冷葉目線の話から入ります
よろしくお願いします
R3 3/25 誤字脱字報告ありがとうございます
R4 1/8 サブタイトルの一部を変更
続き
―すこし戻って冷葉は―
冷葉「東第一泊地へ着任か…とうとうこの日が…」
俺の名は冷葉。芙二と同期だ。年齢?それも同じさ。今おれは東第一泊地へ向かっているんだ…少し早く着いちまった。少し、泊地周辺をふらつくとするか…
冷葉「~~♪(鼻歌)」
俺は鼻歌を歌いながら歩いていたら、いつの間にか波うち際に来ちまった。
濡れない程度に波うち際を歩いていたんだ。ザッザッザと歩く度砂利同士が擦れてこぎみのいい音がなる…あぁいう音っていいよね。
と、そんなことを頭の中で呟きながら歩いていると、カラスが湧いていた。なんか、魚とかゴミが打ちあがってんのかな。なんて考えていた。
そんな中、カラスが湧いている方向に進んでいるんだけどさ?全く血生臭いとかなにかが腐ったような刺激臭がないわけ。
で、カラスを追い払いながら近づいたの。
そうしたら、なにがいたと思う? カラスが湧いていたんだからゴミとか死体とかよね?普通なら。
でも違ったんだわ。目を疑ったね。
―大破轟沈しそうな艦娘―だった
冷葉「はぁ!? マジかッ!! ……あ、おい! こらクソカラスども!! どきやがれ!!」
俺は大破している艦娘に群がるカラスどもを蹴散らしておいて…と。
冷葉「おい、大丈夫か!?」
艦娘「…」ぐったり…
艦娘は返事に応答しなくてただただぐったりしていた。でも、息はあるようだ。
冷葉「早くしないと……幸い泊地までは後一キロもねぇ。よっこらせ……と」
俺は艦娘を担ぐとゆっくりと進み始めた。
―東第一泊地―
冷葉「おい!!芙二ィ!!!居るか!!!」
俺はありったけの声を上げ芙二を呼んだ。これで居なかったらゲームオーバーだ。頼む、居てくれ…
??「ちょっと!! あんた誰!? それにこの子はどうしたの!?」
??「ねぇ、叢雲ちゃん。この人……悪い人?」ギロ
冷葉「おっと、
芙二「叢雲―、どうした。そんなに声を張り上げて……! って冷葉ッ!」
冷葉「あ、芙二! この子をドッグへ!!!」
芙二「おいおい、マジかよ! 明石さん!! この子をすぐにドッグへ! 俺、場所分かんねぇ!!」
明石「なんです、芙二提督? ……妖精さん! 今すぐこの子をドッグへお願い!!」
妖精1、2「「お呼びー?」」
妖精3、4「「おいおい、マジかよ??」」
妖精5、6「「バケツー! ドッグでバケツを使えー!!」」
冷葉「うわぁ、すげぇ数……」
明石「あなたが冷葉補佐ですね、ではその子を担架へ」
冷葉「わかった、よっこ……らせと」
明石「では、妖精さん。お願いします」
妖精’S「「合点だー!!」」
妖精さんたちは大破していた艦娘を
冷葉「あの子は一体誰なんだ?」
明石「あの娘はおそらく白露型の娘ですね。大破してボロボロすぎて特定が難しいです」
芙二「(髪は乱れて服もボロボロ。でもあの髪型はもしかして夕立か?)」
叢雲「ちょっと! 指令官! 今抱えてきた人が冷葉って人?」
芙二「あぁ、そうだ。冷葉。こんな状況で申し訳ないが、簡単な自己紹介を頼む」
冷葉「おk。俺は
芙二「っと。そんな感じだ。叢雲。川内。驚かせてすまない」
叢雲「いいわよ、うすうすそんな気がしてたから。で、あの娘は誰なのよ。艦娘の私たちでも判断が難しいわ」
芙二「……(おそらく夕立で合ってそうだな…………)あの娘はおそらく夕立だ」
叢雲「どうして? 断言できるのよ」
芙二「それはだな……」
明石「あの娘は白露型四番艦の夕立で合ってるわ。今、妖精さんから連絡が入ったの。でも……」
叢雲「な、なによ?」
明石「
芙二「了解した。俺は元帥閣下に指示を仰ぎに行くから、冷葉。ついてきてくれ。あ、明石さんは妖精さんと一緒に入渠施設へ。お願いします」
二人「「了解」」
叢雲「司令官、私は何をすればいいのよ?」
芙二「そうだな、叢雲は川内を連れて軽巡寮へ。あ、でもまだいいか。人数少ないから…叢雲、駆逐寮でもいいか?」
叢雲「私はかまわないけど…川内さんはどうなの?」
川内「軽巡寮に一人ボッチはさみしいから、叢雲ちゃんいい?」
叢雲「かまわないわ、でも相部屋ってのはちょっと…だから隣の部屋ならいいわよ」
川内「やったぁ! ありがとね。叢雲ちゃん!」
芙二「決まったようでよかった」
冷葉「それじゃあ、また後でな」
叢雲「えぇ、また後で」
芙二「冷葉はとりあえず執務室へ荷物をーってお前荷物どこ置いたよ」
冷葉「あ、門前だわ」
芙二「あー、じゃあどうしよっか。とりに行って来いよ。俺が掛けておくわ」
冷葉「了解。芙二遅れてきたのに済まねぇな……」
芙二「いいよ、それに冷葉がしたことはかなりデカい。その行動はMVPだわ。ありがとな」
冷葉「よせよ、照れるわ」
芙二「ほれ、とっとと行け」
冷葉「了解―」
執務室へ到着。
芙二「俺は俺で電話かけねぇと・・確か閣下の番号は・・・・」prrr
大鳳「こちら、大鳳。どちら様でしょうか?」
芙二「あ、大鳳さんこんにちは。元帥閣下は今いらっしゃいますでしょうか?」
大鳳「この声は…芙二提督ですね。こんにちは。何か不備がありました……?」
芙二「えっと、先ほど冷葉補佐が大破した艦娘を保護してきまして、どうすればいいか分からないので支持を仰ぎにきました」
大鳳「……大破した艦娘ですか?」
芙二「はい、冷葉補佐の話によると。東第一泊地より1キロほどの海岸端に倒れていたと」
大鳳「なるほど…艦種は分かりますか?」
芙二「艦種は駆逐艦でおそらく白露型の駆逐艦でしょう」
大鳳「なるほど。しかしどうして言い切れるのでしょうか?お聞きしてもいいですか?」
芙二「それは一度見たことがあるからです。その記憶と照合して考えました」
大鳳「ふむ、もしかして白露型の誰かも分かってたりしますか?」
芙二「はい、おおよそですが」
大鳳「誰か言ってください。行方不明になっている艦娘の一覧を確認してみます」
芙二「分かりました。艦娘名は夕立です」
大鳳「夕立さん……分かりました。では、少しお待ちください」
~待機中~
大鳳「芙二提督、お待たせしました。現在、駆逐艦夕立は一覧に記載されていませんでした。恐らくはドロップした子だと思います」
芙二「え?ここの世界でも艦娘ってドロップするんですか?」
大鳳「はい、極めて稀ですが。ドロップが確認されてます」
芙二「ほぇ……稀なんですかー」
大鳳「えぇ、稀です。東第一泊地で夕立は初めてですよね?」
芙二「はい、初めてです」
大鳳「では、そのまま着任させてしまいたいところですが……」
芙二「あーえっと、許可が必要ですよね」
大鳳「ですね、あ、提督。執務お疲れ様です。え? 相手は誰か? 東第一泊地の芙二提督です。お電話変わられますか? あ、はい」
ちょうどいいところに元帥閣下..タイミングよくない?
元帥「こんにちは芙二君。今日はどんな用かな?」
芙二「実はー……(割愛)」
元帥「なるほど。ではそのまま着任させてしまおう。なに戦力が増えて良かったではないか」
芙二「えっと、うれしいのですがどうしてですか?」
元帥「あぁ、どうして即決かと?」
芙二「はい」
元帥「君の所は夕立を保護してしまったのだろう?」
芙二「あ、はい。保護すべきだと思いましたので」
元帥「では、着任といこう。幸いだな」
芙二「はい、ここの明石さんから聞きました。艦娘は鎮守府、泊地につき一隻だと。つまり、もううちに夕立は着任しないということですか?」
元帥「そうだね、つまり轟沈させてしまえば二度と復活しないよ。でも過去にこういう報告があってね、それは一度沈んだ艦娘が帰ってきたと」
芙二「ふむ、ですが……」
元帥「そうだね、その艦娘に聞いたんだと。どうやったのか……そしたらその艦娘は沈みゆく時に妖精の姿をみたと、その妖精は確か応急修理要員の妖精だとかなんとか」
芙二「応急修理要員ですか……?(え?ダメコンあんの??でも、その言い方だと過去に一例だけに見えるし…)」
元帥「眉唾ものかと思ったけども、そうではないらしい」
芙二「では、実在するんですか?」
元帥「うん、実在はする。でも発動ができないらしい」
芙二「そうなのですね(ダメコンの発動条件は一度轟沈させること……この世界じゃあそれは
元帥「あぁ、それと書類不備の件は申し訳なかった」
芙二「いえ、人の手で行われるものですから。仕方がないですよ」
元帥「そういってもらえると助かるよ、では白露型駆逐艦 夕立は本日より東第一泊地へ着任することを許可する。本人にあとで伝えなさい」
芙二「了解しました、では失礼します」<ガチャ
芙二「ふぃ~……緊張した」
電話が終わって夕立が無事着任することになった。少しして荷物を持って冷葉が入ってきた。どこか疲れた表情をしているようだが、まぁいいだろう。
冷葉「芙二よーどうなった?」
芙二「おかえり、冷葉。駆逐艦 夕立は本日をもって東第一泊地の仲間入りだ。本人意識が戻ってから伝えるよ。あとどうしてこうなったのか経緯を知りたい」
冷葉「お、お前さんが言う通り夕立だったのか。そして仲間入りかー、着任初日に駆逐艦二隻、軽巡一隻かー、限られた資材の中でこれはいいほうなんじゃないかー?」
芙二「そうだな、まだ資材はあるか建造しよう」<タブレットを確認
冷葉「いくつあるー?」
芙二「970/970/970/970ぐらいかな」
冷葉「おー、大本営はそんなにくれるのか」
芙二「多分、二人分じゃないかな。言ってたろ?着任時はALL500で始まるって」
冷葉「そうだな、誰を建造するんだ?てか、川内を建造したのか…寝れるかな…」
芙二「もしもの時は寝させる(物理)からいいよ」
冷葉「頼もしいなー期待してるわ」
―再び工廠へ―
芙二「明石さんは今いないか…てか、アビスたちどこ行ったんだろ?執務室には居なかったし…」
??「あなたが芙二提督ですか?」
芙二「ん? 誰だい?」
開発妖精A「失礼、私はここ工廠の開発妖精です。さきほど、妖精2匹と出会い話をしまして興味を持ったのでご挨拶に」
芙二「お、なるほどね。開発妖精さんよろしくね。ところで二人は知らない?」
開発妖精A「お二人なら、入渠施設へ行きました。恐らく見て回っているのでしょう…」
芙二「ありがとう」
開発妖精A「いえいえ、芙二提督は開発ですか?それとも建造です?」
芙二「あー、建造かな。開発は秘書艦必要でしょ?」
開発妖精A「そうですね、用の時はお呼びください。私たちが行きます」
芙二「私たち? つまりは何人かいるんだね?」
開発妖精A「ほら、貴方たち! 芙二提督に挨拶を。」
奥から3人か飛んできた……え? 妖精さんって飛べるの?
開発妖精B「開発妖精ですー」
開発妖精C「私も開発妖精ですー」
開発妖精D「私もですー」
芙二「妖精さん達よろしくね」
開発妖精'S「「「よろしくですー」」」
開発妖精C「報酬は甘味がいいですー」
開発妖精D「作る時は呼んでくだされー」
芙二「わかった、俺が腕を振るおう。期待してくれ。あとで開発をするからこれね」
おやつに食べようとした羊羹を妖精さん達に渡した。
開発妖精A「これは……いいんですか?」
開発妖精B「おー羊羹!」
開発妖精C「一生ついていきます!」
開発妖精D「やった! やった!」
芙二「今回は先払いね。まだあるから後で上げるよ。建造の子たちと分けて欲しいな」
開発妖精A「分かりました。ではまた後でです」
芙二「さぁてと、建造ルーレット行きますかね~」
建造妖精A「提督さん、先ほどの話は本当ですか?!」
芙二「本当さ、ほら栗羊羹でいいかな?」
建造妖精B「おー!! 一本もくれやがるのですか!?」
建造妖精B「一生ついていきます!」
建造妖精C「で、誰を建造しやがりますか」
芙二「そうだねぇ……さっき軽巡を作ったから……」シザイカクニン
ALL970
芙二「(戦艦、空母と欲しいけど……今は軽巡か重巡がいいな)」
妖精s「」ウズウズ
芙二「ん~っと……」
冷葉「おー芙二。もう建造終わったのか?」
芙二「お、冷葉イイ所に」
建造妖精A「提督? そちらの方はー?」
冷葉「あ、君たちが妖精さんか。俺は冷葉 慧璃。芙二の補佐だ。よろしくなー」
芙二「え? てか、冷葉妖精さんと喋れるの?」
冷葉「え? あ、ほんとだ。どうして喋れんの? 俺。昨日まで喋れてなかったぞ??」
芙二「マ?」
冷葉「マッマ」
芙二「マ……?」
建造妖精B「なにあともあれよろしくですー」
冷葉「よろしくなー…で? 建造はどのあたりをする? 戦艦? 空母?」
芙二「ん~どうしようかなぁ……ってなに数値決めてんだよ」
冷葉「え~? いいじゃん? 俺がやったってよー」
芙二「いいけどよー。いくつで回す?」
冷葉「んー、大井、北上とか欲しくない?」
芙二「あー雷巡? 欲しいわ」
冷葉「だろ??」
芙二「じゃあ、ALL30で引くわ」
冷葉「おk」
―00:59:57―
芙二「お、軽巡。これは来た系?」
冷葉「あー、軽巡なら歓迎かなーなんなら川内を止めるストッパー的なのが欲しいな」
芙二「それ、フラグ…」
建造妖精A「提督―? バーナー使います?」
芙二「あーいらんや。今の時刻は~」
冷葉「今の時刻は11:25だぞ。昼前かー、飯どうする?」
芙二「飯なー、間宮さんと伊良子さんはまだ着任しないらしいから……今日は俺が作ろうか?」
冷葉「マ? 何気お前の飯初めてだわ」
芙二「そだっけ?」
冷葉「そそ……じゃあバーナー使う?」
芙二「あ、いやいい。一時間もあるんだ。近辺の商店街へ行ってみようよ。冷葉」
冷葉「おー、それもいいなーじゃあ妖精さんに断っていこう」
芙二「妖精さんー」
建造妖精D「なんですか? 芙二提督」
芙二「俺と冷葉補佐は一度昼飯を買いに近辺の商店街へ行ってくるんだけど、妖精さんは何を食べるの?」
建造妖精A「了解ですー」
建造妖精B「我らは甘味がいいですー」
芙二「おk、じゃあ甘味を何か作ろう……経費で落とせるかな?」
冷葉「あー、どうだろ?」
芙二「大淀さんに聞いてみるか」
冷葉「大淀さん? 誰だそりゃ」
芙二「任務娘の大淀さん。軽巡洋艦でもあるから戦闘はこなせると思うよ」
冷葉「ほぇー、その大淀さんは今どこへ?」
芙二「あー、多分医務室で寝ていると思うから起きているかどうか見に行こう、なんなら明石さんに断っていこう」
冷葉「なぜに医務室で……」
―二人は医務室を目指して歩き始め―
―医務室―
冷葉「ここが医務室かー」
芙二「そうっぽいな……」
コンコンとノックをする中から「どうぞー」と明石さんの声がしたので入る
冷葉「失礼しますー」
芙二「失礼しまーす」
明石「おや芙二さん、怪我でもしましたか?」
芙二「いえ、昼飯を作ろうと思って冷葉と一緒に買い物へ行ってきますが何か食べたい物はありますか?」
明石「そうですねぇ。なんでもいいですね。私たちにとってはそれが初めての味ですから」ニコ
芙二「そっか、ありがとう。冷葉は何食べたい?」
冷葉「俺はー肉だな、あーでも夜に焼肉とかしたいから…」
芙二「あーじゃあカレーでいいか?」
冷葉「おー、何カレー?」
芙二「大人数で食べられるように……経費削減のチキンカレーでどう?」
冷葉「おk、じゃあ買い物へ行こうぜ」
芙二「ということで、俺たちは行ってきます。30分ほどで戻ると思いますー」
明石「分かりました。もしも、誰かが来たらどうしますか?」
芙二「うーん、とりあえず捕縛。そののちに憲兵さんへーって憲兵さんってここにいる?」
明石「まだ、到着されてないようですね」
冷葉「あー、じゃあ多めに買っておく必要がありそうだ……ちなみに憲兵さんは何人ほど?」
明石「確か、一人だったと思います。また後日二人ほど来るみたいなことを朝、大淀と話てましたから」
芙二「なるほど?」
冷葉「というか、人数少ないんだな?」
明石「確か少数で実力を持っている方だと聞いてます」
冷葉「なるほど…」
芙二「じゃあ俺たちも行くね」
明石「いってらっしゃい、お昼楽しみにしています」
冷葉「りょーかい! 任せとけ!!」
ー続くー
現在の艦娘は明石、大淀、叢雲、川内、夕立の五名…まだまだ増えます…
では次もよろしくお願いします
読んでくださりありがとうございました
新キャラクター
東第一泊地ならだいたいどこでも出現。手伝ってくれる小さな妖精 妖精さん
東第一泊地所属 工作艦
担ぎ込まれた艦娘 ???