異世界チートチノちゃん   作:ヲタ神NEO

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かなり時間かけたのにも関わらず
中身が大した事ないなって
思ってる今日この頃の私です
リアルが凄く忙しいので許して下さい(><)


episode:03 崩れ始めた世界

扉をくぐり抜け、一番最初に目に入った光景に

私は驚きを隠せませんでした

そこにはカラフルな風景がありました

そこを魔眼を凝らしてよく見ると神の力を感じ取れました

その後、普通に目でよくそれを凝視すると

鮮やかな色の木の根や蔦で形づくられていました

 

シホ「まるで、魔女の結界みたい」

 

チノ「確かに異様ですが、

その『魔女の結界』ってなんですか?」

 

シホ「知らないの?

魔法少女まどか☆マギカに出てくるやつだよ!」

 

チノ「……魔法少女まどか☆マギカ?」

 

シホ「えっ?ウソ……」

 

チノ「恐らくですが、私のいた世界線と

シホさんがいた世界線は違うと思うので

放送していた作品に違いがあるのだと思います」

 

シホ「じゃ、なんで私とチノが出会ったの?」

 

チノ「多分、私が死亡フラグっぽいことを

言ったのが原因で、

それによってシホさんが引き寄せられたのでしょう」

 

シホ「そうなの?」

 

チノ「推測の域を出ませんが、恐らくですそうでしょう

そろそろお喋りの時間は終わりです

敵の気配を察知しました

友奈さんが大橋と言っていたのであれでしょう」

 

私は数キロ先に見える、

根や蔦がかかっていない建造物を指差す

そこには大きな橋がみてとれる

 

シホ「あの形の橋で、大橋……瀬戸大橋?

って事はここ香川県だよ!」

 

チノ「でしょうね、気が付かなかったんですか?

ついでに言うとこの辺りは

結界で守られているのでしょう

大橋の先は結界が薄いですね

恐らくそこから敵を誘き出して入ってきたのを

一気に叩くと言った所でしょうか?」

 

シホ「大橋の先から何か来たよ……」

 

チノ「あれは敵ですね、初陣と言っていたので

敵の方も様子見に一体送り込む感じでしょうか……えっ?」

 

私はその光景を目にした瞬間、愕然としました

 

チノ「……三体?って、完全に潰す気ですね……

恐らく、彼女たちでは最悪全滅、

良くても一人は犠牲が出るでしょう」

 

シホ「って事は?」

 

チノ「助けるに決まってますよ

さあ、シホさん行きますよ」

 

シホ「了解!」

 

…………………………………………………………………………………………………………

 

 

>>>side

 

今、私たちは絶体絶命の窮地に立っている

今回が勇者としての初陣だ

私の予想では偵察程度に一体だけ来るものだと思っていた

しかしそれは……

 

???「ウソだろ、なんで初陣で三体も

相手にしなきゃいけないんだよ」

 

!!!「これはちょっと……じゃなくてかなりやばいよ」

 

>>>「ここで終わるの?」

 

???「弱音を吐くな、須美!アタシたちは勇者だ!」

 

!!!「こんな時こそ立ち向かってこその勇者だよ」

 

>>>「そうね、そうよね

ありがとう三ノ輪さん、乃木さん」

 

私が覚悟を決めた時だった

 

迫っていたバーテックスの内の一体が音を立てて崩れ落ちた

 

 

…………………………………………………………………………………………………………

 

 

私とシホさんは飛行《フレス》で

敵を見下ろしていた

 

チノ「強さは大したことないですね」

 

シホ「うわっ、出たよ‪w

強者の余裕、流石、魔王様!」

 

チノ「茶化さないで下さい

そもそも、事実です」

 

シホ「はいはい、分かってるよ

てか、思ったんだけど」

 

チノ「なんですか?」

 

シホ「あの敵、多分、連携取れないよね」

 

チノ「確かにそうですね

友奈さんの時代であれの手前のうじゃうじゃした

えーと、『星屑』でしたっけ?

あれを屠れる程度で

綻びのある進化体でギリギリだったみたいなので

それから考えて、

勇者側もあちら側もどちらも初陣と言うことになります

やっと進化した程度では連携は不可能ですね」

 

シホ「なら、さっさと殺ろうよ」

 

チノ「待って下さい、まず一体殺ってからです」

 

シホ「了解!」

 

私は飛行《フレス》を解除して手頃な敵に目掛けて

勢いよく落下する

それに追随するようにシホさんは地面に着地する

 

そして、私は黒い左右対称な形をした剣を喚び出す

その剣はただの黒ではなく夜空の様な包み込まれる優しい色だ

 

敵に着地する瞬間、前方に一回転し、

夜空の剣を逆手に持ち替える

そして、敵に突き立てる

 

 

チノ「ライトニング・フォール!」

 

するとその敵に青紫色のスパークがまとわりつく

それと同時に魔法を重ねがけする

 

チノ「魔黒雷帝《ジラスド》!」

 

すると、ゆっくり進軍していた無機質な身体を持った敵が

完全に停止し、音を立てて崩れ落ちた

 

私は即座にその場を離れ地面に着地する

 

その様子を見ていた三人の少女が

驚愕の表情でこちらを見ている

 

何かを察したのか残った二体も

少し後ろに下がり距離をとった

 

チノ「逃がしませんよ

シホさん、右側は任せます

私は左側を始末します」

 

シホ「OK!いけるかわかんないけど使ってみるか」

 

すると、シホさんの雰囲気が変わる

そして、金木犀の剣を抜き放つ

……まさか、アレを使うんですか?

習得が早すぎませんか?

流石、神なだけありますね

 

シホ「エンハンス・アーマメント!」

 

金木犀の剣の刀身にシステムが展開される

そして、刀身が無数の花びらと化す

 

シホ「舞え、華達!」

 

その言葉と同時に金木犀の剣を振り下ろす

すると、敵が金木犀の花びらに貫かれ

外殻が消滅し、

その中心にある物体……確か、『御霊』でしたっけ?

それまで破壊し尽くす

 

すると、スマホに通知が入る

それをタップすると勇者システムの入ってる

アプリのSNSが開かれた

そこには友奈さんからのメッセージがあった

 

友奈:それはちょっとやり過ぎかな?

この時代の勇者システムだと

撃退までが限界だからそこまでしなくても

敵は撤退するから

 

チノ「シホさん、やりすぎだそうです」

 

シホ「えっ、そうなの?」

 

チノ「そこまでしなくても撤退するそうですよ」

 

シホ「……だとしたらやりすぎだね」

 

チノ「じゃ、私もやりすぎない程度に倒しますか……」

 

私は夜空の剣を消して

とある弓をイメージして喚び出す

 

その弓は全体的に丸みのあるフォルムをしている

 

それと同時に私の着ていた洋服が変わり

青・白を基調として所々金の装飾のある

神々しい衣装になった

 

そして、力も流れ込んできたが

これによりこの力以外使えなくなった

『無制限飛行』で飛び上がる

手頃な高さで静止する

 

チノ「ちょっと不便です

あとで改良しておきますか」

 

と、私はあることに気が付きました

 

チノ「『広範囲殲滅攻撃』である必要はないですね

『一点集中攻撃』にでも描き替えますか」

 

そして、弦をゆっくりと引く

すると矢の先端を中心とした部分に

システムの輪が出現する

 

狙いを定め、弦を一気に引き絞る

そして、離す

 

空間を切り裂く音が響き

亜音速で敵に迫る

 

キンッ

 

矢がなにかに阻まれた音がした

よく見ると敵の周りに障壁が現れた

魔眼でその障壁の深淵を覗くと

それが魔法であることに気が付いた

 

チノ「めんどくさい事になりました」

 

それは魔法を組み込まれてることではなく

その描かれている術式のことである

 

そこには『魔法攻撃無効』『外部干渉無効』『斬撃無効』

『刺突無効』とある

 

チノ「もう、帰りたいです」

 

私はそのまま、地面に着地して

能力を解除して私服に戻す

 

シホ「えっ?」

 

チノ「私の十八番が全部使えないです」

 

シホ「弱点はないの?」

 

チノ「あるにはありますが……

決定打に欠けます」

 

シホ「何があるの?」

 

チノ「ソードスキルと神聖術、心意の太刀、

あとは、勇者システムと理滅剣でしょうか?

しかし、斬撃と刺突が無効になっているので

ソードスキルは片手棍位しか使えません

心意の太刀はどういう判定になるかによって

使えなくなる可能性があります

理滅剣は魔力消費量がえげつないので

使いたくはないです」

 

シホ「勇者システムは?」

 

チノ「ステータスが下がる可能性が高すぎます」

 

シホ「まずは心意の太刀がどうなるか確かめよう」

 

チノ「ですね、やってみましょう」

 

私は精神を研ぎ澄まし

あの敵を『確実に滅ぼす』と言う心意を込めて

放出する

 

心意の太刀は障壁をすり抜け敵に当たる

そして、敵の身体が少し凹む

 

チノ「ダメージ量が少なすぎます

恐らく、『刺突攻撃』扱いなのでしょう」

 

シホ「えー……じゃ、神聖術?」

 

チノ「やってみましょう」

 

私は飛行《フレス》で飛び上がる

何を唱えるか考えた結果、全部使うことにしました

 

チノ「ジェネレート・オール・エレメント!」

 

そう言うと、私の周りに

熱素、風素、水素、凍素、鋼素、晶素、光素、闇素

の全ての属性の素因が出現する

 

そして、私は手を真上に掲げる

 

手を下げて、敵に指を指す

 

チノ「ディス・チャージ!」

 

すると、それぞれの素因が槍の穂先の様になり

敵に突き刺さる

 

チノ「しくじりました」

 

シホ「“突き刺さってる”もんねー」

 

しかし、よく見ると

突き刺さってる箇所が

ボロボロと崩れ始めていました

 

チノ「チャンスですね」

 

シホ「えっ?」

 

チノ「武装完全支配術と記憶解放術が使えます」

 

シホ「あっ、神聖術が使えるってことは、そういうことか」

 

私は再び、夜空の剣と青薔薇の剣を喚び出しました

そして、二本の剣を剣先を合わせ

真上に真っ直ぐ掲げる

 

この世界にある(と思われる)空間神聖力を

二振りの剣に集める

左手の青薔薇の剣をゆっくりと降ろし

剣先を敵に向ける

 

チノ「リリース・リコレクション!!」

 

青薔薇の剣の剣先から敵に向かい

真っ直ぐに青薔薇の蔦が伸びる

 

伸びた蔦は敵に絡みつき

全身に巻き付く

 

敵に完全に巻き付いた瞬間

蔦が光り輝き、生命力を奪ってゆく

 

チノ「しぶといですね( ^ ω ^)

他の二体より、圧倒的な天命……生命力ですね

それなら、容赦なく行きます!」

 

そして、私は掲げている夜空の剣に問い掛ける

 

チノ(いきますよ、相棒!)

 

(あぁ、決めるぞ!)

 

チノ「エンハンス・アーマメント!!」

 

夜空の剣の刀身が漆黒の枝となり伸びてゆく

元の刀身の長さの何倍にもなった漆黒の枝を振りおろす

 

すると、振り下ろした枝から大量の闇が放出される

 

その闇をモロに受けた敵は

最初こそ抵抗しようと

闇を打ち消すような動きを見せていましたが

次第にその力も弱くなっていき

最後には完全に無くなりました

その瞬間、敵は崩れ去る

 

それを見届けたあと地面に着地する

私は、二本の剣をゆっくりと降ろし

そして、消す

 

チノ「少し、手こずりました」

 

シホ「お疲れ、チノ!」

 

チノ「さて、やることがあります」

 

私は、三人の少女の元に歩み寄る

その後ろにシホさんも付いてくる

 

チノ「初めまして、私は香風智乃と言います」

 

シホ「私は時神シホだよ、よろしくね!」

 

チノ「初陣を邪魔した感じになって、

申し訳ありませんでした

でも、私たちが手を出さないと

皆さんはとても危険な状態でした」

 

>>>「あ、ありがとうございます……

えーと、私は鷲尾須美と言います」

 

!!!「私は、乃木園子だよ〜」

 

???「アタシは三ノ輪銀だ」

 

チノ「須美さんと園子さんと銀さんですね

あー、今回の件は速やかに大赦に報告して下さい」

 

須美「はい、了解しました

香風さんは、一体何者なんでしょうか?」

 

園子「勇者の事も、大赦の事も知ってるし」

 

銀「なんか、怪しい……」

 

チノ「私は……ただの通りすがりの剣士です

私の事はどうでもいいじゃないですか

今すぐ、報告に行って下さい

三体出た事も異常ですし

最後の一体も、攻撃手段がないにしろ

防御性能がこの世界のものではありませんでした

何かが起こります

恐らくですが敵側にあの力を与えた存在がいるのでしょう

その存在と対峙するには

私の力が必要です……って、聞いてますか?」

 

三人を見ると、

須美さんは半分くらい理解したが

残りが理解の範疇を超えてると言った表情で

首を傾げている

 

園子さんは八割を聞き逃した様な表情でいるが

恐らくですがほとんど理解してる感じがします

 

銀さんはもう何も頭に入ってない感じの表情で

頭を抱えている

 

チノ「あと、追加で神樹と初代勇者と

コンタクトをとったということを伝えて下さい」

 

すると、樹海化が解けて元の風景に戻る

周りを見ると三人の勇者の姿が見えなくなっていました

 

チノ「転送されたんですね……」

 

シホ「なんで私たちは大橋に取り残されてるの?」

 

チノ「勇者では無いからではないですか?」

 

シホ「……納得いかない」

 

私は大橋の先を睨みつけ、思案する

 

この世界での敵……

恐らくは私たちの世界に攻め込んだ奴らの仲間でしょう

奴らは何が目的で異世界に攻め込むのでしょうか?

疑問は尽きないですが

まずは目の前のことに集中しましょう

これからの事は何も分かりません

ですが、目の前に危機に瀕しているものがあるのならば

私は戦います

 

 




戦闘シーンはあまり得意ではありませんが、
大目に見てくださいm(_ _)m
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