虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
未唯side
広がる青い空……きっとすごい人が集まってるんだろうな…………みんなは大丈夫かな?
なんてみんなのことよりも自分の事を心配しないとね…………
失敗はできない…………
「不安な気持ちでいっぱいだけど…………」
きっとみんなも不安になってるけど…………それよりも楽しませたいという気持ちが勝ってるはず…………だから…………
「私も…………頑張ろう!」
侑side
私たちの夢……スクールアイドルフェスティバルがついに始まった。みんな、それぞれのステージでお客さんを楽しませているはず、私は沢山の人に見てもらえるようにチラシとか配ったりしないと…………
「よろしくお願いしまーす」
すると遠くの方で見知った姿を発見した。あれって…………苺?
「苺、ここにいていいの?」
「え?」
「そろそろ東雲のステージだよ?」
「あー、そうだけど……私も出来ることはしたいから…………」
それってもしかして…………
「未唯の分まで?」
「うん、おね……未唯姉は今も頑張ってるはずだから…………私も頑張らないと!」
「そっか……そうだよね!」
苺も頑張ってるんだ!私もできる限りの事をしてかないと…………
「それじゃそろそろあっちにいってくるね」
「うん」
苺と別れて、私はチラシ配りを続けた。あれ?あっちって歩夢の…………まぁいいか
歩夢side
ステージを終えて、控え室に戻ると苺ちゃんが出迎えてくれた
「苺ちゃん!ここにいていいの?」
「うん、出来たらみんなのステージを回りながらチラシ配りとかしたいから…………未唯姉の分までね」
「未唯ちゃん、今ごろ何してるんだろうね?」
「多分、緊張しながらみんなのこと心配してるかも」
「そうかな?」
「未唯姉、自分よりもみんなのことを心配する。そういう姉だから」
「そうかも……だから未唯ちゃんに救われたかも」
「そうなの?」
「未唯ちゃんが沢山気遣わなかったら、もしかしたら私と侑ちゃん、変な感じに喧嘩してたかも…………」
「未唯姉、大切な人が喧嘩してるの嫌いだもんね」
「だから、ちゃんと未唯ちゃんにはお礼に……侑ちゃんにはこれからの私を見てと頑張れの想いがこもった歌を贈りたい」
「きっと終わってからでも贈れるよ」
「そうだよね……苺ちゃんも頑張ってね!」
「うん」
苺ちゃんは急いで次の所へと向かった。未唯ちゃんの分まで頑張ってるんだ
愛side
「あれ?まいっち?さっきも来なかった?」
「いやー、結構美味しくって……おかわりに」
そんなに気に入ってくれたんだ。うれしいな~
「じゃ頑張ってるまいっちにたくさんあげるからね!食べ過ぎて参らないように、苺だけに」
「あはは、上手いですね」
「お、結構好評価!気に入って貰えて何よりだよ」
私はまいっちにもんじゃを渡すと、あることを話した。
「この間、まいっちに言われたこと…………しっかり守ろうと思ってるよ」
「え?」
「ちゃんと話そうって……多分何か言われるけどそれでもちゃんとね」
「そっか……信じてます!愛さん」
あれ?今の…………
「どうかしたんですか?」
「いや、一瞬みーちゃんに見えたから……姉妹だから変に重ねちゃってるね」
「そうかもしれないです。私たちは似てますから……でもそれがすごく嬉しかったりします」
「そっか、仲良しな姉妹だね」
「はい!仲良し姉妹です!」
本当にみーちゃんに似ていい子だ。まいっちは…………
「そう言えばみーちゃんから連絡とかは?」
「あー、入ってないですね。いっぱいいっぱいだと思うから」
「そっか、てっきり寄るかと思ったけど、直行だったから寄せ書き渡せなかったな~」
「後でも大丈夫ですよ。未唯姉、喜びますから」
「そうだよね」
「では私はそろそろ」
「うん、またね~」
『どうしたの?』
「いや、大丈夫かなって?」
『ちょっといっぱいいっぱいだよ』
「そっか、でも……」
『うん、頑張るよ!』
「ファイト!お姉ちゃん!」
スクールアイドルフェスティバルはそれぞれのところに訪れる形式になってます!次回はどこに…………
感想待ってます!