虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
未唯side
今日は侑お姉ちゃん、彼方さん、せつ菜さんと一緒にODAIBAゲーマーズで1日店長をすることに……にしては1日店長多くない?
「いらっしゃいませ」
「ODAIBAゲーマーズへようこそ」
「今日はかなたちゃんたちが一日店長させてもらっちゃうよ」
「こういうの初めてだけど、侑お姉ちゃんまでって言うのが何か珍しいね」
「そう?何か凄くお願いされちゃって……未唯たちみたいに魅力ないんだけどな……」
うん、これは後でぽむお姉ちゃんに色々と言われそうだよ……
「侑ちゃんレジのやり方わかる?」
「すみません初めてでちょっと不安です」
「未唯ちゃんは?」
「えっと……少し自信がないですね」
「大丈夫、かなたちゃんが手取り足取り教えちゃうよ」
「「ありがとうございます」」
「これはこうだからこうなってそれから」
凄く分かりやすい説明……流石バイトしてるだけはある……
「どう大丈夫そう?」
「はい、彼方さんの説明わかりやすかったです」
「でしょ~あっそういえばせつ菜ちゃんまだかな」
「ああ。せつ菜ちゃんなら看板娘として呼び込みしてる」
「ODAIBAゲーマーズへようこそ!本日新グッズの発売ですよ。私のオススメはこちらです。このキャラが私のオシなんですけど本当にかっこよくて可愛くて儚いんですよね」
「今日は特に大好きで溢れてますね」
流石と言うかせつ菜さんらしいと言うべきか……
「未唯ちゃん、こっちで一緒に棚卸ししちゃおうか」
「はい!」
彼方さんと一緒に棚卸しをしているけど、同好会のグッズが多いな~
「よいしょ」
「彼方!未唯!ランジュたちが来たわよ」
「いらっしゃい今日は何を買いに?」
何か……ものすごい早さで棚卸しから陳列してるんだけど……えっと本当に彼方さんだよね?
「私はランジュの付き添いで」
「ボクはせつ菜に勧められたCDを買いに」
「こっからここまで全部ちょうだい」
「これこれランジュちゃん。そんなことしたら他のファンのみんなが買えなくなっちゃうよ」
「そ、それはダメね。ランジュのグッズを手に入れられないなんてかわいそうだわ」
「そうでしょ。彼方ちゃんも遥ちゃんグッズ欲しいけど我慢してるんだ」
「お家にご本人がいるのに」
「それにしても相変わらず未唯のグッズはないわね。未だに許可してないの?」
「えっと……一応ここでのみグッズを出してもらってるんですが……色々と条件をつけて……」
限定で30個のみ、またお店に迷惑かけないように販売することは告知しないこと、転売禁止……そう言った条件をつけたら……
「ファンクラブの人と後は侑お姉ちゃんとぽむお姉ちゃん曰く灰色の髪の女の子が買っていったとか……」
「未唯さんのファンって凄い……」
「あの、この間白翡翠のグッズもお願いされましたね……」
「そもそも侑と歩夢も買ってるのね……」
「ミアちゃんCD見つからない?」
「うん、これなんだけど」
「あぁそれなら……はい、ミアちゃん」
「サンクス彼方」
「ここはこう並べて、こっちはこうして、順番揃えて」
「彼方さん!助けて!」
「了解」
「今日の彼方さんなんだかすごいですね」
「うん」
「終わったら思いっきり甘やかしてあげましょう」
ランジュさんたちの話が聞こえたけど、本当に頼もしいよね。仕事をしているときの彼方さんは……
「彼方さん助かりました」
「いいえ」
「皆さん、素敵なもの見つけました」
呼び掛けから戻ってきたせつ菜さんが一冊のノートを持ってやってきた。これって……
そんなこんなで1日店長が終わった
「お疲れ」
「彼方さんもお疲れ様です」
「お仕事中のお姿、頼もしくてかっこよかったです」
「彼方さんの新しい一面が見れて良かったです」
「うん、彼方さんの素敵な一面にときめいちゃいました」
「おぉ~えへへへ~かわいい後輩たちから褒められて、まんざらでもない彼方ちゃんなのであった」
「あ、この後みんながお疲れ様会してくれるそうですよ」
「やったー!よーし!今日は頑張った分いっぱい甘えちゃうぞー」
こうして私たちの1日店長は終わるのであった
やりたいゲームが増えまくってる……
感想待ってます