ハイスクールDATE・A・LIVE~無限の剣を担う王~ 作:月見花
『はぐれ』を始末した次の日、俺は何事も無かったように十香達と生活をしている。
別にあれが初めてという訳でも無かったから動揺する事も無い。いつものように登校して自分のクラスに行き、席に座る。するとクラスの女子が一人こちらに向かってきた。そして、ジーッとこっちを見つめてくる。
「な、なんだ?」
「私の事が分からない?」
「あ、ああ」
「そう」
そう言うと自分の席に戻っていく女子。
「なんなんだ?」
訳が分からず混乱していると、一誠が話しかけてきた。
「兄貴、鳶一と知り合いなのか?」
「イッセーは知ってるのか」
「ああ。て言うか知らないのは兄貴だけじゃないか?」
「?」
そこに殿町もやってきた。
「どうした衛宮」
「殿町。いや、さっき鳶一に話しかけられたんだが俺は彼女の事を知らなくてな」
「ならば俺が教えてやろう!」
そう言うと殿町は鳶一について話し始めた。
「彼女の名前は
「それはすごいな」
「ついでに衛宮、お前は『母性を感じる男性ランキング』『お嫁さんにしたいランキング』『校内妖精さんランキング』で堂々の一位だ。三冠達成おめでとう!」
「ちょっと待て、なんだそのランキング!?」
何もめでたくない。大体男の俺がその三つで一位はおかしいだろ。
「大体『校内妖精さんランキング』ってなんだよ。しかもなんで俺が一位!?」
「このランキングは駒王学園にいる生徒の中で何となく妖精っぽい奴をランキングしたものだ」
「なんかフワフワしてるな」
「それとお前が一位の理由だが、『頼めば何でもやってくれる』『困ってるときにさりげなく助けてくれる』『見ただけでブラウニーを思い出した』等がある。他の二冠についても大体同じ理由だな」
皆が俺をどういう目で見ているか分かった。
「士郎は妖精だったのか!?」
「いや、違うからな。十香」
そんなこんなで学校も終わり放課後。部活をしていない俺は家に帰る事にした。十香達は遊びに行くらしい。久しぶりの一人きりである。
「夕飯のメニューはどうするか」
そんな事を考えながら歩く。家にある物と栄養のバランスを考えなければいけないが、似たようなものが何日も続くのは良くない。中々大変な作業である。
「む?」
そんな時である。どこからか視線を感じる。一瞬敵かとも思ったが、感じる視線に敵意は感じない。
あたりを見回してみるが、近くに隠れられる場所は無い。
「気のせいか」
そう結論づけて、また俺は歩き出した。
「・・・危なかった」
士郎の居た場所から約三㎞の所にある茂みで私は呟いた。まさかこの距離から感知されるとは思ってもみなかった。流石である。
私は今日、思い切って彼に話しかけてみた。駒王学園で彼を見つけて以来チャンスをうかがっていたのだ。
彼は私の事を憶えてはいなかったのが残念ではあったが、だが、これからは同じクラスなのだ。
チャンスは幾らでも有るだろう。そう自分に言い聞かせて、私、鳶一折紙は彼、衛宮士郎の尾行を続行した。
視線を感じてからしばらく歩き、近所の公園まで来た。
夕飯のメニューも決めたので、さっさと家に帰って作ってしまおう。そう思いながら公園の前を通ろうとした時、またも視線を感じた。
しかし、今度はさっきとは違う。この視線には敵意を感じる。
俺は公園の方を見る。そこには一人の少女がいた。
美しい長い黒髪、整った顔、抜群のプロポーション。誰が見ても美少女である。しかし士郎には見覚えがない。
少女は俺が見ているのに気が付いたのか、笑顔でこっちに走ってきた。
「あ、あの、衛宮士郎さんですよね!」
「ああ、そうだけど・・・君は?」
「あ、すみません。私は
「天野さんか。それで俺に何の用?」
「あ、そ、それはですね・・・」
そう言って俺に背を向けると深呼吸を繰り返し「良し!」と呟くと、俺の方を振り返って、
「私と付き合って下さいっ!」
と、言ってきた。
いかがでしたでしょうか?今回はいつもより少なめになりました。むしろこれからどんどん減っていくような(;^ω^)
なるべく早く更新できるよう頑張ります!
それとこんな作品にも感想を送ってくれた皆様。誠にありがとうございます。
作者はとても嬉しかったです(*´ω`*)
感想の中にありました意見を出来るだけ取り入れてみたのですがどうでしょう。少しは見やすくなりましたか?
これからも何か御座いましたらどんどん意見をお願いします。
・・・ただし批判は勘弁してくださいね|ω・`)チラ
それともう一つ感想の中にありましたオリキャラの設定ですが、いずれ士郎たちとまとめて紹介したいと思います。それまでどうかお待ちください。
では今回はこの辺で(=゚ω゚)ノシ