虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
はぁ……みんな遅いな~
私は今、待ちぼうけを喰らっていた。理由としては……今日はいつもと違う場所で練習をしようと言う話になり、渋谷の代々木公園でみんなと待ち合わせをしていたのだけど…………
「遅いな~」
お姉ちゃんたちは買い出しをしてから来るらしいけど、みんなはみんなでそれぞれ違った理由で遅刻している。
「これだったらお姉ちゃんたちと一緒に来れば良かったな~」
一人でそんなことを呟いていた。
それにしてもいい天気で……段々と眠く…………
「の……」
ん?
「…………ますよ」
誰の声だろう?
「風邪引きますよ」
「ん…」
目を開けると私の顔を覗き込んでいた女の子がいた。
「あ、ごめんなさい」
「いえ、ベンチで気持ち良さそうに寝ていたみたいですけど、まだ寒いですから………」
見知らぬ人に気を遣わせちゃったな~
「あなた、ここら辺に住んでるの?」
「ううん、お台場周辺だよ」
「そうなの?」
「今日は友達と練習に……」
「練習?」
「かのんちゃーん!」
するとこっちに四人の女の子が駆け寄ってきた。このかのんちゃんって子の友達かな?
「かのんさん、その人は?」
「ベンチで寝てたから……」
「ナンパしてたの?」
「かのんさん、意外と……」
「違うから!ちーちゃんもお願いだから変なこと言わないでよ~」
仲良いな~、幼馴染なのかな?
ふっと気がつくと、一人の女の子が私のことを見つめていた。
「あ、あの……」
「あなた、もしかしてスクールアイドルですカ?」
『えっ?』
「あ、はい」
何で分かったんだろう?まだライブとかしてないのに………
「やっぱり!虹ヶ咲の天使の子ですヨ!」
て、天使!?
「天使って、前に可可ちゃんが話してた子だよね!」
「はい、虹ヶ咲のスクールアイドル10人はライブを披露しているのにも関わらず、11人目の彼女はまだ披露していないのですガ、その天使の様な容姿から人気が高い。高柳未唯ちゃんですヨ!」
わ、私、そんなこと言われてるの!?
いや、ライブはまだやってないけど……天使なんて……
「わぁ~凄い子なんだ~ねぇ、今から色々と話したいから家に来ない?」
「そうですね。スクールアイドルの先輩として、お話を聞けるのもいいかもしれません」
「え、ちょ……」
「それに私たちの事も知ってもらえるかもしれないからね!」
「ほら、待ち合わせの子達に連絡して、早く行こう!」
「あ、あの……」
そもそもこの子達、スクールアイドルなの!?
自己紹介する前に、私はかのんちゃんの家の住所を教えてもらい、みんなにメッセージを送り、連れてかれるのであった……
次回に続きたいですが、次回は普通に本編に戻り、そのあとに続きやります!
みんなの口調難しい……
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