虹が咲き、白が交ざる   作:水甲

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三話も良かった。今回もちょっとした幕間から


10 妹二人

苺side

 

どうも。高柳苺です。今日は遥ちゃんからのお誘いでお泊まりに来てます。

 

「うーん、衣装の費用とか考えるとやっぱりこれぐらいの方が」

 

「そうだよね~全員同じ衣装ってなるとこっちの方がいいよね」

 

普通におしゃべりしたりとかではなく、今日は衣装について話していた。そもそも私はスクールアイドルではなく、マネージャーとして入部している。だから私なりに勉強して色々と頑張ってる

 

「衣装はいいとして、やっぱりステージ演出には拘りたいよね」

 

「そうだね。みんなも言ってるね。部費で足りる?」

 

「まぁ色々と頑張れば……後はうらちゃんに頼むか……」

 

「うらちゃん?」

 

「ほら、私の親戚で、今は虹ヶ咲に通ってる子だよ」

 

「あぁお姉ちゃんに聞いたよ。苺ちゃんたちに似てるんだよね」

 

「そ、そうかな?」

 

私は……未唯お姉ちゃんやうらちゃんみたいになんでも出きるとかないけどな~

 

「どうかしたの?」

 

「えっと、私だけ何も出来ないなって……」

 

ちょっと自信なくなるな~私なりに頑張ってるけど……これと言ったものがない。

すると遥ちゃんはちょっと怒った顔をしていた。

 

「苺ちゃん!そんなことないよ!」

 

「へ?」

 

「私が振り付けが上手く出来なかった時に、励ましてくれたり、出来るようになるために色々としてくれたでしょ。みんなも同じことを言ってたよ」

 

そ、それは……その……

 

「皆が元気なくなるのは嫌だから……ほら、それに……遥ちゃんは笑顔の方が可愛いから……暗い顔なんてさせたくない」

 

「ま、苺ちゃん////」

 

あれ?何か物凄く恥ずかしいことを言ったような……うぅ未唯お姉ちゃんのがうつったかな?

 

「えへへ、どう?苺ちゃんは皆を支えてくれる東雲の天使なんだからね」

 

「あ、あの……その天使って……一体誰が言い出したの?」

 

「えっと……最初は未唯ちゃんのステージを見た人が天使みたいだって言ったらしく、そしたら苺ちゃんの事が知れ渡って……」

 

そんな……私の事まで認知されてるの!?そっちが驚きだよ!?

 

「その内、スクールアイドルのマネージャーが可愛いって特集が組まれるんじゃないの?侑さんと一緒に」

 

「いやー侑姉は難しいと思うよ」

 

「そうなの?」

 

「あの人、自分は可愛くないって思ってるところあるから」

 

なんと言うか可愛いって言われたら、『歩夢の方がかわいいよ』って言いそうだし……

 

「うーん、ちょっと勿体無いな~それじゃ今度苺ちゃん、写真撮ろう」

 

「そこでなんで私になるの?」

 

「苺ちゃんの写真集を部の資料として作ろうかなって」

 

そ、それは勘弁してほしいのだけど…………

 

「そ、それだったら遥ちゃんの方が可愛いから遥ちゃんの方がいいよ」

 

「いやいやいや、苺ちゃんの方が……」

 

「いやいやいやいや」

 

それからお互いにかわいいを言うのであったが、私たちの会話を聞いていた人が……

 

 

 

 

 

 

 

 

未唯side

 

ある日の部室で……

 

「未唯ちゃん!昨日遥ちゃんと苺ちゃんがお互いに可愛いって誉めあってたんだけど……これってあれかな?姉として何か言った方がいいかな?」

 

「あの、なんでその事を私に?」

 

ため息をつく私であった

 




近江ママ……美人過ぎません?
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