異世界チートチノちゃん   作:ヲタ神NEO

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凄い遅刻をしましたm(_ _)m
元々書いていたのが保存のし忘れで消えました‪w
なのでもう少しまとめてみようと言う
覚悟が出来ました
あと、保存もこまめに‪w
それと、死亡フラグがタメ口になりますが
単に敬語キャラが多すぎて誰を書いているか
分からなくなるので、変えました
全力回避フラグちゃんのファンの方々にはそこを
理解した上で読んで頂ければと思います


香風智乃は勇者である編
episode:02 転移したら神やら勇者やらが出てきて助けを請われました


目が覚めると私は謎の真っ白い空間にいました

辺りを見渡しても何もなく

どこまでも白が続いていました

 

ふと、私の足下を見ると一人の少女が倒れている

 

チノ「シホさん、早く起きて下さい」

 

シホ「う、うーん……」

 

チノ「起きましたか?」

 

シホさんが周りを見渡す

 

シホ「ここはどこですか?」

 

チノ「分かりません、私もさっき起きたばかりなので」

 

すると、私たちの後ろに複数の気配が現れる

 

咄嗟に私はFN ファイブセブンを喚び出し

隙なく構えて、振り返る

 

するとそこに数名の老若男女の姿があった

 

チノ「誰ですか?」

 

私はそこの人々に魔眼を向けて

彼らの深淵を覗く

 

チノ「……神ですか?」

 

すると、その中の一人の

かなり歳のいった人物が前に出る

 

???「御明答、流石我々が見込んだd」

 

チノ「見込まれた覚えはありませんし、

見込まれたくもないです

というか、ここから出して下さい」

 

???「ホッホッホッ、血気盛んでt」

 

チノ「その減らない口を針と糸で縫い付けますよ

恐らくここは結界の様なものの中で、

その中の中心の空間でしょうか?」

 

???「そこまで見破るとは、いやはやs」

 

私はFN ファイブセブンの

エジェクション・ポート下方のセーフティを解除する

それと同時に魔力を練り上げる

老人の眉間に照準を合わせ、トリガーを引く

その瞬間練り上げた魔力を弾丸に纏わせる

そして、銃口から5.7x28mm弾が亜音速で射出される

 

ドンッ

 

キンッ

 

何かに阻まれた音がした

その音のしたところを見る

 

するとそこには、

赤色の髪を持ち

その髪に良く合う

桜色と白の装束を身に纏った少女が

右の拳を突き出し、弾丸を弾いていた

 

!!!「神樹様を傷つけないでくれるかな?」

 

チノ「それ、木だったんですか?」

 

!!!「う〜ん?その通りのような、

そうじゃないよな……」

 

チノ「でも、凄いですね

私の魔力弾を弾くなんて

パワー特化ですか?」

 

!!!「まあ、そうかな?

お父さんから武道を教えて貰ってたし、

プロレスとかボクシングの試合をテレビで観て

それを真似したりとかしてたな〜

あっ、そうだ!

まだ名乗ってなかったね、

私は高嶋友奈、よろしくね!」

 

チノ「私は香風智乃と言います

こちらこそよろしくお願いします!

そしてこちらが……」

 

シホ「時神シホです、よろしくお願いします!」

 

友奈「チノちゃん、シホちゃん、よろしくね!」

 

チノ「なんか、ココアさんと話してる気分です」

 

友奈「ココアちゃん?」

 

チノ「えぇ、私の……お姉ちゃんの様な人です!」

 

友奈「へえ〜、会ってみたいな!」

 

チノ「会ってみますか?」

 

友奈「会えるの!」

 

チノ「はい、ちょっと待ってくださいね」

 

私は収納魔法の魔法陣を開いて、

そこに手を入れる

 

チノ「えっと、これですね」

 

中から一つの球体を出す

 

友奈「す、凄いね!」

 

チノ「ただの魔法ですよ

このくらいの魔法なら誰でもできますよ」

 

私はその球体に少し魔力を流す

そして、真上にあげる

球体がゆっくりと下に向かって落ちる

球体が私の肩の高さまで落ちると動きが止まる

 

その瞬間、球体が光り始めて

人のシルエットになる

そのシルエットが見慣れた形になった時、

光が裏返り、それが実体を現す

 

現れた少女が目をゆっくりと開ける

 

その少女が目の前の私を認識した瞬間

私に抱き着く

 

ココア「チノちゃん!」

 

チノ「ココアさん、良かったです

身体に何か異常とかありませんか?」

 

ココア「ないよ!なんて言うか、

いつもよりも凄く身体が軽い!」

 

チノ「それなら、良かったです」

 

友奈「その娘がココアちゃん?

私、高嶋友奈!よろしくね」

 

ココア「私は、保登心愛!

こちらこそよろしくね、友奈ちゃん!」

 

会って3秒、もう意気投合しています

流石、ココアさん

そして、とても波長の似ている

友奈さんも凄いです

 

シホ「あの、チノ?」

 

チノ「どうしましたか、シホさん?」

 

シホ「なんか、私、空気になってませんか?」

 

チノ「そう思うなら、その控えめな口調をやめて

もっと砕けた話し方の方が好感度上がって

可愛くなると思いますよ」

 

シホ「本当ですか?」

 

チノ「嘘をついてどうするんですか?

じゃ、やってみましょうか」

 

シホ「分かりました、やってみます」

 

私はシホさんを少し睨む

 

すると、シホさんは何かを察したように

話し直す

 

シホ「……う、うん……分かった」

 

チノ「いい感じですね

でも、まだよそよそしいので

もっと自然に話して見ましょう」

 

シホ「分かった」

 

チノ「及第点と言うことにしておきますか」

 

シホ「それはそうと、あの二人いつまで

話してるのかな?」

 

チノ「あのまま放っておくと

いつまでも喋ってますね」

 

シホ「じゃ、止める?」

 

私は頷いて二人に声を掛ける

 

チノ「ココアさんそろそろいい加減にして下さい

そして、友奈さん

恐らくですが、私たちに何か言いたいことが

あるんじゃないですか?」

 

ココア「あうっ、ごめんねチノちゃん……」

 

友奈「あはは……危なく忘れるところだった

うん、チノちゃんの言う通り頼み事があるんだけどね」

 

チノ「なんですか?」

 

友奈「ちょっと、助けてほしんだけど……」

 

 

友奈さんからこの世界の成り立ち

この空間の外についての話

そして、その外の話や

友奈さんがかつてどんなことをしていて

どんな仲間がいたか

また、今の状況などを

途中、神からの解説も混じえて

説明されました

 

そして、友奈さんから語られた話を聞いて

いくつか聞いておきたいことを聞きました

 

チノ「初回から凄くハードな世界に来た訳ですが

まず、聞きますが……話は分かりましたが

私たちに何をして欲しいのかが分かりません」

 

友奈「うん、ごめんね

まず、説明が先かな?って思って

ここからが本題なんだけど……

私たちからチノちゃんたちに頼みたいことは

『これから起こるであろう悲しみを

最小限に留めて欲しい』なって……

辛い思いをするのはもう、私たちだけで終わりにしたくて」

 

チノ「なるほど……了解しました」

 

私は契約《ゼクト》を出した

 

チノ「それではこちらにサインして下さい

契約内容は簡単に言うとですね

私たちのすることに最大限協力、支援をする

というものです

私たちに丸投げするのですから

断る理由はないですよね」

 

友奈「確かに……分かったよ、

チノちゃん、これどうやってサインするの?」

 

チノ「指先に念を込めるイメージで

名前を書いてみてください」

 

友奈さんは右の人差し指で自分の名前を書いた

 

チノ「初めてにしては上手いですね

それではそこの神樹も書いて下さい」

 

神樹「儂だけで良いのかな?」

 

チノ「全員書いて下さい

私書いてないので協力しませんとか

言い出されると迷惑なので」

 

すると神達は黙ってサインをしていきました

 

チノ「それではそろそろ出ますか」

 

友奈「ちょっと待って!」

 

チノ「なんですか?」

 

友奈「勇者システムを渡してなかった……」

 

チノ「必要ありません」

 

友奈「えーと、形式的な感じで……

一応勇者システムが

バーテックスに対抗する唯一の手段だからさ

私たちと神樹様からの気持ちってことで

受け取ってくれるかな?」

 

チノ「分かりました、受け取ってあげます」

 

友奈「じゃあ、セットするね」

 

すると、友奈さんは何も無い空間から

一台のノートパソコンを出現させる

 

友奈「それじゃあ、チノちゃんとシホちゃんとココアちゃんの

好きな花と武器を……」

 

シホ「私は要らないよ〜」

 

ココア「私も要らないかな」

 

友奈「えっ?」

 

シホ「私、これでも神の一種だから

なくても戦えるんだよね」

 

ココア「私は今回は活躍する気はないから

いらないかな?」

 

ココアさんはその場でジャンプする

すると、ココアさんは光に包まれて

この姿が球体になる

そして、その球体は私の手元に来る

私は収納魔法を開いてそれを仕舞う

 

友奈「そうだったんだ!ごめんね気づかなくて……」

 

シホ「いやいや、初見で気付く人はいないから

大丈夫だよ」

 

友奈「えへへ、じゃあ、チノちゃんのだけでいいかな?」

 

チノ「はい」

 

友奈「じゃあ、チノちゃんの

好きな花と武器と色を決めてくれる?」

 

チノ「そうですね……滅び……

シホさん、『滅び』みたいな感じの花言葉を持った花って

ありますか?」

 

シホ「うーん?確か、

睡蓮の花言葉は『滅亡』だったはず……」

 

チノ「それでは、花は睡蓮、

武器は片手剣、色は……黒で」

 

すると、友奈さんは両手の人差し指でタイピングを始める

 

友奈「うん、分かった、えーと、ここをこうしてっと」

 

そして、一台の白色の新品のスマホを取り出し、

それをケーブルを使ってパソコンに繋いだ

 

友奈「接続OKだね、そして、ここを押して書き込みする……

これで、書き込み完了!

はい、チノちゃん!」

 

友奈さんは私にスマホを手渡す

 

チノ「友奈さん、ありがとうございます……

神の力ですね、私とは凄く相性が悪いです

少し改良していいですか?」

 

友奈「えっ?うーん、多分いいと思うけど……」

 

チノ「安心してください、ただ私の魔力を流すだけです」

 

私はスマホに僅かの量の魔力を流す

すると、スマホが漆黒に染まる

そして、ゆっくりと魔力が定着し、

光沢のある黒の美しいスマホになる

 

友奈「す、凄い……」

 

チノ「大したことではないですよ

ある程度練度上げれば友奈さんでもできますよ」

 

友奈「えっ?できるの?」

 

チノ「いくつか教えましょうか?」

 

シホ「待って、チノ」

 

チノ「なんですか?」

 

シホ「私にも教えて」

 

チノ「分かりました、

これから魔法の特訓を始めます

私の指導は鬼ががってますから

覚悟して下さい」

 

シホ 友奈「はーい!」

 

 

そして、私は二人に魔法を

それぞれに教えました

 

友奈さんには飛行《フレス》や転移《ガトム》

などの比較的簡単なものを教えました

習得は早かったですが

まだまだ粗いなって言うのが正直な感想でしたが

練習を続ければかなり上手くなるなとは思いました

 

シホさんは元々が神なのもあって

習得も早かったですし、

高いレベルで行使していたのでかなり驚きました

なので、比較的簡単な飛行《フレス》や転移《ガトム》以外に

蘇生《インガル》、根源再生《アグロネムト》、

抗魔治癒《エンシェル》の回復系魔法

獄炎殲滅砲《ジオ・グレイズ》、四界牆壁《ベノ・イエヴン》

などの攻撃系、防御系魔法

ついでに、 幻影擬態《ライネル》や秘匿魔力《ナジラ》の

奇襲などにうってつけの魔法

使えれば便利な時間操作《レバイド 》や

波身蓋然顕現 《ヴェネジアラ》などの

実戦向きの魔法を教えました

 

チノ「指導は以上ですが

友奈さんは練習を続けて下さい

シホさんは今後もいくつか

教えるかも知れませんが

戦術的な組み合わせを常に考えといて下さい」

 

シホ 友奈「はい……」

 

チノ「そんなに疲れましたか?」

 

シホ「当たり前じゃん、慣れないことしたんだよ」

 

友奈「私もちょっと疲れたな

この身体、霊体?みたいなのなんだけど

こんなに疲れるのは初めてだなー」

 

チノ「神も勇者もこんなに……

いえ、なんでもありません

ついでにシホさんにプレゼントを渡したいと思います」

 

シホ「なになに?」

 

チノ「シホさんの武器は時神の大鎌ですよね」

 

シホ「そうだけど」

 

チノ「時間操作と言う強力な能力はありますが

鎌だと何かと戦いづらい場面が多々あるので

比較的使いやすい剣を渡します」

 

私は右手を前に出してとある剣を思い浮かべる

その瞬間私の目の前に黄金の剣が出現する

そして、その剣を掴む

 

チノ「この剣は金木犀の剣と言います

ある程度使い慣れて

剣と心を通わせられるくらいになったら

武装完全支配術や記憶解放術を使えます」

 

そして、私はシホさんに金木犀の剣を渡す

それと一緒に鞘と剣帯も渡す

 

シホ「チノ、ありがとう!」

 

シホさんは左腰に剣帯を装着して、

そこに鞘を嵌める

そして、金木犀の剣を納刀する

 

チノ「さて、そろそろ行きますか

友奈さん、ここを出たら外はどうなってますか?」

 

友奈「えーと、多分新しい勇者の初陣だと思うけど……

確か、神世紀298年だから三人だったかな?」

 

チノ「分かりました

それではシホさん行きましょう」

 

友奈「よろしくね、チノちゃん、シホちゃん」

 

すると、私たちの目の前に重そうな鉄製の扉が現れる

 

友奈「ここから出れば、大橋のところに出るよ

多分、すぐ戦闘になるから気を付けてね」

 

チノ「分かりました」

 

私はその鉄の扉を右手で押して開ける

 

チノ「私の力は滅ぼす力ですが、

その力で誰かを守れるなら

守り抜いて見せます

暴虐の星王の名において、絶対に!」

 

 




週1〜月1とは言いましたが
リアルが普通に忙しいのと
モチベーションが低いので
ペースが亀以下になると思います
申し訳ございません

ちなみに神樹の中を書きましたが
妄想の境地ですので
ガチのゆゆゆファンの方には
謝罪をしておきます
まあ、私もゆゆゆ大好きですが

それと今後他作品要素入るかもしれないので
よろしくお願いします
例えば、中の人ネタとか
設定上は自然と出た感じなので
意識して出したって感じではないので
そこのところはよろしくお願いします

タグにないのは……
エラーが出て入れれなかったからです

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