虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
うらside
どうも、うらです。さっきまでミアちゃんと一緒にはんぺんとシニエと遊んでました。
「相変わらず君は何で僕に構うのさ」
「えー友達なんだから別にいいじゃん~」
「友達だとしてももう少し……ん?」
『♪~』
そんな話をしていると何処からか歌声が聞こえてきた。私とミアちゃんは歌声の方へと向かうとそこにはエマさんがいた。
ライブとかでも思っていたけど、エマさんの歌声は本当に癒される。
歌い終わるエマさん。私は思わず拍手をし、ミアちゃんは……
「Bravo!」
「ミアちゃん、うらちゃん」
「やっぱいい歌だね」
「凄くきれいな歌声でした!」
「エヘヘありがとう」
「zzz」
「エマさ、シンガーになったらどう?歌唱力もあるし声も綺麗だし僕がプロデュースしてあげてもいいけど」
「え~」
エマさん、ミアちゃんに誉められて嬉しそうにしている。でも確かにミアちゃんに絶賛されると結構嬉しいことなのかもしれない
「そうだなぁ、楽曲は僕がバズる曲を用意するし、いいエンジニアも紹介できるし、レコーディングをするならスタジオはあそこかな」
「わぁぁ…」
「一回ニューヨークシティまで来てもらって」
「ミアちゃん……少し落ち着いた方が……そのままだとうっかりエマさんを連れ出しそうだよ」
「おっと……」
「ありがとうミアちゃん」
「ん?」
「たしかに歌は続けたいなって思うけどまだそこまで考えられないな~今はただスクールアイドルとして私を必要としてくれる人にそっと寄り添ってあげたいだけだから」
未唯ちゃんから聞いていた通りの人だな。本当に優しくって暖かい。だから未唯ちゃんもエマさんに対してはかなり信頼を寄せてるのかもしれない
「昔、私のことを勇気づけてくれたあのスクールアイドルの歌みたいに」
「そっか、まったく。僕の誘いを断るなんてこんなにおいしい話なかなかないからね」
「ごめんね」
「ま、分かってたけど。エマの歌を聴いてると思い出すよ。人気とか再生数なんかじゃなくて、僕は歌そのものが大好きなんだなって……そう思わせるほどの純粋さがエマの魅力だからね。近くにいてくれる安心感っていうかポカポカする感じ……な~んてね」
「ふふっ。ありがとうミアちゃん。そう言ってもらえると嬉しいな。みんなにとっての癒やしになれることが私の幸せだから」
「いやいや、エマさんはもうみんなの癒しになりつつあるよ」
「そうだね。特に……エマさんに膝枕をしてもらっている眠り姫ならぬ眠り天使にとってはね」
エマさんの所に来たときから気になっていたけど、未唯ちゃんがすやすや寝ている。こんな風に寝ているのは珍しいな~
「あはは、何だか未唯ちゃんお疲れだったから膝枕してあげて、歌っていたらいつの間にか寝ちゃってね。それじゃ次は二人のために歌うね」
「エマ、ありがとう」
エマさんの歌は本当に心地いい。何だか穏やかな草原にいるみたいだ。
そんなエマさんの歌を聞いていると……
「あ~!ミアとうらと未唯ってばずるいわ!エマを独占して!」
ランジュさん、せつ菜さん、侑さん、璃奈ちゃんの四人が集まってきた。
「うるさいなぁ。エマの歌の余韻が…」
「えっ!エマの歌!?ランジュにも聴かせて!」
「私も聴きたいです」
「私も~!」
「みんなで何してんの~?」
すると他のみんなも集まってきた。何だかみんな、エマさんの歌に誘われてやってきたみたいだ。
「ん……あれ?何でいつの間にみんなが?」
未唯ちゃんも騒がしかったからか起きたみたいだ。
「おはよう。未唯ちゃん。そうだ!みんなで歌おう!」
私も自動的に一緒に歌うことになったけど……何だかみんなで歌うと本当にいい感じになってる。本当にエマさんは凄いな~
にじよんでは初登場のうらちゃん視点でした!
感想待ってます!