虹が咲き、白が交ざる   作:水甲

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7話の感想で誰かが言ってたけど……
スクスタ、部屋にセミを放つ
アニメ、部屋にセミを放たない
この違いで三船姉妹の関係が変わるとか……


26 白と翡翠 ①

誰もが幸せになれる世界……私が望む世界……

それはどこにあるのだろう?

 

「やりたいって言ってたじゃない。スクールアイドル。このお祭りに協力してるってことはそういうことでしょう?てっきり貴方もステージ立つと思ってたわ」

 

「……それは子供の頃の話でしょう。私の適正は皆さんを応援し、サポートすることです。フェスティバルの間は関係ない話で時間を取られたくないんです」

 

姉の言葉を否定し、私はその場を後にする。

 

「でもあの子には気に入られてるんでしょ?高柳さんに」

 

「……あの方は誰にも好意的なので……」

 

「誰にも……ね。そうは見えないけど、特に前に貴方と彼女が話している所を見た限りでは」

 

「姉さんの勘はあてになりません。それに私が高柳さんのパートナーになっても、適正がないので長続きはしませんよ」

 

そう、これでいいんだ。私は適正に合ったことをしていれば……

 

 

 

 

前夜祭ライブを終えた高柳さんたちの所に来た私。上原さんたちはもちろんの事、高柳さんも同じように疲れている

 

「あ、栞子ちゃん」

 

「お疲れ様です」

 

「三船さんも見てくれてたんだね」

 

「ありがとうございます」

 

「すみません、前夜祭のスケジュールなどの調整など任せてしまい」

 

「いえ、お気になさらず、会長も高柳さんもスクールアイドルなのですから」

 

「栞子ちゃん、栞子ちゃん、どうだった?」

 

高柳さんは無邪気に感想を求めてきた。彼女の凄いところは適正がないように見えるのに、まるでそんなの関係ないと言う感じで全部大好きと言う気持ちではねのけてしまう。私には無いものを持っている

 

「良かったですよ。ですが高柳さん、あまり無理はしない方がいいですよ。前までお疲れでしたから」

 

「あはは、まぁ疲れてたし……今は体力とか色々と回復してるから大丈夫!」

 

本当に凄い人ですよ……貴方は……

 

「栞子ちゃん?」

 

「あ、なんでしょうか?」

 

「何か悩みごと?」

 

「いえ、大丈夫ですよ。それでは私はこれで、皆さんも明日からも頑張ってください」

 

気づかれた?そんなことはないですよね……

 

 

 

 

 

 

未唯side

 

次の日、部室でみんなで侑お姉ちゃんのあるものを聞いていた。

 

「どうかな?」

 

「侑はどう思ってるの?」

 

「正直、あと一歩だと思ってます……」

 

お姉ちゃん、けっこう苦戦してるみたいだ。まぁここで満足しても仕方ないよね

 

「待たせちゃって申し訳ないけど、もう少しだけ考えてもいい?」

 

「勿論だよ!」

 

「じゃあそろそろ東雲に行こうか!」

 

「そうだね」

 

「今日からスクールアイドルフェスティバル~!最高の一週間の始まりです!」

 

「彼方ちゃんも楽しみすぎて、夜しか眠れなかったぜ~」

 

「彼方さん、それ普通です」

 

今日からスクールアイドルフェスティバル!みんなで頑張っていかないとね!

 

 

 

 

 

 

 

とはいえ、一日目は私とせつ菜さんは運営の仕事で一緒に回ることになった。

校門の前に行くと、栞子ちゃんと副会長さんの姿が合ったので声をかけることに

 

「お疲れ様です」

 

「せつ……生徒会長!」

 

「お二人ともお疲れ様です」

 

「今日はここで案内を?」

 

「えぇ、高柳さんは会長と一緒に?」

 

「うん!」

 

「それにお二人とも気合いが入ってますね」

 

二人の格好は、スクールアイドルフェスティバルのシャツに法被を羽織ってるけど……あれって作ったやつだよね?

 

「はい!これ、見てください!」

 

副会長さんの法被の後ろにはせつ菜さんの名前が……いや、気合いが入りすぎと言うか……もう爆発してない?副会長さん……

 

「ライブ!盛り上げていくからね~せつ菜ちゃん!」

 

「は、はい」

 

「栞子ちゃん、時間があったら一緒に回ろうね」

 

「一緒に……難しいですね。やることが沢山あるので……」

 

「それなら手伝う!」

 

「は、はぁ……」

 

 

 

 

 

 

栞子side

 

高柳さんとの約束だけど、私は正直彼女と一緒に回るより、こうしていろんなステージを見て回った方が…………と思っていたが

 

「みんな、凄いね」

 

「……えぇ」

 

まさか3日間、一緒に行動することになるとは……それだけ高柳さんはこう言った運営関係の仕事が向いたいるみたいと言うべきか……

 

「みんなの夢が叶う場所……今回のスクールアイドルフェスティバルもそれを実現できたみたいですね」

 

「実現できたのは、スクールアイドルみんなのお陰じゃないよ」

 

「え?」

 

「栞子ちゃん、色んな学校のみんなが助けてくれたからこうして実現できたんだ」

 

「…………そうですか」

 

本当にこの人は笑顔でそう言うことを言えるのが凄い……私には眩しい

 

「栞子ちゃん?」

 

「高柳さんは結局ユニットはどうするんですか?」

 

「うーん、仕方ないとは言え、やっぱり一人かな?みんなが誘ってくれたけど……やっぱりこういうイベントの時は私が望むユニットでって思ってね」

 

「そうですか……」




今回はちょこちょこ変えていきます!

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