R4 1/8 サブタイトルの一部を変更
―続き
入渠施設を訪れるようにと言われた時雨だったが芙二にやってしまったことを謝らないと、と思い芙二の私室へ行くべく他の一度寮へ帰ろうかと思ったその時、声を掛けられる
時雨「!?」ビク
時雨は驚き、しりもちをつく。声を掛けた本人たちは驚いて駆け寄る。
榛名「時雨さん大丈夫ですか?」
皐月「時雨ちゃん大丈夫!?」
それは榛名と皐月だった。珍しい組み合わせに時雨はまた驚くのだった
時雨「あぁ、ありがとう」
皐月「ごめんね、驚かせて~!」
榛名「時雨さんはどうしてこちらに?」
時雨「僕かい?僕は提督に用があるんだ、でも提督がどこにいるかまでは教えてもらったんだけど地図が頭の中に入ってなくてね…よければ教えてもらえないかな?」
榛名「なるほど…分かりました。皐月ちゃんいいよね?」
皐月「勿論だよ!」
そうして榛名と皐月の二人に案内される事になった時雨だったのである
榛名「ここですね、提督の私室は…?時雨さん?どうかされました?」
時雨「んぇ!?いや大丈夫。大丈夫だよ。榛名さん、皐月ちゃんありがとう。じゃあ、また後でね」
榛名「いえいえ。では、皐月ちゃん工廠へ向かいましょうか」
皐月「うん!分かったよ!またね!時雨ちゃん!」
そういって二人は工廠へ向かうのだった
―榛名と皐月が離脱しました―
時雨「…はぁ、進まないと」<コンコン
時雨は思い切ってドアをノックする。すると中から男性の声がしたので名乗ってから入室許可を得ようとする。全てを言い終えた時雨は芙二の許可を待つだけであった
“どうぞー”と言われ、入ろうとする時雨だったがピタリと止まる
芙二「どうした?空いてるぞ、時雨」
時雨「いや、提督は怒ってないの?」
部屋に入る前に聞いておきたかった事を問う。先ほどの顔が瞼の奥にべったりとついてしまったからだ。とても怖くて入れなかった。
芙二「…」
時雨の問いに対して芙二は黙る。何秒か、何分か黙り続け、その沈黙に耐えられなくなった時雨が声を上げる
時雨「怒っているのなら、そういってくれよ!」
芙二「いや怒ってないぞ。まさか時雨がいるとは思ってなかったからな…いや関係なくこちらが悪いか」
そういって時雨に頭を下げる芙二。
時雨「いやいいよ、僕の提督に砲撃してしまったし。上げてよ」
時雨は慌てて頭を上げるようにいう。
芙二「これで一件落着か?」
時雨「…そうだね。でもこれに懲りたらもう言わないで欲しいな」
芙二「あ、後敷波に謝っときなよ?」
時雨「敷波?誰だい?」
芙二「時雨が俺を撃った後に止めに来た娘。お前がすげぇ顔しててそれで気絶しちまったぞ」
時雨「えぇ…それは…」
芙二「まぁ俺はこれから放送をかけっから」
時雨「なんの放送だい?」
芙二「工廠へ向かわせるメンバーを読み上げる」
時雨「どうして…?」
芙二「ん、時雨はまだだけど第一改装が出来るんだわ。今日の哨戒前に済ませてしまおうかと思っててな。時雨もこのまま放送室へ行くか?」
時雨「うん、そうするよ」
~二人は放送室へ~
―放送室内
芙二「よし、マイク発見。あーあーマイクチェック、1,2…よし。おはようございますっ!」キーン
時雨「!?」ミミオサエ
芙二「あれ?声デカすぎた?すまんすまん。で、俺から大事なお知らせだ。今から呼ばれた者は後で哨戒前までには工廠へ向かってくれ。青葉、秋雲、朝潮、磯波、霞、如月、皐月、榛名だ。そして第二改装が可能な者は川内型三姉妹のみだ。呼ばれた者は確実に行ってくれ。放送は以上だ」プツン
そういうとマイクをオフにした。時雨は黙って終わるのを待ってから話しだした
時雨「提督?改装ってなんだい?」
芙二「進化?っていったらいいかな…」
時雨「進化?強くなるって意味?」
芙二「そそ」
時雨「僕も強くなれるかな?」
芙二「海に出てりゃ強くなる…ただなぁこれからは海域攻略の為に少しハードなスケジュールになるかも知れないんだよなぁ」
時雨「…きついのはちょっと…」
芙二「大丈夫だろうよ。あっ…時雨さ?お前、深海の力がまだ残ってたりする?」
時雨「どうしてそんな事を?」
芙二「もしかしたら、第一改装や第二改装したらだ。姿が記録されている個体とは違うかも知れないからさ。ちょいとした確認…だけど大丈夫そうかな」
時雨「大丈夫だといいな…あ、でも夕立も目の色がおかしいのはどうして?」
芙二「それは俺にも分からん。深海化したわけでもないし、第一改装の時点でオッドアイだったからなぁ~」
時雨「そうなんだ、じゃあ僕の瞳の色は変わるのかな?それとも肌?髪の色?」
芙二「なんも変わらないと思うけどな」
時雨「まぁそうだよね」
芙二「お前達は…いやお前もだが、何しなくたって綺麗な事には変わりないだろ?」ニカ
時雨「(口説かれてる?…いやお前“も”だからそれはないか。お前“は”だったらよかったのかな?)」
芙二「んー、とりあえずだが、時雨は朝食済ませたのか?」
時雨「うん、もう済ませたよ」
芙二「そか、じゃぁバーナー使いに工廠へ戻るけどついてくる?」
時雨「いや、僕は少し散歩してから寮へ戻るよ」
芙二「おっけぇ…あ、もしよかったら食堂へ寄ってみてくれ」
時雨「どうして?」
芙二「人n…じゃなくて冷葉が何か作ってると思うから貰ってもいいかもしれない」
時雨「なるほどね」<ナニカイッタ?
芙二「じゃ、また。夕食の時だね」<イエナニモ
時雨は一礼して退室していった。芙二は時雨を見送った後、自身も工廠へ行くのだった
―時雨が離脱しました―
芙二「さて、邂逅と行こうかねぇ」
そう呟き廊下を歩く芙二の背を見つめるのは___
―工廠
放送を掛けたばかりだから誰か来ているかと思えば早速川内型三姉妹と遭遇した
川内「あ、提督じゃん!みてみて!この格好!」ドヤァ
芙二「おぉ~!やっぱ生で見る方が断然いいな!忍者やん!忍者!」キラキラ
川内「やっぱり?分かっちゃう!?…提督も趣味がいいねぇ…これなら夜戦で無双できそうだよ!」
芙二「だが、夜騒ぐのはダメな」
川内「えぇ!?な、なんでさ~!」
芙二に釘を刺されて拗ねる川内を尻目に神通や那珂が話しかけてくる
神通「て、提督?私の格好もどうですか…?」チラ
那珂「見てみて~!那珂ちゃんも変わったでしょ~!!」ドヤ
芙二「おぉ…神通はなんか、こう。強そう…ゴクリ…でも凛々しくなってるのかな、神通!」
神通「は、はい…」ビク
芙二「期待してもいいか?…なんか、こう。信じられるものがあるんだわ」キラキラ
神通「はい!期待しててください…!」
那珂「提督~!川内ちゃんや神通ちゃんを褒めるのはいいけど那珂ちゃんも忘れちゃあ困るんだからね!」フンス!
芙二「いや忘れてないよ!那珂ちゃんマジアイドル!ほんとアイドル!俺はプロデューサーじゃないけどライブあったら成功しそう!!」キラキラ
那珂「いやぁ照れるなぁ//」テレテレ
芙二「そういう知り合いがいたらなぁ…プロデューサーの知り合いはいないんだよなぁ」
那珂「いやいや!那珂ちゃんはあくまでも艦隊のアイドルだからねっ!」
芙二「そうかぁ…那珂ちゃんにも期待してるよ!」
那珂「うん!任せて!」
川内「あ、そういうえばなんで提督は
神通「わざわざ、確認しにきたんですか?」
那珂「もしかして那珂ちゃんを見に!?」
芙二「合ってるけど違う。バーナーを使いにきたのだ」
神通「建造でもしてるんですか?」
芙二「そそ」
川内「艦種は?軽巡?」
芙二「軽巡ではない」
那珂「え?!今、会いに来てるって!」
神通「那珂ちゃん、ちょっと静かに」
那珂「うぅ~分かったよぉ…」
芙二「まぁ、建造ドッグへ行けば分かる話なんだけどね」
そういって芙二と川内達が建造ドッグの方へ行こうとするとき声が掛かる
??「ちょっと待ちなさいよ!」
呼び止められて“?”と疑問符を出す芙二と川内達。振り向くと霞と朝潮がいた。
霞はどうやらご立腹の様で朝潮が宥めるようにしていた。
芙二「霞?どうかしたか?」
霞「どうかしたか?じゃないわ!さっきここであんたが死にかけてたって聞いたから私がお見舞いに行ってあげたら部屋にいないじゃない!それに川内さん達に鼻の下を長くして…!」
芙二「え?待て待て。死にかけた…?誰情報だ?まさか、青葉?」
神通「いえ、司令官。敷波という艦娘から聞きました、死にかけたというのは本当でしょうか」
芙二「敷波ん…かぁ。青葉じゃないから、いいとして」
<ヒドイ!
<アオバ=サン?!
芙二「何か聞こえたような…まぁいいか。それは事実だな、まぁ工廠の外へ行けば分かるが…話を聞いてほし「ちょっと行ってきます」えっ…」
死にかけたという事実に対し真実を知った神通が確認の為に走り出したが芙二は止めようとするも諦める。
芙二「あ、ちょ、神通!…まぁいいか」
那珂「川内ちゃん、いいね?」
川内「勿論…!いいよ」
芙二「ちょ、そこ。殺気をしまって!」
朝潮「で、どうなの?」
霞「もしかして
朝潮「霞、まだ事実としか聞いてないわ。問題は誰が何のためにやったのかよ。話していただけませんか?」
芙二「いや、な?深海棲艦にやられたわけじゃないんだわ」
朝潮「では、誰が!?まさか、先日の民間人ですか!?」
芙二「…」メヲソラス
朝潮「…という事は…なるほど」
霞「朝潮姉さん…?」
朝潮「霞、これから司令官を死に至らせかけた罪人を処刑しに行きましょうか」
霞「ちょ、流石にダメだと思うわ!だから、待って!」
朝潮「霞?何を言ってるの?」
芙二「朝潮?それはダメだぞ。まずは物的証拠を掴んで社会的に殺してから肉体、精神的にも殺さないと…っと違った」
芙二が言い終えると確認に行った神通が戻って来た。
神通「提督、血だまりがありましたが本当に大丈夫ですか?」
川内、那珂、朝潮「「「!!」」」ザワッ
その一言でその場にいる艦娘の顔が曇るが特に反応したのは川内、那珂、朝潮だった。
このままではマズイと思った芙二は行動する
芙二「大丈夫、大丈夫。ほら、なんともないだろ?触ってみ?」
というと、神通の手を取り自身の身体に触れさせて確かめさせる。神通や周りの艦娘は急な出来事に対応できずに固まっていた。芙二は気にせずにもう片方の手を取り自身の腹部に当てる。
芙二「ほら、どこにも傷はないだろ??」
神通「…は、い////」ボッ
“ん~?なんで神通の顔が赤くなってんだ??”などと芙二は思うがすぐに自身の身体に触れさせているという事に気がつき手を放し謝罪する。
芙二「あ、っと!ご、ごめん、神通!…あ、でも傷は見当たらなかったでしょ!?」
しばらく状況が読み込めてなかった艦娘達だったが芙二の謝罪を聞いてハッとして芙二に様々な事を言ったり逆に神通へ聞いたりしていた
霞「クズ司令官!そうやってセクハラ行為をすんな!!」
芙二「ちょ、すまん!見せるよりかは触れる方が理解してもらえると…!」
霞「うっさい!ほら、神通さんも怒って…!?」エッ
芙二「え?どうした霞…!?」アッ
神通「…///」シュー
那珂「提督!断んなきゃダメだよ!神通ちゃん固まってるじゃん!!」
川内「そーだよ!提督!…で、どうだった?神通?感想聞かせて?」
那珂「って違う!川内ちゃんもそういう事聞かないのっ!」パシン
川内「痛っ!?」ビク
神通「…一旦部屋に戻ります//」ダッシュ
那珂「あぁっ…!ちょ、まってぇ!」
川内「提督!これは貸しだかんね!」
―川内型三姉妹が離脱しました―
朝潮「で、犯人は誰なんですかっ」
芙二「それは時雨だ…あ、でも俺と冷葉が悪いんだけどね?」
朝潮「なるほど。あの深海棲艦モドキが悪いのですね!ちょっと海の底へ沈めに行きます!」ニコ
芙二「あ、話聞いて!聞いてないな!?仕方ねぇ霞行くぞ!!」
霞「そうね!…でも話し方が悪かったと思うわ」
その様子を見てやばい、これは殺し合いが起きかねんと思った芙二は霞と共に朝潮を追う
一部始終を目撃していた秋雲達は__
秋雲「青葉さん、カメラに収めました?」チラ
青葉「えぇ、秋雲ちゃん。後でネタに脅しましょ」<b
秋雲「にしても、あれは提督が悪いと思うけどね」ニタニタ
磯波「そうですね…でも朝潮ちゃんも凄いオーラ出してましたけどね」ハハハ
如月「あら、司令官ったら大胆❤」クネクネ
皐月「榛名さん?大丈夫?」
榛名「大丈夫ですよ、皐月ちゃん」
皐月「よかったぁ、心ここに非ずみたいだったからさぁ」
榛名「!?」
――――
―その頃、朝潮は…
“早く、殺さないと…!司令官達が危ない!”とそう思い必死に時雨を探していた。そこへ叢雲が立ちふさがる
朝潮「叢雲さん、何をしてるんですか。どいてください」
叢雲「いやよ。さっき一部始終を見てたんだけどどう見ても司令官が悪いわ」
朝潮「だとしてもしかし…!」
叢雲「だとしてもって…認めてるじゃない。司令官が悪いって、なのにどうして時雨を探しているの?」
朝潮「危害を加えるのは仲間のすることじゃない気がします」
叢雲「ふぅん?それには同意だわ。でも、しっかり話を聞いたかしら?」
朝潮「話…?そういえば、聞いてないような」
叢雲「だったら、もうそこまで追いかけてくる司令官達の話を聞きなさいよ。私から言える事はそれだけよ」
そういい、叢雲は朝潮の前から立ち去った。朝潮はやってしまったとショックを受けていた
朝潮に追いついた芙二と霞は事の顛末を説明した
朝潮は頷きながら聞いて霞は呆れていたが時雨に対してそこまでするのかと思っていた
あらかた説明が終わり、芙二は勘違いさせて申し訳ないと頭を下げた
朝潮はとんでもない、というが霞は川内さん達の所へ行きなさいなというとしっしと手で払う仕草をしてここから去れと促す。
芙二は川内達を探すが見当たらなかった。ふとあることを思い出し手元の腕時計を確認する。もうすぐで正午となろうとしていたのでもう哨戒へ行く時間かと思いも、もしかしたら、工廠に戻っているかもと考え向かっていく。一番早い班の哨戒開始時間は12:30だ。もしかしたら、もう来て支度をしているかも知れないが__。
―工廠
芙二「…いないか」
辺りを見渡すも艦娘らしき人影は見当たらず…肩を落としていると背後から声が掛かる
明石「あれ?提督?どうしてこちらに?」
芙二「明石か…いや川内達に用があったのだがな…」
明石「川内さん達?なら、さっき神通さんがやってきましたけど」
芙二「本当か?今彼女はどちらに?」
明石「えっと、確か…随伴の子たちを呼びに行ってたと思います」
芙二「そうか…はぁ…」
明石「どうしたんですか?溜息なんかついて」
芙二「あー大したことじゃないよ」
明石「気になるじゃないですか」
川内「あ、提督じゃん!何してんの?まさか、神通を探してるとか?」
芙二「お、川内か…まさにその通りなんだよね」
川内「えぇ…でも今、私的には神通に話しかけないで欲しいかな」
芙二「!…分かった。夕食の後にでも謝罪しに行こう」
明石「提督、神通さんに何かしたんですか?」
芙二「…まぁね。証明の為とはいえ…」
川内「いやいや!大丈夫だと思うよ、神通はただ急な事だったからさ反応に困ってただけだと思うんだよね」
芙二「でも、しっかり謝らないと俺の気がすまん」
川内「いや大丈夫だって。提督はあの後ずっと探してたの?」
芙二「探そうとしたら、朝潮が時雨を殺しに行ったから止めてた」
川内「えぇ…朝潮ちゃんどうしたのさ…?」
芙二「血だまりの話あったろ?」
川内「あったあった。あーその犯人が時雨ちゃんだったわけ?でもなんで?」
芙二「俺と冷葉がちょっかいかけたら逆鱗に触れた(本当は違うけど)」
川内「…子供なの?」
芙二「いやいや理由も聞いてほしいが、また後でにするわ」
川内「そう?そもそも提督はなにしに来たの?」
芙二「神通を探して謝罪しつつ、バーナーを頼みに」
川内「あー誰か建造してるって言ってたもんね…」
明石「提督!そのことならお任せ!今暇してるので建造の妖精さんに話をしてきますね!」
そういうと明石は妖精の元へ行った
川内「じゃあ私もついて行っていい?」
芙二「構わんけど、川内。お前の時間は?」
川内「一番最後の13:30!だからまだ時間はあるのだ!」フンス
芙二「おk…じゃぁ向かおうか」
―建造ドッグ前―
建造ドッグ1「00:00:00」<デキタヨー
建造ドッグ2「03:00:11」
建造ドッグ3「02:28:33」
建造ドッグ4「00:00:00」
芙二「お、ドッグ1が出来てるな」
川内「そうだね?もう開ける?残りはどうする?」
芙二「いやあと二つも開けちゃう」<ユビパッチン
建造妖精C「行くぞ、お前ら!!」<in バーナー
建造妖精B「おぉおぉぉぉ!!」<in バーナー
建造ドッグ1「00:00:00」<デキタヨー
建造ドッグ2「00:00:00」<デキタヨー
建造ドッグ3「00:00:00」<デキタヨー
建造ドッグ4「00:00:00」
建造妖精C,芙二「「いざ、オープン!!」」
建造妖精A「ハモリましたね」
建造妖精B「いいんじゃないですかね」
??「足柄よ、砲雷撃戦が得意なの。ふふ、よろしくね」
川内「おぉ!重巡かぁ…しかも何処か私と似てるような気がする!」
??→足柄
足柄「そういうあなたたちは?」
川内「私は川内!夜戦が好きなの!!よろしくね!」
芙二「俺は東第一泊地の芙二という者だ。活躍を期待しているよ。よろしくね」
足柄「えっと、提督なの?」
芙二「あぁ失礼。これでも提督なんだ」
足柄「その軍服は…?」
川内「そういえば、なんで着てないの?…違和感なかったけど」
芙二「さっき海にダイブした時、時雨に貸したままだった…俺の私室か…まぁどっかにあると思うよ」
足柄「そうなのね…あ、私以外に重巡洋艦っていたりするの?」
川内「う~ん…足柄さん以外だったら青葉さんがいるかなぁ」
足柄「なるほど…妙高姉さんとかはまだいないのね…?(これはチャンスだわ…!提督をゲットするチャンス!!)」
芙二「まだいないな」
開発妖精C「ねぇ~!提督!次も行ってみようよ!」
芙二「いいぞ~!」
足柄「次?」
開発妖精D「ではでは!開け~ごまっ!!」
??「長門型戦艦2番艦の陸奥よ。よろしくね。あまり火遊びはしないでね…?お願いよ」
??→陸奥
芙二「おぉ!長門型だ!!さすがにビス子はこないか…でも嬉しいなぁ!ね、川内そう思わない?」
川内「えぇ…どうしたのさ…」
陸奥「えっと、貴方が提督?よろしくね」
芙二「取り乱してすまないな、俺は東第一泊地の芙二という者だ。これからよろしく頼む」
足柄「私は足柄よ、陸奥さん?でいいのかしらこれからよろしくね」
陸奥「えぇ、陸奥でいいわ。足柄さんも提督もえっと川内さん?もよろしくね」
川内「川内でいいよぉ~」
建造妖精B「さてさて、次の艦娘は~??」
建造妖精C「だらだらだら~…だだん!」
建造妖精A「(おや、随分と機嫌がいいですね)」
??「航空母艦、赤城です。空母機動部隊を編成するなら私にお任せください」
??→赤城
芙二「うぉっ!初の正規空母!しかも一航戦!これは次の攻略も行けるか…?」
赤城「攻略?提督、私をお使いください。絶対に敵を落としてみせます」
川内「提督~?さっきからテンションバグってない?大丈夫?」
芙二「ん、いや生で見ると全然違うなって…泣きそう」
陸奥「そんなに?学校でも資料で見れたりしたんじゃないの…?」
芙二「それはそうだけど…でも、こう形容し難い何かを感じるんだ…あ、赤城。すまない、見ての通り俺がここの提督である、芙二だ。軽空母はもう龍驤がいるんだが正規空母はここで初めてなんだ。活躍を期待している」
赤城「航空母艦 赤城。提督の期待に応えてみせましょう!」
足柄「それにしてもさっきから情緒不安定だけど大丈夫…?」
川内「大丈夫だよ、足柄さん。昨日まで色々あってね。多分疲れてると思うけど提督?そこまで取り乱すと心配されるよ?」
足柄「昨日まで何があったのかしら?」
芙二「んー深海棲艦と闘ってた」
陸奥「あら?普通じゃないの?執務を全うしたのでしょう?」
川内「そうそう、普通だったらそれでいいんだけどね」
赤城「普通だったら?」
??「そうね、普通だったらよかったのよ…でも違うわ。ってこれは話すべきかしら…?」
足柄「誰?」
芙二「叢雲も最初だったのか」
叢雲「えぇそうよ、後15分もすれば哨戒メンバーは集まってくるのではないかしらね」
川内「あれ、もうそんなに経ってた?」
叢雲「まぁ私は支度できてるのだけれど…自己紹介が遅れたわね。私は吹雪型5番艦叢雲よ。司令官が疲れてる理由は私からは言えないわ…時間がないもの」
赤城「そういえば、哨戒がどうとかって…?」
叢雲「えぇそうなの。えっと赤城さんでよかったのかしら?今日は簡単な哨戒しかないの…司令官?赤城さん達も哨戒メンバーに入れるの?」
芙二「入れてない。部屋を決めてもらったり、建物を覚えてもらう予定だったから」
叢雲「そう、司令官。私から話があるのだけれど今夜は空いてるかしら?」
芙二「時間によってだな、短い話か?」
叢雲「比較的短い話だと思うから安心してちょうだい」
芙二「了解」
叢雲「じゃぁ私は奥に行ってくるわ」
―叢雲が離脱しました―
芙二「んーどうするか…昼はいる?」
赤城「え、いいんですか?」
足柄「あるのなら頂くわ」
陸奥「私も頂いてもいいのかしら?」
川内「私はパスかな…多分冷葉補佐が何か作ってると思うからさ…気になるからついて行ってもいい?」
芙二「いいぞ」
芙二「ん、じゃ。足柄さん達は俺についてきて」
足柄、陸奥「「「了解よ」」
赤城「了解しました」
―芙二たちは食堂へ―
芙二「冷葉~いる?」
食堂の扉を開けると香ばしい匂いが辺りに立ち込める。その匂いはおなかが空いている者もそうでない者にも刺激を与えるのだった
赤城「提督!?こ、この匂いは…?!」ジュルリ
芙二「あー冷葉がなんか作ってんじゃないかな…?」
足柄「冷葉…?その人は料理人なの?」
川内「冷葉補佐は、その名の通り提督の補佐をする人だよ。ここにはまだ間宮さんと伊良子さんが着任しないから、二人が毎回作ってるかな。でも、私達も憲兵の八崎さんもたまに手伝うよ?」
陸奥「そうなのね…それにしても何を作っているの…?」
赤城「て、提督!私は早く食べたいです!席についてもいいですかっ」
芙二「構わんけど手を洗ってね」
赤城「はい!」シュバッ
足柄「じゃあ、私達も赤城さんと近くの席につこうかしらね?」
陸奥「そうよね、提督もどうかしら?」
芙二「お言葉に甘えさせていただくんだが、俺は厨房へ入るよ」
足柄「はーい」
厨房
芙二「うっす!冷葉なに作ってんの?」
冷葉「おー芙二か!てか、なにやら騒がしいんだけど…?誰か建造してたな、そういえば」
芙二「そうそう、今その子たちを案内してるんだわ…で先に腹ごしらえしようって話ね」
冷葉「なるほどね…あ、そういえば敷波ちゃんだっけか。お前の事探してた気がするんだけど、でも時雨ちゃんがついて行った気がするから大丈夫か…で、なに作ってんだって話だっけか…なんだと思う?」
芙二「んー焼きそばとか?」
冷葉「おぉ、すげぇや匂いで分かったん?」
芙二「いやフライパンの中身見たからさ」
冷葉「なんだ…見ちったのかよ。まぁ正解だわな、詳しく言うと海鮮焼きそばだな。余ってたサシミウオをはじめとして…まぁ色々入ってんだわ。もちろん野菜も入ってるぞ」
芙二「なるほどな~…で、響のは卵粥?」
冷葉「そうだが、焼きそば作ってた辺りから視線を感じて振り返ったら響だった…すげぇ顔してたよ…怖かった」
芙二「なるほどな…で、あげたん?」
冷葉「少しだけな。流石に胃腸へ影響がありそうだからそんなにあげてない」
芙二「見当たらないけど当の本人は?」
冷葉「大淀さんと共に寮へ行ったよ」
芙二「なるほどね。じゃあ、俺はコップ持って行ったり麦茶出したりするわ」
冷葉「そういえばさ、芙二?」
芙二「なんだ?」
冷葉「さっき甘味作ったんだけど食べてく?」
芙二「彼女達に振える量があるならいいんだけど」
冷葉「あるからじゃあ…食後のデザートとして出そうか?」
芙二「おkk」
冷葉「デザートいる時になったら教えてくれ。出してやるから」
―芙二は皆の元へ―
赤城「提督?まだ、なのですか?」グゥゥゥ…
芙二「もう少しで完成だから待っててね」
赤城「了解です」ジュルリ
足柄「…にしても、ここの泊地はなんだか変わってるような気がするのだけれど」
陸奥「そうね…提督が二人もいるのはおかしな気がするわ」
足柄「いや、それもあるのだけれど…提督?一つ聞いてもいいかしら?」
芙二「なんだい、足柄さん」
足柄「ここ、最近何かあった?…具体的に言うと大きな戦いがあったとか…なんだか、気味が悪いのよ、ここ。建造されてしばらくして気がついたのだけれどね?」
芙二「さっきの話の続きをする前に、冷葉―!」
冷葉「なんだ?」
芙二「昨日の事を話すわ~」
冷葉「おk…で、食うよな?」
芙二「もちろん」
冷葉「デカい皿に移して持ってくわ」
芙二「だってさ、赤城さん」
赤城「了解です」ジュルリ
芙二「さて、話そうか。どこから知りたい?」
足柄「…そうね。陸奥さんはどれくらいからがいいかしら?」
陸奥「最初から、でお願いするわ」
芙二「最初から?いいけど、そうすると着任からだけどいい?」
足柄「そんなに遡るの!?」
冷葉「いやいや、芙二さ?要点だけ話せばいいと思うよ?」ドウゾ
芙二「赤城さ「いただきます!!」はっや」
赤城「……」ガツガツ
芙二「…まぁいいか」
冷葉「話始めるの?」
芙二「そうね、まず一つね。最近ではなく、昨日は決戦だったのよ」
足柄「決戦…!?」
陸奥「深海棲艦と戦ってたの?」
冷葉「そうそう、俺らは深海棲艦…しかも姫級と戦闘してたんだよ」スワルネ
足柄「姫級…?!え、えっと結果はどうなったの?」
芙二「勝てたよ、なんとかね」ドウゾ
陸奥「えぇ…着任してどれくらいだったの?」
芙二「7日目かな。いやぁ苦戦したよ、姫級ってこんなに強いんだぁってね」
足柄「そりゃあ、強いに決まってるわよ。えっと、上には要請したんでしょうね?」
芙二「したさ、でもその時に限っていなくてね。待つことになってたんだけど出撃班が運悪く遭遇しちゃってね…必死に逃がしてたりと…今思うと凄いことしてたな」
冷葉「だな…で、姫級を撃破して今に至るんだけど…明日だっけ?」
芙二「そうそう、明日だ」
足柄「明日何かあるの?」
芙二「大本営へ出向いて報告会」
陸奥「それは大変ね…その間ここはどうするの?」
芙二「んーまぁ、俺が行っても冷葉が残るから大丈夫かな」
陸奥「なるほど…」
足柄「その敵はどんなのだったのかしら…?参加できなくて残念だったわね…」
冷葉「旧駆逐棲姫っていう名前の深海棲艦」
芙二「残念…?大丈夫、これから活躍してもらう予定だから」
足柄「聞いたことのない深海棲艦ね…?新種かしら?」
冷葉「そうだろうな…なにせそいつは元艦娘だったんだから」
足柄「え!?」ビク
陸奥「どうしてそれが分かるの…?解体したのかしら?」
芙二「いや本人から聞いた」
足柄「本人…?撃破した時に聞いたの?」
芙二「その艦娘の名は着任時に知ったんだけどね」
陸奥「なるほど…?」
冷葉「話は長いから食べながら、ね?」
足柄、陸奥「「そうね」」
冷葉「俺は追加分温めてくる」
芙二「了解」
※
芙二「さて、着任時の話だが~」
着任から今に至るまでを話し始めた。
食事に夢中になっていた赤城も参加して聞いていた。皆、驚いたり、泣いたり、ほっとしたりして芙二は面白いなぁと思うのだった。もちろん種族の事や能力の事、謎の
※
芙二「で、まぁ今日にいたるんだけどね」
陸奥「なんというか、凄い話だったわね…」
足柄「夕立ちゃんよかったわね…」グスグス
赤城「本当にそんな事する輩が…」
芙二「まぁこれからが大変だよなぁ…」
冷葉「だと思う」
陸奥「でも、
芙二「いやそれは稀だと言われた。でもそんなことがよく起き始めているらしいからな…何か大きな事が起きるだろうな」
芙二「…さて、冷葉。デザートを貰える?」
赤城「デザート…ってなんですか?」
芙二「甘味だよ。甘くて美味しい食べ物。冷葉が作ってた試作品を食べれるんだよね?」
冷葉「もちろん。感想を聞かせてくれよな?ちょいと取ってくるわ」
そういうと冷葉は厨房へ向かったのだった
※
赤城たちは期待に胸を膨らませていた反面、芙二は考えていた、次に何を作ろうかと。
そんな時、冷葉がこちらへ向かって声を掛けた。
冷葉「芙二~!あんがい多いからお前も手伝ってくれ」
芙二「了解~そっち向かうわ」
そういうと芙二も厨房へ入っていった
―以下、厨房―
冷葉「じゃじゃじゃじゃーん!冷葉特製の水まんじゅう~!!」
芙二「ほぁ…え?短時間でこんなに作ったん?何個あるん?」
冷葉「大体70個かな…余ったら俺らや妖精さんで食えばいいかなって思ってたんだけど」
芙二「あー種類は一つ?」
冷葉「いや白餡とこし餡の2種類かな…それも70個ずつあるよ」
芙二「計140個か…お茶あったっけ?
」
冷葉「緑茶?あるよ。…湯沸かす?」
芙二「沸かして」
“おけ”というと冷葉はお茶を出す支度をする。芙二は空の皿を下げようと思い一度戻る
赤城「提督?もう、帰って来たんです?」
芙二「あー皿を下げに来た」
赤城「なるほどです…あ、私も手伝いましょうか?」
芙二「いや大丈夫。今日建造されたばかりでしょ?それに今日はこれから忙しいと思うんだ…あ、大淀さん呼ばないと、か」
赤城「分かりました、待っていますね」ニコ
芙二「妖精さーん!」
妖精さん「なんです?」
芙二「大淀さんに食堂へ来るように伝えて欲しいんだけどさ」
妖精さん「了解です!!」
足柄「さっきの話にも出てたけど本当に見えるし話もできるのね…」
芙二「俺だけじゃなくて冷葉もできるぞ」
陸奥「え!?それは本当なの…?」
冷葉「本当だぞ。あ、はい。お茶ね」<オボンカラトリダス
足柄「あ、どうも」ウケトル
冷葉「あーなんていうか、ここにきてから話せるようになった感じかな」
陸奥「もともとは見えてたの?」
冷葉「おぅ。というか、候補生になるにはまず見えないといけないのが普通なんだけどな」
赤城「なるほど…」
冷葉「あ、取りに行くわ」<チュウボウヘ
足柄「憲兵には妖精さん見えてるの?」
冷葉「多分見えてるぞ」
陸奥「えぇ…私の記憶だと見える人間なんてそんなにいないと思うんだけど?」
芙二「まぁいいんじゃないかなって思ってるよ」
足柄「なるほどねぇ…」
妖精さん「ひやはー!ふじー!」パタパタ
芙二「妖精さんどうだった?」
妖精さん「もうすぐ来れるってー!あ、あとねー響?と敷波?も連れてくるって」
芙二「了解―後で報酬をあげる、だから仲間に伝えておきなー」
妖精さん「わかった!では失礼するよー」
―妖精さんが離脱しました―
??→敷波
―大淀と響、敷波が到着しました
芙二「あ、大淀さんこんにちは。実は大淀さんに用があって…」
大淀「提督、こんにちは。はい、妖精さんから聞いてますよ」
響「芙二、こんにちは。冷葉、さっきの、なんだっけかな。焼きそば?はまだあるかい?」
冷葉「ないぞ」
響「そんな…」シュン
冷葉「あ、でも甘m「あ、さっきの人!!」ん?」チラ
芙二「おー敷波かーさっきは驚かせてすまんかったな」
敷波「え、なんで生きてるの…?もしかして幽霊…?」
大淀「…?提督、さっき何かあったのですか?」
芙二「あー大したことじゃないよ」ハハハ
敷波「え、大したことじゃ「敷波―?」むぐ!?」クチフウジラレ
芙二「さっきな、童心に帰って時雨を驚かしたんだ。そうしたら、いい一撃が入ったのさ、で倒れちまってな。そこを敷波に見られたってわけだ」ハハハ
大淀「なるほど…時雨ちゃんには謝りました?」
芙二「もちろん…って敷波すまんな」テヲハナス
敷波「ぷはっ…げほげほ…」
芙二「冷葉―!三人分追加!!」
冷葉「了解!」
大淀「?冷葉補佐は何かされてるんですか?」
芙二「甘味作りだよ。いやもう作ってあるけど。一度試食してほしいんだよね」
大淀「なるほど…食べながら一通りを説明するんですね?」キラキラ
芙二「そそ。赤城さん達も夕食の時に皆に自己紹介を頼むね」
赤城たち「「了解です」」
冷葉「芙二―!手伝ってー!」
芙二「了解―」
呼ばれた芙二が席を立ち、厨房の奥へ行ったのを境に簡単ではあるが自己紹介が始まったのであった__
大淀が一通りの流れを説明している時、冷葉と芙二がお茶と水まんじゅうを出しあまりのおいしさに皆、舌鼓を打ったという。
そして大淀は建造組を連れて寮へ行ったのだった。残された芙二と冷葉は夕飯と明日の執務について考えあうのだった
―続く
書き溜めを何回か投稿します。
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