虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
シニエside
ある日のこと、お昼寝をしているとはんぺんさんに誘われて、ある場所に向かっていた。それにしてもはんぺんさん、おもちゃを持ってどこに連れていってくれるんだろう?
そんなことを思っていると見覚えのある二人がいた
「ん、どうしたのはんぺん、それにシニエ」
「にゃー」
「みー」
はんぺんさんが遊んで欲しいとミアさんと栞子お姉さんに催促していた。私も合わせて催促しないと
「なんだ、遊んでほしいのかい?しょうがないなぁ」
「ミアさんによく懐いていますよね」
「うん。栞子だって、シニエになつかれてるじゃないか」
ミアさんはよく遊んでくれる優しい人。栞子お姉さんは私を見つけてくれた人で、恩人。ただよく苦手な人と一緒にいるのが……
「あー!!」
あ、苦手な人のランジュさん。この人、遊んでくれるのはいいけどいつも大きな音を出して来るから苦手……はんぺんさんも直ぐに逃げ出した
「ああ…」
「あれ行っちゃった」
「ちょっとはんぺんとシニエ驚かせるなよ」
「ごめんねはんぺん、シニエ」
「やれやれ、ランジュは騒がしいんだから」
「だってランジュも仲間にいれてほしいんだもの!ねえ、いいでしょ」
「では、私たちと一緒に」
「わーい」
ランジュさんも遊んで……あれ?何でランジュさん、私たちの隣に座るの?
「さあ、ランジュとも遊んで頂戴」
「そっち側!?」
たまに思う……ランジュさんって私たちと同じ動物なのかな?
それからはんぺんさんは栞子お姉さんに抱き抱えられ、私は栞子お姉さんの頭の上に乗って、遊ばれているランジュさんを見つめるのであった
別の場所に移動するとはんぺんさんはエマさんの膝の上で寛ぎ、私はエマさんの横で丸くなっていると……
「にゃーおにゃーお」
しずくさん……何で私たちの声真似してるの?あと彼方さんはいつも眠そうだな~
「鳴きまねだけではやってきてくれませんね」
「わかるよ、エマちゃんのお膝極上だからね」
エマさんのお膝……あまり寝たことないな~エマさんのお膝ははんぺんさんの優先席だからな~
「うーん、やはり猫の所作や気持ちをもっと理解して役作りをしていかないといけませんね。「ワンちゃんが相手なら、すぐ仲良くなれるんですけど」
「うーん、なんでかなたちゃんを撫でながら?」
「うんうん、あ、蝶々さんだ。小鳥さんも」
「というかエマちゃんが全生物から好かれすぎている」
「さすがのマイナスイオン」
エマさんから感じるこの落ち着く気配……本当にいいな~
またはんぺんさんと移動していると別の人たちと合流した
「にゃーんにゃん!せつにゃだにゃ」
何で今日合う人は私たちの真似をするんだろう?あとせつ菜さんは何で耳が4つあるの?
「く…かわいいわよせつ菜」
「あざとすぎますね」
果林さん、苦しそうだけど大丈夫かな?かすみちゃん、診て上げた方がいいよ
「お二人がこうすればはんぺんとシニエが喜ぶっていうから」
「ん?」
「むしろ引かれてます」
普通に構ってくれればいいんだよ。せつ菜さん……
するとはんぺんさんはかすみちゃんの膝の上に乗った
「あら」
「にひひ!はんぺんもわかってるじゃん。かすみんがネコちゃんみたいに可愛いから仲間だと思ってるんだね。ぎゃあああ!!?」
はんぺんさん、かすみちゃんの頭の上に昇って……楽しそう!私も昇る!
「そこはやめて頭昇らないで!?ってシニエも!?」
「なつかれてるというより」
「舐められてる」
そろそろお腹が空いた。はんぺんさんもそう思ったのかある場所へと向かう。彼処ならご飯に困らない
「あっはんぺん!今日もお散歩役員のお仕事ご苦労様です。どこ行くんだろう。後をつけてみよう」
何だか二人ほど後をついてくる気配が……なんだろう?とりあえずご飯をくれるところに行くとそこには璃奈さんと愛さんがいた
「侑さん」
「それに歩夢もいるじゃん!やっほー」
「あっあ、ハロー」
「あれ歩夢いつの間に」
「違うよ。たまたま侑ちゃんを見かけたから声をかけようと思って!その違うの!」
「何の話?」
侑さんと歩夢さん、また何かあったのかな?
「シニエー、はんぺんー。ご飯持ってきたよー」
するとお皿を持って未唯お姉ちゃんがやって来た。私は未唯お姉ちゃんに飛びかかり
「おっと、あはは……シニエは甘えん坊だな~」
「みー」
頑張ってよじ登り、未唯お姉ちゃんの肩に乗って甘える私であった。
歩夢はストーカーではないです。勘違いしている人が多いみたいですが、二期のAZUNA回を見直してください。そうすると今回の話で「今回は違うの!」の意味が分かります。どうにも勘違いしてる人が多いみたいです
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