第33話
軽い説明会その2です。
■トレーナー
カナメのトレーナー。中年の笑顔が似合わないおじさん。
トレーナー歴は長く、金沢ではそれなりに名前が知られている。ただ近年は、これといったウマ娘の担当をすることもなく成績も下降気味。サウスヴィレッジやグリンスマイルといった一戦級のウマ娘とも、担当こそしていないものの良好な関係を築いている。
カナメに関しては、金沢レベルでは抜きん出た脚を持っていると早くから注目していた。一方のカナメも、トレーナーの実績は知っていたために比較的順調に契約を結んだ。
カナメの脚力に関しては評価している一方で、その不器用なレーススタイルには頭を悩ませることも。
指導方針は比較的放任であり、できないことはできないと諦めるタイプ。いわゆる短所を補うより長所を伸ばす方針。
好きな脚質は王道の先行抜け出し。反対に極端な追い込みや大逃げといった奇策の類は好まない。とはいえ、勝つために極端な戦法を使うことに反対はしない。
ウマ娘に1番必要な才能はトップスピードと瞬発力、その次にレースを組み立てるセンスだと考えている。反対にスタミナは鍛えることで補う考え。先述のカナメとの出会いも模擬レースでの上がりタイムに着目したため。
従順なウマ娘よりは、手のかかるワガママなウマ娘の方が教えがいがあると考えており、カナメに関してもその内面にあるエゴイストな本性については気に入っている。最近は優等生なウマ娘が増えたことに対して、どこか寂しさを感じているとか。また、自身の信条から担当するのは金沢生え抜きのウマ娘だけと決めており、当時中央から転入してきたグリンフォレストの担当を辞退している。
総じて、優秀なトレーナーと言えなくもないが、あくまでそれは地方レベルでの話。
■メテオディレクター
ジャパンダートダービーでカナメを差し切ったウマ娘。毛色は鹿毛。
脚質は差し、追い込み。大きな星の耳飾りが特徴。
この世代最強のダートウマ娘の呼び声も高く、他の追従を許さない強烈な末脚が武器。一方、レースを組み立てることは苦手で差し届かずといった場面も多々見られる。ただ、確実に伸びてはくるので着外となることはほとんどない。
基本的に口数は多くないが、慣れた相手にはグイグイいくタイプ。そのため初対面の時とのギャップに驚くこととしばしば。元々、芝を走りたいと思っていたが、スカウトしてきたトレーナーの一言でダート路線へ。そんなこともあり、トレーナーとの相性が良くないと感じていたが、今では彼女の方が執心気味。現在はトレーナーと良好な関係を築いている。
数年後、ダート王者となった彼女の前に、真の勇者や舶来の衝撃が立ち塞がることは、まだ誰も知らない。
■名無しウマ娘シリーズ
1. 南関東の走る哲学者(27話)
現在、ダートミドルディスタンスでは最強の呼び声が高いウマ娘。その名声は中央にも広まっており、多くの中央ウマ娘が彼女に挑んでは敗れ去っている。普段は近寄り難い雰囲気を醸し出しているが、盛岡への遠征を旅行と勘違いして浮かれるなど、抜けた面もある。
遠く離れた異国の地ドバイへの遠征も視野に入れてはいるが、実際に行うかは今の時点ではなんとも言えない。
2. 水沢の英雄(27話)
哲学者がミドルディスタンスなら英雄はマイルで輝く。ことマイルに関しては哲学者をも下す実力の持ち主。非常に気さくな性格で、地元ファンの人気も高く、遠征の際には応援団が結成されることも。
地方の大レースはミドルディスタンスでの施行が多いため、適鞍を求めて中央への遠征も検討しているらしい。
余談だか、岩手にはそんな英雄すらも一蹴する魔王様がいるとか。
3..名無しウマ娘(石川ダービー編)
石川ダービー編の主人公?
元々は中央で走っており、一勝クラスでも掲示板に載るなど確かな実力の持ち主。金沢へは石川ダービーの賞金を求めて移籍してきた。
移籍初戦は実力の違いから、あっさりと逃げ切りを果たす。満を持して石川ダービーに向かうが、突然の路線変更でカナメが参戦することになり、彼女のプランは変更を強いられることになる。
金沢で唯一、カナメを破った経験のあるシャインスワンプの指導(しごき)の下、戦いを挑むが結果はご存じの通り。
賞金を求めて、地方移籍をしていることから守銭奴のように思えるかもしれないが、根は走るのが好きな普通のウマ娘。自分の才能の限界を分かっており、その中でも最大限の結果を出そうと努力ができる娘。
石川ダービーの後は、高知ダービーへの出走のために高知へ移籍。ここでも人気は集めたものの結果は大敗。現在は再度移籍を行い園田で走っている。いつか、力をつけた彼女がカナメの前に立ち塞がる時がくるかも?
6〜8話冒頭に取り上げた金沢の名ウマ娘の元馬わかりましたか?
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1人
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2人
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3人
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全員分かった
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1人も知らんわ