誤字脱字はあると思いますが、これは報告案件ってのがあったらよろしくお願いします
サイカイ
―続き
■■「…夕立、キミを助けにキタヨ…?」<砲撃
イ級「!?」<撃沈>
■■が放った砲弾がイ級に当たり大爆発を引き起こした。イ級は驚きながら海の底へ逝った
そして、皆驚いた。本当に現れたのだ。噂の姫級が。その姿は話で聞いた姫級と酷似していたが、どこかまだ生者の様相をしていた。
榛名「提督、あ、あれは!」ギョッ
龍驤「司令、逃げるで!」
霞「そ、そうね!磯波!夕立の手を引っ張って連れ出して!」
那珂「まっ…」
夕立「本当に、時雨っぽい?」
■■「アぁ…キミの知っているボクさ。君ヲムカエニ来たんだ。さぁ、手を」
■■は安堵の表情を浮かべ夕立に対してそう言い手を差し伸べた。夕立は急な事でどうにも動けずにいた。その時、霞から声がかかる
霞「夕立! 何をしているの!! 早くしなさい! 司令官との約束でしょ!!」
その声を聞いた■■の表情が一変したのを芙二は見逃さなかった。
■■「ちっ…ウルッサいなぁ!! 感動ノサイカイを邪魔シナイでくれ!」<ガコン
怒りの表情へ変わった■■は霞に対して砲撃しようとしていた。それは牽制ではなく、殺害目的で。
芙二「なっ…!まずい!妖精さん!早く砲を…!」
芙二はまだ、能力を使う事を躊躇っていた。その時、後ろから声がかかる。
青葉「司令官、失礼します!」<ガコン
青葉が芙二の前で出て■■へ砲撃しようとしていた。
■■「……ジャマをするナぁ!!」<ドォン
邪魔が入る前に■■が攻撃を仕掛ける
青葉「なっ!? こちらに砲撃ッ!!」
芙二「青葉、危ない!」バッ
青葉「司令官…!」ドサ
芙二は青葉を押し倒した。青葉を狙った砲弾は後方へ飛んで行った。
青葉「司令官…ありがとうございます」
芙二「怪我はないか?」
青葉「いえ、大丈夫です」
芙二「そうか、それならば……夕立、撤退だ。これは命令だ」
困惑し動けずにいた夕立に対して芙二は冷たい口調で命令、と言い放つ。夕立は、少し、いや何かを言いたそうな顔をしつつ芙二の命令に従う
夕立「分かったっぽいっ……」
そして、芙二は皆に対していつものような声ではなく、怒鳴りつけるように言い放つ。
芙二「皆、ヤツを見るな!走れ!逃げろ!!」
艦娘達「「了解です!!」」
皆は芙二の指示通りに動き、泊地の方へ全速力で撤退した…いやしようとした時だった
■■「フゥん……? このぼくカラニゲルノ?? フフ、逃がすとオモッテイルノ?? ……マァ、それはいい判断ダト思うよ。デモ……夕立はワタサナイ!!!」<ガコン
まだ、■■は……いや、■■は夕立だけは決して渡さない。そういった目つきで砲を向けた
芙二「チィ……!! そう来ると思ったぜ…妖精さん! 早速ガトリングの出番だ! 準備はいいか!」
開発妖精C「大丈夫ですよー……試し撃ちの対象が姫なのは複雑です……がいいでしょう」
芙二「了解した! 青葉は、皆と共に全力で泊地へ! 居たら、アビスと川内、神通、叢雲に伝えろ!」
青葉「な、なにをでしょうか?」
芙二「帰ったら、作戦会議だってな!」
青葉「りょ、了解……きゃっ!」ドォン
■■「アレ…?思ったよリもカタイ?可笑しいナァ……マァ撃てば死ぬか?」ガコン
■■が芙二が乗るボートへ砲撃したのだった、それにより青葉がかわいらしい声を出したのを芙二は聞き逃さなかったが、今は緊急事態だと自分に言い聞かせて戦闘モードへ入る。
芙二「青葉、行け!!」<ガトリングカマエ
青葉「りょ、了解です!」
芙二は青葉に対してはやく行くように言った。
自分が囮にでもなる。だから、早く救援を。青葉自身にはそう見えたかも知れない。
青葉は動揺しつつも第一艦隊の皆と共に撤退した
―第一艦隊+青葉が離脱しました―
芙二には絶対な自身がある、なんてことはない。
■■「……提督、ダッタノカ……コレハ痛いナ……」
提督、■■はそう呟いたのだ。艦娘だったら、そう言った情報がインストールされているのだろうか?まだ、完全に姫にはなっていないらしい。そう、芙二は確信して上で■■に対してこう言い放った
芙二「大丈夫だ。これから
■■「僕が時雨ッテワカルノ? 夕立からキイタノ? いや、ソウダヨ、夕立からキイタんだね……早くコロサないト。ソレニ救う? アッハッハ!! ……さては馬鹿ダネェ??」
■■もとい時雨がそう言った。どうやら時雨は芙二が言う事を信じていないらしい
芙二「そうさ、俺は大馬鹿だぞ? お前を倒して、夕立にしっかり会わせてやらねぇとな。それは約束だからな……」
■■「サッキ会ったダロう? マァ、君のオカゲデ逃がしたけどさ……マァ場所が割レレばイインダ。さっき見たカンムスに追いつかないと……ダカラ、死んで?」
芙二「それは無理だ。俺はとっとと帰って夕飯を作んないとだからなぁ……それにあれで再開のつもりか? お互いに話せてもいねぇのにか? ……はぁ、
■■「ナニさ? …遺言トシテキイテアゲル」ガチャ
芙二「俺を舐め過ぎだ……さて妖精さん。逝かせてやれ」
妖精「合点承知……!!」
■■「ふぅん…? ソレガ遺言? コレデタオセルト……オモッテイルノ??」クスクス
時雨が笑って言った。だが、その油断は禁物と魂に刻ませてやろう。と芙二は呟いて放つ
芙二「ミンチになりやがれぇぇぇええ!!!」ドガガガガ
凄まじい音と煙、水柱が上がる。その間、時雨から音は発されることはなく、太陽が照りつける海上の中でガトリング砲の音が良く聞こえた。ガトリング砲の銃口は摩擦熱により溶けて修理または新しく取り付ける必要がある状態になった。
開発妖精C「妖精の科学は世界一ぃぃぃいい!!!」ビシ
どこかの人物の言葉を言っていた。その中で動く影が一つ。
■■「ふぅん…? 普通ノ深海棲艦ジャあハチの巣だっタト思うよ」ボロ
芙二「あぁ……? やはり生きているのか~~……ダメじゃん?」
妖精「まだ、改良が必要ッ!!」
芙二「あー、死ぬ。これは死ぬ……「……ユウ立?」は? おいおいおい」
夕立「て、提督さん大丈夫っぽい?」ブルブル
芙二「て、撤退しろって……いや、冷葉に伝えてくれ」
■■「夕立、戻ってきテクレタんだね?」
夕立「今の時雨は嫌いっぽい」フイ
■■「?! ……ドウシテだい? ……はっ…マサカその人間に…………ぐぅ!?」ウズクマリ
最終兵器ではないが弾が空になりこのままでは死ぬなーと思っていた所に夕立が参戦。怯えながらも夕立は時雨に対して嫌いと言った。時雨は、その言葉を聞いてショックを受けたのか突然、海上に蹲りだした。
夕立「時雨、どうかしたのっぽい?」
芙二「夕立、近づくな。さっきまでとは打って変わって苦しんでいる…もしかしたら、だが」
夕立「なにっぽい?」
芙二「もしかしたら、本当に姫級に堕ちるかも知れない……」
夕立「それは、本当っぽい?!」
芙二「まだ、確信は出来ないが0%ではない」
■■「うっぐ…グアアァァァァ!!!」
時雨は突然、呻き声を出した。俺は構えた。何が飛んでくるか分かったものじゃないから
夕立は、驚いて更に心配そうな表情をした
■■「ウグ……アァ!! 人ゲンン……貴様ラが我らにシタ……裏切り…………ハ決して赦さなィ!」
時雨は不慮の事故で亡くなったのか、はたまた、クソ野郎の手で無残な死を遂げたのか…とにかく人間に対する恨みや憎しみが凄まじかった。
■■「エゲェッ…………ウゴ…………グゥ!? …………ぼ、ボクハ何を? 『我らは貴様ら人間を葬り去ってやる!』 !……こ、コノ声は?」
時雨が言い放つ言葉は何処か、聞いたことがあるような気がした。そして時雨自身、どうなっているのか全く理解が出来ないようだった。ただ、分かることは時雨が本当に堕ちるという事。そして、それは時雨の意識があるうちに終わらせないとマズイという事。
■■「ウグゥ?! ガァ!…………ユ、夕立…………早く、ニゲテ…………コノママだと、キミマデ殺してしま…………ウゥウゥゥゥゥ!!」
夕立「し、時雨っ!」バッ
芙二「夕立、絶対に近づくな!」ガシ
時雨は堕ちかけている、本当に深海棲艦へ堕ちようと…だが時雨の理性が必死に抵抗する。
時雨は夕立に逃げろ、という。だが、夕立は近づこうとする。それを芙二が止める。
夕立「でも、時雨が! 時雨が!」
芙二「言いたいことは分かる! だが、アレは危険だ!」
■■「アァ…………ヨウヤク、邪魔なのが消えたわね?」
夕立「し、時雨?」ブルブル
芙二「お前は誰だ? 時雨の体を借りてる…………お前は一体何者だ?」ゴクリ
■■「ん、あぁ。名乗っておくわ。罪深き
―我は駆逐神棲姫、遥か昔人間に裏切られ、殺されていった仲間の仇を果たすべく復活した復讐者だ!!!!―
ー続く
さぁ、開戦です笑
内容は薄いです
まぁ、いいとしましょう
最後のフォントいいですねb
では、次もよろしくお願いします
新キャラクター
怨恨の復讐者 駆逐神棲姫
侵食された時雨(?) ■■