虹が咲き、白が交ざる   作:水甲

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明日からのパーティーガチャの栞子ちゃん、こんな話だったらな~


45 外伝 栞子ちゃんの初めて

「今日はみんなでハンバーガー食べに行きましょう!」

 

『はい?』

 

部室で一年生で集まっているときの事、かすみちゃんからそんな話が出てきた。

 

「食べにって……前も」

 

「私としずくちゃんで行ったよね?」

 

「私と未唯さんは用事があった時ですね」

 

「うん、そうだね」

 

「デートだったんですね」

 

しずくちゃん、お願いだから濁したんだからはっきり言わないで…………栞子ちゃん、恥ずかしがってる

 

「未唯ちゃん、苦労してるね」

 

「栞子ちゃんからって中々ないから…………」

 

「すみません、もう少し未唯さんの事をエスコート出来れば……」

 

「大丈夫だよ、そんな栞子ちゃんも可愛いから」

 

「未唯さん……」

 

「ってそこでのろけない!今やってるキャンペーンをみんなでやろ……行こうって思ったの!」

 

そんなキャンペーンやってるんだ……半額とかかな?

予定もないし、折角だから行こうと言う話になったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………かすみさん?」

 

「し、しず子~どうしたの~そんなに睨んで~」

 

「ちゃんと伝えてほしかった…………よ」

 

私たちの前には大量のポテトと普通のサイズよりも大きなハンバーガーが……人数分

 

「ま、まだ…食べられる…『きゅ~』」

 

「璃奈さん!しっかり」

 

「わ、私も……ちょっと……」

 

「未唯さん!?」

 

私と璃奈ちゃんは限界近い。かすみちゃんとしずくちゃんは後もう少しだけど…中々進まないみたいだった

 

「かすみさん、ちゃんとこういうことは話して…」

 

「はい……」

 

「それじゃ残りは食べてくれますね。かすみさん」

 

「えぇー何でー!?」

 

「当たり前です!(私だって最近……ちょっと…なのに…)」

 

何かしずくちゃんの心の声が聞こえたような……

そう言えば栞子ちゃんはさっきから話に入ってこないけど…………

 

「これ、美味しいです!」

 

あれ?何かパクパク食べてる……

 

「栞子ちゃん、美味しい?」

 

「はい!こういうのは初めて食べて……こんなに美味しいんですね」

 

栞子ちゃん、本当に無邪気に食べてて……可愛いな……

 

「かすみさん、こんなに美味しいお店に連れてきてくれてありがとうございます!」

 

「あ、うん、どういたしまして……」

 

かすみちゃんもこの栞子ちゃんの様子に戸惑っていた……まぁ、こんな栞子ちゃんを見れてよかっ……あれ?

 

「栞子ちゃん、ケチャップついてるよ」

 

「え?何処に?」

 

急いで取ろうとしてるけど、こう言うときは……

私はそっと栞子ちゃんに顔を寄せて……ケチャップを舐めとる

 

「取れたよ」

 

「//////」

 

あれ?何か栞子ちゃん、固まった…………

 

「かすみん、急に胸焼けが……」

 

「それは別のあれですから、私たちの残り食べてくださいね」

 

「かすみちゃんふぁいと」

 




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