虹が咲き、白が交ざる   作:水甲

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今回、かーなり変化してます…………


43 それぞれの合宿と思い ②

何やかんやで夕食を作り終え、ちょっとしたパーティーになった。

そして沢山の料理の中にせつ菜さんのシチューが並べられていた。だけど侑お姉ちゃんが食べて、特に問題はなく話を聞くと彼方さんがちょっと手を加えたみたいで、食べられ…美味しく仕上げてくれた。凄いな…彼方さん、後で遥ちゃんに『彼方さんって凄いね』って送っておこう

 

夕食を食べながら、今回の合宿の目的、ライブについての話になった

 

「ライブか……ダイバーフェス、ホント、すごかったな……」

 

「あー! かすみんも早くステージに立ちたいです! その時は、かすみんのめちゃかわパワーで、お客さんをメロメロにしちゃいます!」

 

「私は自信を持って自分を表現したいです!」

 

「彼方ちゃんはベッドの上でリラックスしたいなー」

 

「愛さんは、ライブでダジャレぶちかましたい!」

 

「来てくれた人みんなと、手を繋いで踊ったりしたいな!」

 

「オンライン中継で、離れた人とも繋がりたい!」

 

「ダイバーフェス以上に、本気の私を見せるつもりよ!」

 

「私も、私の『大好き』を叫びたいです!」

 

「ステージに立つだけで、胸がいっぱいになっちゃいそうだよ……」

 

「私は……私の想いを伝えたい……今度はいろんな人たちに」

 

「みんな、本当にバラバラだね!でも、すごいライブができそう……個性がぶつかり合って、お互いを刺激し合えるような……」

 

「ですね。バラバラの私達だからこそできる、ソロステージの集合……そんな虹ヶ咲のライブをやりましょう!」

 

「早く見たいな……みんなのライブ」

 

「ねえ、ゆうゆは、どんなライブ見てみたい?」

 

「うーん……私は、みんなのステージが見られるだけで、ときめいちゃう!」

 

お姉ちゃんらしいな……そうだ……後であの話をしないと……

 

 

 

 

 

夕食食べたあと、ぽむお姉ちゃん、侑お姉ちゃんと一緒に洗い物をしていると……

 

「あー、食べ過ぎちゃった……」

 

「そういえば、小学校の時の林間学校でも、2人でお皿洗ったよね!」

 

「あー、カレー作った時だっけ?」

 

「違うよ! それは中学の時でしょ?」

 

「そっか! って、いつも一緒にやってるね!」

 

「だね!」

 

「本当に二人とも仲良しだね~」

 

「未唯もだよ」

 

「そうだよ!未唯ちゃんは私たちを繋いでくれたもん」

 

「繋いだって……」

 

そんな子供の頃の話は……それに

 

「未唯がいてくれたから私たちはずっと一緒にいられるんだよ」

 

「これからもずーっと一緒にいよ」

 

「そうだね……よろしく頼みますよ、歩夢おばあさん。」

 

「もう、侑ちゃんったら!」

 

二人が笑い合う。二人は私に感謝してるけど……感謝をしたいのは私の方だよ…………二人のお陰で今の私がいるんだから…………

 

 

 

 

 

 

 

洗い物が終わり、私は夜の校舎を散歩していた。こんな機会じゃないと夜の校舎を散歩なんか出来ないよね

 

「ん?」

 

歩いているとピアノの音?もしかしてお化け?

そう思いつつ、そっと音楽室を覗き込むと侑お姉ちゃんがピアノを弾いていた。

 

いつの間に始めたんだろう?ぽむお姉ちゃんも何も言ってないから上手になってから教えようとしてるのかな?

 

私は邪魔をしては悪いと思い、その場を後にするのであった。

 

 

 

 

 

 

一階に降りて部屋に戻ろうとすると

 

「未唯ちゃん」

 

「ぽむお姉ちゃん、どうしたの?」

 

「侑ちゃん探してるんだけど…………」

 

「お姉ちゃんなら音楽室でピアノを弾いてたよ」

 

「え?ピアノを?」

 

この感じだと知らなかったみたいだ。

 

「もしかしてだけど、上手になってから教えようとしてるんじゃないの?」

 

「そう……かな?」

 

「もう!お姉ちゃんは変な風に考えるんだから…………」

 

私はお姉ちゃんの両頬を手で挟んだ

 

「うぅ…みいひゃん…」

 

「始まりはお姉ちゃんたちだったんだから、侑お姉ちゃんもそれを知ってるはずだから」

 

私は挟むのをやめるとお姉ちゃんは挟まれたときの痛みで出た涙を拭きながら笑顔になった

 

「そうだよね…ごめんね。心配かけて」

 

「大丈夫だよ。私はお姉ちゃんが好きだから……もしもピアノを知ってるのが他にいたとしても、多分偶然知ったかもしれないとかだから」

 

「未唯ちゃん…結構変な想像してるね」

 

「色々と可能性を考えないとだから……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑side

 

せつ菜ちゃんと部屋に戻ろうとすると、一階で歩夢と未唯の二人がいたのを見つけた。私は声をかけようとしたけど……

 

「え?」

 

未唯が歩夢に顔を寄せて……いる?

 

「どうかしました?」

 

「あ、えっと…」

 

見間違いかと思って、二人の方を見ると……歩夢が涙を拭きながら笑っていた…………

 

もしかして二人は……そう言う想いを…………それで未唯が今、想いを伝えて………………

 

「あの?侑さん?」

 

「あ、ううん、大丈夫」

 

何でだろう?二人がそう言う関係なら素直に喜びたいのに…………胸が苦しい…………




アニメでは楽しげに話す二人を歩夢ちゃんが見つけるでしたが、こちらではこんな展開に…………ここからどうなるのか…………(私だけの侑ちゃん回避)

感想待ってます!次回をお楽しみに
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