投稿し直せるかは分かんないけど誤字を修正しました。
R3,2/8 PM 02:10
少し直しました。悪化してたらすみません
R3,4/20
少しだけ変えました。DMしてくださった方ありがとうございます
R3.11/16
読み返して加筆修正中……素人が加筆修正しているので余計にこんがらがってしまうかもしれません。その際は連絡、お願いします。
R4 1/8 サブタイトルの一部を変更
ピチャン、ピチャン。
何処かで水が滴っているようだ。そんな音が聞こえ目覚めた。目を開いて確認する。知らない天井だ。確か昨日は艦〇れやって遠征出して布団に入って就寝したのは覚えている。
であれば、ここは夢の世界かと思っていた。
?(しかしここはどこだろうか?本当に夢の中か?夢の中なのに起きているかのような感覚だ)
起きてそうそう周りを見渡す。自分が寝ていた部屋には寝具以外なにもなかった。
いや一つだけ。それはモニターだった。それだけがぽつんとある。
驚いたことにコンセントも配線もなかった。自分がそれにふれようとした瞬間にいきなり「ピロン♪」という音と共に起動した。
?「驚いた。まさか動き出すなんてホラゲーによくありそうだな。そういえば何処かの少女が鎌をもった殺人鬼に追われていたような?気のせいか。あそこは地下だったし」
そんなことを考えているうちにモニターには何かが映し出されていた。おそるおそる確認してみると、そこに映し出されたものは衝撃の事実である。
モニターには『こんにちは、突然ですがあなたは死にました。理由は後でお話します、取り敢えず扉を開けて進んでください』と文字が表示されていた。
?「は?なんで、え、どうして。え?よくある眠るようにお亡くなりにってやつか?w」
少年は指示に従い、扉を開ける。扉は耳が痛くなりそうな音を鳴らし動く。視線の先には白い空間がある。その奥にも扉があり、そこへ歩いて向かう。重々しい雰囲気の扉を押して開けた先の景色は窓もないすべてが黒い廊下が続いていただけだった。
それらを見て目がビビりながら一歩踏み出した。すると扉は解けて小さな粒となって消えていく。もう先ほどの部屋には戻れないようだと思い知らされた。
歩いて数十分ほどだろうか。さっき開けた扉よりも更に重々しい雰囲気を纏った扉が見えた。「ここはなにか、封印しているのか?」と感じさせるには充分であった。
「さっきから非現実的な事ばかりだ。それに天国と地獄の分かれ道ってこんなに暗くて乾燥しているのか」
少し立ち止まり、考えつつも結局「行動しなくちゃ意味ない」と結論を出した。重々しい雰囲気のする扉の前へ到着した。
?「うへぇ…もしかしなくても化け物の巣窟かな?」
触れたとき急に目の前の扉が消えた。
あまりの事に女の子のような悲鳴を上げて、後ずさりをする。
?(え? 扉消えましたよ? 黒くて分からないし、いや目を凝らすと――あ、扉の奥になんかいるぞ?よく見えないけど、誰か座っている?)
昔から夜目は利くことが有難いと思う事はこれほどないと実感していた。
?(白い服を着てる女の人? あ、こちらに気付いたな)
自身の存在に気がつくと女は立ち上がり、口を開いた。
?「む、来たのか。ようこそ、ここは
なんか大事な事を言われた気がしたと感じる。それに自己紹介もされたし、逆にこちらの名前も聞かれた。意を決して答える事にした。
??「えっと俺の名前は
(既に死んでいる身だからな、今更名前程度じゃあ特に悪用されたりしないか)」
「言い終えてから言葉遣いとか変じゃないよね!? 既に死んでいるし、細かいこと気にしない、気にしない!」と勝手に顔を赤くさせ恥ずかしがっていた。少年こと――芙二の自己紹介を聞いた女こと――深海神棲姫はひとつ咳払いをして会話を再開した。芙二は目を丸くして、すぐに姿勢を正す。
深海神棲姫「そうか、芙二と言うのか。では貴様の質問に答えようか、それが一通り終わったら私からも言うことがある」
自分の質問に答えてくれるらしい。それならば有難く今疑問に思っていること全てを質問させてもらおうと思ったのだった。まずはモニターに映っていた内容からだ。
「まずは」と言いかけて気が付くのは深海神棲姫の姿である。それは神秘的でかつ美しさを兼ね備えた御体に目を奪われてしまうほど。芙二の
芙二(ちょっ~~ち話が逸れるが正直な話! ……Oh……神秘的存在感を放つ異形種ってなんだろ? それに姫って某ゲームの敵にそっくりなんだが? でも異形系好きの俺からしたら本当にやべぇ! 最高かよ?! コホン、そうじゃなかったな。さっさと質問していかないと)
芙二「なぁ、深海のお姫様よ? 俺は死んだのか?」
内心はやや情緒不安定だったが逆に深海神棲姫は少し黙っていた。その表情には言うべきか言わないべきかという困惑が見られた。
深海神棲姫「あぁそうだ。貴様は死んだ」
(死という激重ワードを軽々淡々と言われると素に戻っちゃう、酔いが醒めてシラフになる的な?)と思いながら再確認した事実を飲み込んだ。
芙二(でもなぁショックだわぁ……20になったばっかじゃなかったっけ!? それがいきなり死にましたって!? ……しかしまぁ計画が開始直前でどうして。神様ってほんっと嫌い)
深海神棲姫「次の質問は死因について知りたいか? ……ふむ、どうした?」
芙二「やはりショックを受ける。これからが楽しいところだったのに。あー、すまない。話をさえぎって申し訳ない。俺の死因はなんだ。心臓発作か?クモ膜下出血か?」
突然死ランキング上位に入りそうなワードを言うも、深海神棲姫は首を横に振る。芙二は頷いて続きを促すと彼女は話し始めた。
深海神棲姫「死因はきいて驚くなよ?貴様はあの世界から消されたのだ。生きていた世界から存在そのものを。生きた時間、思い出も。友情、絆――全て消されたんだ。いなかったことにされたんだ。あの世界では君は元々産まれてすらいない。それよりもそういう認識にされてしまったことが最もな理由だ」
突然死んだことも衝撃だけど、死因も衝撃的すぎていや一瞬呼吸すら忘れてしまった。再起動するまでの間、凡そ十五秒。短い時の中で、様々な思いが駆け巡っていた。
実行直前で邪魔されたことによる怒りは凄まじいものであった。肉体のない芙二の殺意は目の前にいる深海神棲姫すら怯ませるほどだ。
深海神棲姫「話を戻そう。そんな貴様をたまたま見つけられたのが奇跡でしかない。普通なら二度と目覚めないはずだった。だが、私という存在の介入により貴様の運命を変えた。分かっているだろうが、貴様はまだ生きているし、何より進める。あの世界で失ったものを取り戻せる」
そう彼女は言葉を続けていた。芙二は彼女に助けられたのだ。そのまま消えるはずの命を救ってもらえた。だから感謝した。あまりの嬉しさに可動率二倍以上の動きで感謝を口にする。深海神棲姫は少し引いていた。
自分が死んだことは知れてよかったが誰の仕業でこうなったのは知ることが出来た。だから次の質問は自然と決まっていた。
芙二「誰がやったかわかるか? そこに行きたい。そこに行って……ブチ殺す」
深海神棲姫「その意志やよし、貴様にはそこに行き原因を始末してほしい。残念なことに私はココから出られないからな。そしてもう一つ願いを聞いてくれ。内容は簡単だ。我が同胞達を救ってあげて欲しい」
芙二「同胞?それって?艦これの深海棲艦? 失礼かもしれないけど、名前から推察させてもらったよ」
深海神棲姫「あぁ、我が同胞達の別の次元の姿か。その認識であっている。無論、ゲームではないがな。多次元と同じく戦争をしているがな。それに艦娘も可哀そうだ。無能がつけあがるとろくなことにならない。出来れば彼女らも頼む。」
芙二「救うって、さ。そもそもどうやって? ゲームとは違うってことはやっぱ提督になんのか?」
深海神棲姫「そうだ。私が送り届ける世界で提督になって貴様の知る方法で腐った世界を直してほしい」
芙二「妖精さんとか見えないぞ、指揮もさっぱりだぞ? それにこのまま…」
深海神棲姫「ん? 大丈夫だ、赤ん坊に転生させる。記憶は残っているから飛び級もできたりするぞ、結局行き着く先は海兵を育成する為の学校だけどな」
芙二「え?! 赤ん坊!? うぇぇ……まぁた学校行くのか、面倒だわぁ。で卒業はいつ?」
深海神棲姫「大丈夫、海兵を育成する為の学校は15で入れるから。なぁに15年なんてすぐさ、卒業は20歳だね。15から入れる、そして学ぶ期間は5年間。そこで必要なものを学ぶ。入学できるのは様々さ。ま、頑張って。あ、でも夢では干渉するよ。近況報告とかも兼ねるつもりだからな」
大学というか、高専みたいな感じかなぁ。五年は意外に長いようで短い。ここまでが詰め込み過ぎたと自覚し始めると肉体がないのに頭痛に苛まれる。
芙二「なぁもういっこ質問いい?
深海神棲姫「君は転生させるよ。理由は後に言おうか。先ずはこうなった経緯からだな。
(今、私の事をお姫さんと呼ばなかったか??)」
芙二(え、ちょちょ、異世界転生!? )
ー続く