分だ」
「機能さえあれば、俺が再び固有結界を展開し同調させれば人間への干渉も可能となる」
「だから世界から電気も消せたし、人間に進化を促せた」
納得する。
世界の一部として組み込ませた固有結界の機能を自分の固有結界と同調させる事で、術者は間接的に世界に支配出来るという訳だ。
その干渉によって、世界中から電気を奪い、人類にも真エーテルに適応出来る様に進化を促したのだ。
「何故お前はそこまでするんだ?」
「一体何が、お前をそこまで突き動かすんだ?」
これほどの固有結界を造り上げる執念が一体どこから湧いてくるのか不思議だった。
ジークはその疑問にも応える。隙とは思わず正面から応える。
「お前は『最後の聖杯戦争』を覚えているか?」
その言葉に衛宮士郎は瞠目する。
「ッ⁉︎ああ…覚えているとも」
それは衛宮士郎にとって忘れられない出来事だった。
『最後の聖杯戦争』とは、第五次聖杯戦争の後に行われた聖杯戦争だ。
ロード・エルメロイ2世が大聖杯の解体に動きだした事がキッカケとなり起きた聖杯戦争だ。
一部の魔術師達は解体される前にその聖杯を我が物にしようと冬木市に乗り込み、血みどろの戦いが勃発した。
そこには聖杯戦争のルールもなくただひたすらに敵を排除しようという殺し合いのみがあった。
それを衛宮士郎は当時は中東方面などで活動していた為、情報が遅くなり、急いで日本に向かい冬木市に着いた頃には、既に後の祭りだった。
間桐桜は暴走し、強欲な魔術師達にかつての級友達は殺され、恩人の藤村大河すらも惨殺された。
間桐桜を止める為に遠坂凛が挑み死亡した。
間桐桜はその後自害し、衛宮士郎が着く頃には既に彼の大切な人達は皆死んでいた。
何もかもが遅かった。何もかも失った。
友も、家も、恩人も、失った。
衛宮士郎に残されたのは、強欲な魔術師達を皆殺しにするという手段しか残されていなかった。
あの戦いは衛宮士郎にとって生涯の傷でありトラウマだ。
「俺はその『最後の聖杯戦争』に巻き込まれた」
「そうだ、俺は冬木市に住んでいたんだ。新都の方にな」
衛宮は驚愕する。まさか自分の故郷に魔王の如き男が住んでいたなど意外だった。
続けてジークは「ついでだ、俺の身の上も明かそう」と言って、自分の正体を話し出す。
「俺はムジーク家という錬金術の名家で造られたホムンクルスだ」
「本来なら脆弱な失敗作のホムンクルスとして生まれた俺をどういった理由があるか分からんが、
「その魔術使いは、えらく俺を気に入っていてな。俺に色々な事を教えてくれて、最終的には俺を守る為にサーヴァントを召喚し俺に与えた」
「どういった理由なのか分からないが、明らかに過保護だったのは分かる。そして俺がサーヴァントを渡されたのが第四次聖杯戦争から5年後だ」
「そして、その召喚されたサーヴァントは『ジャンヌ・ダルク』」
「第五次聖杯戦争を俺の監禁することで回避し、最後の聖杯戦争を共に戦い、最期は俺を守って散った俺の誇りだ」
衛宮はもう驚く事はなかった。ジークの話を聞いている内にジークにシンパシーを感じる自分がいる。
何故ならジークはジャンヌの話をしている時は、とても穏やかな表情をしていた。
それはまるで衛宮士郎がかつてのサーヴァントである『セイバー』を語る時の様に笑みを浮かべていた。
ジャンヌ・ダルク。オルレアンの聖女。火刑により最期を終え、その悲劇的な最期と死後に聖人として認定された有名な英霊だ。
ジークはかなり長い時間を彼女と共に過ごし暮らしていた。
第五次聖杯戦争の時は、ジークを守る為に監禁してやり過ごすなど、とても強い信頼関係を築いていなければ出来る事ではない。
おそらく、衛宮士郎にとってのセイバーの様に、ジークもまたジャンヌ・ダルクが大切な存在なのだろう。
そんな存在を目の前で失ったとなれば、その悲しみは計り知れない。
「『ジャンヌ・ダルク』という英霊はかなり特殊でな。彼女は、英霊の座に登録されながらも霊長の守護者としても活動する英霊でもあった」
「彼女が神の声を聞いたというのは有名な逸話だ。その声の主が、アラヤもしくはガイアの意思だったのだろう」
「そして、その声を聞いた彼女は、百年戦争を終わらせる代わりに自身の死後を売り渡し『守護者として活動しているジャンヌ・ダルク』と『英霊として活動するジャンヌ・ダルク』という感じに2通りにわかれて存在している珍しい存在だ」
魔術師の間では、その様な説がよく見かける。
生前に抑止と契約し、死後に有名となった英霊は英霊の座に2人同時に存在するのではないかという仮説だ。
勿論、そんな事は仮説でしかなく証拠もないのでマイナーな説として埋もれたが。
「俺が契約したのは守護者の方の彼女だった」
「彼女と過ごす中で見た夢で、俺は彼女の現状を思い知った」
「守護者となった彼女は、ひたすらにこき使われていた」
ジャンヌ・ダルクには『
火刑に処された彼女の逸話が昇華された宝具だ。その宝具は、簡単に言えば自爆特攻だ。
使用する度に地獄の業火の様な炎に身を包まれながら、敵に向かって特攻するのだ。
守護者になった彼女は、その自爆特攻しかしていなかった。
守護者の仕事は、世界の危機から人類を救う事。
そこには交渉も守護も無い。ただ殺戮しかなかった。
つまりジャンヌ・ダルクは
そして、最後の聖杯戦争においては、ジークを守る為に、またあの自爆宝具を使わせてしまった。
その事実がジークには我慢ならなかった。
「何だこれは…何だこの不条理は…理屈に合わんし筋も通らない!」
「彼女は確かに間接的とはいえ多くの人を殺した。だが、彼女が死んだ時点でその罪は償っているだろう」
「彼女は幸せになるべきだ。たくさんの苦しみを味わったならばたくさんの幸せもまた味わうべきだ」
恩人という事もある。長い間共に過ごし、恋も事もある。
だが、彼女の現状だけは我慢ならない。
「だから俺は
「俺が彼女の代わりの守護者となり、彼女の魂が再び輪廻の輪に戻り人間として人生を歩めるようにする為にな」
衛宮士郎は初めてジークが身近な存在に思えた。
ジークはかつて救えなかった存在を救うべく動いているジークが純粋に羨ましい。
「俺が世界と契約した時点で彼女はいずれどこかで人間として転生する筈だ。だがそこからが問題だ」
「果たして彼女が転生した世界で彼女がまともな人生を送れる保証が一体どこにある?世界との契約は輪廻に戻り転生した時点で終わっている。その後の人生までも幸福にするとはとても思えん」
「だから俺は世界の敵となる」
「人々の憎しみが俺に向けば人は多少は他人に優しくなれる筈だ。素晴らしく有れる様に抗う事が出来る人間が増えればいずれ生まれる彼女の周りには優しい人が増える筈だ」
「彼女を今度こそ幸せにする為に、世界は、人類は変わるべきだ」
「理不尽も、不条理も、俺が背負おう」
「そして、いつか彼女を幸せにする『誰か』の為に」
「俺は戦おう」
衛宮士郎は、目の前のジークという男を完全に理解した。
コイツはただ単にかつての自分のパートナーに幸せになってほしいだけなのだ。
かつて第五次聖杯戦争の時に衛宮士郎が抱いたセイバーへの好意。
衛宮士郎は最後にセイバーと別れ、セイバーとの関係は終わった。
だがジークは、別れてもなおパートナーの幸せを願い進み続けている。
そんな行動を取り続けているジークが羨ましくて仕方なかった。
彼の願いは清廉で誠実だ。
だが、それでも。
「お前は迷惑だ」
そうだ。彼は迷惑だ。
その願いで世界を巻き込んでいい理由にはならない。
世界中の人々を混乱に陥れる理由にはならない。
色んな悲劇を生み出していい理由にはならないんだ。
「確信したよ、お前は此処で殺さなきゃいけない」
「お前を殺さなきゃ、お前の聖女様も浮かばれないよ」
改めて衛宮士郎は確信する。
ジークは殺すべき存在だ。
もはや1秒でも存在してはいけない。
此処で殺さねば、彼はずっと世界の敵であり続けるだろう。
もはや疑念や疑問も彼方に消え去った衛宮士郎に迷いは無い。
「否だ、俺は負けんよ」
衛宮の迷いの無い表情に安堵したジークは改めて衛宮と向き合い殺気と魔力を迸らせながら、結界内の空気中に竜属性を付与しその空間から竜を生み出した。
その竜は風の竜と雷の竜だった。
風の竜と雷の竜はジークの固有結界の機能によって生まれた竜だ。
衛宮には見ただけで分かった。ジークの固有結界は
それが分かれば、どうやってジークが世界から電気を奪い、人類に進化を促した方法も自ずと解る。
世界中から電気が消えたのは、世界中の電気を材料に数多の雷の竜を造り出したのが原因だったのだ。
そして全人類に竜属性を付与する事で、全ての人間の潜在能力を竜と同等に底上げし真エーテルに適応させたのだ。
正に魔王。世界の敵には相応しい能力だ。
風の竜は文字通りの竜巻となり、雷の竜はその周囲を豪雷で包み、一つ暴風雨の竜となる。
暴風雨が衛宮を吹き飛ばすべく突進するが、快進撃とはならなかった。
「雷切」
暴風雨が縦に割れた。
その暴風雨に対して衛宮が行ったのは単純だ。
その状況に効果的な剣を造り使用しただけだ。
使用した剣は雷切。
戦国時代に『雷神』と呼ばれた戦国武将・戸次鑑連が雷を斬ったと言われている刀だ。
雷切には雷に対して強力な特攻が働き、刀自体も凄まじい切れ味を誇る名刀だ。
その名刀が、たかが暴風雨を纏っただけの竜を斬るなど朝飯前だろう。
「疑念も晴れた様で何よりだ。俺とは疑念も疑問も抱かず戦ってほしいからな」
「さあ、今度こそ殺し合いを始めよう」
迷いが無くなった衛宮の様子を嬉しそうに笑みをこぼすジークの宣言により、一時休戦は解かれ、2つの固有結界が全力稼働を始めた。
ジークは次々と竜を生み出す。炎・雷・風・氷・毒といった様々なバリエーションの竜を生み出し、衛宮に向けて突貫させる。
衛宮は大量の剣を操り、複製した宝具を真名解放しながら竜を撃退する。
2人ら抑止の契約者。世界の支援により両社共に魔力が尽きる事はない。
それは殺し合いというよりも、戦争だった。
この世界の人類は電気を失った代わりに、FAIRY TAILの滅竜魔導士みたいな事が全員出来る仕様になりました。ただし使い過ぎると本家と同じく竜に成り果てるというデメリット付き。
竜属性付与という言葉に可能性を感じるのは私だけでしょうか?
今回、ジークがやけに不自然な位に説明をするのは「疑問とか抱いたせいで相手が全力を出しそびれたりしないか」という考えの元で説明しています。
「馬鹿じゃねぇの?」とか思った方、その通りです。
元から天然だった彼を転生者の英才教育のせいで、変な所で真面目な馬鹿に育っちゃったのです。
つまり転生者が悪い。
ここからオマケ
人物紹介 簡単に説明してみた
ジーク:本作の主人公。純粋なジーク君を邪悪な転生者が汚した結果。
作者の考えたハーレム系主人公(ただしハーレム要員はジャンヌを除いて全員爺さん&婆さん)。
転生者の英才教育(洗脳)により、光の奴隷っぽく育ってしまった。
転生者の影響でコーヒー派になった。
ジャンヌ(後のレティシア)の幸せの為なら全生命を敵に回すくらいは実行出来るくらいのグラビティ地雷男。しかもそのジャンヌの相手役の「誰か」さんの為にも頑張っちゃう徹底ぶり。
もし二次創作とかでよく見かけるぐだジャン(白)のカップリングがある世界線とか観測したら、2人を幸せにする為に気合と根性で其処に単独顕現しちゃうくらい暴走する。
ぶっちゃけジャンヌが幸せなら相手は誰でもいいと思ってる。
同人誌とかでよくある種○けおじさんでもN○R野郎でもチャラ男でも構わないし、何なら女でも人外でも構わない。
あらゆる手段を尽くして相手役の「誰か」をジャンヌ一筋に更生(洗脳)させてその「誰か」ごとジャンヌと一緒に幸せにするつもり。
ただしジャンヌの幸せには自分は邪魔だと頭の中で結論しているので、自分はその幸せの中に入るつもりは無い。
人間賛歌も大好き。人間の可能性を信じている。
作中ではやたらと説明口調になるのは「自分と戦う時は疑問を抱かずに全力で戦ってほしい」から。
気合と根性で覚醒とか出来るけど、実はそこまで強くない。野望だけは立派。
実際はエミヤと同等程度の実力。
意思力は大体カルナさんと同じくらいはある。
ビースト適性あり。多分ビースト最弱。気合と根性がスキル化してしぶとく何度もコンテニューしてくる。
作者がどっかの光の総統閣下みたいに書こうとしたら、いつの間にかジャンヌの為なら世界に多大な迷惑をかけるクレイジーサイコ馬鹿になった。
ジャンヌ:登場してないけど一応ヒロイン。後のレティシア。
ジークに負けず劣らずの好意という名の激重感情をジークに向けてる。
ヤンデレ疑惑あり。
というか第五次聖杯戦争の時は、ジークの身に危険が迫る環境だった事もあって、当時未熟なジークを守る為に原作のApocryphaで考えてた監禁を実行した挙句、動けない様に手足を切断して世話するくらいに大切にしていた。ちなみに切断した手足は後でちゃんと治癒魔術でくっつけた。
ジャンヌが守護者と英霊に分かれて別々に存在するという設定は作者の独自設定。
事の発端はApocryphaで登場したレティシアというジャンヌと性格・行動・容姿までそっくりな人が現代にいるとかおかしいし何かあるだろうという作者の深読みによるもの。
もしも守護者やってるジークを見たらほぼ間違いなく自動失敗かつファンブル確定の1D100のSAN値チェックが入る。
よりによってジークの頭の中で、知らない「誰か」とカップリングされて困惑する。
一番ジークに愛されてるけど愛されない人。
彷徨海の魔術師達:実はジークのハーレム要員の人達。
神代回帰が出来る絶妙な逸材が転がり込んで来て歓喜。
一人一人がジークと接していく内に、ジークが彷徨海の魔術師達の全ての唯一無二の理解者となった為、いつの間にかギャルゲーの如く攻略される。
神代回帰した後は、ジークの意を汲んで、ジークの敵として挑み、全員死亡する。
ただし全員満面の笑みだった模様。
宝具解説。
『無限の竜生』
ランク:B
種別:???
レンジ:???
最大補足:???
心象風景を具現化する固有結界。厳密には宝具ではない。
心象風景は「満天に輝く夜空と黄昏の真エーテルが大気中を流れる荒野」。
あらゆる竜を生み出す機能を持つ。
術者のジークが望めば結界内の物質から竜を生み出す。
炎・氷・風・雷・毒などの様々なバリエーションの竜を生み出し、拳銃型の竜や剣型の竜などの一見するとトンチキな物質の竜すらも生み出す。
元々はジークに魔術の才能は皆無であるため本来なら固有結界は使用できない。
だが彷徨海の魔術師による協力より、悪竜現象により生じる邪竜へと変貌するエネルギーを固有結界の形成に注ぐ事で、何とか出来たかなり歪な固有結界である。
その為、他の固有結界と比べて真エーテルや竜という高いランクを誇る神秘を含んではいるが、その歪さ故に平均的なランクに留まっている。
ランクが固定している為、ランクによってダメージを削減出来るジークフリートや高いランクでなければ殺す事が出来ないヘラクレスが天敵。
また結界内には膨大な量の真エーテルが内包し、生産も出来る様に改造を加えられている。
その真エーテルは毒にならない様に調整されており、術者のジークのステータスを向上させる。だが同時に相手のステータスも向上させてしまうという欠点がある。