異世界チートチノちゃん   作:ヲタ神NEO

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構想はあっても中々書けない‪w
設定のストックはあるんですが
書き始めて、色んな設定を思い付いて足していくと
破綻しちゃって
かなり大変だなぁと思っています
文才なんてないのに欲張ってしまう
これ、僕の悪い癖



episode:05 共にあれば、その先に光あり

色々あった、その日の夜

 

シホ「チノ?」

 

チノ「なんですか?」

 

シホ「せっかく広めの家なんだし

みんな出した方が良いんじゃない?」

 

チノ「確かにそうですね」

 

そして、私は収納魔法を出して

魔法陣に手を入れて九個の球体を取り出しました

私はその球体にそれぞれ少し魔力を流す

 

そして、真上にあげる

 

球体がゆっくりと下に向かって落ちる

 

球体が私の肩の高さまで落ちると動きが止まる

 

 

その瞬間、球体が光り始めて

 

人のシルエットになる

 

そのシルエットが見慣れた形になった時、

 

光が裏返り、それが実体を現す

 

現れた少女達は目を開ける

 

チノ「どうですか皆さん

お変わりありませんか?」

 

ココア「チノちゃん!やっと出してくれた!」

 

リゼ「遅いぞ、チノ

私たちをいつまであんな狭い場所に

置いとくつもりだったんだ?」

 

チノ「それに関しては申し訳ございません

しかし、皆さんにお伝えしたいことがあります」

 

ココア「なに?」

 

チノ「予定がかなり狂ったので

皆さんに力を与えます

ですが、大人組は保留で……

つまり、良い力が見つからなかったです

申し訳ございません

見つけ次第あげるので」

 

シホ「待ってチノ」

 

チノ「何ですか?」

 

シホ「整合騎士は?」

 

チノ「それは真っ先に考えましたが

整合騎士ってピンキリなんですよねー

強い人は途方もなく強いですが

上位とそれ以外には大きな壁がありますし

その内の第三位の力はシホさんが持っていますし」

 

シホ「あー、金木犀の剣ってアリスのだもんね」

 

チノ「後は、騎士長と副騎士長の分は

どうするか決めてますし」

 

シホ「決めてたの?」

 

チノ「そうですよ

まあ、一応ですが……

取り敢えず、決めてる分は皆さんに渡しときます」

 

そして、私はココアさんの前に立ちました

 

ココア「私にはどんな力をくれるの?」

 

チノ「ココアさん、そんなに慌てないで下さい」

 

私は右手の人差し指に記憶と力を濃縮し、球体状にして

私の魔力を少し流しました

 

その球体は淡いピンク色で鋭い閃光を放っていて、

その球体と閃光を包むように黒い靄が薄く膜を張っている

 

私はその球体をココアさんの額の部分

所謂、第三の目がある部分に優しく当て、

ゆっくりと流し込んでいきました

 

すると、ココアさんの身体は光に包まれ

その光が消えた瞬間、ココアさんの服装が

ラビットハウスの制服ではなく

淡いピンク色で神々しい衣装……

創世神の装具に変わり

左の腰には一振の細剣……

ラディアント・ライトが携えてある

 

ココアさんは姿が変わった瞬間、

腰のラディアント・ライトを抜いて、構える

 

ココア「創世神 ココア、参上!」

 

チノ「……ちょっと、痛いので止めてください」

 

ココア「えー、かっこいいでしょう!」

 

チノ「閃光、もとい創世神の記憶も与えたのに……

ココアさんの性格が変わってます」

 

シホ「チノ、それは違うよ」

 

チノ「えっ?」

 

シホ「黒の剣士の嫁の閃光の記憶を与えたことによって

ココアちゃんのチノへの想いと

閃光の黒の剣士への想いがリンクして、

ココアちゃんの気持ちが助長されたんだよ」

 

チノ「つまり、本質は何も変わってないって事……

ちょっと、嬉しいような、恥ずかしいような//」

 

ココア「照れてるチノちゃん、可愛い!」

 

そして、ココアさんは私に抱き着く

私は何も抵抗しないでココアさんに抱き締められました

 

チノ「……恥ずかしいので、離れて貰えますか//

次がつかえてしまいます」

 

ココア「あっ、そうだった!ごめんね、チノちゃん」

 

チノ「べ、別に良いですよ……

次はリゼさんです」

 

私はリゼさんの前に立ち、

同じように力と記憶を右手の人差し指に濃縮し、

球体を作り出しました

 

しかし、その球体はさっきのココアさんのものとは違い

球体自体は太陽の様に光耀き

その周りには蒼いオーラが湧き上がり

それを包むように黒い靄が薄く膜を張っている

 

そして、ココアさんと同じ様にリゼさんの額に

球体を流し込みました

 

そして、リゼさんの服装がラビットハウスの制服から

太陽神の装具に変わり、

その手にはアニヒート・レイが握られています

次の瞬間、アニヒート・レイが光に包まれて

その形がスナイパーライフル……

ウルティマラティオ・ヘカートIIに変化する

 

チノ「リゼさんは、そっちの方が様になってますね」

 

リゼ「チノにそう言って貰えるのは嬉しいな//」

 

チノ「……恥ずかしいので次行きます!」

 

そして、私は同じ要領で

千夜さんには地母神と緑の剣士の力と記憶を

シャロさんには天穿剣とその力を

マヤさんには時穿剣とその力を

メグさんには……メグさん……

 

シホ「もしかして、チノ(´^∀^`)

忘れてたの?」

 

チノ「えー……そのままの勢いで闇の刀出そうとして

思いとどまっただけです

あれは便利は便利なんですが

集団戦には向かないんですよね」

 

シホ「武具を透過してバーサーク?」

 

チノ「纏め過ぎですが大体合ってます」

 

シホ「じゃあ、神とかは?」

 

チノ「根源が人間ですし魔力もそこまで持っていないので

リスクが高いです」

 

シホ「根源母胎《エレオノール》は?」

 

チノ「確かに私だけでは制御が難しいので

持ってもらいましょうか」

 

シホ「根源降誕母胎《エンネスオーネ・エレオノール》

にした方がいいんじゃない?」

 

チノ「ですね、そっちの方が使い勝手がいいです

持たせるなら……モカさんでしょうか?」

 

私は根源降誕母胎《エンネスオーネ・エレオノール》の

術式を創造神と生誕神の秩序を喚び出し描き

それをモカさんに描き込みました

 

チノ「モカさん、大丈夫ですか?」

 

モカ「うん、大丈夫みたい」

 

チノ「そうですか、安心しました」

 

シホ「次は青山さんと凛さんだね」

 

チノ「諦めて神の力をあげます」

 

私は創造神と破壊神の秩序を喚び出し

それぞれ青山先生と凛さん心臓の位置にはめ込みました

秩序の歯車は組み込んでないので問題ないです

リスクは極力減らしたいのでそこら辺の対処はします

 

チノ「青山先生、凛さん、大丈夫ですか?」

 

青山「うん、大丈夫よ」

 

凛「私も大丈夫です」

 

チノ「すごく不安でしたが、安心しました

最後にメグさんですね

どうしましょうか?」

 

シホ「このまま神で良いんじゃない?」

 

チノ「だとしたら天父神ですか……

安定性を図るとしたら熾死王の能力……

ダメです、私が嫌です

メグさんにあんなのを与えるわけにいきません」

 

シホ「あとは、勇者?」

 

チノ「作れないわけではないですが

システムの構築とか面倒です」

 

シホ「そっちじゃなくて

暴虐の魔王と関わりの深い……」

 

チノ「カノンですか?

ありですが万が一があります」

 

シホ「裏切り?」

 

チノ「違います、メグさんに限ってそれはないです

そうじゃなくて勇者 カノンの力を見抜かれた場合

乗っ取られます」

 

シホ「そっちか、でも千剣の分があれば問題なくない?」

 

チノ「確かにそうですが

メグさんを剣にする訳にはいかないので

神殺凶剣シンレグリアは手持ちの剣にします」

 

私はメグさんの目の前に立ち

全ての聖剣と魔剣と勇者 カノンの7つの根源を

喚び出しました

そして、聖剣は白に近い光になり

魔剣は黒に近い光に包まれ

メグさんの身体に集い、吸い込まれていきました

7つの根源はメグさんの心臓の位置に集まり

メグさんの元々の根源と交わり元の位置に戻りました

 

チノ「メグさん、大丈夫ですか?」

 

メグ「うん、大丈夫だよ!逆に温かいな〜」

 

チノ「色々な人の想いが込められてますから

これで千剣の勇者 メグの爆誕ということで

やっと魔王軍らしくなりましたね」

 

私はふと窓から外を見ました

 

チノ「真っ暗ですね

そんな時間経ってましたか?」

 

シホ「なくはないけど……」

 

チノ「明日から仕事なのでご飯食べてから

お風呂入って寝ましょう

皆さんの部屋は空いているので好きに使って下さい」

 

私たちはそれぞれ役割分担をして

ご飯を作って、食べてといつも通りの

生活を送っている中で思いました

 

私たちの世界でまたこんな生活を送りたい

 

しかし、これから始まる物語が喜びも哀しみも孕み

そして、誰も知らない結末になるとは

私を含め誰も気が付きませんでした

 

 

………………………………

 

 

 

同じくらいの時間のどこかの場所

 

 

???「アイツらが失敗するとはな」

 

!!!「我々も期待していたのですがねー」

 

???「日常系の世界にあんな伏兵とはな……

暴虐の星王……面白い」

 

!!!「でもご安心下さい、陛下

次の世界は成功しますよ

何せ、天の神を利用してますから

奴らも自分達が利用されていると露知らず

動いているのですから」

 

???「まあ、慢心せぬ事だ

ゆっくりじっくり侵略して行くのだ」

 

!!!「ははっ、陛下の御心のままに!」

 

 

…………………………………

 

 

同じ頃、神樹内部にて

 

 

友奈「バーテックスに変な動き?」

 

神樹「ああ、儂らも薄々は気付いていたが

ここまでとは思っていなかった

あの者らが戦った様子を見て、確信した

天の神の後ろに何かがいる」

 

友奈「何かって、なんですか?」

 

神樹「それに関しては解らぬ

しかし、あの者らと契約は大正解のようだ

恐らく、あの者らが救世主になりうる」

 

友奈「なら、私たちが最大限サポートしましょう!」

 

神樹「無論、そのつもりだ

まあ、万が一儂らが消える時は

お主ら勇者や巫女たちの魂はあの者らに託すとしよう」

 

友奈「えっ?」

 

神樹「なに、万が一だ

やる時はやってやろう

これでも儂らは人々に信仰された土着神だ

最期の時は人々に寄り添おう」

 

 

 

 

 

 




なんか、投げやり気味で
ココアちゃんもキャラ崩壊起こし始めてると言う
異常事態が……設定に無理があるのでしょうか?
まあ、しょうがないですね

やっと、黒幕が出た感じになりました
その正体は未だに不明ですが
いくつかわかってる点はここで纏めときましょう
・色々な異世界に侵略している
・魔法が使える
・この感じだと既に滅んでる世界もあるかも?
・暴虐の星王と言う、イレギュラーに気付いている
・侵略の仕方は直接襲うか、そこにある存在を利用するか

さあ、黒幕の目的とは?

頑張って続けていくので
今後ともよろしくお願いします

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