虹が咲き、白が交ざる   作:水甲

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しずくママ……


39 みい子の謎?

かすみside

 

みんな別れてショッピングを楽しんでるけど……

 

「もう!かすみんが先頭に立ってみんなをビシッと案内するつもりだったのに~!」

 

こうなったら……次の……

 

「ねぇかすみちゃん見て見てこれ!すっごく可愛いよ!」

 

「わぁ~!かすみんに似合いそう~!」

 

「えへへっ」

 

歩夢先輩は優しいな~かすみんに似合う帽子を見つけてくれるなんて~

 

「あ、未唯ちゃんはこれ似合いそうだな~」

 

白い帽子かなと思ったけど、歩夢先輩が手にしているのはピンクの帽子?あれ?みい子って白が好きなイメージだけど……

 

「どうしたの?かすみちゃん」

 

「いえ、何でも……」

 

よくよく考えたら……みい子の事ってあまり知らないな~

優しくって、色々と気配りしてくれて……スクールアイドルとしても魅力あって……

 

「んー」

 

そっとみい子を見ると、しお子と楽しそうに話している。私は……みい子の事を……

 

 

 

 

 

 

ショッピングも終わり、みんなで休憩をすることに……

 

「おいしい~!」

 

「ボーノ!」

 

「あれ?ミアちゃんと果林さんがいないね」

 

「さっき2人でいるのを見かけたよ?」

 

「もう集合時間なのにどこ行っちゃったんだろう?」

 

「大丈夫!ここは部長のかすみんに任せてください!2人の行き先はだいたい見当が付きますから!」

 

全く果林先輩は仕方ないですね~まぁミア子はまだ14歳ですから年上のかすみんがちゃんと誘導しないと!

 

「おそらく2人は今も一緒。方向音痴の果林先輩が率先してどこかを目指している可能性は低い…とすれば向かっているのはミア子の行きたい場所。ハンバーガーショップかそれとも中華街か……」

 

「大丈夫だよ」

 

「エマさんに頼まれて果林さんの迷子対策してある」

 

「えぇっ!?」

 

「やっぱりあれ、そういうのだったんだ」

 

「うん、未唯ちゃん気がついてたんだね」

 

「まぁあのタイミングで渡してたから」

 

その後、果林先輩とミア子を無事発見できたけど……一つ分かったことがある。みい子は意外と察しがいい。これはかすみんの部長をしっかり理解してもらうのと……意外と知らないみい子を知ることも課題に上がったのかもしれない!

 

 

 

 

 

 

 

次の目的地に着く早速あることを始める

 

「次はスポーツで連帯感アップって書いてあるよ」

 

(と見せかけてかすみんのキャプテン感アップ作戦)

 

更にはみい子の身体能力を知ることができる!普段の練習ではそつなくやっているけど……実際球技ではどうなのか……

早速ボールで遊ぶことに……とは言え人数が多いので、私、しず子、歩夢先輩、せつ菜先輩、愛先輩、みい子でやることに

 

「はい!」

 

「ああっ!」

 

歩夢先輩、せつ菜先輩はなんとか繋ぎ、しず子の所にボールが…しず子は目を閉じ……何か呟いてる?

 

(私はバレーボール部のエース!球技が苦手な私でもこうやって役に入り込めばどんなボールでも絶対返せるはず!)

 

しず子は目を開けた瞬間…………ボールが顔面に直撃した

 

「ふぎゃ!?」

 

そ、そう言えば……しず子って……球技苦手だった。

ボールはみい子の所へ……みい子は球技とかは…………

 

「おっと……」

 

そつなく返した。本当に運動系はそつなくこなしてる……

 

「ナイスレシーブ!」

 

みい子が返したボールを愛先輩が勢いよく打つ。ここはかすみんが華麗にレシーブをして……

 

「ぴぎゃ!?」

 

返せず顔面に直撃した…………

 

 

 

 

 

 

 

未唯side

 

電車に乗りつつ、みんなそれぞれ何かをして楽しんでる。因みにぽむお姉ちゃんたちは……ダジャレ?

 

「次のお題は"野菜"」

 

「えっと…レタス売れたっす!」

 

「あははっ!レタス売れたっすって!ひひひひっ!」

 

「次は"魚"」

 

「サメは余裕シャ~クシャ~クさぁ!」

 

「あははっ!」

 

あれ、一番楽しんでるのは……侑お姉ちゃんじゃ……

 

「なかなかチャンスがないわ…」

 

フッとランジュさんの呟きが聞こえた。ランジュさんはお姉ちゃんたちの方を見てる。それに……スマホを持って……もしかして?

 

「じゃあ"料理"」

 

「美味しい煮物を作ったのは何者~?」

 

「あはははっ!もう…もう苦しい~!」

 

「何をしているんですか?」

 

「なんでもないわ」

 

ランジュさん……素直になればいいのに……

あと侑お姉ちゃん、大丈夫かな?呼吸困難になったりかしないか心配だよ…………

 

「あはははは~」

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでしずくちゃんのお家に着いた私たち。

何となくしずくちゃんのことを見てて、お嬢様みたいな感じがしたけど……こんな大きな家を見るとやっぱりと思ってしまう。

 

「どうしたの?栞子ちゃん」

 

「実は私お友達とお泊まりは初めてなもので少し緊張してしまって」

 

「ランジュもだわ」

 

「あれ~?そういえばしお子もランジュ先輩もまさか枕を忘れたなんてことないですよね~?」

 

「枕!?」

 

「必要だったのですか!?」

 

「そんなわけないだろ」

 

「てへっ」

 

「持ってきたよ~」

 

「えっ!?」

 

まぁ彼方さんは……持ってきてそうだとは思ってた

 

「さぁ皆さんどうぞ」

 

しずくちゃんが玄関の扉を開けるとお出迎えをしたのはゴールデンレトリバーだった。これが噂のオフィーリアか~

 

「オフィーリア!お出迎えしてくれたのね!」

 

「ワンッ!」

 

可愛いな~

するとオフィーリアは私の事を見つめ、すり寄ってきた。

 

「え、えっと……」

 

「ふふ、未唯さんの事大好きみたいですよ」

 

「そ、そうなんだ////」

 

こうやって好かれるのはうれしいな~

 

 

 

 

 

「ようこそ皆さん。ゆっくりしていらしてね」

 

「ありがとうございます」

 

しずくちゃんのお母さんに挨拶をする私たち。しずくちゃんのお母さん……和服美人だな~

 

 

 

 

それからみんなで夕食を取っている中、ぽむお姉ちゃんが侑お姉ちゃんにあーんをさせてるけど……珍しく顔を真っ赤にさせてる侑お姉ちゃん。もしかしてみんなの前だからって事なのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

かすみside

 

夕食を食べ終わり、次の計画を発表した。

 

「さ~てお泊まり会のお楽しみといえばこれですよ!」

 

「次はゲーム大会か」

 

(このゲームで勝ちまくり部長としての勝負強さを見せつけます)

 

などと思っていたら……ジェンガで負け、人狼で負け、箱の中身を当てろでも負け、番猫ニャンニャンでも負けてしまった……因みにみい子は全部勝ってるし……

 

「未唯は凄いな……ゲーム系得意じゃないか」

 

「えへへ、まぁね」

 

「未唯ちゃんはかなりの腕前。私も一緒にやっててたまに負ける」

 

「へー」

 

みい子……意外とゲーマーと……

 

 




仲良しでも意外と知らないと言う感じに……
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