そのせいで時間かかりました!大変申し訳ありません!!
〜クラス代表戦当日〜
「まさか、こんな組み合わせになるとは思いませんでしたよ」
「そうだな」
そう言って、千冬はトーナメント表を見ていた。そこには1組対2組と書かれていたのだ。
「いきなり専用機同士で戦わせるって…こういうのは決勝戦だろ」
悠冱がもっともなことを言っていた。
そこには、箒とセシリア、更に颯也もいてた。
「あれ?仙道君と成宮君は?」
「拓巳の方は、一夏のISをいじったからちょっと感想聞いてくるって言っていましたけど、零滋は…わかりません」
山田の疑問を颯也は答えた。
「まぁいい。それより、お前らは観客席に行ってこい。あの2人がこちらに来たら、私から言っておく」
「「「「はい」」」」
〜Aピット〜
「どーよ?新しくなった白式は」
「すげーよ!!少しの改造でここまで変わるもんなのか!?」
一夏の言っていた白式の改造、実は白式の中には余分なパーツが何個かあったので拓巳はそれを外し、バッテリーを付けたりして燃費を改善させた。更に雪片弐型にも小型バッテリーを装着させて、零落白夜によって消費されるSEを減らすなど、弱点ともいえる部分が若干だが、マシになったのだ。
「ありがとな拓巳。白式を強化してくれて」
「気にすんなって。それより相手は鈴だろ?」
「まあな。勝てるかどうかはわかんねーけど、勝負だからな。とにかく、負けないようにはするぜ!」
意気込む一夏に対し、拓巳は彼に拳を向けた。
「
「ああ!」
それに答えるよう、一夏は地震の拳を拓巳の拳にぶつけた。
〜Bピット〜
「鈴ちゃん!」
出撃準備中の鈴のもとに、零滋が猛ダッシュしてきた。そして鈴の前に着くと手に膝をついて呼吸を整える。
「ど、どうしたの?零滋。急に…」
「あの時の返事、まだ言ってなかったから。今言いにきた」
あの時の返事、それは鈴が中国に帰る前に零滋に言ったことだった。
「憶えててくれてたんだ」
「当たり前でしょ。俺が鈴ちゃんとの約束を忘れるはずがないよ」
零滋にとっては至極当然のようだったが、鈴にとっては憶えていてくれただけでも、嬉しかったようだ。
「で、俺の返事は…
鈴ちゃんの作った中華料理を一生食べ続けるよ」
この返事を聞いた鈴はしばらくの間、固まってしまったが、やがて
「あたし、酢豚しか言ってないわよ」と言いはしたものの、鈴は嬉しさのあまり、泣いてしまった。
「鈴ちゃんのことだから、きっと他の料理もやってるんだろうなって思ったんだよ」
「まーね。…ねぇ零滋」
「ん、どうし「キス…してくれない?」…いいよ」
そう言って、零滋と鈴はキスした。
「よーし!これでもっと頑張れるわよ!」
「俺、クラス違うけど鈴ちゃんのこと応援してるからね」
「うん!ありがと!零滋!」
「気をつけてね!鈴ちゃん!」
最愛の少年がかけてくれた言葉を胸に、鈴はアリーナへと飛んだ。
〜アリーナ〜
「待たせたわね。一夏」
「気にすんなよ。それより何か良いことでもあったのか?」
「ええ?そうかな?」
そう言ったものの、鈴の顔には自然と笑みが溢れていた。
「顔に出てるぞ」
「ふふ、お馬鹿一夏にそう言われるとはねー。いいわ、一夏が勝ったら教えてあげる」
和やかな雰囲気から一転、試合のカウントダウンが始まると2人は戦闘態勢に入ったようだ。そして。
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「なんの!!」
開始早々、鈴はいい気に距離を詰めて、両手に持ってる双天牙月を一夏にぶつけようとしたが、一夏はそれを雪片弐型で受け止めた。
「やるじゃない、だけど!」
「ぐはぁ!」
突如一夏は、謎の衝撃をくらい、吹っ飛ばされてしまった。
「どう、龍砲のお味はいかが?」
「なんだよ…いまのは……」
〜観客席〜
「いいぞ!鈴ちゃん!」
零滋は鈴の優勢に歓喜していた。
「あれは…衝撃砲ですわね」
「衝撃砲?なんだそれは?」
「周囲の空間を圧縮して砲身を形成し、衝撃波を相手に打ち込む第三世代兵器ですわ」
聞き慣れない単語を耳にした男性陣は困惑してたところ、セシリアが解説してくれた。
「なるほど、要は空気砲みたいな見えない攻撃ってことか…」
どうやら、颯也は既に理解したようだ。
「ちょ、それってセコすぎなんじゃ…」
「はぁ…お前ら、もうちょっとあいつを信じてやれよ。あいつはどあほうだが、いつも最後はなんとかするやつだ」
颯也の要約を聞いた一組の生徒の何名か絶望を感じていたが、悠冱の言葉によりそれは払われたようだ。
〜アリーナ〜
(よく見ろ!よく見ろ!颯也の言っていたことを思い出せ!)
現在一夏は衝撃砲を避けながら、颯也の言っていたことを思い出していた。
”一夏、戦ってる時はまず落ち着いて相手をよく見ろ。そうすればどこから打ってくるだけでなく、相手の隙や癖を見つけられる。機体の都合上、接近戦しかできないお前にとってこれは絶対に役に立つはずだ。”
(あいつは目で標準を合わせてるのはわかった。あとは撃った直後に近づくことができれば…)
そして、衝撃砲の回避に成功した瞬間。
「今だ!!」
一瞬の隙を見つけた一夏は、千冬から学んだ
「くっ!」
一夏の振り下ろした刃は、ギリギリで鈴が反応したので掠めた程度だったが、それでも一気に6割近くまでSEが削れた。
「やるじゃないの!」
そこからは、切り結びとそこからでる火花が連続で起こり、観客のボルテージもどんどん上がっていた。
戦いがデットヒートしてきて、いよいよクライマックスまで来たその時、突如天井に穴が開き、そこから謎のISが舞い降りてきた。
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拓巳と悠冱のISのお披露目はどのくらいまってくれますか?
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シャルとラウラが来るまで待ってもいいよ。
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無人機襲来の時に出せ。