蒼青の勇者と剣の勇者の姉妹とその友達達は異世界でも最強   作:ジェットプテラ

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第三十二話が完成しました。
アンケートはまだ行っていますので是非参加して下さい
其れではスタートです。(^O^)/


話し合い

チロルの治療は香織がやって

 

「私は兎人族のハウリアの長の娘シア・ハウリアと言います。

 此方が⋯」

 

「私は犬人族のハウンド族だったチロル・ハウンドと言います。

 現在私はハウリア族の一員です。」

 

「では⋯お話しさせていただきますね」

 

「うん、お願いね」

 

「私達ハウリア族は亜人国‘フェアベルゲン‘にある樹海の奥の集落で暮らしていました。

 でも私達のせいで一族は国から追われる事になってしまったのです。

 亜人族は本来魔力を持って居ないのですが、私達は魔力を持ち直接操作できます。

 更に私の固有魔法は未来視、仮定した先の未来を見る力を、チロルちゃんの固有魔法は髪の操作、髪の毛を自在に操作できる力を持って居ます。

 これらは魔物と同様の力を持つという事

 捕まれば間違いなく処刑されるでしょう。

 一族は樹海を後にし北の山脈へと向かいました。

 ですがその途中で帝国兵に見つかってしまったのです。

 ハウリア族は争いを苦手とする一族、ですがチロルちゃんのお陰で半数以上は逃げられましたが

 途中から帝国兵が私達を殺すつもりで攻撃して来て其れをチロルちゃんが庇ってっくれたんです。」

 

「成程ねあの傷はその時の物なんだね」

 

「はい」

 

「続けますね。

 私が大岩をチロルちゃんと帝国兵の間に投げてその間に逃げて全滅を避けるために魔法が使えないこの谷へと逃げ込んだのですが、モンスターが襲ってきて、お願いです。

 私達をーー私の一族を助けて下さい」

 

「断る」

 

っと、ハジメは特に表情を変えることなく端的に答えた。

 

「ちょ、ちょ、ちょっと!何故です!

 今の流れはどう考えても『なんて可哀想なんだ、安心しろ!俺が何とかしてやる!』とか言って爽やかに微笑むところですよ!

 流石の私もコロっといっちゃうところですよ!

 何、いきなり美少女との出会いをフイにしてるんですか!」

 

「御免ねハジメ君は自分が利益にならない事はしない主義でね。

 私の場合チロルちゃんを差し出してくれたらやるけど」

 

「チロルちゃんをですか。

 それは⋯」

 

「所で何で犬人族が兎人族と一緒に行動しているの?」

 

「えっと⋯」

 

「私が説明します」

 

チロルが手を挙げた

 

「お願いね」

 

「はい私はご覧の通り顔が三つあって左がベロで」

 

「バウ」

 

「右がベルです」

 

「ワン」

 

「それで先程私の自己紹介で私の一族ハウンド族だったと言いました」

 

「言ったね。

 まるでチロルちゃん以外全滅したように」

 

「いえハウンド族は全滅して居ません。

 ただ私は忌み子なので殺されそうになりました」

 

私はチロルの身体が震えていてベロとベルが慰めてくれている

 

「チロルちゃんきついなら言わなくていいから。

 香織ちゃんなにか心を落ち着かせる魔法ないかな?」

 

「いえ、だっ大丈夫です。

 はっ話します。

 ベロとベルは五歳の時に突然現れました。

 フェアベルゲンでは忌み子が発覚したら直ぐに殺すのが掟で私は直ぐにベロとベルを髪の毛にの中に隠して過ごしました。

 ですが私が寝ている時にベロとベルの存在がばれて薄っすらと目を覚ますと刃物を持って居る両親が見えて其処から意識がはっきりすると切り裂かれた両親と其の返り血を浴びた私が居てたまたまお隣さんが来てしまい私は殺されると察知して直ぐに逃げました。

 勿論ハウンド族の人達は私を殺そうと武装して追いかけて来ました。

 私は必死に逃げて逃げるのに必死で崖に気が付かずに落ちてしまい流れる先でシアちゃんに出会いました」

 

「はい、チロルちゃんが忌み子なのは直ぐに分かりましたが私と同じ忌み子なので殺せずに村に連れてって傷を治しました」

 

「其処からハウリア族に生きて住まわせてくれました。

 ですからハウリア族を生かせる為なら私の命を貴方達に捧げて構いません」

 

「チロルちゃん!?

 なら私も」

 

「だそうけど、どうするハジメ君?」

 

「犬は俺のトウサイジュウオウを殴り倒す実力が有るから連れてって良いがウサギの方は実力はたかが知れているから連れて行かない」

 

「そんな」

 

シアは兎耳を垂らして落ち込んだ

 

「まぁ取り敢えず仕事の内容はハウリア族の生存で報酬はチロルちゃん身柄と亜人国フェアベルゲンの案内でいい?」

 

「理由を聞いていいですか」

 

落ち込みながら質問して来た。

 

「理由は単純でフェアベルゲンは常に感覚をが狂ってしまう霧があるから案内を頼みたいの。

 皆も良いかな?」

 

「構わない」

 

「私も案内が欲しかった」

 

「はい、お姉ちゃんが言うなら」

 

「あたしも翼愛の案に賛成だ」

 

「僕も姉さんと同じです」

 

「私は翼愛ちゃんに案に賛成」

 

「私も香織と同じ」

 

「会長が言うなら従うまで」

 

とハジメ、アレーティア、黒花、アテナ、雷槍、香織、優花、牙十郎も全員賛成してくれた。

 

「というわけだ喜べウサギと犬、犬の身柄とお前達を樹海の案内に雇わせてもらう。

 支払いはお前らの命を助ける事で良いか?」

 

「「お願いします」」

 

「でハジメ君、移動手段は?」

 

「此れを使う」

 

とオスカーの指輪を出すとハジメの隣に魔法陣が現れて車が現れた。

オスカーの指輪には宝物庫と言う空間魔法の概念がふんだんに使われているマジックアイテムで車の方は魔力駆動四輪と言う魔力で動く車である。

ハジメが運転席に座り、白崎とアレーティアが助手席に座り、黒花、アテナ、雷槍、優花、牙十郎、シア、チロルが後列、私が屋根の上に乗って移動した。

移動の途中

 

「え、それじゃあ、ハジメさん、アレーティアさん、クロカさん、ライヤリさん、カオリさん、ユウカさんも魔力を直接操れたり、固有魔法が使えると……」

 

「ああ、そうなるな」

 

「うん、そうだよ」

 

「……ん」

 

「まあね」

 

「死ぬつもりでやればできました」

 

「僕は大分前からですね」

 

しばらく呆然としていたシアだったが、突然何故か泣きべそをかき始めた。

チロルはおろおろ始めた

 

「……いきなり何だ? 騒いだり落ち込んだり泣きべそかいたり……情緒不安定なヤツだな」

 

「……手遅れ?」

 

「手遅れって何ですか! 手遅れって! 私は至って正常です!

 ……ただ、私とチロルちゃんだけじゃなかったんだなっと思ったら……何だか嬉しくなってしまって……」

 

「「「「「「「……」」」」」」」

 

その言葉にどれだけの意味が込められているのかは私とアテナには分からない。

それはきっと同じ境遇の者達しか完全に理解できないだろう。

暫く走っていると、遠くで魔物の咆哮が聞こえた。

 

「! ハジメさん! もう直ぐ皆がいる場所です!

 あの魔物の声……ち、近いです!

 父様達がいる場所に近いです!」

 

私は其れを聞いて直ぐに魔力駆動四輪の屋根に有る蓋をあけると其処からさっきと同じ殺気を出しながらチロルが飛び出して来て屋根の上に立ち、足に力を籠めて踏み込んで飛んだ。

チロルの踏み込みで魔力駆動四輪が宙に浮いた。

ハジメは着地すると同時ハンドル操作で何とか体制を立て直して落ち着いた時に私はチロルが居た場所見るとアザンチウム鉱石で出来た魔力駆動四輪の屋根が凹んでいた

私は直ぐに頭を逆さまにして

 

「御免ねハジメ君

 魔力駆動四輪の屋根を凹ませて」

 

「いや、助かった。

 もし翼愛が屋根の蓋を開けなかったら今頃どうなって居たか分からんぞ」

 

「そう」

 

「てか残念ウサギあんな強い奴が居るなら俺達の助け要らないだろ」

 

「其れなんですけど⋯チロルちゃん、私達に来た攻撃を庇った上に帝国兵が連続で攻撃して来て防戦一方なっちゃいまして」

 

「そうかよ」

 

と私達はハウリア族の下に行った。

魔物はチロルが全部片づけていた。

 

「ハジメ殿とヨクアイ殿でよろしいか?」

 

「ええ」

 

「そうだな」

 

「私はシアの父で族長をしておりますカム・ハウリア

 娘と親友のチロルを助けて下さい更にチロルを治療していただきなんとお礼を言えば⋯」

 

「礼は受け取っておくだがチロルの身柄と樹海の案内と引き換えってことは忘れるなよ」

 

「樹海の件はもちろんですが

 チロルの件は⋯」

 

「その件は予め聞いて本人の許可を取っているから」

 

「⋯そうですか」

 

「グズグズしていると魔物が集まって来る。

 ひとまずは峡谷(ここ)を出るぞ」

 

私達は移動した。

勿論ハジメのゆう通りに魔物が襲って来たが私達が簡単に倒して峡谷の入り口の坂の前に着いた。

私達が坂を上っていると

 

「あの⋯ハジメさんとヨクアイさん本当に良いんですか」

 

「「何か?」がだ?」

 

「この先には帝国兵ががいます。

 このままだと同じ人間族と戦う事に⋯」

 

「それがどうかしたのか?」

 

「えっと⋯私達を守る為に同族と敵対する事になるのでは⋯と⋯」

 

「⋯何か勘違いしておるようだから言っておくがな。

 お前らを守るのは樹海の案内とチロルの身柄を確保が終わるまでだ。

 邪魔する奴は魔物だろうが人間だろうが殺す。

 それだけだ」

 

「一応穏便に済ませるつもりでやるから」

 

と私はハジメよりも一歩、二歩先に歩く

 

「おいおい、マジかよ。生き残ってやがったのか。

 隊長の命令だから、仕方なく残ってただけなんだがなぁ~こりゃあ、いい土産ができそうだ」

 

三十人の帝国兵がたむろしていた。

帝国兵は、兎人族達を完全に獲物としてしか見ていないのか、戦闘態勢をとる事もなく、

下卑た笑みを浮かべ舐めるような視線を兎人族の女性達に向けている。

兎人族は、その視線にただ怯えて震えるばかりだ。

ちょっとくらい味見してもいいっすよねぇ?だの、二、三人なら好きにしろだのと

声が聞こえる。 

 

「あぁ? お前誰だ? 兎人族……じゃあねぇよな?」

 

小隊長とか呼ばれていた男がようやく私の存在に気がついたようだ。

私は、帝国兵の態度から素通りは無理だろうなと思いながら、営業スマイルしながら会話に応じる。

 

「ハイ!人間です。

 これから帝国に居て峡谷から拾て来た兎人族と犬人族を売るつもりです」

 

「う~んまだ若けぇのにまたずいぶん商魂がたくましいねぇ

 まぁ、いいや、そいつら皆、国で引き取るから置いていけ」

 

小隊長の言葉に、兎人族たちの怯えが、震えが一層強くなり、私の背中へと伝わってくる。

私は笑顔を崩さずにポーカーフェイスを続ける

 

「其処を何とか、こいつらは先に私達が先に拾いましたので帝国の慣例上、

 奴隷の占有権はこちらにあると思いますので」

 

小隊長の唇が侮りに歪む。

 

「……小娘、口の利き方は分かってるようだな、だが俺達が誰かはわからないみたいだが?」

 

「私はこちらの権利を主張しただけです、それにあなたたちが軍属だってのも理解してます

 帝国軍人ならどうか帝国の法に従って欲しいです!

 勿論タダで……とはいいませんっ!」

 

私は自分の衣服から小袋から取り出して小隊長の掌に握らせる、

小隊長は直ぐに小袋の中身を確認するとダイヤ、クリスタル、サファイア、ルビー、トパーズ、エメラルドなどなどの鉱石類が小袋にびっしり入って居る。

全員で一晩豪遊できる程度の価値はあるだろう。

 

「これで皆さんでお酒でも飲んでください」

 

「なかなかいい心がけじゃねぇか、唯の世間知らずの小娘だって思ってたがな

 けど最近はよう~帝国の御法が及ばない辺境の地もあるって話だぜ、なぁ皆!」

 

「「ハイ!小隊長殿の仰せの通りでありますッ!」」

 

小隊長の呼びかけに残りの兵士共がゲラゲラと笑い囃し、

その視線が私、アレーティア、香織、優花、アテナに集中する。

 

「ちょいと世の中の厳しさってヤツを教えてやる、くっくっく、

 そっちの嬢ちゃんたち、えらい別嬪じゃねぇか、後ろの奴らの四肢を切り落とした後、

 目の前で犯して、奴隷商に売っぱらってやるよ」

 

その言葉に私はポーカーフェイスが少し崩れてハジメは少し手が動いて居た。

 

「そうですか」

 

「つまり敵ってことでいいよな?」

 

ハジメがドンナーを取り出した

 

「あぁ~~渡る世間は敵ばかりってな、世の中は親切なおじさんばかりじゃないんだよぉ~~

 まずは震えながら許しをこッ!?」

 

と小隊長が言い切る前に私が蹴りを入れてバランスを崩した小隊長をハジメがドンナーを構えて

 

ドバン‼︎

 

一発の破裂音と共に、小隊長の頭部が砕け散る。

突然、小隊長の頭部が弾け吹き飛ぶという異常事態に、

 

「え⋯詠唱をはじめろ!」

 

「奴らを殺せ」

 

兵士達が半ばパニックになりながらも武器を構え、帝国兵の前衛が飛び出したのだが

その前衛たちもハジメの銃撃によって頭部を粉砕される。

あっという間に帝国兵は一人になり

私は〔音銃剣錫音〕を取り出して

 

『銃奏』

 

に銃奏モードにして生き残った帝国兵に脅しの為に帝国兵の身体ギリギリに地面を撃つ

 

「ひぃ」

 

帝国兵は完全に怯えている。

 

「君に聞きたい事が有るんだけど良いかな?」

 

「何でも話すから‼

 頼むから!

 殺さないで」

 

「分かって居るよ。

 私が聞きたいのはすでに捕まれている兎人族は何処かな?」

 

「そ⋯それなら帝国に移送済みだ⋯もうどうしようもない⋯」

 

「成程ね」

 

「は、話したから見逃してくれ」

 

「良いけど私は殺さないけど私のボディーガードは殺すよ」

 

「え」

 

「私のボディーガードは一度敵と認識すると必ず殺す主義だから」

 

「だ⋯だったら頼む殺さないと頼んでくれ」

 

「無理、其れが彼のポリシーだから

 此処で提案があるの」

 

「てっ提案!?」

 

私は衣服の下から小瓶を取り出した

 

「この小瓶には飲んだ人を眠る様に殺す即刻性の毒が入って居る。

 言いたい事分かるね」

 

と帝国兵は私から奪う様に小瓶を受け取って直ぐに飲んで倒れて毒殺の自殺した

 

「あ、あのさっきの人は見逃してあげても良かったのでは・・」

 

それは私達に声をかけたシアも例外ではなくおずおずと尋ねた。

 

「・・・1度、剣を抜いた者が、結果、相手のほうが強かったからと言って見逃してもらおうなんて都合がよすぎ」

 

「其れに見逃したら又同じ事が繰り返すかもしれないから」

 

 

「そ、それは・・・・」

 

「・・そもそも、守られているだけの貴方達がそんな目をハジメ達に向けるのはお門違い」

 

アレーティアは静かに怒っているようだ。守られておきながらハジメ達に向ける視線の負の感情を宿すなど許さないと言わんばかりである。

 

「ふむ、ヨクアイ殿、ハジメ殿、アレーティア殿、申し訳ない。

 別に、貴方達に含むところがあるわけではないのだ。

 ただ、こういう争いに我らは慣れておらんのでな・・・少々、驚いただけなのだ」

 

「ハジメさん、ヨクアイさん、アレーティアさん、すいません」

 

シアとカムが代表して3人に謝罪する。3人は気にしてないという様に手を振るった。

すると、ハジメは無傷で手に入った馬車や馬を見ていう。

 

「せっかくだ有効活用させてもらうか」

 

馬車を魔力駆動四輪を連結させて馬に乗る者と馬車に乗る者に別れて貰い、一行は樹海へと進路をとった。

因みに帝国兵の死体はアテナの火魔法で焼却し、残った骨はアレーティアの土魔法で地面に穴を開けて、そこに埋めた。




最後までお読みいただき有り難う御座います。m(__)m
次回もお楽しみ下さい

「ハウリア族のトレーニング内容は?」

  • 其の一、ハジメの原作訓練
  • 其の二、翼愛の六式訓練
  • 其の三、黒花の変幻無双流訓練
  • 其の四、騎竜姉弟の覇気訓練
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