虹が咲き、白が交ざる   作:水甲

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今回は幕間です!
短めです


46 眩しすぎる光

苺side

 

いつかの日、私は遥ちゃんにあることを言われた。

 

「苺ちゃんはスクールアイドルにならないの?」

 

「私?私は……無理かな」

 

「無理って……何で?苺ちゃん、可愛いし……」

 

「私には……眩しすぎるから……」

 

 

 

 

 

その日以来、遥ちゃんは私にスクールアイドルにならないのかと聞くことはなかった。私には本当に眩しすぎる。あのスクールアイドルたちの光は……それに未唯姉のアイドルとしての輝きも……

 

ラブライブ予選も近付く中、私は部長に呼び出されていた。呼び出された理由は……

 

「ライブに出てほしい?」

 

「えぇ、そうよ」

 

何で今更と思った。今までずっとサポートに回っていたのに……

 

「今度のラブライブの予選……突破するには何か新しいことをと思ってね」

 

「それで……正直その考えはどうかと思います。私ではただ足を引っ張るだけですよ」

 

「そんなことないわ。サポートとしての貴方を見てきて、分かったことがあるわ。歌唱力もダンスも充分実力があるわ」

 

「……たまたまです」

 

「少し考えてみてくれないかしら?」

 

「…………」

 

私は何も言わず、その場から立ち去った。

 

「遥がそう言っていたって伝えた方が良かったかしら……」

 

 

 

 

 

 

未唯side

 

どうにもおかしい……ここ最近、私の周りでは気になることがありすぎる。

一つは苺ちゃんだ。何だかここ最近は心ここにあらずな感じだ。聞いても練習の付き添いで疲れているだけと答えるのみ。

本当に何かあったのかな?

二つ目はお姉ちゃんたちのことだ。いつも通りなんだけど、何だか時折悩んでいる感じがする。

もしかしてまた喧嘩でもしたのかと思ったけど、そんな感じじゃないし……と言うか喧嘩したら私がすぐに気がつく。

どうにもお互いに気を遣ってる感じがする。

 

「どうしたの?未唯ちゃん」

 

うらちゃんはいつも通りでホッとする。

 

「色々と知らずに何か起きてるな~って思ってね」

 

「?」

 

「もう少し様子を見るかな」

 

本当に何が起きてるんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

苺side

 

未唯姉がスクールアイドルになると聞いたときは驚いた。でも今まで何かをしようと思ったことがない姉が夢中になれることを見つけられて、妹として嬉しかった。

私も何か始めようかなと思っていたけど、何も思い付かないでいたが、遥ちゃんに出会い。スクールアイドルのサポートをすることになり、私なりこれがやりたいことだって思っていた。

だけど……それと同時に私がスクールアイドルになるという気持ちは消えた。

多分今のこの立場に満足しているからと言う理由と未唯姉が理由だ。

別に未唯姉は悪くない。ただ私は……知らない誰かに……

 

「姉が凄いのに、妹は……」

 

とか良くない声が聞こえてきてしまうことを恐れている。

この事を未唯姉に話したら、きっと未唯姉は気にしてしまう。だから……私は……

 

「私は……どうしたいんだろう?」




歩夢ちゃんの留学が二週間で侑ちゃん以上にホッとしている自分がいる
12話の話はゆうぽむのことを気にする未唯と苺ちゃんのメインになります
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