虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
「未唯……」
「未唯ちゃん……」
侑お姉ちゃんとぽむお姉ちゃんの二人が私の前に現れた。ちゃんと……向き合わないと…………言ってほしかった言葉があったことを伝えないと…………
「あのね……確かめたいことがあるの。未唯は…………私たちの事を信じてるんだよね」
「…………うん」
その事には気がついたのかな?
「私はその事に気がつかなかった……ううん、分からなかった……」
「私もだよ……私も未唯ちゃんがそういう気持ちだって…………」
「いいの……私がちゃんと言えなかった……ううん、分かってるんだって思ってたから……」
「ごめん……分かってなくって……」
「いいよ……今回の件は私が悪かったし……」
「未唯ちゃんだけじゃない!私たちだって…………」
お互いに自分が悪いからって言っているけど……結局……
「「「ごめんなさい」」」
三人同時に謝ることになった。
「こうして謝ったから……ちゃんと伝えるね……未唯、頑張って」
「うん」
「フェスは私たちが盛り上げるから…………未唯ちゃんは未唯ちゃんらしく……」
「うん!」
本当にほしかった言葉を貰えてやる気も嬉しさもいっぱいだ。
「そう言えば、この間お姉ちゃんたち何を話してたの?」
「「え?」」
今回の件が片付いたけど、侑お姉ちゃんの様子がおかしかった事が解決してないような…………
「あ、えっと……その」
何故か歯切れが悪いお姉ちゃん。本当に何だったんだ?
「侑ちゃん、私と未唯ちゃんが付き合ってるって勘違いしてたんだって」
「へー、え?」
いや、何で?そんな風に見られる要素なかったような…………
「この間の合宿の時に未唯ちゃんが私にキスしてるように見えたんだって」
キス?あー、あの時か……もしかして角度的な問題でそんな風に見えたのか
「それで何だかこう……モヤモヤして……」
侑お姉ちゃん、それ無自覚なんだろうけど…………まぁ今は黙っておこう…………いつまでも進展がなかったら言うけど…………
「そ、その話は終わり!みんなに知らせないと…………」
「そうだね。みんな、心配してるよ」
「もしかしてみんな、探してるの?」
だとしたらかなり迷惑かけた……ちゃんと謝って……自分の気持ちを伝えないと…………
それから部室に戻り、私はみんなにライブに出ることとみんなの事を信じていることを伝えた。みんな、受け入れてくれた。
応援してもらってるんだから…………頑張らないと…………
そんな事が合った日の夜、私と苺ちゃんは…………
「お姉ちゃん、どうするの?」
「どうするって…………どうしたらいい?」
「いや、まさかこんなことに…………」
「どどど、どうしよう!?」
「お姉ちゃんが動揺するのは仕方ないとして…………ここは………………………………しかないね」
「だ、だよね…………」
「……………………には伝えておくから……上手くやらないと」
「私も………………さんには伝えないと…………はぁ」
ある問題に悩まされていた。でも仕方ない…………これが上手くいくためには……覚悟を決めないと…………
侑side
「それじゃ!みんな、頑張ってね!」
「うん!」
「かすみん、来てくれる人だけじゃなく、別の場所で頑張ってるみい子にかすみんの可愛さが伝わるように頑張りますよ!」
「はい!未唯さんの分まで盛り上げましょう!」
「みんなが楽しんでもらえるように!」
「みんなの心を癒したい!」
「私たちの想いは一緒だって、未唯ちゃんに伝わるように!」
「彼方ちゃん、今日は全力だよ~」
「離れていても……みんなの心はひとつです」
「えぇ、魅了させましょう!来てくれる人を!」
「それじゃ!みんな、スクールアイドルフェスティバル!開幕だよ!!」
『オーーーー!!!』
歩夢ちゃんの和服衣装、もしくは巫女服はまだですか?
次回よりスクールアイドルフェスティバル編が始まります!!
ちょくちょく未唯ちゃんの話も混ぜていきます!
感想待ってます!