虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
ある日のニジガクにて……
「おらおら、桜坂しずくだおら」
「大変です。しずくさんがぐれてしまいました」
「どうせまた役作りの一環でしょ……と言うかみい子のそれは何?」
かすみちゃんが私の服装を見た。そんなに変かな?いや、しずくちゃんに比べたら変じゃなくない?
「その腕章……みい子が生徒会長になってるの?」
「かすみさん、何を言ってるんですか?未唯さんは生徒会長ですよ」
「はい?」
もうかすみちゃんはどうしちゃったんだろう?
「お調子こいてんじゃねえですよかすみさん。こちらは喧嘩上等ですけども」
「言葉の端々に育ちの良さがにじみ出てるよ」
「「おらおら」」
しずくちゃんの次は彼方さんと璃奈ちゃんが学ランを着ていて……
「お昼寝上等おらおら」
「璃奈ちゃんボードおらおら」
「いやこっちも全然迫力ないし」
うんうん、ただひたすら可愛いとしか言えないよ。この二人の場合
「ていうかこういうのは愛先輩とかミア子が似合うんじゃないですか」
「カスカス」
「なんだって」
「ひー怖い」
愛さんとミアちゃんは本当に似合うな~
「と言うか!みい子は生徒会長なんだから注意とかしてよ!」
「え~特に悪さとかしてないから大丈夫かなって思うけど?」
「そう言う問題?」
すると勢いよくドアが開き……
「席につかんかー!私は熱血教師だ」
せつ菜さんの格好……何だか昔やってた教師ものの主人公みたいな格好だな~
「せつ菜先輩まで!?」
先生が来たのでみんな席に座った
「みんな素直に座るんだ……」
「家庭科の授業を始めるぞ。今日はエプロンを作るぞおら」
「け。やってられねえっすよ」
「そうだそうだ」
「できました」
「愛先輩まじめ!」
「ミアちゃん、机に足をおかない」
「みい子、そこは注意するんだ……」
「次は数学の授業よ」
「果林先輩が?」
果林さんが……教師なことをつっこむ前にどこから現れたのかつっこんだ方がいいんじゃないの?
「このセクシー教師がいろいろと教えてあ・げ・る」
「あのそういうのはちょっと」
「熱血教師がめちゃくちゃズレてるじゃないですか」
すると今度は何処からともなく現れたのは……
「きゃは!ここの番長は誰かしら」
「ちゃお!隣の高校の番長よ」
ランジュさんとエマさんが学ラン姿で現れた
「なにしにきたんですか」
「道場破りよ」
「食堂やぶりだよ」
食堂やぶりって……後で案内しても問題なさそうだよね?
「望むところです。ステゴロタイマンはってやりましたぜ。さああなたたちやっておしまい」
「「えいえいさー」」
「ステゴロとタイマンの意味知ってる!?」
「皆さん!クリーンファイトでおねがいします!」
「みい子は止めてよ~」
すると突然世界が変わり、
「突然だけど私は世界征服をたくらむ魔王だよ」
ぽむお姉ちゃんが可愛らしい角とマントをなびかせて登場した
「大変です。歩夢さんが魔王化してしまいました」
「ははははは」
「いきなり世界感どうしたんですか」
「歩夢さんを戻すにはどうすれば」
「みい子、生徒会長ならいい加減どうにか……」
「ふふふふ、生徒会長?違うよ。かすみちゃん……私は魔王歩夢様の忠実なる右腕の堕天使未唯だよ!」
黒い翼を広げてみんなの前に立つわたし
「いやいや唐突すぎる!?」
「お二人さん。ここは私に任せて先に行きな」
「やれやれ。1人だけにいい恰好はさせないわよ」
「みんなとの勝負はお預けだね」
「皆さん」
「一瞬で友情はぐくまれてるじゃん!もしかしてこのシーンがやりたかっただけ?ていうかなんなんですかこの茶番のオンパレードは!このままじゃまったく収拾がつきませんよ」
「収拾なんてつかなくていいじゃない」
「そうだよ。まとまらなくたって、全員が向かう先がバラバラだって」
「それがわたしたち」
『私たち虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』
みんなでポーズを取りながら並び立つのであった
「うーん、次のライブの演出にどうかな」
部室で侑お姉ちゃんが演出を考えていたけど……何かとんでもないものの気が……
未唯ちゃんは不良より生徒会長が似合うかと……
感想待ってます