虹が咲き、白が交ざる 作:水甲
スクールアイドルフェスティバル。5日間続いたお祭りも今日で最終日
みんなで更衣室で着替えていると、
「かすみんさん、その髪飾り可愛いね」
「えへへ~そんなこともありますよ~何たって今日は最終日ですからね。気合い入れていかないとダメですよ~」
「うん、未唯ちゃんも気合い入ってるよね」
「うん、昨日色々とありがとうね」
昨日はぽむお姉ちゃんに沢山勇気をもらえたからね。お陰で体力満タン!
「みい子~緊張してたの~?」
「まぁ色々とね……せつ菜さんにも栞子ちゃんにも背中を押してもらったし……今日は頑張るよ~」
「未唯さんがこんなにテンション高いのは始めてみました!それぐらい今日は頑張るんですね!」
「うん!」
「それにしてもあっという間だよね~」
彼方さんの言う通り、本当にあっという間だった。ここまで色々あったけど……楽しいことはあっという間だ。
「12時からライブだよね?」
「うん」
「まだ時間があるよね?」
「文化祭、みんなで回ろうよ」
「オープニングアクトはランジュさんなんですよね?」
「はい!この短期間で人気もうなぎ登りですし、ガッツンと勢いをつけていただこうと思いまして」
「任せておきなさい!」
すると噂をしたらなんとやらなのか、ランジュさんがドアを勢いよく開けて現れた。いや、あのランジュさん、せめてノックくらいして……
「いよいよね」
「うん」
「あなた達の今までのライブ見せてもらったわ!どれも良かった。でも今日の主役はあなたたちじゃない。この鐘嵐珠よ!最初に約束したようにこのスクールアイドルフェスティバルで最高のソロアイドルの姿を見せてあげるわ!」
「それは楽しみね」
「かすみんだって負けませんよ~」
「お互い頑張ろう。璃奈ちゃんボード『むん!』」
「私たちも合同ライブに参加してくれた人たちも今日が最高の一日だったってステージにしようね」
なんと言うか……ランジュさんは相変わらずだな~そこも良いところだけど……悪いところでもあるような……
すると黒羽さんがあることに気がついた。
「あれ?最後の曲……空白ですけど……」
最後の曲……まだなんだよね……
「実は……まだ決まってないんだ」
「同好会で歌える曲を侑先輩に作って貰ってるんですが……」
「息詰まってるみたいなんだよね~」
「そう言えばいないわね。あの子」
頑張ってるみたいだし、後で様子を見に行った方がいいよね。
「未唯ちゃんはこれからは?」
「クラスの方に行くよ。当番あるし」
「そう言えばみい子のクラスって……」
かすみちゃん、あの事を知ってるのか……まぁ同じ普通科だから知ってるか……と言うか交渉がスムーズにいって良かったけど……
「未唯ちゃん、本当にお疲れ様」
と言うことでクラスの出し物……それはコスプレ喫茶だった。2年生の出し物と被っていて色々と問題になったけど…………
「まさか合同でやるなんて……」
時間を分けて、二年生は午前中、一年生は午後と言う風にお店を変えることになった。そして私とぽむお姉ちゃんは……
「お姉ちゃんはウサミミのメイドさん?」
「うん、でもちょっとだけアリスイメージだったりもするよ」
確かに服の色的にはそんな感じがする
「未唯ちゃんは……」
「うん、チシャ猫だよ」
ちゃんと猫耳を着けて、チシャ猫みたいな色のメイド服を着た私、何だか最初は…………
『高柳さんは天使の衣装よ!』
『いいえ!スナネコの格好よ!』
『違う!クリオネよ!』
などとクラスの子が揉め、私がお姉ちゃんに合った服がいいなって言って何とか収まった
「ふふ、未唯ちゃんは人気者だね」
「あはは……」
「そう言えば練習は?」
「うん、朝早くに最後の練習したよ。後は……」
「侑ちゃんだね」
「私の方が休憩時間早めだからその時に様子見に行ってくるよ」
「お願いね。未唯ちゃん」
歩夢ちゃんのクラス、コスプレ喫茶だけど不思議の国のアリスメインなんだよね
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