蒼青の勇者と剣の勇者の姉妹とその友達達は異世界でも最強 作:ジェットプテラ
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其れではどうぞ(^O^)/
「やほ~、はじめまして~、みんな大好きミレディ・ライセンちゃんだよぉ~」
そのゴツイ外見とはイメージが結びつかないキャピキャピした少女の声が聞こえて私達は思わず膠着して
「あのねぇ~、挨拶したんだから何か返そうよ。最低限の礼儀だよ? 全く、これだから最近の若者は……もt「待って!!」何よ私が言っているのに遮るなんて礼儀がなってないよ」
「そいつは、悪かったな。だが、ミレディ・ライセンは人間で既に死んでいるはずだが?
オスカー・オルクスの迷宮を攻略した時に読んだ手記にちゃんと人間の女として書かれていたぞ?」
「其れに、
「だから、目論見通り驚いてやったんだから許せ。
そして、お前が何者か説明しろ。
簡潔にな」
「おぉ!オーちゃんの迷宮の攻略者なんだね!どう?私について何か書いてた?」
謎のゴーレムが私達の質問を質問で返してきたが
「一言で言えばウザイ女と書かれて居ました」
黒花が代表で答えた。
「成程成程、確かに昔の私はオーちゃんウザがられて居たからね。
どうやら本物の様だね」
「チッ、俺らの質問無視してんじゃないぞ」
「あ~はいはい分かって居ますよ。
そのあ~てぃ何とかは知らないけど間違いなく私はミレディ・ライセンスだよ。
この姿の秘密は神代魔法で解決!詳しく知りたければ私を倒してみよ!・・・って感じかな?」」
「おい! それじゃ質問に「質問には答えた」
「ハジメ君、チェインクロニクルに出て来るトリスメギストスと同じと考えば良いんじゃない?」
「そんなもんか?」
「今度は、こっちが質問する番。君達の目的は何? 何のために神代魔法を求める?」
嘘偽りは許さないと言わんばかりの、先程までおちゃらけた雰囲気を微塵も感じさせない声が聞こえた
「…俺達は無理やりこの世界に連れてこられた。
俺の一番の目的は故郷へ帰る事。
邪魔する奴は誰であろうと殺す!」
「そっか。なるほどねぇ、別の世界から⋯うん、それは大変」
そしてハジメは私に指を指して
「神殺しなら翼愛達が筆頭にやる」
「はい、貴方達の証言と私達が見た物をすり合わせた結果、私達の世界に間違いなくエヒトは接触して来ると考えています。
ですので神殺しをします」
「そんな事を言ってくれる人が来てくれて私は嬉しいよ」
「さぁ、お前の質問には答えた。
結局、お前の神代魔法は何なんだよ?」
「んふふ~それはね…教えて…あーげない」
「なら死ね」
勿体ぶって最後には秘密にしたミレディに今までの出来事も有りハジメは遂に我慢できなくなった。
いきなりミレディゴーレムに向けてドンナーをぶっ放すが、あまりダメージを受けていない。
「ふふ、先制攻撃とはやってくれるねぇ~。だけど、この程度じゃ私は倒せないよぉ~。
言っとくけど私は強いよ~。
死なないように頑張ってね~」
「悪いが俺達にはさっきのゴーレムと大差ない様に見えるがな」
「ほんっとに生意気な奴だなぁ~。いいよ、教えてあげる」
ミレディがそう言うとミレディゴーレムの背後に、先程私達と戦っていた騎士型ゴーレムが浮遊していた。
「これが私の神代魔法。
空飛ぶゴーレムは見た事ある?」
「確かに見た事無いです」
私はそう言う
「そうでしょ。
これが君達に一斉に襲い掛かるわけ!
どう?
ビビった?
今謝ったら――」
ミレディが得意げに語る中
ユエとチロルが動いて、その瞬間、ゴーレム達が細切れになる。
「…アレ?」
「浮いているだけなら只の的。
あと、いちいちうるさい…」
「そうですね。
簡単に倒しましたし」
「「ワン」」
ユエとチロルがそう言う。
ミレディは未だに余裕を出しているが、
「お~怖い怖い。話している最中に容赦ないな」
ハジメは神結晶を加工したモノクルを付けてミレディゴーレムを見る。
すると、
「何だ。
お前には核があるじゃないか。
皆、心臓の位置を狙うぞ!」
ハジメが核の位置を看破し、それを皆に伝える。
「な、何なの君達!?
ここって魔法が使えない筈なんですけど!?」
見破られた事が予想外だったのか、焦った声を漏らす。
「魔法を防いでも私達は止まらないから」
「そう言う事だ」
私達はジャンプして散開しミレディゴーレムと対峙する。
すると、シアが飛び込んで戦槌を振るうが、メイスの鉄球部分で防がれる。
シアはそのまま力尽くで押し切ろうとしたが、背後に先程細切れにされた複数のゴーレムが再生されてシアに襲い掛かろうとしていた。
「あれれ?
忘れてたの?
ゴーレムはいくらでも再生できるんだよ?」
ゴーレムがシアに目掛けて剣を振り下ろそうとした瞬間、ゴーレムは切り裂かれ、撃ち抜かれる。
「そんな事知ってる」
「忘れてると思ったのかな?」
ユエと白崎さんがそれぞれ武器を構えながらそう言った。
「流石カオリさんとユエさんです!
チロルちゃん、思いっきり行きますよぉ~!!」
「うん!!」
シアとチロルはミレディゴーレムに向かい。
先にシアがドリュッケンを振り下ろした
「中々いいコンビネーションだね。
だけど、ゴーレムがパワーで負けるはずないよぉ!~」
ミレディゴーレムは右ストレートを繰り出した
シアのドリュッケンとゴーレムの右の拳がぶつかり合う。
「ぐぬぬぬ…………!」
「中々いいパワーを持ってるね。だけど、ちょーっと力不足かな~~~?」
そのままシアが押し切られようとした時、
「シアちゃん!!」
チロルが髪の毛操作で足に纏わせて蹴りの威力を上げてドリュッケンに蹴りを入れる。
「成程足りない威力を別の人に補う中々⋯」
とミレディゴーレムが解説している間に横から飛来した〔風双剣翠風 〕がゴーレムの右肘の関節部分を切り開いた。
「あり?」
ミレディゴーレムが横を見ると
「私を忘れてた?」
戻って来た〔風双剣翠風 〕を優花は手に取り得意げに笑って見せる。
その時、
「「どぉりゃぁあああああああああっ!!」」
シアとチロルが気合を入れた声を上げる。
切り落とさせた右腕はミレディゴーレムにぶつけて粉砕する。
「やるじゃん」
右腕を砕かれても余裕の声を漏らすミレディ。
しかし、
「だろ?」
ミレディの言葉に同意するような声がミレディゴーレムの胸部から聞こえた。
対物ライフル〔シュラーゲン〕を至近距離から核がある部分に向けたハジメだ。
「――ッ いつの間ッ…」
ミレディが驚愕の声を言い終わる前に引き金が引かれ、弾丸が直撃する。
煙が出てその中からハジメが反動で後ろに飛び退き、他のメンバーもハジメの元に集まる。
「…いけた?」
「手応えはあったけどな…」
「これで終わってくれないですかね…」
「シアちゃん、それフラグ」
それぞれがそう言うが、これで終わるほど甘くないだろう。
煙が晴れると
「いや~~、ちょっとヒヤッとしたよ~。でも、まだ足りないね」
少しボロボロになったミレディゴーレムが居た。
胸の着弾地点が露になりゴーレムの装甲の下に、もう1枚黒い装甲が見えた。
「”アザンチウム鉱石„この装甲を破らない限り私は倒せないよ
「ハジメ君、あれって…」
「⋯この世界で最も硬い鉱石だ。
俺達の装備にもいくつか使っている。
「流石オー君の迷宮攻略者。知ってて当然だよね~。
それじゃあ、第2ラウンドいってみよっか!」
ミレディがそう言った瞬間、ハジメ達の上に浮いていた足場が突如として落下した。
私達は破壊する。
その瞬間、ハジメの横にあった足場が横滑りした⋯というより横に落下したような動きを見せた。
私達は咄嗟に其れも破壊する
「へぇ躱すんじゃなくて壊すなんてなかなかやるね」
「どうも」
アテナが答える
「皆! こいつの神代魔法は恐らく『重力』だ!
浮いているゴーレムも、動く足場もそれで全て説明が付く!」
ハジメがミレディの神代魔法に気付いたのかそう叫ぶ。
「おや、思ったより早く気が付いたね。
その通り! 重力を操れば例えば……」
ミレディゴーレムが何時の間にトゲ付き鉄球のメイスを取り出してハジメ達に向けると、
「こんな事も出来るんだよ!」
その瞬間、鉄球が私達に向かって放たれた。
メイスに見えたそれは、内部に鎖が繋がっている、所謂モーニングスターだったようだ。
正確には私達に向かって鉄球が『落下』しているのだろうが、今はそんな事は如何でもいい。
「ここはあたしと」
「俺が何とかする! 皆で奴の動きを封じてくれ!」
ハジメとアテナがそう言うと、左腕の義手と槍を振りかぶって鉄球に殴りかかった。
鉄球に大きく罅が入るほどの衝撃で鉄球を止める。
「⋯マジ?
これを正面から受け止めるとか…」
「似たようなトラップがあったからな」
「其れも二回止めたし」
「そして、これがお前の命取りになる! 行け! 皆!!」
ハジメの言葉で全員がミレディゴーレムに向かって行く。
「く、来るな!」
ミレディゴーレムは再生された右腕で薙ぎ払おうとしたが、
「シア!チロル!」
「「はい!」です!」
もう一度、右腕をシアとチロルが止める。
「「ふぎぎ…」」
シアとチロルが何とか耐えている所に、
「ー上出来!」
「頑張れ! シア!」
「私達には」
「この時間で十分」
「先輩方!!」
「あぁ行くぞ皆」
優花、白崎、私、黒花、雷槍、牙十郎が両肩部分目掛けて其々の武器で攻撃して罅を入れる。
更に、ユエが飛び出し、
「…ここ」
ユエの武器で罅の入った両肩を切断した。
「くっ、このぉっ………!」
ミレディが何とか逃れようとした時、
「まだです!」
「そうだね」
右腕を抑えていたシアとチロルが、両腕を切断された事で自由になり、ドリュッケンと蹴りで思い切り振りかぶる。
そのまま思いっきり振り切ってミレディゴーレムを吹き飛ばした。
足場の1つに叩きつけられるミレディゴーレム。
「や、やるじゃないか………でも、こんな事しても無駄だよ。
私もゴーレムだって事忘れてないよね?
核が破壊されない限り素材があれば何度だって再生できるんだよ」
そう言いながら再生を始めようとしていた。
だが、
「――そうはさせない」
ユエがミレディゴーレムの近くに降り立つと指に〔ブリザードウィザードリング〕を指に嵌めて
「――凍って」
待機状態の〔ワイズドライバー〕に翳して
『ブリザード ナウ』
「“凍柩”」
その瞬間、ミレディゴーレムの足場に接している部分から凍り付いていき、体の大半を氷漬けにする。
「嘘!? どうしてここで上級魔法が使えるのさ!?」
ミレディが驚愕の声を上げる。
「水を使った攻撃をしていたお陰。
これなら水を凍らせるだけで使える。
其れに
「よくやったぞ、ユエ」
「…ん、頑張った」
ユエはハジメに褒めてもらって嬉しそうな声を漏らす。
「終わりだミレディ。
この状態じゃ再生も身動きも出来ないだろ?
諦めて神代魔法を渡すか、それともこのまま止めを刺されるか――」
[ピキピキ⋯]
私は小さいが天井に音がして上を見た。
「…おい何黙ってやがる」
「……[ビギュゥゥン]
「――っまさかコイツ…!!」
ハジメがそう言った瞬間、シアがバッと上を見上げた。
「ハジメさん!! 『未来』が見えました! 天井が降ってきます!!」
「天井は重力で支えていたみたい」
その言葉に上を向けば、
「まさかこれは!?」
ハジメが目を見開く。
天井に正方形の亀裂が無数に入る。
「…ふふふ、とっておきのお返しだよ。
今からこの部屋の天井全てを、君達の頭上に”落とす„」
天井が正方形のブロックに分かれて落下を始めた。
最後までお読みいただき有り難う御座います。m(__)m
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