あくまでほんのちょっとだけです。
〜アリーナ〜
「よし、これよりISを使った実技授業をするぞ。織斑、オルコット、築原、成宮はこっちに来い」
そう言われると、呼ばれた4人が前に出た。
因みに拓巳と悠冱の2人は専用機がまだ届いていないため、呼ばれてない。
「今から専用機持ちに、実際にISを操縦を行ってもらう。4人とも、ISを展開しろ」
そういわれて、3人はすぐにISを展開できたが、一夏はまだできていなかった。
「早くしろ。熟練でないISパイロットでも、展開に1秒もかからないぞ」
「わかりました。……こい、白式!」
ようやく一夏も、ISを展開できたようだ。
「全員できたな。まずは飛行操縦だ。飛べ!!」
4人は空に向かって飛んだが、一夏は最後尾にいてた。しかもフラフラな飛行で。
「どうした?織斑。カタログスペックによれば、白式はバルバトスと同等の機動性があるということになっているぞ」
勿論、白式のせいではない。原因は…
「そもそも、飛ぶために自分の前方に角錐をイメージしろって意味わかんねーよ」
一夏のイメージ不足のようだ。
「いやいや、あんな説明頼りになるわけないじゃん」
「織斑さん、イメージはあくまでイメージですわ。自分が飛んでるというイメージをすれば良いのですわ」
「そう言うけれど、どんなイメージすればいいかわかんねーよ」
「だったら一夏、昔TVで見た光の巨人が空を飛んでるところをイメージしたらどうだ?」
零滋は教科書を当てにするなと言い、セシリアと颯也は一夏が飛びやすくするようにアドバイスをした。
「無駄話はそれまでだ。さて、十分な高さまできたな。…よし、今から急降下と急停止をやってもらう。オルコットは10cm、後の3人は…30cm以内が目標だ」
「では、お先に失礼しますわよ」
まずセシリアが、急降下と急停止をした。
「9.3cmか、流石代表候補生だな」
「よし、次は俺の番か」
颯也もまた、急降下した後に急停止をした。
「14.2cm、初心者にしては、上出来だ。」
「んじゃ、今度は俺が行くよ」
零滋は猛スピードで急降下し、5cmのところで、急停止した。
「馬鹿者!あんな急スピードで落下して、事故が起きたらどうするつもりだ!」
「ごめんなさい」
零滋の危険な操縦に、千冬は注意した。これには、零滋も謝るしかなかった。
「最後は俺かー。よーし」
一夏も張り切って、急降下した。…が、
(って、やっべ!ブレーキするのいつだ)
ドガシャァァァァァァァァァン!!
馬鹿でかい音が響き、砂埃が出てきた。しばらくすると、クレーターが出てきて、その中心には、頭から逆さに地面に埋まった状態の一夏がいた。出ている両足はピクピク動いていることから、生きていることだけはわかった。
「織斑、私は30cm以内で急停止しろと言った。誰がクレーターを作れと言った!」
当然千冬は叱責した。
「す、すげーよ一夏。ま、漫画みたいなことに「笑い事ではない!」いって!」
拓巳は大爆笑してしまったので、千冬に叩かれてしまった。一方、悠冱は一夏に向かって「超どあほう」とボソッと言った。
「さて、あの馬鹿が作ったクレーターの処置は一旦置いておこう。次は武器を出してもらう。まずは織斑だ」
一夏は雪片弐型を展開した。
「0.8秒か。初心者にしては及第点だが、もう少し早くしなければ相手にやられるぞ」
「これ以上早く展開なんて、できるのですか?」
一夏はもう限界みたいな感じで、言っていた。
「オルコット、お手本を見せてやれ」
そう言われると、セシリアは右手を真横に突き出して、ライフルを出した。
「流石と言いたいが、そのポーズはやめろ」
「何故ですか?わたくしはこのポーズをとった方が早く展開することが「もし出した瞬間に誤射して、築原に当たったらどうするつもりだ?」すぐにやめますわ!!」
セシリアは、展開するスピードは早かったのたが、その時にとったポーズについて、注意を受けた。
「オルコット、次は接近戦用の装備を出せ」
「えっ!?あっ、はい」
返事はよかったものの、手の中の光は中々武器としての。
「ああん、もう!インターセプター!」
イメージで出すのは諦めたのか、声認識システムを利用して出した。
「オルコット、何秒かけるつもりだ。そんなんだと、接近戦に持ち込まれた時にすぐやられるぞ」
「だ、大丈夫です。間合いに入らせなけ「おかしいな。確か昨日の試合では、あっさり間合いに入られてやられていたように見えたのだが、気のせいか?」す、すいませんでした」
先日の情けないところを思い出したのか、セシリアはガクッとうなだれる。
「築原は…もう既に全部展開している仕様だったな。成宮、できるな?」
「うん」
次の瞬間、零滋の腕が急に光り、砲塔の形が変わっていた。
「ほう、腕部の武装は2つあるのか。成宮、あの剣みたいなやつは出せるか?」
「ソードメイスのこと?わかっ「敬語をつかえ」わかりました」
そういうと、すぐにソードメイスがでてきた。
「初心者にしては上出来だ。よし、これで授業は終わりだ。織斑、次の授業までにあのクレーターを直しておけよ」
一夏は一人でやるのかぁと途方に暮れていたのだが、
「にしてもド派手にやったな」
悠冱達が既にスコップなどを用意していたのだ。
「お前ら、なんでこ「1人じゃ、時間かかるだろうから、手伝うよ。」…ありがとな」
一夏の疑問に颯也が答えた。そして、アリーナのクレーターを埋める作業を始めた。
「にしても、あれはほんとに面白かったよ」
「でももう2度とあんな真似しないでね」
「したくもねーし、もうしねーよ」
それからは雑談をしながら、穴を埋めたのだった。
感想や質問、評価等是非お願いします!
誤字報告やアドバイスも、お待ちしております。
アンケートの投票もお願いします。
拓巳と悠冱のISのお披露目はどのくらいまってくれますか?
-
シャルとラウラが来るまで待ってもいいよ。
-
無人機襲来の時に出せ。