虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
「今日はみんなでハンバーガー食べに行きましょう!」
『はい?』
部室で一年生で集まっているときの事、かすみちゃんからそんな話が出てきた。
「食べにって……前も」
「私としずくちゃんで行ったよね?」
「私と未唯さんは用事があった時ですね」
「うん、そうだね」
「デートだったんですね」
しずくちゃん、お願いだから濁したんだからはっきり言わないで…………栞子ちゃん、恥ずかしがってる
「未唯ちゃん、苦労してるね」
「栞子ちゃんからって中々ないから…………」
「すみません、もう少し未唯さんの事をエスコート出来れば……」
「大丈夫だよ、そんな栞子ちゃんも可愛いから」
「未唯さん……」
「ってそこでのろけない!今やってるキャンペーンをみんなでやろ……行こうって思ったの!」
そんなキャンペーンやってるんだ……半額とかかな?
予定もないし、折角だから行こうと言う話になったのだった。
「…………」
「…………」
「…………かすみさん?」
「し、しず子~どうしたの~そんなに睨んで~」
「ちゃんと伝えてほしかった…………よ」
私たちの前には大量のポテトと普通のサイズよりも大きなハンバーガーが……人数分
「ま、まだ…食べられる…『きゅ~』」
「璃奈さん!しっかり」
「わ、私も……ちょっと……」
「未唯さん!?」
私と璃奈ちゃんは限界近い。かすみちゃんとしずくちゃんは後もう少しだけど…中々進まないみたいだった
「かすみさん、ちゃんとこういうことは話して…」
「はい……」
「それじゃ残りは食べてくれますね。かすみさん」
「えぇー何でー!?」
「当たり前です!(私だって最近……ちょっと…なのに…)」
何かしずくちゃんの心の声が聞こえたような……
そう言えば栞子ちゃんはさっきから話に入ってこないけど…………
「これ、美味しいです!」
あれ?何かパクパク食べてる……
「栞子ちゃん、美味しい?」
「はい!こういうのは初めて食べて……こんなに美味しいんですね」
栞子ちゃん、本当に無邪気に食べてて……可愛いな……
「かすみさん、こんなに美味しいお店に連れてきてくれてありがとうございます!」
「あ、うん、どういたしまして……」
かすみちゃんもこの栞子ちゃんの様子に戸惑っていた……まぁ、こんな栞子ちゃんを見れてよかっ……あれ?
「栞子ちゃん、ケチャップついてるよ」
「え?何処に?」
急いで取ろうとしてるけど、こう言うときは……
私はそっと栞子ちゃんに顔を寄せて……ケチャップを舐めとる
「取れたよ」
「//////」
あれ?何か栞子ちゃん、固まった…………
「かすみん、急に胸焼けが……」
「それは別のあれですから、私たちの残り食べてくださいね」
「かすみちゃんふぁいと」
本編、外伝ともに感想待ってます