虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
うらside
私の名前は高柳うら。特別金持ちと言うわけではなく、普通の一般家庭だ。
ただ今は……家族は私一人だけになった。
結婚記念日と言うことで、二人で旅行に行っていたけど……その時事故で亡くなった。
そして残された私が今直面している問題は……誰が私を引き取るかだ。
まだ高一の私を一人暮らしさせるのは大変だろうと言う話なのだろうが…………
よくドラマやアニメとかである私の扱いについて揉めていた。そう……揉めているのだが…………
「うらちゃんは家で引き取るわ!」
「いいえ、家で引き取ります!」
「家が」
「家が!」
揉めてはいるけど……何だか思っていたのとは違う!?
「どうかしたの?うらちゃん」
「苺ちゃん、いや、思っていたのとは違うことがあるんだなって……」
この子は高柳苺ちゃん。従姉妹の一人で同じ歳だから割と仲良しである。
「まぁあっちの方はお母さんたちが決めるだろうし……私たちは遊んでようか」
「苺ちゃんたちも大変だね。付き添うことになって」
「これぐらいは……まぁ未唯姉の方が大変だよ」
未唯ちゃん……苺ちゃんの双子の姉で今はスクールアイドルをやっている。そんな未唯ちゃんはと言うと…………
「そうですね……講堂で行われないとしたら、講堂での申請書等は破棄してもらっていいですか?」
『はい、後は……』
「後は告知PVが流れなかった場合のことを考え、もしものために東棟でのライブ許可を取りますね」
『名前は高柳さんの名前で?』
「そこはまだ未記入の方がいいかもしれないですけど……うん、私の名前の方がいいですね」
『それにしてもそこまで対策をしていていいのですか?』
「まぁ何事もなく終われば私の徒労で終わりますが……対策をしておいて損はないですよ」
『なるほど……分かりました』
未唯ちゃんは電話を切ると、私たちに気がついた。
「まだ話し合い終わらない感じ?」
「うん、まだ言い争ってる」
「そっか~」
「未唯姉はオープンキャンパスの件?」
「うん、向こうにいなくても……やれることはやっておきたいからね」
未唯ちゃんは本当に凄い。色々と対策を練るようにしてる。苺ちゃんの話ではスクールアイドルを始めたことで自然とそう言う仕事を出来るになったとか……幼馴染みの対応でそうなったとか…………
「さて、後は予習を……」
「今度は勉強って……未唯姉、忙しいね」
「まぁやっておいて損はないし……」
未唯ちゃんも苺ちゃんも何だか楽しそうだな…………今揉めてる問題……私のわがままを通せるかな?一応言ってみよう
私は親族会議中に割って入った。
「あの!私……未唯ちゃん達と暮らしたい!」
大声でそう言うとみんな、きょとんとした顔をしているけど……えっ?ダメだった?
「いいわよ。うらちゃんがそうしたいって言うのが一番だからね」
そう言ったのは未唯ちゃんたちのお母さんの逢さんだ。
こうして私は未唯ちゃんたちの家に住むことになった。因みに転入手続きがあるため、暫くは未唯ちゃんたちに勉強を見てもらうことになった。
そして未唯ちゃんは驚かせたいからと私を連れて、搬入物の中に隠れて、虹ヶ咲に潜入…………って
「普通に入らないの!?」
「いや、何かこう言うのやってみたくって」
そんな理由なの?と言うか手引きしたこの副会長さんもノリノリだし
「特に問題が起きていないみたいですし、高柳さんはどうします?」
「部室にいようかな?普通にいた方がいいかもしれないし」
そんなことを言っていたけど……トラブルと言うもの起きるみたいだ。だけど未唯ちゃんは私に機材の操作を頼み、トラブルを解決した。
話に聞いていたけど……未唯ちゃんは本当に……凄い。まるで天使みたいだ
私も未唯ちゃんみたいに出来ることを見つけられたらいいな。
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