インフィニット・ストラトス 交差する閃光   作:飴玉ベジット

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皆さん、長らくお待たせしました。
ようやく、ようやく戦闘シーンが出てきます!




episode 6 クラス代表決定戦!前編

 

 箒のIS指導を受けてから1週間が過ぎた。

 

「いよいよかー」

 

「あぁ、いよいよだな」

 

「だねー」

 

 遂に来たクラス代表決定戦に緊張してきた一夏に、颯也も同じく緊張していた。零滋は図太いのか、緊張していなかった。

 

 「まぁ、お前らなら大丈夫だろ」

 

 「それより一夏の専用機、来るの遅いね」

 

 専用機の都合で辞退した悠冱は3人にエールを送り、同じく辞退した拓巳は一夏の機体が来ないことを気にかけていた。

 

「お、織斑君!!織斑君!!織斑君!!」

 

「山田先生、一旦落ち着いて。まず深呼吸しましょう!」

 

「すーはーすーはー」

 

「はい、そこで息を止めて!」

 

 深呼吸している真耶は、驚くも、一夏の言う通りにして息を止めた。

 

「まだ息は止めたままで…ぐほぉ!!」

 

「ふざけてる場合か。このどあほう」

 

 限界が近いのか顔が赤くなり、震えだした真耶をまだ息を止めさせてる一夏の脇腹に、悠冱がエルボーを叩き込んだ

 

「桐崎の言う通りだ、織斑。山田先生、いつまで息を止めるつもりですか」

 

「ぷはぁ。はぁはぁはぁ。遂に織斑君のISが届きました!」

 

「えっ!?」

 

「と言うわけだ。織斑、早く来い」

 

 千冬は一夏を呼んで来させた。その前にはコンテナがあり、その中に一夏のISがあったのだ。

 

「これが織斑君のIS、白式です!」

 

「白式…これが俺のIS」

 

「よし。織斑、早く白式にもたれろ。お前の専用機にする為の調整をするぞ!」

 

「は、はい!!」

 

 感慨にふける間もなく、白式を一夏の機体にする作業に入る。だが、やはり今来たのだ。時間はかなりかかるはずだ。

 

「ふむ、やはり最適化(パーソナライズ)第一移行(ファーストシフト)に時間がかかるな」

 

「だったら、俺が先に行きましょうか?」

 

「頼む」

 

「いくぞ。ダブルオー」

 

 一夏のISの調整に時間がかかるらしいので、代わりに出ることになった颯也は自分のISを纏って、出撃準備も出来たらしい。

 

 彼のISであるダブルオーは、アメリカのU.N.I.O.Nで作られたISで、第二世代機だがスペックは第三世代機を優に超えているのだ。但し武装が乏しいという弱点を抱えていたが、重装備パッケージであるセブンソード\Gにより克服していた。

 

[発進準備、完了しました。タイミングを譲渡します]

 

「了解!築原颯也、ダブルオーセブンソード\G、出撃()る!!」

 

 

 〜アリーナ〜

 

 

 一夏ではなく颯也がきたことにセシリアは、弱冠驚いたようだ。

 

「あら?初戦は織斑さんだとお聞きしましたが?」

 

「すまないな。色々と不都合が重なってな」

 

「そうですか。ところでもしこの場で以前の行為を謝罪するのであれば、許して差し上げますわよ?」

 

「断る。第一、そちらがあんなことを言わなかったら良かったのじゃないか?」

 

「なるほど、そうですか。なら…」

 

 試合が始まる直前にセシリアは手持ちのスナイパーライフル、スターライトMk–IIIを颯也に向けた。そして。

 

 

試合開始!

 

 

 「お別れですわね!!」

 

開幕直後にセシリアはトリガーを引き、銃口からレーザーが放たれる。

 

 「はぁぁ!!」

 

だが、ロックオンされていることに気づいていた颯也は、腰にマウントされていたGNソードIIロング抜刀、そのままレーザーを切り裂いた。

 

 「な、ななななな!!」

 

不意打ちの射撃に反応するどころか、レーザーを切り裂くという対処にセシリアは言葉を失う。

 

「どうした?だいぶ慌てているように見えるが?」

 

「ま。まだですわ。踊りなさい!このセシリア・オルコットとブルー・ティアーズが奏でる円舞曲(ワルツ)で!」

 

 そう言ってセシリアは背中にあるビット兵器を4つ放出し、颯也の方に向けて飛ばした。一方の颯也は舌打ちをしながらもビットのレーザーを回避、或いはGNソードIIロングで切り裂いた。

 

 そしてビットを回避している最中、颯也はセシリアが動いていないことに気づいた。

 

 (おかしい。避けたところに狙撃した方が有利な展開を作れるはずだ。なのに何故あいつはそれをしない…?)

 

 試しにもう一方の手でGNビームサーベルを取り出し、それをセシリアに投げてみた。するとセシリアは回避しようとしたが、間に合わずに掠めてしまったのだ。

 

 「(そうか。あいつはビットを動かしながら、自分で動くのができないのか)だったら、勝ち目はある!」

 

 そこから一方的な展開が続いた。まず颯也は、攻撃の隙を突いてGNソードIIロングをライフルモードにして射撃した。その多くは回避されていたが、何回かは当たってはいるので少しずつ、だが確実にブルーティアーズのSEは減っていた。そして、その間に颯也はビットを1つずつ破壊した。そして、4つ目のビットを破壊し終えた時、セシリアは唖然としていた。

 

 「そ、そんな…ビットが4つとも破壊されるなんて…」

 

 「これで残りは本体だけだ!」

 

 そう言うと、颯也は左肩にマウントしているGNバスターソードIIを取り出し、一気に突っ込んだ。

 

 「かかりましたわね。ブルーティアーズは6機ありましてよ!」

 

 次の瞬間、セシリアのISのサイドスカートの一部が突然稼働した。そして中から打ち出されたミサイルは、颯也に直撃した。

 

「ほほほほ、どうやらこの勝負は私の……」

 

 勝ちと言おうとしたその直後、爆炎の中から颯也が出てきた。

 

「な、何故!?ミサイルは直撃したはずですわ!」

 

 それはミサイルに当たる直前、颯也は咄嗟にGNバスターソードIIをシールドモードにし、防いでいたからだ。そんな事を知らないセシリアは慌てて狙撃しようとしたが、その直前にライフルが切り裂かれた。

 

「そ、そんな……」

 

「これで、終わりだ!」

 

 そして、GNバスターソードIIの一閃で、セシリアのSE(シールドエネルギー)がゼロになった。

 

 [SE(シールドエネルギー)empty winner 築原颯也]

 

 館内放送で颯也の勝利が告げられ、館内は大熱狂した。

 

 だが、セシリアのISは空中で解除されてしまい、このまま地面にぶつかりそうだった。

 

(あぁ、私はもう終わりなのですね。)

 

 セシリア自身、もう死ぬんだと思ったその瞬間。

 

 ガシィ

 

「えっ?」

 

「大丈夫か?お姫様」

 

 颯也がお姫様抱っこで、キャッチしてくれたのだ。

 

「な、何故助けてくれるのですか!?」

 

「勝負はついたからな。それに、誰であっても目の前で人が死ぬのは嫌だから」

 

 その台詞を聞いた瞬間、急にセシリアの顔が赤くなっていた。

 

「君のISは今展開できないだろうから、悪いけどこのまま運ばせてもらうよ」

 

「は、はい。お願いしますわ//」

 

 この時、セシリアは颯也のことを離さないようにしていた。

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか?
 
因みに何故セブンソード\Gにしたかと言うと、個人的に普通のダブルオーだと武装が少なすぎるような気がしたので、セブンソード\Gをパッケージにして出させるという感じにしました。

感想や質問、評価、あれば是非お待ちしております。お気に入りやアドバイスも歓迎しております。

追記
拓巳と悠冱のISなんですが、無人機の時かシャルとラウラが来た時に出すべきかちょっと迷ってます。なのでアンケートを取ることにしました。 ご投稿お願いします。

 

拓巳と悠冱のISのお披露目はどのくらいまってくれますか?

  • シャルとラウラが来るまで待ってもいいよ。
  • 無人機襲来の時に出せ。
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