とある泊地に着任した提督のお話   作:ふじこれ

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あぁぁ!!長い!そしてカオス!!はい、すみません。まとめる力がないのでカオスに仕上がりました

ドグラマグラ的な感じです(深く考えると頭がバグります←作者の)

(ドグラマグラに失礼ですね、すみません)

てことで、まぁよろしくお願いします

今回も誤字脱字だらけですがよろしくお願いします


一章 22話『噂の姫級の正体』

 

 

芙二「はっ…!ここはどこだ?」

??「目が覚めたか?」

 

芙二「お姫さん? 俺は死んだのか?」

深海神棲姫「違うぞ。魂だけ、こちらへ来たのだ…」

 

芙二「魂だけ?あー150年前の状態と同じなのか」

深海神棲姫「そうだな、茶でも飲むか?」

 

芙二「いや、大丈夫。さっきさ、お姫さんの仲間をぶっ倒したわ」

深海神棲姫「ほぉ? 誰を倒したのだ? 並みの深海棲艦ではないのだろう?」

 

芙二「駆逐神棲姫とかいったな」

 

深海神棲姫「フフ…そうか、そうか。奴は貴様に敗れたのか。ククク……実に滑稽だな。私に牙を剥いてその様か……まぁよい、ここで暮らしてもらうがな」

芙二「いいのか?」

 

深海神棲姫「構わぬ、これでいいのだ」

芙二「そうか、後でアビスが来ると思うぞ。その時が再開か?」

 

深海神棲姫「そうだろうな……まぁなんとも」

芙二「なんだ?」

 

深海神棲姫「(意外と早いものだ…あの時、拾った魂がこうも成長するか…)」

芙二「なんとも、なんだ?」

 

深海神棲姫「ふふ、気にするな。大したことじゃない」

芙二「気になるが、そうしておく」

 

芙二「あ、そうだ。艦娘も救って欲しいっていう願いもこれから少しずつできそうだ」

深海神棲姫「そうか、良かった」

 

芙二「だけど、すんなり行かないわ」

深海神棲姫「だろうな…だがまぁその力と生まれ育った世界の力があれば行けるのだろう?」

 

芙二「それは、分かるが。まだ学ぶことは多いわ」

 

深海神棲姫「そうであろうな…死ぬまで、学び続けるのだ。どうせ芙二、貴様は死なぬのであろう?」

芙二「ノーコメントで。だけどまぁ、死なないようにするだけ、さ」

 

深海神棲姫「ふふ、そうであってくれ。まだ、終わらぬからな」

芙二「あったりめぇだ……今回の事で色々用事が出来ちまったからなぁ…あ、そうだ」

 

深海神棲姫「なんだ?」

芙二「アビスに作ってもらってんの知ってるよな?」

深海神棲姫「艤装か?」

 

芙二「そう、それを…次があるとしたら…纏って闘うわ」

深海神棲姫「ふむ…?駆逐神棲姫を倒した力なら他でも対処は可能であろう?」

 

芙二「可能かも知れないが、深海棲艦になって尚、神として在るならば艦娘ではなく俺が出る。しかし、深海棲艦と戦うのは艦娘って考えてる…まぁ魂がどうのは俺がやるけども」

 

深海神棲姫「なるほどな…つまりは深海棲艦戦には参戦しないという事か?艦娘に委ねると?」

芙二「場合による。基本は俺はやらん。指揮だけを執るつもり…だが、神だったり架空の生物であったりしたら艦娘の管轄外だろ?その場合は俺が率先して戦う」

 

深海神棲姫「その場合はここへ魂を送るのか? ここは深海棲艦が辿り着く最期の場所だぞ?」

 

芙二「いや、仲間にするか、どこか別の場所へ追い払うか……対峙してからだな」

深海神棲姫「ここへは送らないのだな?」

 

芙二「その予定。今の所は」

 

深海神棲姫「そうか……ん?」

 

 芙二と深海神棲姫が話している中、深海神棲姫が何かに気づく。

 

芙二「お姫さん、どうかしたのか?」

深海神棲姫「…向こうへ戻れ。今は寝ている場合ではないのだろう?」

 

芙二「寝ているって……こっちは意識が飛んでるんだが??」

深海神棲姫「なぁに大丈夫だ。話は後で二人から聞くから安心して戻れ」

 

芙二「え、ちょ…」

 

 

 

 芙二の魂は深海神域からベッドで寝ている芙二の肉体へ戻る

 

 

 =======

 

 

芙二「んん…ここは、医務室か…?」パチ

 

 目を覚まし、寝かされている場所を確認するように呟く。それに気がついた者が声を上げる

 

??「あ、明石さん…!司令が目を覚ましました!」

明石「本当!朝潮ちゃん!」

 

冷葉「芙二!意識ははっきりしているか!?」

大淀「提督、大丈夫ですか!?」

叢雲「司令官、本当に大丈夫?!」

 

川内「提督、何があったのかは那珂から聞いたよ! 腹が立つね! これから行こうよ!」

神通「川内姉さん、ダメですよ」

 

那珂「相手は姫級なんだよっ! 流石神通ちゃん!! しっかり川内ちゃんを止めて!」

神通「私も、今回の件は腹が立ちます……共に行きましょう。敵を殲滅しましょう」

 

那珂「ダメだった!?」

 

榛名「龍驤さん! 提督が意識を取り戻しました!」

龍驤「ほんとか!? わぁ、ほんとや…………嬉しいけどまだ安静にしといた方がいいんちゃう?うちは自室へ戻るわ」

榛名「そうですね、榛名も戻ります」

 

皐月「如月ちゃん!司令官が起きたって!」

如月「ほ、本当…なの?皐月ちゃん」

 

磯波「霞ちゃん、目が覚めたって!」

霞「ほんとなの!? よかったわ……」

 

秋雲「うぇ!? し、司令官……目が覚めたの? はぁぁ…………マジで良かったぁ。秋雲さんも心配しちゃったんだから…! ぐすっ」

青葉「司令官、無事に帰って来れたのですね…良かったです」

 

 朝潮が声を出した瞬間、医務室に居た艦娘、冷葉が声を掛ける。

 その声が伝わり皆駆けつけようとする。だが今の状況を考え何人かは帰り、また廊下に残って指示を待っていた。そんな中、芙二は冷葉に問いかける

 

芙二「ん…冷葉。俺は何時間くらい寝てた?」

冷葉「2時間半くらいだな」

 

芙二「2時間半。あんまり寝てないな…………今何時だ?」

冷葉「今は17時46分だ」

 

芙二「あ、昼飯食ってねぇや…まぁ時間的に夕飯になるか…よし、動けるな」

 

 そう呟き行動をしようとした。その呟きに対し冷葉が問う。

 

冷葉「芙二、どこか行くのか?」

芙二「ん、どこって食堂だよ。飯作んないとさ?」

 

冷葉「おいおい、姫級に遭遇してぶっ倒れるまで消耗したんだから寝ていろよな」

 

 まだ、安静にしていろと言う。

 

芙二「大丈夫、大丈夫。俺はまだ死なん。言っとくが死ぬ予定はさらさらねぇよ」

 

 だが、芙二はそんな言葉も気にもせず食堂へ行こうとする

 

冷葉「死ぬ死なないとかじゃなくて、けが人は寝てろ。補佐として…いや提督代理としての命令だ」

 

 冷葉から命令され、芙二は少し考える素振りをし冷葉に問う。

 

芙二「…で飯は誰が作るんだ?てか、何食うん?」

冷葉「んーとりあえずはビーフシチューの予定…まぁ八崎さん達と作るからいいよ」

 

 そういった。言葉に甘えるとにした芙二は了承し、安静にしているかと考えていた。

 

芙二「ん、了解…大人しく寝てるわ(八崎さん達?あ、皆で作んのか…いいなー)」

 

 その中で、芙二は明石に問う。

 

芙二「艤装のは? 明石さん、どうなってる?」

明石「今日の分は全て終わっています。あ、開発組の皆さんから伝言です」

芙二「なんだ?」

 

明石「ガトリング砲を直しておくとの事です。そして明日にはできるとの事です。また、回復したら工廠へ足を運んでくださいって」

芙二「了解。ありがと(後で報酬を届けに行かないと)」

 

 第一艦隊の皆が使った艤装の修理は完了していると、また今日使ったガトリングは明日には直るようだ。これは報酬を与えなくては申し訳ないと考えている芙二だった

 

明石「では、私はこれで。夕立ちゃんの様子を見に行かないと」

芙二「夕立はどうしてる?ショックで塞いでいるか?」

 

 芙二は夕立の事が気になっていた。明石が夕立の様子を見に行くというので聞いてみた。

 

明石「…あとでご自分の目で確認してください」

 

 眉間に皺を寄せて言った。芙二の問いに対して少しの間が空き、回答を出した

 

芙二「了解、後ほど伺うと伝えてくれ」

明石「分かりました。では、失礼します」

 

 芙二は了承し、明石は退室した。そんな中、冷葉は艦娘の皆に声を掛ける

 

冷葉「俺も失礼するわ…大淀さん、廊下にいる者も撤退―! あ、飯作るの手伝える人は手伝って~!!」

大淀「冷葉補佐、私は一度執務室へ戻ります」

 

芙二「了解~!」

艦娘達「「了解です!!」」

 

 医務室に居た者、廊下に居た者から返事が返ってくる。そして、行動を開始する。そんな中、ある一人の艦娘から声が掛かる

 

皐月「冷葉補佐、ぼくでいいなら喜んで!」ピョンピョン

如月「あら、皐月ちゃん…冷葉補佐。私もいいですか?」アラアラ

 

冷葉「あぁ!歓迎するよ!ありがとう、皐月ちゃん、如月ちゃん」ニカリ

 

 二人に対して、笑みを浮かべ礼を言った。そこからまた、別の声が掛かる

 

川内「冷葉補佐~私もいいよー」

那珂「那珂ちゃんもいいよー」

神通「私も手伝えます」

 

冷葉「おー川内達もありがとうー…八崎さん呼んでくるわ。食堂でテーブル拭いたりしておいてー」

 

 川内達に指示を出し、冷葉は応援の為に八崎を呼びに行くといい医務室を退室した

 

川内「了解―」

神通「了解です」

 

那珂「了解っ!」

皐月「分かったよ!」

如月「了解です…♪」

 

 冷葉の指示を聞き食堂へ向かうべく、川内達も退室したのだった

 

 冷葉+艦娘達が離脱しました。

 

 皆が退室し、医務室内は静かになった。芙二は夕立の元へ行こう思いベッドから起き上がり、医務室を後にしようと思い行動するしかし、どこからか視線を感じたので振り返る

 

??「……芙二、今お時間いいですか」

 

 アビスが真剣な顔つきで芙二を見つめていた。アビスの問いに芙二は了承する

 

芙二「構わん。大方、駆逐神棲姫の件だろ?」

 

アビス「それもあります。まずは一人ですね。お疲れ様です。所で先ほど行ってきたのでしょう?」

芙二「あぁ、少しだけ会話してきたよ」

 

アビス「そうですか…」

 

 アビスは深海神棲姫(お姫さん)の所へ行ったのかと聞いてきた。芙二はそのまま答え、アビスは何とも言えないような顔をした。そんな顔をされると思ってなかったのでとっとと本題へ入った

 

芙二「本題は……もしかして、駆逐神棲姫戦の時に能力を使った事がバレた?」

アビス「それは妖精たちから聞きました。状況が状況なので仕方ないです。私であってもあれはキレます」

 

芙二「だろうな。じゃあなんだ?」

アビス「…………命を大事にしてください。自分の限界を知っていてください。姫様の願いは芙二でしか叶えられませんから」

 

芙二「…それは流石に肝に銘じておく」

 

 まさか命を大事にしろ、なんて言われると思ってなかったと芙二は思う中アビスは話を続ける

 

アビス「私とここの妖精は芙二の使命や能力を知ってます。ですが夕立にはどう説明するのです? まだそういう場合じゃないと思いますし……説明の仕方次第で殺しに来そうで怖いです」

芙二「…上手く、誤魔化すさ」

 

 笑って芙二は誤魔化すという

 

アビス「そうですか…ですが」

芙二「ですが?」

 

 アビスは納得する素振りを見せるがまだ何か言いたげな様子だった。

 困った様な顔をして、芙二に尋ねる

 

アビス「…時雨、いや深海棲艦となった艦娘も救うのでしょう?」

芙二「あぁそうだ」

 

アビス「そうなったら、確実に使用しますよね?」

芙二「いや、時雨にだけは話す予定だが。俺の方も覚悟がいるな」

 

アビス「話すのですね? それはいるでしょうよ」

芙二「まぁそだな」

 

アビス「あ、試製深海艤装の準備は出来ました。いつでも装着可能です」

芙二「了解した。後で見に行くわ」

 

 少しだけ、シリアスな雰囲気になってしまったが話し出したアビスが話題を変えた。

 芙二専用の艤装が出来上がったそうだ。この際、使ってもいいかもしれないなんてー…考えていた。いやちょっとまてよ…などと葛藤しだす中アビスが一言告げ、医務室を後にした

 

アビス「では、工廠で待ってます」

 

 

 

 アビスが離脱しました。

 また一人になり、今度こそはと思い、動く

 

芙二「さぁて、俺はどうしたものかな……てか、なんで落ちたんだ? 葉月さん達の牽制用で放ったものと変わりはないはず……分からんがまぁ、いいか」

 

 

 医務室を出て夕立の元へ行くために歩いた。

 

 

―夕立の部屋―

 

 本来夕立は芙二の指示通りに医務室へ行くべきだが夕立はそれを拒否し、現在は寮内の私室に居る。前は叢雲と同室であったが今は磯波が建造された為、現在叢雲は磯波と相部屋になっている。その為部屋には夕立しかいないがしかし、今は明石が付き添っている

 

明石「夕立ちゃん…………大丈夫ですよ。提督なら時雨ちゃんもきっと助けてくれます」

夕立「…………」

 

 明石は夕立に言葉をかける。芙二ならきっと助けてくれるだろう、と。しかし夕立はやっと出会えた時雨が噂の姫級(あんな事)になっているとは思っていなかったので大きなショックを受けてしまいまだ立ち直れていなかった。

 それを見かねて明石は尋ねる

 

明石「夕立ちゃん? まだ何処か痛いの?」

夕立「えっと、ね。胸が痛いっぽい…………エグ…グス…………胸が、痛いの…」

明石「…………夕立ちゃん」

 

 夕立は胸が痛いと言って涙を流す。

 明石はどう声を掛けていいのか分からずにいた。

 

夕立「でも、グス…夕立はまだ、泣かない…っぽい」

明石「痛いんなら、泣いてもいいんだよ?」

 

夕立「提督さんと約束したっぽい。時雨と再会した時の為に残すって…でも、悲しいっぽい…ウゥ…時雨ぇ…」ポロポロ

 

 そんな中扉がノックされる

 

夕立「!!」

明石「提督? どうぞー」

 

 夕立はびっくりした顔をする、明石は知っていたので入室許可を出す

 

芙二「失礼しますー……夕立大丈夫か?」

夕立「提督、さん。夕立はどうしたらよかったの?」

芙二「…………」

 

 夕立の問いに芙二は答えられずにいた。夕立は続ける

 

夕立「さっき深海棲艦みたいになっちゃった時雨の手を取ればよかった……っぽい?」

芙二「それはダメだ。あの手を取れば夕立、君も時雨と同じになっていた」

 

 芙二が駆逐神棲姫を封じた際、時雨は完全に堕ちてしまった。芙二は自分の心を責めるが起きてしまった事は仕方ない。と切り替えて夕立の問いに答える。

 それはダメだと。実際、時雨は夕立を殺しにきていた。それは夕立も知っているしその事実は変わらない。そんな中芙二は続ける

 

芙二「明日。明日だ。決戦は明日だ。夕立、君の気持ちをぶつけるんだ。俺が機会を作ってやる。だから、明日共に迎えに行くぞ」

 

 時雨…いや旧■■■姫が倒された後、芙二は能力を使う。どんな結末だろうと約束は守るという芙二には確固たる意地があった

 

明石「て、提督? 夕立ちゃんは見ての通りボロボロですよ! そんな状態で行かせるのですか!?」

 

 明石が夕立の戦場参加を拒否する。確かに精神状態が最悪と言っていいほど悪い。だが、敵は待ってくれないのだ。それに芙二は分かっていた。

 これは夕立が成さなくてはならない事。他の娘じゃあダメだ。夕立がしっかり時雨に気持ちを伝える事。そうであれば、きっと。きっと答えてくれる

 

芙二「夕立、行けそうか?」

夕立「…………」

明石「提督それは酷ですって! 一度沈んだ艦娘は2度と帰ってこないんです! 同じ存在に見えてもそれは、()()()()()()()んですよ! ()()()()なんです! それに時雨ちゃんの面影が残っているんですよね? なら、尚更…」

 

 夕立は黙り、明石が芙二に声を張って伝える。芙二はそれを黙って静かに聞いていた

 

夕立「明石さん、夕立は大丈夫っぽい」

明石「ゆ、夕立ちゃん…」

 

芙二「夕立、すまない。辛い事をさせる事になるかもしれん」

夕立「明石さんの言葉を聞いて、決心がついたっぽい…時雨は、もういないんだよね?」

 

 夕立は覚悟を決めた顔を見せ芙二に問う

 

芙二「あぁもう()()()()()()()はもういない。あれは時雨の皮を被った深海棲艦だ」

 

 夕立の知る時雨と言いそして時雨の皮を被った深海棲艦()と言った。

 

夕立「なら大丈夫っぽい。夕立は深海棲艦を倒す為に生まれてきたのだから…天国で待つ時雨に一報届ける為、深海棲艦()は皆殺しにするっぽい!」

 

 笑顔で戦闘参加の意思を芙二に伝えたのだった

 

 明石は芙二を引っ張り一度夕立の部屋を出る。その際、芙二は夕立にすぐ戻るといった

 夕立の目はやる気に満ち溢れていたのだった。

 

―廊下―

 

明石「提督、夕立ちゃんが参加しないと言った場合はどうしたのです?」

芙二「え?俺が、単独出撃して倒す予定だったよ」

 

明石「それは、慢心では?相手は姫ですよ?!」

芙二「慢心か、どうかは夕立に聞いてみて欲しい」

明石「え?そこでどうして夕立ちゃんを出すのですか?」

 

芙二「どうしてって。俺が化け物染みていることは知ってるからな」

明石「え?提督が自分でバラしたのですか?」

 

芙二「いいや? 姫というか神になった駆逐神棲姫(時雨)に対してちょっと本気をぶつけただけ」

明石「え?提督が本気を出したらどうなったんです?倒れました?」

 

芙二「いや…………まさか。それくらいじゃ無理だったわ。だけどさ? 怨念()が裏返るなんて思わないじゃん?」

明石「え? …それで姫級になったのですか?」

芙二「いや、そうじゃないけどもそう聞こえるか。多分俺がやったら跡形も残らないから…………それに姫を倒す事は簡単だけど、時雨も救うってなると夕立じゃないといけない」

 

明石「私だってそんな気はしていましたけど」

芙二「でも俺ね無理強いはさせない。でも夕立は自分で行くと言ったから俺はそれを信じる」

 

明石「そうですね…まぁ、ここに艦娘(私達)よりも化け物染みた人いますしね~」

 

 芙二との話し合いが済み、夕立の待つ部屋に戻ろうとした時扉が開く。

 

夕立「提督さんは化け物っぽい?」ウルウル

 

扉から涙目の夕立が出てきたのだった。

 

明石「え、いやなんというか…」

夕立「夕立、もし俺が化け物だったら殺すか?」

 

夕立「提督さんは深海棲艦っぽい?」

芙二「いや違うが」

 

夕立「なら殺さないっぽい。夕立が殺すのは深海棲艦っぽい」

芙二「そうか、もし俺が深海に堕ちたら夕立はどうする?」

明石「ちょ、提督…!」

 

明石は驚いた顔をする。夕立は先ほどとは一変して困った顔をしていた。

 

夕立「そうなったら…」

芙二「そうなったら?」

 

??「そうなった場合は、私が責任を持って処刑してあげるわ」

 

夕立「…叢雲ちゃん!」

叢雲「ったく、冷葉補佐に頼まれて行ってみればいないし…まさか、こっちまできているとは思ってなかったわ」

 

芙二「叢雲、どこへ行ったん……あ、医務室?」

叢雲「そうよ、夕飯がもう少しでできそうだから呼びに行ってほしいって頼まれたの」

 

明石「そうだったのですね…あ、叢雲ちゃん。どこまで話を聞いて…」

叢雲「司令官が、夕立に意地悪な質問をしてた辺りから」

 

芙二「さっき来たばっかりなんだな…」

叢雲「えぇ。司令官?もしでも、なんでも私達の上に立つのならそういう質問は控えてちょうだい」

 

芙二「…すまん、軽率だった。夕立、明石、すまないな」

夕立「ゆ、夕立は大丈夫っぽい…」

明石「…提督は残ってください。私から話があります」

 

叢雲「まぁ私は伝えたから。夕立?行くわよ?」

夕立「提督さん、明石さん。また後でっぽい」

 

 叢雲に連れられて夕立は食堂へ行ったのであった

 

 叢雲、夕立が離脱しました―

 

芙二「で、話ってなんだ」

明石「アビスさんから話は聞いてます?」

 

芙二「艤装の件か?」

明石「そうです。まさか提督自身が装着するとは思わないじゃないですか」

 

芙二「まぁそうだな。俺自身が艤装を纏う事になろうとは…これから工廠へいっても?」

明石「構いませんよ。あ、でも見るだけにしてくださいね?」

 

芙二「夕飯の時間か?」

明石「それもありますけど、夕飯後はメンバー決めなんじゃないですか?」

 

芙二「そうだったな、明日。決着がつく…勝つのは俺達だ」

 

明石「そうじゃないと、困ります」

芙二「はは…じゃあ工廠へ行こうか」

 

 

―明石と芙二は工廠へ―

 

 

アビス「おや、明石さんと芙二ではないですか」

明石「こんばんは~アビスさん。提督の艤装はお見せできますか?」

アビス「いいですよ、芙二。見てください…しかし、これは艦娘が纏う艤装とは全くの別物ですから…」

 

 アビスが工廠の奥からガラガラと大きな箱を引いてくる。

 

明石「これは…?」

アビス「これは、試製深海艤装 大蛇(おろち)です」

 

 そう言って見せた艤装は並の艤装とは全く違い禍々しいオーラを放つ物体であった

 

芙二「えぇ、これ…艤装じゃな…」

アビス「これを腕でも足でもいいのでつけてください。そしてこのスイッチを押すと艤装が纏われます、解除法は芙二が戦闘不能になることです」

 

芙二「え、これ無理じゃね?呪い装備なん?」

アビス「芙二、思いっきり暴れてくださいね」

 

芙二「…………えぇ? ダメじゃん。(まぁ能力でなんとかしよう…調節が要りそうだ)」

 

芙二「今度、深夜辺りに使ってみるわ」

アビス「了解です。感想を聞かせてください」

 

芙二「じゃあ、明石。食堂へ行こうか」

明石「そうですね!では、アビスさん失礼します!」

アビス「いえいえ」

 

 

 ―芙二と明石が離脱しました―

 

 

アビス「…これは、大変なことになりますねぇ」

 

 

 ========

 

 

 工廠を離れて芙二と明石は食堂へとまっすぐ進む中軽く談笑していると食堂の扉が目の前に芙二が扉を開け明石が入る。

 

 

 

 ―食堂―

 

 

 

 その中は今日の夕飯のいい匂いが立ち込めていて昼を食べていない芙二には暴力的であった

 

冷葉「お、芙二と明石さん来たのか。もうすぐ出来るからよ、自分の席につくなりなんなりしてくれ」

 

芙二「悪いな。冷葉」

冷葉「いいって。案外、楽しかったぞ。皆で作る夕飯はw」

 

冷葉はそう笑って言う

 

芙二「いいなぁ…艦娘の人数増えてきたら交代制ってのを設けてみる?」

冷葉「いや間宮さん達くるだろ」

 

芙二「あ、そうか…まぁ誰か誘ってみたりするかー」

冷葉「おう、そうしとけ」

芙二「お茶会でも開くかー」

 

冷葉「その時は俺も作ってもいいよな?」

芙二「歓迎するわ」

 

艦娘たち「「冷葉補佐、すみません。これお願いしますー」」

 

冷葉「了解。んじゃ、俺は厨房に戻るわ」

芙二「俺も行ってもいい?」

 

冷葉「構わんぞー」

 

 

 

 ―芙二、冷葉 以下厨房―

 

 

 

芙二「おー、しっかりできてるじゃん?」

冷葉「だろ??」

 

皐月「あ、司令官!お疲れ様~!」

如月「あら、司令官。冷葉補佐お疲れ様です…司令官?私と皐月ちゃんは野菜を切ったの。食べやすいと思うわ」

 

芙二「お、そうか!ありがとなー」ナデナデ

如月「し、司令官…厨房ではダメよ?//」

 

皐月「いいなぁ~如月ちゃん…ぼくも頑張ったんだよ!」

 

芙二「お~皐月もありがとな~」ナデナデ

皐月「えへへ~///」

 

冷葉「おい、芙二そこで油を売ってる場合じゃないぞ」

芙二「そうだったわ」テヲハナス

皐月、如月「「あっ…」」シュン

 

芙二「惜しそうな顔をするなって。後でまた、な」

皐月「うん! 絶対だよ!」

 

如月「私も待っていますね…………今晩部屋にでも如何ですか?」チラ

芙二「誘いはありがたいけど、明日は重要な事があるんだ。また後で伝えるが」

 

如月「そう、なのね…」シュン

冷葉「そうだな。芙二、メンバーはどうなってんだ? 明日の方針は?」

 

芙二「飯の後に話すから。あーでも冷葉には先に放しておくか?」

冷葉「そうしてくれると助かるわ…俺らが飯食う前でいいか?」

 

芙二「了解。じゃあもう皿によそっちゃう?」

冷葉「入れちゃおう!」

 

芙二「皆、聞いてー!これから料理を出すから受け取ってー!」

艦娘’s「「了解です!」」

 

冷葉「皐月ちゃん、如月ちゃんよそっちゃお!」

如月「いいの?」

 

冷葉「大丈夫、大丈夫…量が少なかったりしたら誰か貰い来るでしょ」

皐月「良し、じゃあ行くよ~!」

 

 

 

 ~皐月、如月でビーフシチューを装い芙二、冷葉が皆に渡す~

 

 

 

芙二「ふぅ…皆の手に渡った?」

龍驤「渡ったで!」

磯波「美味しそう…!」

 

青葉「そうですね…!」

霞「今回如月や皐月も手伝ったそうよ」

秋雲「嘘!マジ?すごく美味しそうじゃん!」

 

芙二「よし、おk…んじゃ、手を合わせて頂きます!」

艦娘's「「頂きます!!」」

 

 合図と共に食べ始めいつも通り美味しい!という表情を見せ、楽しく食事を取っているようだ。

 

芙二「食べながら、聞いてくれ!第一艦隊の皆!今日は南西諸島防衛線の攻略お疲れ様!ありがとう!その中で、噂の深海棲艦と遭遇したけど事前に話した通りに動いてくれて本当にありがとう…だけど、その深海棲艦は野放しにできないから明日決着をつけようと思う!」

 

叢雲「司令官、メンバーはどうするの?」

冷葉「叢雲ちゃん、メンバーは後で決めるよ」

 

川内「そのさ、提督」

芙二「なんだ? 川内」

 

川内「()()()()()()()()()()()()?」

芙二「…………」

 

川内「時雨ちゃんも見つけないとじゃないの? 南西諸島防衛線の方面には手掛かりあったの?」

神通「それは私も思ってました。ここ二、三日時雨さんの捜索も平行していたではないですか」

 

那珂「川内ちゃん、神通ちゃん…………」

 

 和気藹々とした、雰囲気から一変。

 重苦しい雰囲気に変わった。芙二は、噂の姫級の正体を言ってしまうか…どうか悩んだその時だった。夕食を中断し立ち上がり夕立が一言。

 

夕立「提督さん、言ってもいいっぽい…よ?」

 

 芙二を除く、皆の視線が夕立に向く。何か知っているのかと。

 

芙二「いいのか?夕立」

夕立「いいっぽい。どうせ、対峙したら気がつくの」

 

芙二「そうか、じゃあ言わせてもらう」

 

 皆の視線が夕立から芙二へ移動する

 

芙二「噂の姫級の正体は轟沈した時雨だ。それが深海棲艦へ進化し最終的には姫になった」

 

 

艦娘's「「ッツ!!!!」」ビク

 

 

榛名「そんなっ時雨さんはもう…」

芙二「そうだ、今日出撃した奴らは分かっているだろうがあれは時雨が堕ちた存在だ……しかし、何故か単体なんだ…今がチャンスだと踏んでいる」

 

川内「時雨ちゃんはどうして沈んだの?」

芙二「分からない。戦艦にやられたのか、或いは…」

 

川内「或いは…?」

冷葉「いや、芙二その可能性は限りなく低いだろ」

芙二「そうだが、いやそれとも夕立に出会う前にはもう…」

 

冷葉「それも0にちかいだろ」

龍驤「冷葉補佐のは人間に何かされたのだろうっちゅう事か?」

 

冷葉「あぁ、そうだ。だが、今はどうでもいいな…芙二。もう、食いながら始めちゃおう」

芙二「ん、それでいいのか?」

 

冷葉「俺はかまわないが…皆はいいのか?」

叢雲「私は大丈夫よ」

 

磯波「私は食べてしまいたいです」

秋雲「私はー」

 

 

 ====

 

 

大淀「提督、失礼します」

 

 いきなり大淀が断って要件をいい始めた。

 

大淀「大鳳さんが後で連絡すると言っておりましたので早めに執務室へ行った方がいいかと思います」

芙二「え? 聞いてないよ?」

 

大淀「すみません、正体が衝撃すぎて忘れてしまってました」

芙二「連絡貰ったのは何分前?」

 

大淀「30分前です」

芙二「…つまり、もうそろそろきてもおかしくない?」

 

大淀「その線はありますね」

芙二「あ~…んん!!よし、俺が帰ってくるまでに夕食を済ませてくれ!異論は認めない!!」

 

大淀「提督、連絡が遅れてしまい申し訳ありません」

芙二「そうだなー…まぁ、いいや。連絡は早めにね」

大淀「はっ!了解です!」

 

芙二「すまん、冷葉も来てくれ」

冷葉「了解したわ…食事を終えたら待機しててくれ~」

 

艦娘‘s「「了解です!」」

 

 

 

 ―芙二と冷葉が離脱しました―

 

 

 

 芙二と冷葉は走って執務室へ行く

 

芙二「はぁ…はぁ…着いた…電話はまだまだ鳴ってないな」

冷葉「おえ゛…はぁ…はぁ…芙二、お前早い…それフラグや」

 

 そういうと電話が鳴りだす。大鳳さんからだろうか?違うなんてことはないと思うけどと思い芙二は出る

 

芙二「もしもし」

大鳳「夜分遅くに失礼します…大鳳です。芙二提督で間違いないですか?」

芙二「はい、要件はなんでしょうか?」

 

大鳳「閣下…いえ、提督達の帰投が早くなりそうです」

芙二「それは…!何日後でしょうか?」

 

大鳳「えっと、3日後だそうです」

芙二「3日後かぁ」

 

大鳳「えぇ、そうです。それまでに耐えてくだされば…」

芙二「大鳳さん。残念なお知らせがあります…それはもう会敵してます」

 

大鳳「え、いつですか!?」

芙二「今日の昼間です。敵旗艦を撃破したのちに現れました」

 

大鳳「それでどうされました?」

芙二「撤退の指示を出しました。少しダメージも与えてます…ですが3日も耐えれるとは思えないので明日決着をつけます」

 

大鳳「そんな…!!せめて、せめても提督の到着を待っては…!」

冷葉「芙二、変わるぜ。大鳳さんそれは無理だ」

 

大鳳「冷葉補佐、どうしてですか!」

冷葉「それはな、今はまだ敵が単独行動してるからです。連合艦隊になったらこちらもそうですし沿岸部の被害が尋常ではない事は目に見えてるはずです!」

 

 冷葉は興奮のあまり敬語とタメが混ざったような口調をする

 

大鳳「っ…それは…でもあなたたちの練度じゃあ…!」

冷葉「それでも、被害が出る前に叩く必要があります!そこに住む人たちが犠牲になる前に俺たちは判断しなくちゃなりません!敵は待ってくれません!!大鳳さん、俺達に許可を!」

 

大鳳「…」

 

 大鳳は黙る。冷葉のいう事はもっともだ。敵は待ってくれない。練度が低かろうがなんだろうが、闘う時が来れば闘わなくてはならない…それは分かるが。

 しかもそこの提督の芙二も明日決着をつけるという。その言葉は本気で終わらせる気を感じさせる。この二人を止めるのは私には無理だと大鳳は思い、決断する

 

大鳳「…分かりました。提督代行として許可を出します。確実に敵を撃滅しなさい!」

 

芙二、冷葉「「了解!」」

 

大鳳「では、明日の報告待ってます。夜分遅くに失礼しました」

 

 というと大鳳は切った

 

冷葉「ふぅ、これで心置きなくできるな」

芙二「そうだな。あ、そうだ。冷葉。明日は二艦隊でいくぞ」

 

冷葉「え?連合艦隊?」

芙二「違う。通常艦隊が二つ。だから、遠征はなしだ」

 

冷葉「了解。じゃあ、食堂へ戻ったら説明しなくちゃだな」

芙二「じゃあ、戻るか」

冷葉「了解」

 

 

 

―芙二、冷葉は食堂へ―

 

 

 

 二人が食堂へ行くと皆、終えていて待機している状態であった

 

芙二「ただいま、戻った」

大淀「おかえりなさい、提督。大鳳さんとの話し合いはどうでした?」

 

芙二「許可をもらってきた」

大淀「許可?」

 

芙二「姫級を倒す許可を。元帥閣下は帰投が3日後と言われたが待てないと言ったんだ」

大淀「なるほど…確かに敵はもう、攻めてきそうですし」

 

冷葉「だろ? 被害を出さないにはこの方法しかないんだわ」

 

叢雲「なるほどねぇ。まぁ、私は夜戦ができればいいかしら」

那珂「あれ、川内ちゃん以外に夜戦バカが居るとは…」

川内「那珂~?それはどういう意味~?」

 

 叢雲がまさかの夜戦バカとは思いもしなかったという発言を那珂がする。

 川内がジトーっと睨む。朝潮は自分で言う分にはいいけど他人に言われるとって奴だと思っていた

 

 そんな中、芙二が咳払いをして話し出す。

 

芙二「明日の決戦は二艦隊で行う」

大淀「提督敵は連合艦隊なのでしょうか?」

 

芙二「いや、違う。単独だ」

大淀「資材の無駄ではないのでしょうか?」

 

冷葉「そうとは限らないぜ。大淀さん。道中、そういう敵もいてもおかしくはない状況だからな…って意味と思ったけどどうやら芙二のは違うらしい」

 

大淀「どういう意味ですか?」

冷葉「それは芙二に聞いてみ?」

芙二「明日は第一艦隊がメインで姫級と対峙し、第二艦隊は掃討戦を行ってもらう。敵が連合艦隊を組まないうちに仕留めるぞ…第一艦隊だから出番がない。なんてことはない」

 

冷葉「そうだろうよ。姫級が倒されても深海棲艦は多く残るかも知れないからな……気を引き締めていくぞ」

 

 芙二と冷葉のいう事を黙って聞く艦娘達。

 

芙二「冷葉のいう通りだ。では、メンバー決めを行う」

芙二は続けてそのまま話す。“聞いてくれ”と声を掛ける

 

芙二「第一艦隊旗艦 夕立 随伴は神通、川内、叢雲、龍驤…榛名、青葉計7名だ」

青葉「どうして、青葉が第一艦隊なんでしょうか?」

 

芙二「写真撮ってないだろ」

青葉「あ、でもそれでもどうしてでしょうか?」

 

芙二「目の前で写真を撮ってくれ…どうせ、この後は大本営へ出頭だ。その時の資料にしたい」

青葉「了解です」

 

芙二「第二艦隊は旗艦 那珂 随伴は秋雲、朝潮、磯波、霞、如月、皐月の計7名だ。大淀さんは冷葉と俺と同じだ。明石さんは皆の艤装チェックをお願いします」

 

第二艦隊’s「「了解です!」」

明石「了解しました。では先に失礼しますね」

 

 そう言って明石は工廠へ戻った

 

 

 明石が離脱しました。

 

 

芙二「なにか質問の有るものはいるか?」

 

芙二がそう問いかける。一つ手が上がる

 

芙二「なんだい、朝潮」

朝潮「司令官!朝食はいつもよりも早いのでしょうか?」

 

芙二「そうだな…明日はおにぎりでもいいかねぇ?」

朝潮「私はかまいません!」

 

芙二「皆? いい?」

 

 皆から大丈夫!!と声が聞こえたので芙二は冷葉に明日の朝食はおにぎりだと伝える

 

芙二「他はないのか?」

冷葉「ないようだぞ、冷葉。ではこれより解散とする。明日の為に早めに休息をとるように!」

 

艦娘's「「了解です!」」

 

 皆、敬礼し食堂を後にする。大淀さん以外は皆寮内へ戻ったようだった

 

 大淀以外の艦娘が離脱しました―

 

 残った大淀に芙二は問いかける

 

芙二「大淀さん、なにかあったの?」

大淀「いえ、提督。私と冷葉補佐はどのようにして出撃するのかと…私が冷葉補佐をおぶっていけばいいですか?」

芙二「あー大丈夫。その必要はないよ」

 

 

大淀「では、どうするのですか?」

芙二「後で工廠へ案内するよ…一度執務室へ行くからついてきてくれるか?」

 

大淀「了解です…!」

芙二「あ、冷葉飯どうする?」

 

冷葉「うーん…芙二は?」

芙二「俺は大淀さんに見せてからかな。冷葉もくる?」

 

冷葉「俺もそうするわ…てか、今何時?」

大淀「今は20:00ですね」

 

冷葉「んーまぁいいか。まだ範疇だよね」

芙二「それじゃあ、執務室へ」

 

 

―芙二、冷葉、大淀は執務室へ―

 

 

 執務室

 

芙二「さぁてと、確認しますかねぇ」

大淀「なんのですか?」

 

芙二「練度」

大淀「私達のレベルですか?」

冷葉「そうそう、多分何人か改装できそうなんだよね…てか、みんなできてたりして」

 

 

 hahahahaと冷葉と芙二が笑う。それフラグやで。

 

 

 ~以下、タブレット~

 

 艦娘名:レベル

 青葉:Lv15

 明石:Lv1

 秋雲:Lv20

 朝潮:Lv18

 磯波:Lv21

 大淀:Lv16

 

 霞:Lv20

 如月:Lv14

 皐月:Lv14

 神通(改):Lv49

 川内(改):Lv53

 那珂:Lv23

 

 榛名:Lv16

 叢雲:Lv51

 夕立(改):Lv51

 龍驤:Lv30

 

芙二「は??」

冷葉「え?どうした芙二、全員改到達レベルになったか?」

 

芙二「いや、それはないけどもさ?川内と神通、叢雲はレベルぶっ飛んでね??」

大淀「まぁ、それはお昼ごろ大乱闘してましたし…」

 

芙二「…あーみんなまだ起きてるかな?」

大淀「第一次改装できる子に指示を?」

 

芙二「そそ」

大淀「では、私がかけますね」

 

芙二「任せる。冷葉、資材の確認を」

大淀「了解」

 

 

 

~大淀呼びかけ中~

~資材数確認中~

 

 

 

大淀「提督、指示通り向かわせました」

芙二「そうか、ありがとう」

冷葉「早い時間で良かったな」

 

 

 “だなー”と芙二は冷葉に返す。皆工廠へ行ったのだろうか?などと考え報告書に目を通す

 

 

芙二「これから報告書が面倒―」

冷葉「しかし、それが俺達の仕事だ」

 

芙二「だなー」

大淀「提督、冷葉補佐。私も手伝いますし大丈夫ですよっ!」

芙二「おーありがとうー」

 

今回の戦いがいずれ芙二達を巻き込む大きな戦いになることをまだ知らないのであった

 

 

 =======

 

―工廠にて―

 

 

龍驤「なぁ、うちらが改装した姿これから見せ行く?」

那珂「那珂ちゃん的にはもう、明日に向けて寝たいなーって…早く帰らないと川内ちゃんがまた覚醒しちゃう…」

 

霞「…流石に今日は静かそうね…嵐の前の静けさってやつ」

磯波「それは大変ですね…」

 

秋雲「私も早めに寝たい…! だって明日は初めてだからっ!」

龍驤「まぁ、明日が大事やからな。うちも寝るわ~ほな、解散な~」

 

 

 

 

 

 

 

 

ー泊地近海ー

 

 

旧■■■姫「…まぁ、明日が決戦かな。たとえ僕が負けて消えるとしても夕立、君を決してあいつらには譲れない…!!」

 

―続く

 

 




感情を入れ込める(?)ような文章を書きたいですねぇ…
まぁ、そこまでに何年かかるのでしょうか…?今回はなげぇ…1.4万…次は短くします…

今回もカオスな文章をお送りしました!!

ありがとうございましたー
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