虹が咲き、白が交ざる   作:水甲

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今回はオリスト回!


39 みんなと仲良く ②

「未唯ちゃん、そっち行ったよ」

 

「OK任せて」

 

迫り来るモンスターに対して太刀を振るう…………

その瞬間、撃破完了と言う文字が画面に映される。

 

 

 

 

 

今日は部室で璃奈ちゃんと一緒にオンラインゲームをやっていた。そもそも学校内でのゲームの持ち込みとかは禁止だけど……これは璃奈ちゃんが依頼を受けたものらしいからOKみたいとか…………

 

「未唯ちゃん、凄い助かった」

 

「いやいや、そんなことないよ~」

 

「モンスターの攻撃を全て回避して、大技を叩き込む…………プレイヤースキルが本当に凄い」

 

「いやいや、そんなことは……」

 

「未唯ちゃん、ゲーム得意なの意外……」

 

意外って言われても……

 

「昔から外とかで遊ぶって言うのしなかったから…………遊びに行くって言ってもいつもお姉ちゃんたちと一緒だし、苺ちゃんと遊んだりしてたし…………」

 

「未唯ちゃん、今度一緒にやろう。おすすめのゲームとかあるから……一緒にやりたい『わくわく』」

 

「あはは、そのときはよろしくね」

 

「うん」

 

璃奈ちゃん、嬉しそうだな~

すると部室に愛さんがやって来て、

 

「あれ~りなりーとみーちゃんだけ?」

 

「みんな遅くなるって」

 

「だからまだ私たちだけなんです」

 

「へー、それで二人でゲームしてたの?」

 

「はい」

 

「未唯ちゃんとまたやりたい」

 

「いや~二人がこうして仲いいといいね~」

 

「そう?」

 

「りなりー、楽しそうだからさ」

 

「そうかな?『テレテレ』」

 

「私もこうして璃奈ちゃんとゲームできて嬉しいよ」

 

「未唯ちゃん……笑顔でそんなこと言われると余計に……」

 

璃奈ちゃんボードで照れてるのを隠している璃奈ちゃん。本当に嬉しいんだな~

 

「そう言えば今度の合宿さ、二人は水着持ってくるの?」

 

水着?合宿やる場所ってまだ決まってないけど…………海とかあるのかな?

 

「海とかならほら、たくさん遊べるしさ」

 

「……楽しそう『わくわく』」

 

「水着か~スク水でいいかな?」

 

「「え?」」

 

「え?」

 

「いや~そこは普通にみんなで遊びに行くときのとかで……」

 

「私、持ってないです」

 

「「え?」」

 

いや、遊んだり、泳いだりするんだからスク水でもいいんじゃないのかな?

 

「いやー未唯ちゃん、もしかしてスク水しか持ってない?」

 

「持ってないですけど…………」

 

「そりゃもったいないよ~」

 

「侑さん、歩夢さんはなにも言わなかったのかな?」

 

お姉ちゃんたちには……言われたけど…………私がいいならって納得したような…………

 

「あら~もったいないわね」

 

不意に後ろから声をかけられ、振り向くと果林さんがいつのまにかいた。

 

「か、果林さん!?」

 

「話は聞いてたけど、確かに勿体ないわね……」

 

あの……果林さん……脇とか触るの……やめてほしいんだけど…………

 

「スク水もいいけど……意外とあるんだからそう言うところを見せつけないとね」

 

「見せつけるって誰にですか~/////」

 

「ふふ、しずくちゃんより小さいけど……少しいじれば…………」

 

「ひゃう!?」

 

変なところ……いじらないでほしいんだけど…………

 

「果林さん……?」

 

「何してるんですか?」

 

「あ……」

 

身体中触られていると、遅れてやって来た侑お姉ちゃんとぽむお姉ちゃんが優しい笑顔で見ていた

 

「ちょっと話し合いましょうか」

 

「そうだね。ちょっと話し合いましょう」

 

「あ、あはは……ちょっとこれは誤解よ……」

 

そのまま引きずられる果林さんであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、話に出た水着を買いにきた私だけど……どういうのがいいのか分からない

 

「うぅ、やっぱり普通にスク水で…………」

 

「何が?」

 

また後ろから声をかけられ、振り向くと遥ちゃんと苺ちゃんの二人だった。

 

「お姉ちゃ……未唯姉、どうしたの?」

 

「もしかして水着を買いに?」

 

「あ、うん」

 

「未唯姉が……水着を!?」

 

そ、そんなに驚かなくても…………

 

「苺ちゃん、何かあったの?」

 

「未唯姉って、あんまりそう言うのに拘らないからね~泳げればいい、着れればいいで水着はスク水、普段もジャージで出掛けようとするから私が必死に説得したりしてるから…………」

 

「あ、あはは……未唯ちゃん、アイドルなんだからもう少しこだわろうよ……」

 

「でもちょっとそう言うのに疎いから…………」

 

「それじゃ……」

 

遥ちゃんは並んだ商品からある水着を手に取った。布面積が多いけど……これってビキニ?

 

「いいね。お姉ちゃんに似合うとおもうよ」

 

「色も白だから未唯ちゃんに合うかなって」

 

「可愛い……これにする!」

 

遥ちゃんが選んでくれた水着を手に、私は早速買うのであった。

 

「はー、未唯姉……今度服とか一緒に買いに行こう……」

 

「ふふ、仲良しだね~苺ちゃんたちと」

 

「そ、そんなことないよ……普通だよ。これくらい」

 

「そっか、普通なんだね」

 

「何?その笑顔は……」

 

「別に~」

 

水着を買い、二人のところに戻ると二人とも仲良さげだった。何だが羨ましいな~




次回は栞子関係になります。姉妹関係の話にする予定
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