虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
未唯side
「前夜祭を?」
「はい、折角なのでと思ったので」
三船さんの家で打ち合わせしている私。三船さんからの提案は面白そうだった。
「確かに前夜祭って言うのは考えてなかった……」
「あくまで文化祭とフェスの両方を楽しめるようにと思ったので……」
「なるほどね……どんなのがいいかな?」
「そうですね……」
二人して頭を悩ませていると、私はあることに気がついた。そう言えばそろそろ時間だ
「三船さん、一旦休憩でちょっと見たいものがあるんだけど」
「見たいもの……あぁオンラインライブですね」
「うん!」
私は持ってきたノートパソコンを起動させ、ページを開いた。
「三船さんも見る?」
「よろしいのでしょうか?」
「スクールアイドルを知るためにはいいかもしれないよ」
「分かりました」
三船さんは私の隣に座り、一緒にライブを見た。愛さんと果林さんの二人……凄いな……互いに競いあって高めあっている。これが二人のユニット……
見終えると私はあることを思い付いた
「前夜祭だけど……演劇はどうかな?」
「演劇ですか?」
「うん、スクールアイドルをモチーフにした感じの……そうすれば文化祭とフェスの両方を楽しめるかなって」
演劇は文化祭として、考えてみた結果思い付いたんだけど……
「それはいいですね。後日演劇部の部長と後は……」
「しずくちゃんに話してみよう!」
「はい」
これで前夜祭については決まった。良かった良かった
「それにしても高柳さんは凄いですね」
「何が?」
「補佐についてから高柳さんの仕事を見てましたが、優秀です。以前からこういうことを?」
「ううん、してないよ?」
「じゃあ……そういえ適正があるんですね」
「そうかもしれないけど……適正って重要なのかなって?」
「と言いますと?」
「なんと言うか……適正に合ってるからって、本当にその人が楽しいのかなって……」
「つまり……適正にあっていても……その人次第と言うことですか……」
「でも確かに適正は重要だし……まぁ変に押し付けなければ……ね」
何となく栞子ちゃんにはそういっておかないとダメかなと思った私であった。
栞子side
高柳さんは忠告をしたのでしょうか?それとも釘を刺したのでしょうか?
ランジュからは高柳未唯に気を付けなさいと言われているけど……もしかして高柳さんは……
「どうしたの?栞子」
「ランジュ……ライブお疲れ様です」
ランジュのライブを見終わり、私は待ち合わせをしていた。
「何か悩んでるみたいね」
「そうですね……高柳さんの事を」
「あぁ天使ね。もしかして何か言われた?」
「あれは言われたのでしょうか?ただそうなってほしくないと願っている気が……」
「あの子は不思議なのよ……人当たりのいい感じの中で時折見せる意志……私はその意志を含めて天使みたいだと思ってるわ」
「天使……導く感じですか?」
「いいえ、あの子は導き……そして……」
「久しぶりね。栞子!」
突然声をかけられ、振り向くとそこには……
「姉さん!?」
幕間でした……ゆうぽむが……ゆうぽむが……
感想待ってます