虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
この間の合同ライブから数日後の事、私はせつ菜さんに話があると生徒会室に呼び出された。
何かしら頼み事とかなら部室でも良かったと思うけど……たぶん今回はせつ菜としてではなく……
「失礼します。中川会長」
「お待ちしてました。高柳さん」
中川菜々として頼みたいことがあるのだと思った。
「それで話とは?」
「現在、文化祭とフェスの日程が近いと言う話は知っていますね」
「はい、だから同時開催をすると聞いてます」
「えぇ、そこで貴方にお願いしたいことがあります」
「内容によりますけど……まぁ基本的に良いと答えますね。私は……」
「そうですか……実は実行委員と同好会の架け橋となる中心人物をある方にお願いしようと思っています」
「もしかして三船さんですか?」
あの人は確か……実行委員だし、それなりにスクールアイドルに対して理解がある感じがする。確かに今回の架け橋となる中心人物としてならあっている感じがする
「ですが問題がひとつあります」
「問題?」
「えぇ、ちょっとしたアクシデントとかでもしかしたら三船さんに全部対応させてしまうかもしれない事です」
うーん、確かにそれは……キツいかもしれない。いくら好きでも全部背負い込むと録な事が起きないし……もしかしたら背負った結果、幼馴染みと喧嘩したり、周りの声が聞こえなくなったり、見えなくなったり…………下手するとスクールアイドル活動は全面的に禁止とか勝手にライブとか出来ないように監視する人が現れたり…………まぁ三船さんがそんなことをするようには思えないけど…………
「そこで補佐として付いてもらいたいのです」
なるほど、それなら確かに……多少の負担軽減になるし、分からないことがあったら私が教えられるかもしれない
「お忙しいのは分かっていますが……よろしいでしょうか?」
「良いですよ。ただ中途半端な参加になってしまいそうですけど」
練習の合間とか、しっかり関われない事が多そうだしね。
「そこは三船さん次第ですね。今度の議会でその話をしますので……後々お知らせはします」
「分かりました。あとは……まぁ大丈夫かな?」
今から心配なことを話しても良いけど、流石に多いかも知らないし、今回は良いかな。
「それにしてもわざわざ中川会長として頼まなくても……」
「まぁそこはしっかり分けないといけないと思い……所で話が変わりますが、前回の合同ライブで未唯さんが参加しましたが……やはりユニットとしての活動は……」
「うーん、やっぱり足引っ張ってないか心配ですね。かすみちゃんたちは特にそんなことはないと言ってたけど」
「そうですね。私も見た限りでは未唯さんは合わせるのが上手いと思います。ただ」
「ただ?」
「合わせるだけでは……何かいけないような気がするような……もしくは未唯さんの持ち味を活かせないような……」
「まぁ今後の事は侑お姉ちゃんと話してみます」
「分かりました。では補佐の件、本格的に決まったらお願いします」
「はい!」
生徒会室を後にした私。それにしても私の持ち味ってなんだろう?
4話を見て、未唯ちゃんの出番が少なくなるなと思いつつ、栞子ちゃんとの関わりを増やすための今回の話です!
次回からの本編4話は……うらちゃん大活躍!感想待ってます