虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
昨日、お姉ちゃんたちと愛さん、璃奈ちゃんとでジョイポリスで遊んできた帰り道、璃奈ちゃんのクラスメイトの子が、ジョイポリスでライブとかやらないのかと言われ、璃奈ちゃんはやってみたいと言い…………そして今日の活動の際、その事を話していた。
「色々足りないのは分かってる。でも、みんなに見てほしくなって……それに、PVはキャラに頼っちゃったから……クラスの子達は良いって言ってくれたけど、あれは本当の私じゃないから……ダメ…かな?」
「良いんじゃない!」
「決めるのは璃奈ちゃんだよ!」
「私は、璃奈さんの決めた事を応援しますよ!」
「そうです! チャレンジしたいという気持ちは大事な事だと思います!」
「うん」
みんな賛成みたいだった。
「良かったね璃奈ちゃん」
「うん…」
「私も何か手伝えることがあったら手伝うからね」
「ありがとう。未唯ちゃん」
璃奈ちゃんって表情を上手く出せないけど、何となく気持ちが分かる。凄いやる気だった。
「にしても先輩たちだけ遊んでずるいですよー」
「VRで遊んだんですよね?どうだったんですか?」
「えっと……」
「なんと言うか……」
「いやーあれは愛さんも驚きだったよ……」
「未唯ちゃん、凄かった」
『え?』
昨日遊んだメンバー以外が何故か私の方を見て驚いていた。私、そんな凄いことしてないんだけどな~
「迫り来る敵を全部撃ち落としてるし」
「動きも普段と違ったよね」
「前からやってたり?」
「そんなことないよ?ちょっとだけ……」
「ちょっとって感じじゃなかった」
そ、そんなに私……凄かったの?自分ではよくわからない
そんなこんなで練習が始まるのであった。
璃奈ちゃんは気合が入っていて、普段以上に練習に励んでいる。
「こんにちはー! 今日は、かすみん、会場のみんなを夢中にさせる魔法、かけちゃいますからねー!」
可愛らしくそう言うかすみちゃん。これ、何の練習?
「もう夢中だよ!」
「良いよ! かすかす!」
「かすかすって呼ばないで下さい! プン!」
あぁこれMCの練習なのか…………
すると今度はぽむお姉ちゃんの番に
「えっと……今日は来てくれてありがとうございます。一歩ずつ頑張っていくので、応援よろしくお願いしますね!」
凄い……ぽむお姉ちゃん、正統派って感じがするよ
「歩夢! 今日も可愛いよ!」
「え……照れるよ…」
「そういうところが可愛いよ!」
侑お姉ちゃんにそう言われて照れるぽむお姉ちゃん。二人は本当に仲が良いな~
「ムム…かすみんだって、可愛さなら負けてませんよ!」
かすみちゃんは変なライバル心を持ち始めたけど…
「かすみちゃんにはかすみちゃんの可愛さがあるから大丈夫だよ」
「みい子ったら、もう~」
かすみちゃんは照れてるけど、璃奈ちゃんは何だか難しそうって思ってるのかな?
「璃奈ちゃん、出来そう?」
「今回はできないからやらないは、なしだから」
本当にやる気満々だ
その日の練習帰りに、私たちは璃奈ちゃんの家を訪れていた。
璃奈ちゃんの家はなんと言うか凄いハイテクな感じで……部屋には沢山の機械が置いてあった
「機械とかも得意なんだね!」
「うん。私、小さい頃から、表情出すの苦手で、友達いなかったから……1人でできる遊びばかりしてたんだ……だから、高校生になって、こんなに毎日がワクワクするなんて思わなかった……こんなに変われるなんて、思わなかった……みんなに、すごく感謝してる。私、頑張るよ!」
璃奈ちゃんは変わろうとしてるんだね。
愛さんは璃奈ちゃんの話を聞いて思わず抱き締めていた
「ライブ、成功させようね!」
「うん!」
璃奈ちゃんの思いが……頑張りが実るように私も頑張ってサポートしないとね
感想等待ってます。