―続き
翌日 午前五時 四十七分 客人用の部屋にて
芙二「……あ~~ねっむ。昨日の夜は少し調子に乗り過ぎたな。なんだよ、グリム・リーパーって。死神の鎌ってか……馬鹿らしい」
などとぶつぶつ言いながらトイレへ行く。
そして使い捨ての歯ブラシとコップを使って歯を磨き、うがいをする。
顔を洗い、タオルで拭いて眠気を飛ばす。ここまでで五分。
まだ少し眠いので完全に覚めるまでそのままストレッチをして身体をほぐす。
ゆっくりと息を吐き、ほぐしたい箇所を重点的に。
さらに五分費やす。
身体がほくほくと熱を帯びてきたらその足で着替える。
ラフな格好に着替え、部屋を整頓する。といっても今回は荷物が少ないので布団か部屋着ぐらいしかない。
芙二「あ、下着はまぁビニールの中に入れておけばいいか」
持ってきていたビニールの中へ雑に投げ込む。それをポッケ(異空間)へ送る。無論、送り先は自室の洗濯籠の中へ。
そんなこんなの間に時刻は六時を回った。端末のメモ機能を立ち上げて昨夜、夕食のときに聞いた朝食の時刻を確認する。
芙二「う~む。まだ開くまで二時間近くある。コーヒー飲みたいから自販機探して買いに行くかな~」
鍵と財布、端末を持って部屋の外へ行こうとするとき、直感によるものだが扉先の違和感に気づく。
芙二「誰かいる? いやいるわけがないか。昨日新しいことをやったから珍しく霊的なものに敏感なだけか」
自分に言い聞かせるように、言いながらドアノブに手をかける。確かに昨夜、放っておくとやばい種類の深海棲艦に遭遇したが確実に殺した
芙二「いや~~……といいつつも最大限、警戒を……」
ドアノブを捻り、部屋の外へ。ガチャという音を立てて開いた先には誰もいなかった。
芙二「なんだ。やっぱり慣れない所にいるから……」
鍵を掛け、自販機求めて探し始めたが能力を今回は使わない。
ここを把握しておきたいからだ。何かあったらすぐに移動できるように。
音も気配も消さない。
芙二「まぁそれでも気配察知は有効にしておかないと、な。もしかして先日のクソ共の仲間が俺を痛めつけにくるかもしれないし」
あれはチンピラだったけど甘い汁を吸えると聞かされた欲望に忠実なバカは斜め上の行動をしかねないので最大限、警戒しておくのがいいだろう。
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しばらく建物内を把握ついでに歩き、ついに見つけた。
芙二「……お、自販機発見っ♪ ブラックコーヒーは~~あった! 財布は~~」
財布から小銭を出して、ブラックコーヒーを購入する。
すぐに開封して飲みたい欲に駆られるが…… 一匹、気配察知に引っ掛かった。
芙二「ずっと範囲外にいたのか。気がつかなかった。俺も八崎さんみたいな範囲を持ってたら購入前に気づけたのかもしれないな」
気配察知に引っ掛かった人物は俺が向こうに気がついたことを知らないようでゆっくりとこちらへ近寄ってくる。
芙二「あぁ? なんでそんなに恨んでやがるんだ?」
ただ近寄ってくるだけなら分かるが、近づけば近づくほど怒りと瘴気の圧が強くなっていく。これはただ事ではない。自分を殺さんばかりに膨れ上がってきている。
芙二(……よほど俺は恨まれているらしい。俺じゃなかったら血相変えて逃げ隠れてるな。ふん、面白い。どれほどの人物か試しに遊んでやろっ♪)
そう思った芙二は缶片手に小走り気味になり、曲がり角がある所まで誘導する。曲がったら気配も音も全てオフにして急襲してやろうと考えた。
芙二(相手はびっくりするだろうなぁ……どんな反応をかえすか楽しみだ)
曲がり角に差し掛かり、曲がりきったと同時に実行する。そのまま去らずに身を小さくして相手の動向を伺う。
そこへ現れたのは――
夕雲「……どこに消えたの? 急に走り出したからバレたかと思ったけど考えは当たりみたいね」
夕雲だった。芙二の見逃すまいと思い、走ってきたようで息を切らしながらどこへ行ったか探している様だった。
芙二(おいおい、マジかよ。殺意マシマシだったのは夕雲か。その顔と髪の色……清霜と同じか? 艦娘としての面は生きてるな……完全に深海化してるわけじゃないが確実に混ざってやがる。これは面倒だ)
夕雲「ふぅ……あぁやっぱり清霜さんを守ることは出来ないのかも知れないわ。私は、もう……」
手で顔を覆い、カタカタと震えながらその場に崩れていく。手の隙間から悲哀の表情が見え隠れしていそうだと感じたがそれはすぐに別のモノへと変化した。
夕雲「ふふふ……アハハハ!! 私は、もう愉しくって止められないの!」
顔を覆うようにしていた手を口元まで持ってくるとそう嗤っていた。目はどす黒い想いが溢れるようになり、先ほどまで身に纏っていた怒りは殺意へ変わり瘴気はさらに濃くなっていた。
芙二(おいおい、マジか! こいつはやばい表情してやがんぜ。どうにかして黙らせないと……)
夕雲「あの人たちは芙二って人を痛めつけるなんて言ってたけど……無理! 無理無理!! 絶対に無理。この思いは誰にも止められないわぁ……ふふ」
芙二(やっぱり俺目当てか! つか、痛めつけるぅ? あの人たちってことは絶対にクロだろ! どうする解除して戦闘へ持っていくか……?)
夕雲「提督は見失ってしまったけど……あとで夕張さんを呼び出せば来るかしら? 来なかったら、そうね。無理やり連れだして数発……痛い目を――……っ!!」
芙二「おい、さっきからうるせぇな。
夕雲に凄まじい殺意を飛ばす芙二。何も悪くない夕張を痛めつける旨を聞いてしまったのですべてを隠し止め怒りを露わにして声を掛けた。
殺意に当てられた夕雲は顔をにやっとさせると『そこに隠れてたんですかぁ? 盗み聞きなんて趣味が悪いですね』といい掴みかかろうとしてきた。
芙二「甘い」
バシッと音がなるほど強く振り払う。振り払われた夕雲は驚いた表情を向ける。
芙二「ここで死合うのは辞めよう。互いにデメリットが大きすぎる。
夕雲「私が一々……」
芙二の提案を断ろうとした時にはもう遅い。二人は建物内から海上へ出された。
夕雲「どうして外に? しかも海上……ふふふ。あなたはおバカさんですか? 人間が私達のように出来るわけないじゃないですかっ!! わざわざ命を危険に晒してっ……!?」
置かれた状況を知るとバカだと嘲笑しようとするとき、目を疑った。
芙二「試製深海武装……へ換装完了。遺言はそれでいいか? 弾の数も時間も限られてるから行くぞ」
夕雲「なっ!? その姿は……」
芙二「死ね。海の底へまた、沈め……」
狼狽える夕雲に向かって艦娘、深海棲艦関係はない。非情に容赦なく砲撃する。逃げ場を失うわせるように考えて放つ。
海上に撃ち鳴らす音と水の音が終始ずっと絶えない。
芙二「……弾切れか。まぁこれで死ぬとは微塵も思っていない」
カチン、カチンとトリガーを引くも弾は出てこず、周囲は無数の砲撃により荒れた海面と水煙が立ち上っていた。
気配察知はまだ捉え続ける。咄嗟に距離を取ったのか、水の中へ逃げたのか。
しかし些細なことはどうでもよかった。まだ死んでいないのなら、手段を披露するだけだ。
一時的とはいえ東第三鎮守府のときのような濃い瘴気、激しい憎悪に触れた狂獄龍忌呪はまた一つ……可能性を広げた。
芙二「試製深海武装、解除。狂獄龍忌呪から派生ののちに展開。
昨夜、確保した怨念結晶と魂晶を黄昏の欠片から出して半分ほど噛み砕く。
圧縮された呪い、殺意、憎悪を糧とするスキルの進化。
ナックルのように扱えた双盾を本来の用途へ。
重装歩兵が如くの雰囲気を纏い重魔装備への換装。
先日の装備をより想像に近い形へ変化させそれを纏い、敵を確実に圧殺するのだ。
刺々しい巨大な盾は敵に精神的苦痛を与える。唯一のデメリットは重さ故にあまり速い動きは出来ないという点だが、芙二はデメリットを軽減させるので動ける。
しかしそれでも通常時と比べると肉体への負担はそこそこあるのであまり頻発できない。
もって三時間ほどだろう。それ以上使うと肉体を蝕み、芙二は――。
夕雲「……ふふふ……なんだか愉しいわ。清霜さんが言っていたことは本当だったのね」
芙二「興味がない。これから死にゆく貴様の世迷言は聞き飽きた。故に死ね」
夕雲「簡単には死なないわ! それにまだ始まったばかりでしょ!」
芙二はその場に動かず、相手の的に敢えてなった。
夕雲も躊躇することなく砲撃する。
先ほどの状態とほとんど同じになったのだが、直撃しているため黒煙と硝煙の臭いも混ざり始めていた。まだ砲弾の雨は止まない。いやむしろ、増している気さえする。
気配察知に数が増えた気さえする。そろそろ反撃してもいい気がし始めた。
芙二「こちらも動くぞ」
声は煙と砲弾の雨の中ではかき消され、水面を走りながらそれらを突き破るように進む。
しかしそこには夕雲はおらず、イ級やロ級といった深海棲艦がこちらへ方を向けていたのだった。イ級やロ級の周囲に影が落ちている。まだ増えてくる可能性がある、と見た芙二は苛立ちながら【深海神姫の寵愛】を使用する。
発動して分かったことは周囲に二十隻ほどの深海棲艦がいるということ。
が、しかし夕雲は見当たらなかった。
ますます苛立つ芙二。表情は見えないがイ級やロ級は砲撃を止めていた。
深海棲艦の、生物としての面が強く警鐘を鳴らしていた。
逃げないと殺される。命令のまま動くよりも先に『逃避』の二文字が出たがもう遅い。
一体のイ級は海中へ逃げるよりも先に頭上からの衝撃を受けた。
メキャッ……グチャッ……ゴリ、メキ
嫌な音を上げ、頭部は潰れた。
青い血が、目玉が、脳漿が海中へ流れ沈んだ。
残されたイ級たちは今起こった光景を見て強い衝撃を受けた。
艦娘以外で自分達が傷つけられたことがなかったからだ。
故にその事実は恐ろしいほど早く待機していた深海棲艦にも伝わった。
芙二「夕雲ォォ……まずは貴様らの魂を叩き砕くっ! 」
目の前の生物は深海棲艦を呪うように言葉を発した。
それに自分達の姫と同じように、言葉を吐いた。
どす黒いオーラを纏った盾を振りかざした――
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イ級やロ級を囮にして夕雲は一人海中へ逃げていた。この事実を清霜たちに伝える為だ。
夕雲(さっきはどうなる事かと思ったじゃない。でもとっさに囮を用意できてよかったわ。数隻しかいないけど、いるだけマシでしょう)
海の底へ早く潜る。流石の提督でも海の中までは追ってはこれないだろうと思っていたからだ。酸素はまだ続く。このペースならもうあの場所から離れただろう。撒いた、と夕雲は確信し浮上した。
夕雲「はぁ……一時はどうなるかと思ったけれど。再起不能には出来なかったけど足止めは出来たかしら? 出来たわよね?」
不貞腐れて一人呟く夕雲。本来の目的は達せなかったが、それでもあの提督が泊地へ戻ることが遅れるようには出来たと溜息を吐く。
夕雲「少し早いけど戻ってしまお、かし……ら?」
清霜たちが待っている所へ戻ってしまおうと思い行動しかけた時、昨夜、感じたあの感覚がした。痛みがあるわけではないので、感じた場所を触っていたがなんともない。
夕雲「? ?? 一体何が……あがっ!!」
きょとんとしているとき、昨夜の痛みを思い出した。あの鋭い痛みを。
強烈な痛みにより、航行は出来なくなりその場に蹲ったときこちらに向かってくる存在を感じ取った。
少しずつ恐ろしいモノが迫ってきているように感じた。それは昨夜の比ではない。
水の上を歩く音が次第に大きく聞こえる。そして頭上から声が聞こえた。
芙二「……見つけた。……本気で逃げれると思ったのか? なぁ夕雲」
夕雲「……あぁ……あぁ」
その声は昨日聞いた男の声よりも低く聞こえた。肝が冷える。
心拍数が跳ね上がり、目の前が歪む。
まるで死そのものが引導を渡しにきたような錯覚に陥った。
芙二「イ級やロ級はご馳走様。美味しかったぞ、あれらは。さて、死ぬ前に色々聞かせてもらおうか? それともとっとと死にたい? 首と胴体、泣き別れしたい?」
夕雲「……話すことなどない、わ」
芙二「そうかい。それじゃあ一思いに――うげぇ……!? くっそ、が……時間、切れか……よ」
夕雲は絶体絶命であったが、それは覆った。先に芙二の活動限界が来たのだ。
処刑寸前で腹部の鋭い痛みと気持ち悪さに襲われ、強制解除させられた。
芙二は元の格好に戻るや否や軍服に黒い血を吐き掛けながら膝を突いた。
吐く量が多いのか蹲っていた夕雲の元まで血が広がった。
夕雲「? 何が起こったの?」
芙二「……ハァ、畜生……また調子に乗りずぎだ……」
片膝をついたままぜぇぜぇと息を切らす。
夕雲はゆっくりと立ち上がり、青い顔をしている芙二を見て嗤った。
夕雲「ふふふ……アハハハ!! 運は尽きた様ね。無駄口を叩かないでとっとと殺しておくべきじゃなかったのかしら? そのまま魚のエサになってもらおうかしら」
芙二「うっ……せぇ。オ゛エ゛ッ……(呪い耐性あるはずなんだけどな……? いやそれよりも気持ち悪すぎて、全然思考が纏まらん)」
夕雲「あーあ、そんなに血を吐いちゃったら死んじゃいますよ? いくら海軍の秘密兵器だとしても、いいんですか?」
芙二「は、はは。秘密……兵器? ばっかいえ。吾はそんなん……ない(肉体に干渉してっと……ふぅ。痛みや気持ち悪さはどうにかなったけど呪いは――あ、こうすればいいんじゃね?)」
夕雲「さっきのお返しです。加減はします、よ!!」
見た目は満身創痍な芙二の脇腹を蹴り飛ばす夕雲。『がぁッ……!!』と苦しそうな声を上げながら海面を跳ねる。それを見て夕雲の加虐心に火がつく。
夕雲「そう、その顔です。もっと、見せてくれなきゃ嫌ですよ!」
立ち上がりかけた芙二を殴ろうとする。見た目はボロボロ虫の息。
夕雲はいたぶることを目的としていた。拳が芙二の頭を捉える時、消えた。
夕雲「!? まだ、動けるんですか……!」
芙二「ぺっ! 海水は傷に染みる……が、もう大丈夫だ。気持ち悪さも身体の痛みも無くなった。第二ラウンドと行きたいけど、これは夕張引き連れてとっとと帰った方がいい気がする」
夕雲「流石は海軍の秘密兵器……すぐにはくたばりませんよね」
芙二「っつーかよ。さっきから海軍の秘密兵器ってなんだ? 吾はそんなモンじゃない」
夕雲「嘘は止めておいた方がいいですよ。たかだか人間が私達みたいなことできませんよね」
芙二「あー確かに。その言い分は分かる。だが、そんなこと知らないんだよなぁ」
夕雲「事実は後で確認できますから。そのまま再起不能になってください」
芙二「それはヤダ。早く、しろ。お前が言っていたことが本当ならこれはあいつらが危ない」
夕雲「では瀕死になってもらいますね」
笑みを浮かべながら至近弾を芙二の顔面目掛けて撃ち放つ。
音を置いて直撃し、爆破音が辺りに響き、煙が風で流され鼻に焼け焦げた匂いがつく。
悲鳴はかき消されたのか聞こえなかった。
次弾装填を済ませ、標準を合わせる。生きていれば次を零距離で放つ。
並の人間だったら即死する筈だ。頭部を失って死体が出来上がる。
だが、秘密兵器は頑丈らしく一発程度じゃダウンしないらしくまだ僅かに口元が動いたように見えた。
芙二「付与、呪厄」
なにか聞こえたような気がしたの砲先を頭に突き立てて発砲する。爆発音と爆風が対象を後方まで吹き飛ばす。
頭から白煙を上げながら、対象は仰向けに倒れた。そこまで疲れた表情をしながら夕雲は歩いて向かう。もう死んだはずだからだ。もしくは絶命数分前と言ったところだろうか。
夕雲「確認――!? うぐっ……痛い?」
死体を確認しようとした時、頭が激しく痛む。突然、生じた痛みに立っていられなくなり片膝をつく形でしゃがむ。
対象の確認までもう少しだというのに、それが許されない。痛みは頭だけにとどまらず他の部位へ移動していくみたいに増していく。
夕雲「……ッ! ……~~ッ!!」
声を出せないほどの痛みが常時襲い来る。片膝ついていられなくなり、海上に転がり出した。痛みのあまり涙が溢れ流れるが和らぐことはない。
芙二「良かった。いくら
夕雲「~~~~!!」
芙二「何言ってるか、分からないし。時間内から返してもらう」
そういって夕雲の服の上から腹部に触れ、呪いや憎しみといった負の部分を本人に掛かる負担など考慮しないで無理矢理引き抜く。
夕雲「~!? ~~!! ……~~~♡♡ ……~~ッ!!♡♡」
引き抜かれる毎に夕雲の脳には強烈な快楽が生じ、正常な感覚を奪わせる。
全て、とはいかないがほとんど引き抜くことに成功し、そのまま怨念結晶にして黄昏の欠片へ送る。
強烈な快楽を処理できなかった夕雲の肉体は意識を手放すことを選んだようだ。
うつ伏せに倒れ、ときどき痙攣する夕雲を見ながら『もっと別の方法を考えよう』と思いながら抱え込むと本営の客人用の部屋まで移動した。
部屋へ戻り、とりあえず床の上に夕雲を転がしておく。
壁に掛けられている時計を見ると驚く。
時計の針は十一時を指していたのだった。
芙二は気絶している夕雲を担ぎながらドッグを訪ねようと思い部屋を出たのだった。
今、ひとつの戦いが終わった。
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時は少し戻り、午前八時 三十五分 南西諸島海域 研究所
研究所の地下四階に位置する部屋の中で清霜と深葬姫は作戦の最終確認をしていた。
清霜「いよいよだね。私が姫の一角に近づくんだよね! それにヲ級ちゃんたちと共に戦えるんだよ。楽しみだよね、深葬姫」
深葬姫『そうだな。我が力を使えば、艦娘も人間も皆等しくなる。しかし慢心するなよ。例の秘密兵器が出現するかもしれないからな』
清霜「うん、そうだね。時雨ちゃんを回収したら、私達は撤退。その後はヲ級ちゃんたちが海軍の施設を陥落させるんだよね」
深葬姫『そうだ。我々が用意できた数はおよそ五百だ。数十体は無くすかもしれないが、それ以上のことが出来るようになるかもしれない』
清霜「ぁあ……本当に楽しみ。待っててね、時雨ちゃん」
――皆、オトモダチにしてあげルカらっ♪
―続く
キメラ装備:派生
①鈎爪 :(両手:装備)
②鎌 :(両手:装備)
③禍毒の盾:(両手:装備)
新スキル 解放
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概要:
元々巨大な二対一組の盾だったが芙二の能力ゆえに小型化。
ナックルとして装備されていた禍々しい双盾だったが大量の怨念結晶と怒りにより覚醒に至り本来の形で使用されることになった。
デメリットは早い行動には不向き。大量の怨念を体内に入れるため肉体への負担が尋常ではない。この形態になると三時間以内に解除しないと呪いに蝕まれる。
現状ではあまりお勧めは出来ないスキルとなっている。
余談ですが
最近、出会ってひと突きで絶頂除霊!って本にハマりました。
気になる方は、暇なときに手を取ってみてください。