お前ら人間じゃねぇ!   作:四季織

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正直数字については割と大雑把な感じです
そんなにいるかーい、と思われるかもしれませんが細かいことは気にしない感じでお願いしたいと思います


第二話

 ヒーローといわれて真っ先に思い浮かぶ存在は誰だろうか。

 そういわれれば、赤の他人同士であっても声をそろえてこう言うだろう。

 

 オールマイト。

 

 言わずと知れた、人気実力ともにNo.1の絶対的なヒーローにして平和の象徴。

 鍛え抜かれた体躯に常に絶やさぬ力強いほほ笑み。ひとたび目の前に立てばいかなる絶望が目の前に広がっていようと、そこは世界一安全であると確信させるに至る超越者。

 その人気は個性の詳細、本名・年齢不詳と謎多き人物であるという事実をまるで感じさせないものだ。

 ヒーローとしてではない彼はどのような人物なのか。

 その事実を知るものは少ない。

 まずもって街を出歩こうものならば一瞬で発見されるであろうその巨大な体躯やオーラを持ちながら、そのプライベートはあまたの週刊誌や記者などが掴もうとしては失敗している。

 その正体不明さは、あのあまりにヒーローを体現しているといえる振る舞いの一部なのではないかともいわれている。

 今でこそヒーローとは目指し、必死に努力し、鍛え上げ、先達に学び、資格を得て成るものだ。

 しかし本来ヒーローとは元来正体不明なもの。

 それはまだその存在が創作の中のものでしかなかった時代の数多くの物語が示している。

 だからこその正体不明ではないか。 

 などと、すべては想像の域を出ず誰も夢想するオールマイトの正体。

 そんな民衆らがこう聞いたらどう思うだろうか。

 

 彼は無個性の青年でしかなかったのだと。

 

 彼の力は受け継がれてきたものだと。

 

 彼はもう戦える時間が少ないと。

 

 彼には後継者がいるのだと。

 

 彼の後継者はすでに全盛期の彼に追いすがるほどの化け物であると。

 

 そう、聞いたのなら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えー、ではこれが今回の一般入学試験実技における結果なんだけれどね……」

 

 雄英高校ヒーロー科の会議室。

 薄暗く静まったその部屋の上座、そこで小さな体を張りながら静寂に切り込んだ男が一人。

 いや、男というよりも雄。一人というよりも一匹。

 ネズミだ。

 断じて人間とは言えないその存在が、数多のプロヒーローで構成された雄英の教師陣の前で進行を務めていた。

 根津校長。

 個性が社会の一部となった現在においても他に存在が確認されていない、動物に個性が発現し知性を得ためずらしい存在だ。

 過去に人間といろいろあったらいしいが、その人間を今や導く立場にいる彼はしかし、困惑を隠せずそう言った。

 未だ暫定的とはいえ入学が決まった36人の一般入試合格者達。そんな子供たちの実技試験での結果、全教員が驚愕を隠しきれなかったそれが映し出されたスクリーンを眺めて。

 

「まさか100ポイント超えがこんなに……過去にあったか、こんなこと」

 

 教師陣全員の同意したであろうその言葉をはいたのは誰だったか。

 皆が皆、自分が発したのではないかと錯覚を覚えた。

 それほどまでにスクリーンに映し出されたその結果は異様といえた。

 

「とりあえず目を引くのは1位の彼……緑谷出久か、聞かない名だな」

 

「ヒーロー育成に幼いころから力を入れている学校出身、というわけではないようです」

 

「嘘でしょう? 241ポイント、唯一の200ポイント超にして2位との差すら圧倒的な彼が?」

 

 そう、今回の試験において例年まず見ることのない3桁の大台に乗った生徒の数はまさかの14人。

 その中で唯一200ポイントを超え、それも2位との差は驚愕の42ポイント。

 例年であればその数字は試験上位に位置する生徒のポイントそのものの数字である。

 しかも。

 

「ヴィランロボの破壊だけで200だからな、映像を見たが……いや見たが見えなかったというか」

 

「彼の獲得ポイントを確認するだけでほかの生徒の何倍もの時間がかかりましたよ。数えていた先生方はみんな目が真っ赤になってました」

 

「……いい目薬の差し入れでもしておくか」

 

 恐るべきはその戦闘能力だろう。

 ヴィランロボの破壊、それ自体は正直なところ大して難易度は高くはない。

 戦闘時の判断能力やその他複合的な面での採点をするため、あのロボットたちは見た目ほど強くはない。

 それこそ無個性であっても鍛えていれば素手で倒してしまえるほどには、だ。

 ゆえによほど機動力に難があるか、同じ会場にとんでもない才能の持ち主がいなければ雄英を受けると決意した子供たちの中で0ポイントというのはほぼないといえるほどに弱い。

 見てくれで逃げ慌てるようであれば論外、討伐数が片手で足りる程度ならばよほどのことがなければ採点する価値もないと切り捨てられる。

 そんなか弱いロボットであるとはいえである。

 最高ポイントである3ポイントヴィランだけを倒したとしても70近い討伐数を求められるその数字。

 10分という短い時間で、どこにいるかもわからないロボットたちをその数倒しつくすというのは数いるプロヒーローの中でも上位に位置するものでなければ難しいだろう。

 この雄英に勤めるプロたちの中にもそうはいないレベルである。

 

「とはいえこれは試験という安全がある程度他者によって確証されているからこその数字、というのもあるでしょう。レスキューポイントが示す通り彼は他者を助けるという行為も率先して行ってはいましたが、その助ける相手も自分で作り出しているようではヒーローとして論外でもある。破壊したビルの数を見ましたか? あれではヴィランよりよほど厄介だ」

 

「そうだな、この莫大なポイントも仮想ヴィランで巻き込んで……いや、本来邪魔と混乱を生み出すために設置されたはずのあのバカでかい金属の塊を行動不能どころか殴り飛ばして射出できる力というのは評価されるべきともいえるが」

 

「あれほどの力を持ちながら名を知られていない? いや、だからこそ今まで大手を振っての使う場がなかったとでも?」

 

「個性の制御ができない生徒は例年数多くいます。しかしこれほどとは……」

 

 本来手を出すだけでも一定の教師の注目集めるレベルである巨大ヴィラン。

 それが殴られただけでビルを巻き込み小型ロボを巻き込み吹き飛ぶさまは、あらゆる現場で経験を積んできた彼らプロヒーローをして驚愕を禁じ得ない。

 しかしどうだろうか、彼の行動には突発的であると言わざるを得ない場面が多数ある。

 

「これが最初の一撃、ここです。この場面。不意打ちの開始宣言に真っ先に反応したこの少女を追い越したこの場面」

 

「ああ、これは危なかったな。彼女が空中で姿勢を正すすべをもっていなければ雄英側としても大惨事を避けられたかどうか」

 

「危うく彼女に大けがを負わせるところだったとはいえ、この慌てよう。まるで自分の力をなにも理解せず……いや、いきなりばかげた力を与えられたかのようだ」

 

「よくよくみればこれ、謝ってるんですよね。彼」

 

「謝ればいいというものではないが……」

 

「その後は吹き飛ばしつつもきちんと救助しているが、制御できずに力で無理やり解決しているにすぎない。確かに自分の力を初めて使ったようなありさまだな。この少年は危うい」

 

 危うい。

 そんな評価が最難関を誇るこの雄英の試験において1位を取った子供へと送られている。

 根津校長がいつものテンションを維持できないのも当然といえた。

 素晴らしい力を持った子供の存在。しかもヒーローを目指してこの雄英の門をたたいている。いいことではあるのだ。しかし物事には限度というものが存在する。

 だがそれだけならばまだいい。

 この個性社会。とてつもない力を秘めた個の存在は決して珍しくはない。

 抜きんでた才と個性を持った生徒を持つ覚悟も、それを導いていく立場であるという自覚もある。優れた能力と膨大な経験によって培われたプロヒーローとしてのプライドが、その自信を下支えしていた。

 

「まぁまぁ、みんな彼について思うところはたくさんあるだろう。しかし問題は彼だけでないということさ」

 

 おいおいそんな苦虫を噛み潰したような顔をするもんじゃないよ、と。

 のどまで出かかった言葉を根津校長は飲み込んだ。

 そう、彼だけではないのだ。

 1人であれば、せめて雄英も大見えをきって校外にまで宣伝しているビッグ3よろしく3人程度であればいい。

 しかしそうではないのだ。

 彼らは改めて、100ポイント超えという快挙をなした上位14人を確認しようとその名前を拡大する。

 

 1---緑谷出久 ・VILLAN-201P RESCUE-40P TOTAL-241P

 2---爆豪勝己 ・VILLAN-199P RESCUE-0P  TOTAL-199P

 3---常闇踏陰 ・VILLAN-176P RESCUE-10P TOTAL-186P

 4---上鳴電気 ・VILLAN-179P RESCUE-5P  TOTAL-184P

 5---尾白猿夫 ・VILLAN-140P RESCUE-30P TOTAL-170P

 6---青山優雅 ・VILLAN-160P RESCUE-0P  TOTAL-160P

 7---飯田天哉 ・VILLAN-154P RESCUE-5P  TOTAL-159P

 8---蒼軌 聖 ・VILLAN-100P RESCUE-55P  TOTAL-155P

 9---耳郎響香 ・VILLAN-124P RESCUE-20P  TOTAL-144P

 10--砂藤力道 ・VILLAN-143P RESCUE-0P  TOTAL-143P

 11--葉隠 透 ・VILLAN-52P  RESCUE-80P  TOTAL-132P

 12--麗日お茶子・VILLAN-90P  RESCUE-35P  TOTAL-125P

 13--物間寧人 ・VILLAN-107P RESCUE-10P  TOTAL-117P

 14--障子目蔵 ・VILLAN-71P  RESCUE-30P  TOTAL-101P

 

 ずらりと並ぶ3桁の数字。

 何かの間違いではないのかと思い、何度も数えなおした結果であるのだからデータには万に一つの間違いもない。

 しかも、100を超えていないというだけで定員ぎりぎりまで例年を上回る数字は続いているのだ。

 

「こんなに攻撃的なポイントが並ぶことあるか? 戦闘面を試すという名目を押し出した試験とはいえ」

 

「レスキューポイント0が3人入っているのは何とも……」

 

「攻撃能力が強すぎて救助者が出ない、という場面も数多く見られたわね。周囲を派手に巻き込んだ子も多いけど、助ける相手が出る前に解決する、理想ではあるわね」

 

「どこか数人で一会場のロボが独占されて狩りつくされた会場があるってマジかよ」

 

「ああ、会場Bです。1位と7位と8位と12位と14位の5人で98%のロボットを破壊しています」

 

「1位……緑谷出久のいた会場か。例年より多めに配置された巨大ヴィランが唯一全滅した会場。上位に食い込んだ面子がB会場に集まりすぎだ、ほかの受験生たちが不憫でならない」

 

「そういえばレスキューポイントが一番多いのもこの会場ね。ヒーローとしてやらなきゃ、というより助けないとやばいと思わせたのかしらね。緑谷出久……恐ろしい子」

 

「ヒーローを目指す子供にそんなことをいうもんじゃない。だが、おかげで彼らの個性は攻守救命すべてにおいて判断力さえ伴えば圧倒的な力であると一目で確認できた」

 

「そうだな、数字だけ見ればヒーローとして求められる人を助けるという行為を軽視しているようにも見えなくはないが、映像を見ればそうではないことは一目瞭然だ」

 

「先の緑谷出久を抜いた4人、彼ら彼女らが別々の会場にいればもっと上も狙えただろう。数少ないロボを力技や個性を生かして見つけ出し根こそぎ倒したり、同時に救助もこなす子までいるんだ」

 

「やむを得ないという考えもあっただろうが、ポイントに固執せず率先して救助も行った彼女らも順位に固執しない評価の対象足りえるんじゃないか? たとえば蒼軌聖、この子だ。緑谷出久ほどではないが巨大ロボ相手に圧倒できるほどの火力と、怪我をした受験生をその場で治療できる攻守ともに優れた個性。場が場であれば1位は彼女だったんじゃないか?」

 

「それはどうでしょう。一緒の会場でなければ、というのは正直上位30人ほど全員に言える。強すぎるが故の奪い合いがこれほど苛烈だった年も過去にないでしょう。それに、後半の映像を見るとどうにも彼女はレスキューポイントがあると確信しているからこそレスキューを重点に置いたような雰囲気がある。巨大ヴィランを屠りながら物足りないというのは驚愕ですが、最後にイラ立ちを隠さずものに当たっているのもあまりいい姿ではない」

 

「それはそれで判断力があるといえなくもないか。ものに当たるのも、ここにきて自分より上の存在を見た子供たちにはよくある姿だ。すさまじい子供が多いせいで細かい部分に少し厳しすぎるんじゃないか?」

 

 そのほかにも長く長く、嵐のように交わされる考察や評価。

 強力なだけでなく、問題点が明確な子供たちも多い。癖が強い、で済まされない子も多い。

 こんなありさまで入学を認めていいものか?

 強大すぎる存在が一挙に現れた現実のせいで、そんな不安が皆の心の内にはあったのだ。

 

 

「みんなはプロのヒーローだ。だからこそヒーローとして思うところもたくさんあるだろうね。そんな彼たち彼女たちが一つ学年の生徒として集まったとして、僕でさえざっと考えただけで問題も課題も山積みさ」

 

 

 根津校長は静かな声で言った。

 しかしだ。

 しかし、だからこその雄英。だからこそここを目指したのだともいえる。

 強いからこそ、圧倒的だからこそ、そんな自分を導いてくれると信じて雄英を受けたのだと。

 ならばどうするべきか。

 決まっている。

 一人の大人として。

 一人の教師として。

 そして何より、ヒーローとして。

 

 

「だからこそ、僕たちが導いてあげようじゃないか。僕は今回の一般入試36名、推薦入学4名、計40名。そのすべての子供たちの入学に異論はないよ」

 

 

 とん、と小さな手で己の胸元を叩き、根津は宣言する。

 すでにばからしいほどに繰り返された議論。結局、明確な答えが出ることはなかった。

 そんな中で校長である根津がこう言えば反対意見を言うのも憚られるというものだ。

 ヒーローも、教育も所詮出たとこ勝負でしかないのだ。

 ならばその世界に長くいる自分たちの培ってきたものを、そしてそのトップたる根津の言葉を信じるべきだろう。

 問題のあると思われる生徒も多いが、結局彼ら彼女らを合格者から除外することはなく。

 強大な力を持つ子供たちを導く覚悟を、雄英教師たちは固めた。

 

「ブラドキング、管赤慈郎。イレイザー・ヘッド、相澤消太」

 

 根津は意識して、今年の1年の担任を務める二人のヒーローの、そして教師の名を呼んだ。

 

「全力でバックアップするが、生徒たちと一番多く接し頼られるであろう教師は君たちだ。一番の覚悟をもってその職務に当たってもらいたい」

 

 その言葉に、管赤慈郎は力強く、相澤消太は静かに、しかしともに覚悟をもった表情でうなずいたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 人気ナンバーワンヒーローオールマイト。

 

 彼の職業はほかならぬヒーローである。

 詳細不明の権化たる彼ではあるが、そこだけは誰もが知っている事実である。

 しかしそんな彼の職業が近日変化することを、いまだ知る人間はそう居ない。

 変化というよりは追加だろうか、ヒーローであること自体は変わらないのだから。

 

 雄英高校の教師。

 

 ヒーローとして、ヒーローだからこそのもう一つの職業。

 根津によってその立場を斡旋された彼は、様々な思いから葛藤しつつもその申し出を受け入れたのだ。

 教師としてやるべきは多い。多すぎてさしものオールマイトとはいえ頭を抱える日々を過ごしたものだ。

 しかし頭を悩ませる要因は教師になるための勉強だけではなく、より知る者の少ない極秘の要素もあった。

 

 OFAの継承。

 

 その候補を見つけたのはとある事件のさなかだった。

 一度の邂逅はお世辞にもいいものとは言えなかった。

 限られた人物にしか知られていない秘密を不可抗力によって知られてしまった。

 自らの身に起こったことを、口止めを兼ねて話すさなかでオールマイトは彼に対してこういった。

 

 プロの仕事はいつも命がけ、力がなくても成り立つとはとてもじゃないが口にできない。

 

 無個性でもヒーローになれるかと、そう問うてきた彼に対してだ。

 やってしまったと思った時にはもう遅かった。

 立ち去る自分を引き留めた時に感じた彼の力強さ、中学生の制服をまといながら鍛え抜かれていると確信できる肉体と立ち振る舞い。彼の努力の証。

 間違ったことは言っていないつもりだった。

 だが言い方があるだろうと。

 努力を汲んだ発言をするべきだっただろうと、後悔した。

 

 二度目の邂逅はすぐだった。

 そしてオールマイトに、八木俊典という男に一つの決心をさせた。

 

 並みのプロヒーローですら手を出しがたい光景を前に、一切のためらいなく飛び出した無個性(・・・)の少年。

 焼かれ、打たれ、吹き飛ばされて。

 力を持たない身でありながらあきらめず努力を重ねそれでも届かないとわかっていながら。それでも助けを求める人を助けるためにと無我夢中で体と命を張るその姿に。

 その在り方に。

 八木俊典は心を動かされたのだった。

 

 もちろんその場のそれだけで決めたわけではなかった。

 その後の交流。

 必要なハードルの提示と見極め。

 そのすべてを経て、八木俊典は決めたのだ。

 彼を、緑谷出久を己の後継者として育てていこう、見守り託していこうと。

 

 教師として初の大仕事。

 オールマイトにとってのそれは、今年の受験生たちへと送られる合格通知にメッセージを封入することだった。

 次々に告げられる名前。

 その中に己が後継として見初めた彼の名があることを、オールマイトは特に心配することもなく確信していた。

 力の譲渡はぎりぎりだった。

 もう少し早く渡してもいいかと思っていたのだが、彼自身がそれを認めなかったのだ。

 ただでさえ鍛えられていた体。オールマイト指導の元、より洗礼された肉体へと成長した彼の実力はほかならぬオールマイト本人をして期待以上であると太鼓判を押すほどだった。

 たとえ力への理解が薄くとも、彼ならばきっと大丈夫だと。

 

 だからこそ、オールマイトは緑谷出久の名前が合格者の中にあることに驚くことはなかった。

 

 その詳細を聞くまでは。

 

 実技試験1位。

 2との差は目を見張るような数字。

 しかも映像として見せられたそれはオールマイトをして目をむくほどで。

 

 

「まじでか緑谷少年」

 

 

 いつもの筋骨隆々な大男ではない、骸骨のように痩せ細った一人の男。

 撮影を一時中断してまで人目につかない場所に赴き、オールマイトは一人そうつぶやいたのだった。

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