虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
『それじゃ未唯。明日はよろしくね』
果林さんに誕生日プレゼントは1日妹になってねと言われた次の日、私は寮の果林さんの部屋の前に来ていた。
「朝早くから来てほしいって……どうしてだろう?」
放課後でもいいんじゃないかと思ったけど、何かしら理由があるのかな?
「果林さ……果林お姉ちゃん、おは………………」
貰った合鍵でドアを開けて中に入ると飛び込んできたのは…………
「あら~いらっしゃい」
下着姿の果林さんが服やら何やらが散乱してるベットの上で手を降って出迎えてくれた。
「あ、あの果林さん……この部屋は……」
「あぁちょっと散らかってるけど、気にしないで」
気にしないでって……果林さんのイメージってたまに見せる子供っぽい所もあるけど、それを忘れるほどの大人な女性なイメージなのに…………
「果林お姉ちゃん…………」
「それじゃどこか行く?」
「その前に!お掃除です!」
このままだとダメだと思い、私は掃除を提案するのであった。
足の踏み場もないとかそういう感じではないけど、それでも服とか脱ぎ散らかしているのはどうかと思う…………
「お姉ちゃん、ちゃんと片付けとかしてる?」
「こう見えてしてるわよ。まぁ普段はエマが来てくれてるけど…………」
エマさん…………よく怒らないな…………
とりあえず服とか綺麗に…………
「………………」
私の目にあるものが飛び込んできた。それは果林さんのブラジャー……しかも黒…………黒いのとかは何と言うか大人な感じがするけど……一番気になったのはサイズだ…………普段から思ってるけど……大きい…………
自分の胸を触るけど…………これ、絶体余りまくる…………
「あら~興味あるの?」
見つかった!?
「い、いえ、その……」
「未唯も気にしたりするのね」
「そ、それは……その……」
侑お姉ちゃんとぽむお姉ちゃんと比べると正直私だけ小さいし、個人的にはもう少しほしい
「未唯はあるじゃない?」
「その……まぁありますけど……」
「これからよ」
「これからって言っても…………」
「そんなに気にすることなの?」
「ま、まぁ……そうですね……お姉ちゃんたち二人位はほしいって思ってたけど、最近じゃ1センチ違うのにしずくちゃんの方が凄くスタイルいいなって…………何か負けてる気がして……」
「あー確かにしずくは意外とね……まぁこれからよ」
これからか……それとなく頑張ろうかな?
「って掃除しないと!」
「頑張れー」
「果林お姉ちゃんも手伝って!」
「はーい」
そんなこんなで片付けが終わるとお姉ちゃんがお茶を入れてくれるらしいので私は待っていたけど、何だか疲れが…………
「お待たせ……ってあら?」
エマside
未唯ちゃん大丈夫かなと思い、心配で果林ちゃんの部屋を訪ねる私。
「果林ちゃん、入るね」
部屋に入ると部屋が片付いていた。未唯ちゃんやってくれたのかな?
「未唯ちゃんお疲れ様って……あれ?」
目に入ったのは、果林ちゃんに膝枕をしてもらって寝ている未唯ちゃんの姿だった。
「いらっしゃい。エマ」
「疲れて寝てるの?」
「そうみたいなの。練習とかの疲れがあるのに片付けなんてさせちゃって悪いことしたわ」
「もうそれなら前の日に片付けようかって言ったのに」
「だって……未唯には私のありのままを見せてもいいかなって」
「ありのまま?」
「えぇ、がんばり屋で、人一倍みんなの事を気遣っているこの子にね。ありのままの私を見せてもいいかと思ってね」
「そっか……うん、そうだね」
「本当に今日はありがとうね。可愛い妹さん」
未唯ちゃんは79