蒼青の勇者と剣の勇者の姉妹とその友達達は異世界でも最強 作:ジェットプテラ
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其れではどうぞ
刷庫の仮面ライダーソロモンの必殺技、ソロモンゾーンで生成した本で巨大クリオネを飲み込んで
それ以降巨大クリオネ以外に厄介な敵は存在せず、私達はサクサクと先へ進んでいくと岩石地帯に出た。
そこにはおびただしい数の戦列艦の帆船が半ば朽ちた状態で横たわっていた。
そのどれもが100mはありそうな戦列艦の帆船ばかりで、遠目に見える一際大きな船は300mはありそうだ。
「船の墓場ってやつか?」
「凄い…帆船なのに、なんて大きさ…」
私達はその中を警戒しながら先へ進む。
「それにしても戦艦ばっかだな…」
「其れも世界が世界だけに中世に活躍した戦列艦ばっかり」
「うん…でも見て」
香織が有る場所を指さす。
私達は其処を見る。
「あの一番大きな船は雰囲気が違うみたい…客船っぽくない?」
香織の言う通り周りの船は私達が映画などで見る海賊船などの様に、船の側面に大砲が並んでいる戦列艦に対してあの船には大砲などは装備されておらず見た目重視なデザインになって居る。
私達が考察して居ると
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「うぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「ワァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
行き成り大量な雄叫びを聞いて
「何だ!?」
私達が周りを見ると
「皆
周りがっ!」
優花が思わず声を漏らすと、周りの景色がぐにゃりと歪み、気が付けば私達は岩石地帯の地面ではなく戦列艦の甲板に立っていた。
其れも大海原の上に浮かんでいた
そして、周囲に視線を巡らせば、岩石地帯の船の墓場などなく、何百隻という帆船が二組に分かれて相対し、大砲や魔法などでドンバチして居る、海上戦闘の真ん中に居た
「な、何よ此れ…」
「わ…私達……夢でも見てるのですかね………?」
鷹音とが呆然と呟く。
「………ありがちな設定からだと、これは過去の映像を流してるってことか?」
ハジメはふと思った予想を口にする。
「でもこの迫力………ただの映像とは思えないわ。雄叫びによる空気の震えがビリビリ来るもの…………」
ハジメの言葉に対して優花がそう言う。
「そうね。
私の予想が正しければ此れは幻影魔法の上位互換の魔法だね」
そうこうしている内に、どちらか撃った魔法や砲弾が私達に目掛けて迫って来た。
ハジメは咄嗟に〔浪漫砲台パンプキン〕を素早く組み立てて発砲する。
其れに合わせて私は銃奏モードにした〔音銃剣鈴音〕、黒花は〔ギアトリンガー〕、アテナはアテナは〔ギャレンバックル〕を取り出して
「変身!」
『Turn Up』
仮面ライダーギャレンに変身して〔醒銃ギャレンラウザー〕、雷槍は〔
『SET WARNING』
「変身!」
『WOULD YOU LIKE A CUSTOM SELECTION』
仮面ライダーシーカー パワードビルダーフォームに変身して直ぐに〔ギガントブラスターバックル〕を取り出して〔パワードビルダーバックル〕にセットする
『GIGANT BLASTER』
〔ギガントブラスター〕を取りだす鷹音は〔クロスミラージュ〕を取りだして
「〔クロスミラージュ〕、セットアップ」
『
バリアジャケットに着替えて待機状態のカード形態から活動モードの拳銃形態に変わり、雫はシューティングモードの〔フルンティング〕を構えて、ルーズ〔セイザブラスター〕と〔シシキュータマ〕で
『シシキュータマ』
『セイ・ザ・チェンジ』
「スターチェンジ!」
シシレッドに変身して〔キューザウェポン〕を取り出してキューショットで構える
ティオは〔仮面ライダーリュウガのカードデッキ〕を取り出して偶然にも自分自身の姿を映せる剣が有り〔仮面ライダーリュウガのカードデッキ〕を翳すとティオのお腹に〔Vバックル〕が装着されて
「変身」
〔仮面ライダーリュウガのカードデッキ〕を〔Vバックル〕にセットすると仮面ライダーリュウガに変身して〔ブラックドラグバイザー〕に〔ストライクベント〕をセットして
『STRIKE VENT』
右手に〔ドラグクロー〕を装着して
最後にヴィータが左手に鉄球のような魔力弾を精製して
「シュワルベフリーゲン」
〔グラーフアイゼン〕で打ち付けて飛ばす。
其れに合わせて私達も発砲する。
先にヴィータの魔力弾は逸れる事無くその火球に直撃して消滅した
続いて私達の攻撃が火球に直撃したが此処で可笑しなことが起きた
鷹音、雫の攻撃は先程のヴィータの魔力弾の様に火球に直撃して消滅したがハジメ、私、黒花、アテナ、雷槍、優花、シア、ルーズ、ティオの攻撃は擦り抜けて其のまま此方に向かうって来る
「何っ」
私達は驚く中
「皆!」
私達に向かって来た攻撃に対し、香織、ユエ、シャマル、ザフィーラは其々の障壁を展開して防ぐ
「さて何故俺達の攻撃はすり抜けたのに対してヴィータ、鷹音、雫の攻撃はヒットしたのを考えようか」
「と言っても私は普通に〔フルンティング〕で発砲しただけ」
「私はヴィータと同じ魔力弾しか撃って居ないわ」
「そうだな私も其れしかやって居ない」
「共通点は…」
ハジメが考えて居ると
「魔力が纏って居るとか…」
刷庫が言う
「根拠は?」
私がそう言うと
「あ、はい〔フルンティング〕などのCHARMには弾丸に自動的にマギを籠められるので」
「其れだ!」
ハジメは直ぐにこっちに向かう攻撃を風爪を発動すると向かって来た攻撃は簡単に飛散した。
「やはり!皆、魔力を使わないと影響を与えられない! 魔力を伴う攻撃を!」
ハジメは皆にそう叫ぶ。
ハジメは風爪、私とシグナムは〔レーヴァテイン〕、黒花は〔
その時、俺達と同じ船に乗っていた乗組員の1人が負傷し、近くに倒れる。
「大丈夫ですか………!?」
「直ぐに治療するわ」
香織とシャマルは放っておくことは出来なかったのか、回復魔法を行使する。
すると、傷が治るどころかその乗組員は光の粒子となって消えてしまった。
「え? えっ? ど、どうして……」
シャマルは戸惑って
「魔力さえ伴っていれば、攻撃魔法に限定する必要は無いって事かな?」
ハジメが、乗組員が消えてしまった理由を推測する。
その理由に納得したのか、皆も頷く。
すると、
「全ては神の御為にぃ!」
「エヒト様ぁ! 万歳ぃ!」
「異教徒めぇ! 我が神の為に死ねぇ!」
血走った目に涎を垂らしながら叫ぶその姿はまさしく狂人だ。
「気持ち悪いわね…………」
優花が顔を顰めながらそう呟く。
「狂信者という奴かのう?」
「この全員がか?」
ハジメはやれやれと肩を竦めると、
「さて、どうすれば、この気持ち悪い空間から抜け出せるんだ?」
とりあえずこの場の解決策を模索する。
「一番分かり易いのは全員倒す事だろ」
「ま、それが妥当だろうな。
これだけの数を殲滅するのは面倒だが、回復魔法も効果があるならやりようはあるな。
香織」
「うん、分かってる」
香織はハジメの言葉に頷いて〔LBCS オーディンMk₋2〕を取り出して直ぐに変身して天高く跳んで、
「聖典!」
上級範囲回復魔法を発動させた。
普通の魔法使いなら10数人がかりで、その上長時間の詠唱とバカでかい魔法陣が必要になり、半径500m以内の全員を纏めて回復させるものだ。
しかし、それを香織は詠唱、魔法陣無しのノータイムで行使し、その上その効果範囲は半径数キロに及び届かない範囲はオーディンMk₋2の高い飛行能力で直ぐに効果範囲に入れる
効果範囲内にいた船の兵士達は全員が消え去る。
この大海原の大艦隊はたった香織、1人によって、一分と掛からずに全滅した。
最後の兵士を倒した時、再び景色が歪んで俺達は元の場所にいた。
「今の、何だったのかな?」
地面に降りて来た香織が疑問を口にする。
ハジメは、少し考えたあと推測を話した。
「おそらくだが、昔あった戦争を幻術か何かで再現したんだろうな。
…まぁ、迷宮の挑戦者を襲うという改良は加えられているみたいだが…あるいは、これがこの迷宮のコンセプトなのかもしれない」
「コンセプト?」
「ああ。大迷宮にはそれぞれ、〝解放者〟達が用意したコンセプトがあるんじゃないか?
ってな。
それが当たっているとすれば、ここは……」
「…狂った神がもたらすものの悲惨さを知れ…かな?」
「ああ、そんな気がするよ」
余所者の私達だから狂った奴らだなと他人事で済んだが、この世界の人間からすれば自殺ものかもしれないな。
私達がさらに進み香織が最初に指さした船の墓場で一番目立つ300mほどもある木造の豪華客船の残骸の下へ辿り着いた。
残骸と言うよりも、原型は留めている。
「やっぱり此れだけ他の船とは違うね……」
私達はその船を見上げながら呟く。
「あぁ、木造の船でよくもまぁこれほどの船を仕上げたもんだ」
ハジメは感心したように言う
私達は豪華客船の最上部にあるテラスへと降り立つ。
豪華客船の最上部にあるテラスへと降り立つ。
すると案の定、周囲の空間が歪み始めた。
「またか……皆、気をしっかりもてよ。
どうせ碌な光景じゃない」
ハジメの推測に俺達がさっきよりもエグイ光景を予想していた。
しかし、景色が完全に変わると、そこは煌びやかなパーティー会場だったことに、俺達は呆気にとられた。
時刻は夜で、満月が夜天に輝いており、テラスから見える眼下の甲板は豪華な料理と着飾った人々で賑わっていた。
「これは…パーティー…だよね?」
「ああ。随分と煌びやかだが人間族だけじゃなく魔人族や亜人族もいうな、メルジーネのコンセプトは勘違いだったか?」
ハジメは肩透かしを食らった気分になっている。
すると、背後の扉が開いて数人の乗組員が談笑しながら一服し始めた。
その話の内容によると、この海上パーティーは、終戦を祝う為のものらしい。
長年続いていた戦争が、敵国の殲滅や侵略という形ではなく、和平条約を結ぶという形で終わらせることが出来たのだという。
「こんな時代があったんですね………亜人族も居ますよ」
「ん………あそこに居るのは魔人族」
シアやユエが甲板を見下ろしながら指差し、各種族が種族の壁を越えて談笑している。
「終戦のために奔走した人達の、まさに偉業だな。
終戦からどれくらい経っているのか分からないが…全てのわだかまりが消えたわけでもないだろうに…あれだけ笑い合えるなんてな…」
「きっと、あそこに居るのは、その頑張った人達なのね……皆が皆、直ぐに笑い合えるわけじゃないだろうし……」
雫もそう言う。
「そうだな……」
ハジメも頷く。
「でも可笑しくないですか」
刷庫がそう言う
「刷庫先輩どうかしたのか?」
「何か気になる事が有るのか」
騎竜姉弟は口にする
「いえ、この迷宮の解放者は、何でこの光景を見せようと思ったのかと思って………良い意味で考えれば、各種族は争う必要なんかない。
こうして手と手を取り合えるんだって事を証明したいって意味になるんですが………
何故今日も争っているのか」
「言われてみれば…」
「確かにそうですね」
皆が考えて居る中私はこの光景の事で何か思い出そうとした時
甲板に用意されていた壇上に初老の男が登り、周囲に手を振り始めた。
それに気がついた人々が、即座におしゃべりを止めて男に注目する。
どうやらよほどこの男性は敬われている様だ。
私は考えを辞めた時ふとその近くには側近と思目に入ったとは別に、いかにも怪しげなフードを被った人物が目に入った
「諸君、平和を願い、そのために身命を賭して戦乱を駆け抜けた勇猛なる諸君、平和の使者達よ。
今日、この場所で、一同に会す事が出来たことを誠に嬉しく思う。
この長きに渡る戦争を、私の代で、しかも和平を結ぶという形で終わらせる事が出来たこと、そして、この夢のような光景を目に出来たこと……私の心は震えるばかりだ」
男性の演説に、パーティーの参加者たちは涙ぐんだり、遠い目をしたりしている。
話を聞いていると、どうやら演説している男は人間の国の王様のようだ。
相当初期から和平の為に取り組んでいたようで、各種族問わず敬意の視線を向けられている。
だが、演説が終盤に差し掛かるにつれ熱に浮かされた様に盛り上がる………と言うより、何かに取り憑かれたように声に力が入っている。
そして、
「こうして和平条約を結び終え、一年経って思うのだ…実に、愚かだったと…」
その言葉に一瞬パーティー会場が静まり返る。
私達も同時に声を失った。
「そう…実に愚かだった。
獣風情と杯を交わすことも、異教徒共と未来を語ることも愚かの極みだった。
わかるかね、諸君。
そう…君達のことだ」
「い、一体、何を言っているのだ!
アレイストよ!
一体、どうしたと言う…」
魔人族の男性が言いかけている途中で
「がはっ!?」
人間族の男性が槍で魔人族の男性の背中から貫かれた。
そのまま崩れ落ちて
「さて、諸君、最初に言った通り、私は、諸君が一同に会してくれ本当に嬉しい。
我が神から見放された悪しき種族ごときが国を作り、我ら人間と対等のつもりでいるという耐え難い状況も…」
その直後、おそらく乗組員に扮していたであろう兵士達がパーティーの参加者たちを囲う様に現れ
「創世神にして唯一神たるエヒト様に背を向け、下らぬ異教の神を崇める愚か者共を放置せねばならん苦痛も…今日この日に終わる!
全てを滅ぼす以外に…平和などありえんのだ!
それ故に、各国の重鎮を一度に片付けられる今日この日が、私は、堪らなく嬉しいのだよ!
さぁ、神の忠実な下僕達よ! 獣共と異教徒共に裁きの鉄槌を下せぇ!」
甲板は阿鼻叫喚な地獄に変わり殆どの者はパーティー目的で来ている為武装が殆どなく簡単に殺され、海に飛び込んだ者も、予め予想していたのか兵士達が乗った小舟が船を囲む様に配置されており、1人も逃がさないとばかりに容赦なく殺された
人間族の男性は
「ああ、エヒト様! 見ておられますかぁ!!!」
天を仰いで哄笑を上げる。
「酷い………どうして…………?」
雫が口を押さえながらそう零した。
その時に私は思い出した瞬間、再び景色が歪んで俺達は元の場所に戻っていた。
「今ので終わりかな? 私達、何もしてないけど……」
「この船の墓場は、ここが終着点だ。
結界を超えて海中を探索して行くことは出来るが……普通に考えれば、深部に進みたければ船内に進めという意味なんじゃないか?
あの光景は、見せることそのものが目的だったのかもな。
神の凄惨さを記憶に焼き付けて、その上でこの船を探索させる……中々、嫌らしい趣向だよ。
特に、この世界の連中にとってはな」
私達は甲板に降り、船の中の探索を開始した。
「さっきの光景…終戦はしたが、あの王が裏切ったということなのかの?」
「そうみたいだな…ただ、ちょっと不自然じゃなかったか?
壇上に登った時は、随分と敬意と親愛の篭った眼差しを向けられていたのに……内心で亜人族や魔人族を嫌悪していたのだとしたら、本当に、あんなに慕われると思うか?」
「…そうだね…あの人の口ぶりからすると、まるで終戦して一年の間に何かがあって豹変した……と考えるのが妥当かも……問題は何があったのかということだけど」
「まぁ、神絡みなのは間違いないな。めっちゃ叫んでたし。
危ない感じで」
「うん、イシュタルさんみたいだった……トリップ中の。
痛々しいよね」
「単純に一番怪しいのはあのフードの人物だな。洗脳や思考誘導の類。
もしくは完全に別人が入れ替わったか、あるいは中身だけが別物になったか…………」
「其れに思い出した。
アレイスト王はこのトータスで初めて亜人族や魔人族に和平条約を結んだが其の一年後に狂行に走り再度戦争が起きて
その後晩年、狂気に侵されその身に千もの傷を自ら刻み、命を絶ったとトータスの世界歴史に乗って居た。
だから多分洗脳説が濃いと私は睨んで居る」
私達は先程の出来事から何が起きたのかを予想しながら進む。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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其れでは次回もお楽しみに
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