虹が咲き、白が交ざる   作:水甲

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はい、今回も外伝です。カオス回


29 外伝 見た目は子供?

ある日のこと、私は科学部の部長さんに呼び出されあるものを渡された。それは謎の液体だった。

 

「これは?」

 

「これはですね……小さくなる薬です」

 

科学部の部長さんは頭がおかしくなったのかな?そんなの作れるはずは……でもこの間の猫の薬を思い出すと…ありえそう

 

「ちょっとした実験台に付き合ってもらっても……」

 

「わかりました……」

 

断ったら何があるかわからないし……飲んでみよう……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩夢side

 

部室にはいると何処か見覚えのある少女がいた

 

「あれ?ねぇ、どこから入ってきたの?」

 

「……お姉ちゃん誰?」

 

「あぁ私は上原歩夢だよ」

 

警戒心が強いから最初は解かないとだね。すると少女は不思議そうな顔をしていた。

 

「あゆむ?あゆむちゃんなの?」

 

「え?」

 

「私のお友だちにもあゆむっていう幼馴染みの子がいるんだよ」

 

「え?え?」

 

この子……何を……ってもしかしてこの子は……

 

「えっとお名前は?」

 

「みい…たかやなぎみいです」

 

「え、ええええええええ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなを呼び出し、未唯ちゃんがどうしてこんなことになってしまったのかを話し合った。

 

「言えることは一つね」

 

「まぁ前にもなったことあるし~」

 

「聞いてみたらそうだって」

 

果林さん、愛ちゃん、璃奈ちゃんは心当たりがあるみたいだった。そういう私も……というよりみんなもだ

 

「科学部ですね」

 

「あそこは部長さんの技術がすごいからね~」

 

「凄いですむことなんでしょうか?」

 

「普通に考えてありえなさすぎですよ」

 

「でも前は猫から人に戻ったから…今回も戻れるんじゃないのかな?」

 

私たちは栞子ちゃんのほうを見ると……栞子ちゃんは顔を真っ赤にさせていた

 

「あ、あの時は事故みたいなものでしたし……またするなんて」

 

あ、あれは恥かしいもんね……

 

とりあえず栞子ちゃんの覚悟が決まるまでの間待つことにするしかないけど……

 

「未唯ちゃん、すきな人は?」

 

「あむゆちゃんとゆうちゃん」

 

「そっか~」

 

話に入らずにずっと未唯ちゃんを可愛がる侑ちゃん……うん、お願いだから話に入ってきて……

 

「このころの未唯は本当に天使みたいでかわいいんだよね~」

 

カシャカシャと写真を撮りまくる侑ちゃん。うん、その気持ちはわかるけど、今の未唯ちゃんは最初のころの時だから……気持ちをはっきり言えないんだよね

 

「もう先輩~かすみんのほうが可愛いですよ~」

 

「かすみん?」

 

「この子は中須かすみちゃんだよ」

 

「かすかすおねえちゃん?」

 

「かすかすじゃない!」

 

「ふえ……」

 

いつものかすみちゃんのツッコミに驚いて未唯ちゃんが私のほうに駆け寄ってきた

 

「ママ~」

 

「え?」

 

私が……ママ?え?

 

「ママ~」 

 

「わ、私、未唯ちゃんのママじゃないよ?歩夢だよ」

 

「あゆむちゃんじゃないもん……ママだもん」

 

え、これ記憶とか無くなってる?

 

「あはは~歩夢がママか~確かにそんな感じがするよね」

 

侑ちゃん……笑い事じゃ……

すると未唯ちゃんは今度は侑ちゃんの所に行き……

 

「パパ~」

 

「「!?」」

 

「あら、いつの間に夫婦になったのかしら?」

 

「と言うか未唯ちゃんが二人の子供なら、高咲一家だね」

 

果林さんと愛ちゃんは冷静にそんなこと言ってないで……

 

「…………?」

 

何故かしずくちゃんは未唯ちゃんのことをじっと見つめてたけど……どうしたんだろう?

 

「ねぇ、未唯ちゃん?私は?」

 

「エマお姉ちゃん」

 

「えへへ、お姉ちゃんって呼ばれると故郷の弟たち思い出すな~」

 

「かすみんは?かすみん?かすみお姉ちゃんかな~」

 

「かすかす」

 

「何で!?」

 

何かこの未唯ちゃん、かすみちゃんに厳しい

 

「あの……未唯さん……私は……」

 

「しおりこちゃん」

 

「栞子ちゃんだけいつも通りなんだ『はてな』」

 

「え、えっとどうして……」

 

栞子ちゃん、泣きそうな顔してるけど大丈夫?

 

「しおりこちゃん、大好きだからだよ」

 

「/////」

 

あー顔真っ赤……ってあれ?

 

「未唯ちゃん、何で栞子ちゃんのこと好きなの?」

 

「え?」

 

『あ……』

 

「……未唯さん、そろそろいいんじゃないんですか?」

 

するとしずくちゃんがそんなことを言い出した。未唯ちゃんは舌を出して、悪戯っぽく……

 

「あはは、バレてた?」

 

「はい、最初は信じてたけど、どうにも粗があったから」

 

「ちょっとしたドッキリなんだけど……段々と楽しくなってきて……」

 

こ、これ……未唯ちゃんの演技だったの!?

 

 

 

 

 

 

 

 

未唯side

 

時間制限で元に戻ったけど……

 

「もう!いたずらしたらダメだよ」

 

「つい」

 

「ついでもダメ!」

 

ぽむお姉ちゃんに怒られてしまっていた。本当なら『ママとパパは仲良しだからいつもちゅーしてるんだよ』って言おうとしたけど……その前にバレちゃったか~

 

「まぁまぁ未唯がこんな風に悪戯したりするのは喜ぶべきだよ」

 

「でも……」

 

「それにね。歩夢がママで私がパパで未唯が子供って昔みたいじゃん」

 

「そ、そうだけど……」

 

まぁこんな風に仲のいい二人が見れただけでも充分か




因みに小さくなる薬はニジガサキシン0301という名称で……
カオス回でした。とりあえず次回は本編に戻ります

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