虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
ランジュさんに認めてもらうために、かすみちゃん、璃奈ちゃん、彼方さん、エマさんの四人はユニットを組むことになった。私も最初は一緒にやろうという流れになっていたけど、足を引っ張ってしまうのではないかと思い、断わったが押し負け…今回だけという話になった。
そんな私たちは合同ライブに向けて、練習を頑張っていた。
『ニジガクーーーファイオー』「ファイオー」
「彼方先輩、タイミングずれてますよ」
「おー?ごめんごめん」
まずは息を合わせるために頑張る私たちだけど……でも、これ大丈夫かな?
侑side
私たちはかすみちゃんたちの練習を見守っていた。
「張り切ってますね」
「でも大丈夫かな?合同ライブまで時間ないのに、四人で歌うなんて」
「四人が決めたことなら私たちは応援するのみです」
「ですね」
「愛さんたちもがんばろーーー」
あいちゃんも張り切ってるな~でも未唯が心配していたこと…大丈夫かな?いやいや未唯も言っていたから大丈夫だ。それに
「私も急がないと……いつまで経っても追いつけないや」
「ん?」
「ううん、何でもない」
かすみちゃんたちのほうは未唯に一任してもいいよね。うん
未唯side
テラスで私たちは集まり、衣装について話していた。
「てなわけで、五人でお揃いの可愛い衣装を着ましょうよ」
「わ~すごくいいね。みんな、着ぐるみで踊ろうよ~」
「えっと、着ぐるみ?」
確かに着ぐるみなら印象もばっちりだけど……向いてないような気がする
「それならバーチャル空間でライブしたらどうかな?そこなら自由に変身できるよ」
「夢の中ならなんでもできるよ~五人いるならステージに五台並べられるね~」
「ライブ中に寝るつもりですか!というか五代は多すぎです」
「それじゃ~未唯ちゃんは彼方ちゃんと添い寝で~」
「そ、添い寝!?」
それは結構恥ずかしいというか……何だろう彼方さんとエマさんと添い寝をしたら……本当に寝てしまいそう
「みい子も考えない!」
色々と話し合うが、全然気持ちが揃わない。まぁここは何となく予想はしていたけど
「全然気持ち揃わないじゃないですか~」
「このやり取り、前もした気がするよ~」
「合同ライブまで一週間しかないのに……これじゃランジュちゃんどころかファンのみんなと盛り上がれるライブにもできないよね」
「はぁやっぱり五人でやるなんて無茶だったんですかね?」
「無茶じゃないとは思うよ……」
「みい子?」
「前までなら無理だったけど、今ならできると思うしね」
「未唯ちゃんのいう通り、あと一週間ある。一日一人ずつ時間をかけて、自分のやりたいことを発表しあうのはどうかな?」
なるほどね……たしかにそれならこのユニットの問題も解決できるかもしれない。
「そうすればお互いのことをもっと知ることができると思う」
「いいねそれ~」
「うん、やろう」
「流石りな子」
みんなが璃奈ちゃんに抱きつき、璃奈ちゃんはボードで顔を隠しながら更に提案した
「部活の時間だけじゃ足りないからだから……みんなの家に順番で泊っていって合宿しよう」
「うんうん、いいね。それ」
「未唯ちゃんはアイディアを出してもらうより、私たちのアイディアに対して何か指摘してほしい」
「そんなのでいいの?というか口を出していいの?」
「今回、未唯ちゃんはゲストとしてこの四人に加わる。未唯ちゃんは足を引っ張ってしまうと心配していたからこんな感じになったけど、それでも今だけは私たちは同じユニットで仲間だから。それにね未唯ちゃんなら何となく答えを出してくれそうだから」
私が答えを出す?そんなことあるかな?
「ふふん、みい子の事は私たちがよく知ってるからね。みい子以上に」
「いやいや、そんなかすみちゃん……大見え切らなくても」
「みい子がたまにしず子の着換えを見て、同じ年なのにって気にしてたり」
「うっ!?」
「部室に置き忘れたボードをつけたり」
「はぅ!?」
「たまに私に膝枕してもらいたそうに見てたりとか?」
「妹の事がすっごく大好きで、たまに迷惑かけてないかって心配して聞いたりしてるもんね~」
「ご、ごめんなさい。私が悪かったです」
本当によく知ってたよ……というかしずくちゃんに対してのあれは、本当に同じ年なの?って思って自分のと比べただけだし……
そんなこんなで最初は私の家に泊まることになった。
というか連絡しておかないと………
因みに何処かで言ったかもしれませんが、未唯ちゃんは栞子ちゃんと同じサイズです。未唯ちゃんにとって将来的には歩夢ちゃんサイズになりたいと思っています
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