しかも駄文になってると思います。
〜食堂〜
『織斑君、クラス代表選出、おめでとう!!』
パーティー仕様にとなった食堂にクラッカーの音と、女子生徒の声が響いた。
「あ、ありがとな」
一夏は照れ臭そうに笑っていた。
「いやー、やっぱり男の子にクラス代表なってもらわないとねー」
「一組の人はいいよねー。なんせあんなイケメン5人と同じクラスなんだし」
他のクラスも含めた女子が、楽しそうに会話していた。
「なんで他のクラスの人がいてるんだ?」
「パーティーだからじゃない?それに他のクラスの人は入っちゃダメって書いていなかったからね」
颯也の疑問を他人事のように拓巳が答えた。
「楽しそうだな、一夏」
箒はちょっとムッとした感じで、本日の主役である一夏に話しかけてきた。
「そうか?俺にはあいつの方が楽しんでるように見えるけど…」
そう言って、一夏は拓巳の方を見た。
「おっ。ねぇみんな。これうまいよ」
『ほんと!?』
チョコレートケーキを食べていた拓巳は、美味しかったのか他の人に勧めていた。どうやら彼は女子ばかりの環境にもう馴染んだようだ。
「あの…颯也さん」
「ん?どうした?セシリア」
セシリアは颯也の服の袖を引っ張って、話かけてきた。
「その…お話がしたいので、後で屋上に来てもらってもよろしいですか?」
「いいけど、ここで言えないのか?」
「できたら、2人きりがいいのですが」
「わかった。だったら今から行こうか」
「い、いいのですか?」
「いいに決まってるだろ。早く行こう」
「はい!」
そう言って、2人は密かに会場を後にした。
「はーい。新聞部の黛薫子です。男子5人にインタビューしにってあれ?1人いなくない?まっいっか。あっ、これ名刺です」
わいわいしているの中、新聞部のエース、黛薫子が来た。
「まずは織斑君、クラス代表戦についての意気込みをお願いしていいかな?」
「まぁ、成り行きで代表になりましたが、なったからには当然優勝します!!」
「おぉー。その熱いコメントいただき。これは捏造はなしね。次は成宮君に質問なんだけど、初めてのIS戦、どうだった?」
「どうって、楽しかったよ」
「ま…まさかのコメントね。それと他の2人はISの試合を見て、何か感想はある?」
「そうですね…早く俺もISを使って試合をしたいって真っ先に思いました」
「俺も同じ思いです。確かクラス別トーナメントとか代表戦以外にも戦えるところがあると聞きました」
「そうなのね。いやー、貴重な取材ありがとうねー。最後に4人の記念写真を撮らせてもらうわ」
そう言うと、黛は4人によってよってと合図をして、一箇所に纏めた。
「3、2、1。はい」
カシャ
「何故か全員いてるけど、まぁこれもアリか。ところでもう1人…確か颯也君だっけ?どこにいてるの?」
『さぁ?』
〜一方、屋上では〜
「ところでセシリア。話ってなんなんだ?」
「…わたくしの過去の話ですわ」
「過去?」
颯也の言葉に頷きながら、セシリアは自身の過去を話した。
「わたくしのお父様は婿養子で家に来たのです。その為なのか、お母様の機嫌取りばかりしておりましたの。その2人もある日、列車事故が起こって亡くなってしまいましたの……」
「そ、そうなのか…」
「それだけならまだマシだとおもいますわ。2人がいなくなっても、家や財産を狙う人も多かったので、その人達からそれらを守るのに精一杯でしたの」
颯也はこの瞬間、ある思いが目覚めていた。
「そのせいなのでしょうね。私が女尊男卑の考えを持つようになったのは。でも、颯也さんを見て、お父様のような男性だけしかいないというのは消えました。きっと颯也さんは素晴らしい家庭で育ったのでしょうね」
セシリアは颯也は家族に恵まれていたとこの時思っていた。
が…
「俺はそんなに恵まれた家庭じゃないよ」
「…え?」
思わぬ答えを聞いたセシリアは少し驚いていた。
「俺の母さんは昔起きたテロ事件で死んじゃってさ、父さんが俺を育ててくれたたんだ。でも、その父さんもその疲れが溜まったせいか病気になって倒れて、今も入院してる」
「そんな……」
颯也もまた、家族を失ったことがあると知り、セシリアは声をかけることもできなかった。
「でも、あいつらのおかげで俺もここまでこれた。あの4人がいなければ、俺はきっともっと暗い性格になっていたはずだよ」
「良い友達がおられましたのね。羨ましいですわ。わたくしはずっと1人だったから……」
同じ家族を失ったのに、1人で頑張っていたのに対し、周りに助けてくれる友達がいてた颯也をセシリアは少し羨ましそうになっていた。
「…だったら、セシリア。俺が君を守らせてくれないか。」
「…えっ?」
「セシリアはずっと1人で家を守る為に頑張ってきたんだろ?もういい。今度から俺が君の支えになる。…だから…俺と付き合ってくれないか?///」
最後の方はやはり恥ずかしかったのか、顔を赤くして、少し声も小さくなっていた。
「ですが、あの時酷いことを言いましたわ。そんなわたくしでも、いいのですか?」
「あぁ」
「わかりましたわ。これからもお願いします。貴方様」
月の光をバックに、2人は唇を重ねた。
〜校門〜
「ようやく来たわね。IS学園」
校門の前でボストンバッグを持った1人の女の子がいてた。
「待っていなさいね、あんた達」
〜とある場所〜
「さて、ゴーレムちゃんの反応は…って、あれ?ない…」
紫の髪の女性は現在テスト飛行させてたISが行方不明になっていることに気づいた。
「なんだろう…嫌な予感がする!」
その感覚に従って、女性はIS学園に在籍している親友にメッセージを送った。
[もしかしたら、何かしらのイベントで何か最悪なことが起こるかも!!]と
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拓巳と悠冱のISのお披露目はどのくらいまってくれますか?
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シャルとラウラが来るまで待ってもいいよ。
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無人機襲来の時に出せ。