蒼青の勇者と剣の勇者の姉妹とその友達達は異世界でも最強   作:ジェットプテラ

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第五十一話が完成しました。
アンケートはまだやって居ますので是非参加して下さい
其れではどうぞ(^O^)/


馬車旅

私達はブルックに戻って急いでモットー・ユンケルの商隊の元に戻った。

如何やら私達が最後みたいだったので直ぐに出発した。

ハジメはユエが手に入れた〔神々の叡智〕の使い方を教え香織は其れを見つめる。

シアは仲間はずれして落ち込んでチロルが慰めている

アテナと雷槍は〔ルシフェリオン〕を使ってシュミレーターをして居る。

牙十郎は優花の膝枕で寝ている

私と黒花は馬車の上で風に当たりながら過ごし、他のメンバーは馬車の中で過ごした。

暗くなる同時に停まって野営の準備に入った。

 

野営の準備を行っている中でハジメはモットーに問いかける。

 

「今日はどれくらい進んだ?」

 

「大体三分の一ってところですな。

 順調に行けばあと4日で着くでしょう」

 

「結構かかるな」

 

魔力駆動二輪や四輪などを使えば一日で着ける距離だっただけに思った以上のスローな移動に小さくため息をついたハジメ。

 

「馬車旅は基本こんなもんだから気長に行こう」

 

「そうだな」

 

「因みに食事は如何されるおつもりで?

 一応食料の販売もしてはいますが…」

 

流石商人。

こういう細かい所でも商売を忘れない。

すると、

 

「ああ…そう言った事は心配いらない」

 

ハジメが視線をシアと優花に向ける。

私はハジメがやる事に気が付いて

 

「ち、ハz…」

 

止めようとするがシアと優花の目の前に食料の入った袋が現れた。

ハジメが宝物庫から取り出したものだ。

 

「頼んだぞ食事係」

 

「お任せくださーい!」

 

「了解よ」

 

シアと優花は離れて私は

 

「馬鹿ハジメ」

 

「いって!」

 

武装色でハジメの頭を殴る。

 

「翼愛、行き成り何するんだ!」

 

「いや商人が居る前に其れ使う」

 

私はモットーに指を指す。

 

「商人…?」

 

ハジメは私が指を指した方を見る。

モットーは目を真ん丸にし口を開けて唖然とするしかなかった。

モットーが再起動すると

 

「なっ…何ですかその道具は!?」

 

モットーは絶叫する

 

「あっ…」

 

自分の失態に気付いたハジメが声を漏らす。

 

「別に隠すつもりは無かったが…」

 

「いや隠しなさい」

 

「宝物庫って言うアーティファクトだ。

 見ての通り好きな物を出し入れ――」

 

「言い値で買う!

 いくら欲しい!?」

 

ハジメが言い終わる前にモットーはハジメに詰め寄って叫んだ。

宝物庫と言うアーティファクトは正に商人にとっては夢のアイテムである。

馬車代、馬代、護衛代、人件費削減などなどが大幅に削減できる道具だ。

商人にとっては垂涎ものだろう。

ハジメは目が血走ったモットーに一晩中質問攻めにされることとなった。

 

翌日

 

ハジメは馬車の中で香織に膝枕されながら眠そうにしていた。

私、黒花、シア、チロルが馬車の屋根の上で風に当たりながら過ごして居た

 

「ハジメさん、風が気持ちいいですよ!」

 

「ワン」

 

「バウ」 

 

ハジメにそう言うが、

 

「あぁ、そうかい」

 

ハジメは興味無さそうに欠伸しながら返した。

 

「あの後ひたすら質問攻めされて眠いんだよ…」

 

「宝物庫さえあれば馬車要らずですもんね」

 

「目が血走ってて気味悪かったぞ」

 

「そうですね。

 私も少しビビりましたので」

 

チロルは苦笑いしながら答えると

 

シアとチロルは街道沿いの森の方を向いてウサミミとイヌミミを向けピコピコと動かすと、のほほんとした表情を一気に引き締める

 

「何か見つけたの?」

 

私はそう言うと

 

「敵襲です‼

 数は百以上、森の中から来ます!」

 

警告を発した。

その言葉を聞いた御者は驚愕の表情をして、

 

「ひゃ、百以上だと!?

 そんな数聞いた事ないぞ!」

 

「引き返せ! 

 今ならまだ間に合うかもしれん!」

 

直ぐに手綱を引こうとするが

魔物を見たハジメは、

 

「あー、このまま進んで大丈夫だぞ」

 

何でもないようにそう言った。

 

「何言ってる!?

 魔物が百匹も居るんだぞ!?」

 

御者は馬鹿かこいつと言わんばかりの表情だ。

確かに普通の人達にとっては低級の魔物百匹でもヤバいらしい。

私達はもっとヤバい魔物百匹以上に囲まれた事もあるから全然危機感が無い。

 

「ハジメ君、私達の感覚と一般の感覚とズレて来ているよ」

 

「そうか?」

 

私の言葉をハジメは曖昧で返す。

 

「皆、ここは私に任せて」

 

ユエがそう言うと私達が居る馬車の屋根に上る。

ユエは自分の右手に〔サンダーウィザードリング〕と〔グラビティウィザードリング〕を手に持ち次に〔神々の叡智〕を取り出して

 

「魔導書庫」

 

ユエがそう言うと〔神々の叡智〕が変形してユエの周りに本棚が現れて魔導書庫で作った魔導書を二冊取る

 

「姿が見えてきましたよ!」

 

シアは慌てて

 

「「「ガルルルル!」」」

 

チロル、ベロ、ベルはう鳴き声を出す

ユエは落ち着いて最初に〔サンダーウィザードリング〕を待機状態の〔ワイズドライバー〕に翳す。

 

『サンダー ナウ』

 

ユエの上空真上に雷雲が集まり出して

 

「天灼」

 

ユエがそう言うと魔導書が開き魔導書から雷球が出て来て真上の雷雲と合わさった。

ユエは直ぐに〔サンダーウィザードリング〕を外して〔グラビティウィザードリング〕を嵌めて待機状態の〔ワイズドライバー〕に翳す。

 

『グラビティ ナウ』

 

〔グラビティウィザードリング〕を嵌めている指を天に向けて

 

「禍天」

 

魔導書が開き魔導書から黒い球体が発射され黒い球体が雷雲に入ると雷雲から巨大な雷の龍が出て来て

 

「大雷竜」

 

ユエが天へ向けていた指を魔物の群れに向かって振り下ろすと、巨大な雷の龍は魔物の群れに襲い掛かった。

雷の龍は魔物達を一瞬にして蹂躙して消し去っていく。

利用した魔導書は消滅すると同時に本棚を消して〔神々の叡智〕を仕舞って〔ディフェンドウィザードリング〕を取り出して〔ワイズドライバー〕に翳す。

 

『ディフェンド ナウ』

 

魔法障壁を張った。

周りの人達は魔物が居なくなったので必要ないと思われているが私にはこの後に何が起こるのか分かる。

魔法障壁を張った直後に音と爆風がソニックブームとして遅れて襲って来た

ユエが魔法障壁を張ってくれたお陰で損害は無いけど森の大半を炭素かしていた。

 

「………」

 

「おいおい…

 あんな魔法俺も初めて見たぞ」

 

「多分〔神々の叡智〕と〔ワイズドライバー〕を利用した合成魔法でしょ?」

 

「正確には複合魔法

 私のオリジナル

 雷属性の魔法にライセンスで手に入れた重力魔法を組み合わせてみた」

 

ユエは後ろを向いて

 

「更に昨日ハジメが教えてくれた〔神々の叡智〕の魔導書庫は魔法をストック出来るから其れを使えば二倍になる」

 

ドヤ顔をする。

その後も魔物の襲撃はあったが私達が一瞬で片付けるので特に問題なく進み、目的地であるフューレンが見えてきた。

 

「ハジメさん目的地が見えてきましたよ」

 

「やっとか…」

 

ハジメは飽きてきたのか欠伸して

 

「ハジメ殿、ヨクアイ殿、着く前に宜しいか?」

 

モットーが馬車を操作しながら話しかけて来た。

 

「出発前に話したその兎人族と犬人族、宝物庫。

 やはり売る気はありませんかな?」

 

「またその話かよ。

 いい加減しつこいぞ」

 

ハジメは鬱陶しそうに言い。

 

「すみません仲間を売るつもりは有りません」

 

私は丁寧に答える

しかしモットーは話を続け、

 

「一生遊んで暮らせる金額をお支払いしますよ。

 特に宝物庫は個人の手に余る代物。

 この先厄介な事になるかもしれませんぞ?

 例えば彼女達のみに何か起きたり…」

 

脅しとも取れるその言葉に、私は空気が一変したのを感じる。

私は馬車の屋根を飛び降りてモットが手綱を握って居る馬の上に着地して

 

「ヨクアイ殿!?」

 

その間にもモットーの視界から、ハジメ、香織の姿が消えていた。

其れに気が付いたモットーは

 

「……?

 あれ…何処に……」

 

次の瞬間、

 

Schlange, beissen!

 

[ガキン]

 

行き成りモットーの周りに金属音が響いてモットーは慌てて周りを見ると

 

「何故邪魔をする?

 翼愛」

 

「いや、腐っても私達の雇い主だから守る義務が有るから

 其れに脅しをするなら弾と刃を抜いて殺意で脅しなさい

 ハジメ君、牙十郎君、香織ちゃん」

 

私が〔レヴァンティン〕の蛇腹剣でハジメと香織の銃を縛り上げて〔音銃剣錫音〕で牙十郎君の〔日輪刀〕と鍔迫り合いで抑える。

 

「そうか」

 

ハジメ達の殺気がさっきよりも挙がって来る。

あんまりの殺気に馬の歩行速度が大分落ちて来た。

 

「それで、それは宣戦布告と受け取っていいのか?」

 

「心配しなくても身を守れる位の強さは身に着けているつもりです。

 それでもハジメ君の敵に回るのなら容赦はしません」

 

「会長の命が無くとも俺は優花に手を出すものは切り捨てるつもりだ」

 

三人の殺気と威圧を受けて、モットーは慌てて取り繕った。

 

「ひっ…ち……違っ…! わ…私はあなたがそれを隠そうとしていないので…可能性としてそういう事もあると…たっ…ただそれだけで…」

 

嘘か本当かは分からないが、モットーは完全に委縮してしまっている。

 

「と言って居るけどどうするのハジメ君?」

 

私の言葉を聞いたハジメはモットーは私達に敵意が無いと判断したのかハジメは殺気を収めた。

 

「………ならそう言う事にしておこうか。

 だが、敵意を持って俺達の前に立った時は、ただの1人も生き残れると思うなよ」

 

忠告の意味を込めてハジメはそう言った。

その後、街に到着すると、

 

「では、私は手続きがあるのでこれにて」

 

「ああ」

 

「とんだ失態を犯しました。

 ご入用の際は是非我が商会を」

 

「だったら何か手土産を持ってきたら私達を支援して下さい」

 

「其れは…喜んで受け溜まりましょう」

 

「なら…」

 

私はモットーに近づいて腕に抱きついて

 

「え…な、何よ?」

 

「良いから『シャルル』」

 

『はいシャル』

 

『〔ラブコミュニケーション〕の状態で写真撮影』

 

『分かったシャル』

 

『その後空間魔法の中で小型プリンターで写真作成』

 

『それも分かったシャル』

 

「其れじゃあこれ見て下さいね」

 

私は〔ラブコミュニケーション〕を持った右手を真上に上げて

 

「此れですか?」

 

モットーは釣ら得て真上を向いたと同時に

 

[パシャ!]

 

シャルルがシャッタを切った

次に私の真横に空間魔法陣が現れて私は其処に手を入れて万年筆とさっき取ってプリントアウトした写真を取り出して万年筆で文字を書く

 

「はい、モットー此れにサインして下さい」

 

写真と万年筆を差し出した。

 

「ああ、成程分かりました」

 

モットーは私が行った行動の意味を理解して写真と万年筆を受け取りサインする。

 

「此方になります」

 

私は受け取りサインを確認するしっかりとモットー・ユンケルが抱えていた。

私は写真を空間魔法陣に入れて

 

「其れじゃあいつかは頼みましたよ」

 

「はい」

 

モットーから離れて皆に合流した。




最後までお読みいただき有り難う御座います。m(__)m
感想、評価、誤字脱字待って居ます。
其れでは次回もお楽しみください(^O^)/

牙十郎「○○高校の二年✖︎組、清水幸利、魔人族に寝返り洗脳した魔物を使って畑山愛子暗殺未遂及びウルの住人の大量殺害未遂の罪でジャッジメント」『Judgment Time』

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