とある泊地に着任した提督のお話   作:ふじこれ

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そういえば、お気に入り登録がついに70人を突破!!というか70人も登録してくださってありがとうございます。

ぼちぼち投稿していきますので、亀の様に首を長くして(?)お待ちください

今回もカオスな内容ですがよろしくお願いします


雰囲気で読んでください。脳が死にます。

R4 1/8 サブタイトルの一部を変更


二章 19話『vs東第三鎮守府 後編』

―続き

 

 

 ※今回は相手艦娘名の後ろに(所属名)を入れさせていただきます。見にくかったら是非、感想をお願いします。

 

 芙二と神城は観客席に座り演習が始まるのを待っていた。芙二は今後に生かすべく、目を離さずに……と思った時、ふと思い出す。

 そして神城に声を掛ける。

 

芙二「あ、そうだ。今ここにライブカメラあるんだけど電源つけてもいい?」

神城「そういえば、そのような事を言っていたな。構わん、そっちに居る者にも無様な醜態を晒してやれ! 我々が勝利するのは当たり前のことであるからな」ハハハ

 

 神城が芙二を笑うも芙二は涼しい顔をしたままライブカメラの電源をオンにし、すかさず端末を取り出し冷葉に掛けるのだった。

 

 

 そして現在、場内は嵐の前の静けさであるかのように穏やかであった。

 

 両者、ゆっくりと海上へ進み向かい合っていた。芙二たちの艦娘は初めて他の鎮守府と戦闘をするのでとてもキラキラしていた反面、相手側の艦娘達はどこか怯えともとれる表情をしている者が何名か居た。

 そんな中、長門が声を出して何かを言っていたようだった。そしてその後に怯えの表情をしているものは“なんとかやってみます“!とも見える顔つきをして艤装を構える。

 

 川内達も準備が整ったように艤装を展開する。

 そろそろ、演習開始のゴングが鳴る時に芙二は気づく。“無線機渡してねぇじゃん……でも要らなかったりするのか?”と。

 

 芙二がそんな事を思っているうちに演習は開始される。

 龍驤は艦載機を発艦させ、制空権を取ろうとする、それは相手も同じようで相手のサラトガは艦載機を発艦させる。

 

 叢雲達が対空射撃をして艦載機を何機か落とそうとするも一機も落ちず雷撃が炸裂する、と芙二は思うも艦隊には当たらず。 

 ホッとする芙二と舌打ちをする神城。しかし龍驤の放った艦載機は一機落とされるも他の機体から雷撃が行われると敵、駆逐艦二隻が被弾し大破した。

 

 

 東第三鎮守 雷、吹雪は大破、轟沈判定とします。速やかに退場してください。

 

 アナウンスにより判定を受けた二人は退場しようとするとき、神城が急に立ち上がり怒号を飛ばす。

 

神城「おい! どういうことか、分かってるよな? ()()

 

雷、吹雪(東第三)「「……」」ブルブル

 

芙二「おい、そのまま退場させればいいだろ?」

神城「()()()()()だ。まだ戦える。これは演習だぞ? 轟沈はしない。だから、やれ」

 

吹雪(東第三)「そ、そんな事……」ブルブル

雷(東第三)「……出来ないわよっ」ブルブル

 

神城「雷は新入りだからダメか。チッ! 使えんやつが。吹雪ィ!! お前は奴らが憎くないのか? いいんだぞ、こいつらも奴らの味方に決まってる、だから(くびき)を解放しろ」

 

吹雪(東第三)「それは……!!」ビク

龍驤「司令官~? 水を差すようで悪いんやけど~」

 

芙二「なんだ?」

川内「始まってるよね? 演習」

 

芙二「そうだな」

川内「えっと? 長門さん? 続きいいの?」

 

長門(東第三)「……(提督よ、それは……)」

サラ(東第三)「長門(ナガート)? どうかしましたか?」

 

 

 神城が大破、轟沈判定を受けた吹雪に対して軛を解放しろ。と謎の指示を送る

 それにやつらの味方などとよくわからないことも抜かしている。

 吹雪はビクっとするだけで動かなくなり、演習中に水を差された龍驤たちは再開していいのか分からずに長門に声を掛けるも長門は無言のまま立ち尽くしていた。

 

 

 

神城「雷だけ、抜けろ。吹雪、確実に沈めろ(やれ)

雷(東第三)「吹雪……? 一緒に行くわよ?」

 

吹雪(東第三)「……ごめんね、雷ちゃん。私、奴らを生きて返せそうに(ゆるせ)ない……よ」ギロ

 

川内達「「!」」ビク

 

 神城が命令を下すも雷は吹雪と共に退場しようとする。吹雪の姿は大破したままなのに目だけは演習でするような目つきではなかったため、川内達は驚いていた。

 

 その目は憎悪を煮詰めたかのような感じであり、ライブカメラを通して見ていた冷葉達もその眼圧に息を飲んでいた。そしてそれは憎悪だけではなく、その表情には何かを必死に求めるかのような感じさえも見て取れた。

 

吹雪(東第三)「司令官。私まだ行けます」

神城「そうか、そのまま行け。演習の再開としよう」

 

 

 神城がそういうと先ほどまでスイッチが切れたかの様に停止していた長門が急に動きだす。しかも、吹雪と同じ目つきで仲間も川内達も睨みつけた後、こういった。

 

長門(東第三)「いいんだな、提督」

神城「構わん」

 

長門(東第三)「待たせたな、さて続きをやろう……か」バチッ

芙二「(今のは……? 相手の長門が光った?)」

 

 皆は長門が醸し出す雰囲気に呆気を取られるも芙二は見逃さなかった。長門の身体が一瞬だけ蒼く輝いたのだ。

 それにさきほどから打って変わって別の表情をしていたのでもしかしたら、”普通の()()()()()()()()()()のでは?”という不安が頭をよぎった。

 

芙二「皆! 気を引き締めろ!! 何かやばい!」

 

 そのため演習が再開される時、長門と吹雪の方を見ると殺意を持った眼差しを川内らに向けていたので不穏な何かを感じ取った芙二は突然、立ち上がり注意喚起を促す。

 芙二の声を聞いて皆は“了解です!“と大きな声で返事をする。そうして演習は再開されたのであった。

 

 

 演習場内  東第一泊地 目線

 

 

 

 龍驤さんの攻撃を受けて大破した雷ちゃん、吹雪ちゃん。

 そのまま退場するかと思ったら……吹雪ちゃんは私達を親の、いや仲間を殺した憎き怨敵を見るような眼差しを向けてきて嫌な感じがした。

 

川内「吹雪ちゃん。そんな目で見ないでよ」ボソリ

神通「? 川内姉さんなにか言いましたか?」

 

川内「あーなんか、あの時の時雨ちゃんみたいだなって」

龍驤「分かるで、川内。でも、あの目とは違うもんを感じるわ」

 

川内「そうだよね……はは。っし! まずは敵空母を叩く! そのついでに長門さん以外も叩く。いいね?」

 

龍驤「了解っと……なんや敵さんもう動き始めてるで」

 

叢雲「じゃあ、まず私達が切り込むわ!」

夕立「行くよっ!」

 

 

 演習場内 東第三鎮守府 目線

 

 

サラ(東第三)「長門? さっきからどうしたの? 」

長門(東第三)「あぁ、すまない。少しだけ、会話していたのだ。陸奥と」

 

サラ(東第三)「陸奥? どこにも……」

長門(東第三)「あぁいや気にしないでくれ。っと吹雪!」

 

吹雪(東第三)「はい、長門さん。誰から屠りますか」

長門(東第三)「そうだな、龍驤から……か。しかしお前はあとどのくらいまで動けそうだ?」

 

吹雪(東第三)「そんな分かり切った事聞かないでください。奴らを皆殺しにするまで、です」

長門(東第三)「そうか、ではそのようにしてくれ」

 

吹雪(東第三)「……奴らを根絶やしにするまで死んでも死に切れませんから」ニコリ

長門(東第三)「サラトガは航空攻撃を行いつつ、敵の数を削ってくれ。最後は私が止めを刺す」

 

サラ(東第三)「分かりました……行きます! サラの子たち、お願いします!」<ブロロロ……

 

長門(東第三)「……よし、行ったか。春雨、北上。君らは砲撃しつつ敵を攪乱(かくらん)してくれ」

北上(東第三)「りょーかい……本当に、あいつらの仲間なのかな……だとしたらッ!!!」ギリ

春雨(東第三)「あっ! はい……分かりました」

 

 

 

 演習場内 東第一泊地 目線

 

龍驤「来たで!……最初に突っ込むのはまだ辞めておいた方がええと思う!」

川内「んーじゃあ、対空射撃しつつ散らばって! それから「吹雪さんがこっちに向かってきてます!!」えぇ!? ……よし、臨機応変にやっていって!」

 

叢雲「丸投げしたわね……まぁいいわ。夕立! 対空射撃してから吹雪と真っ向から戦うわ!」

夕立「了解っぽい!」

 

 敵艦載機の攻撃が始まった。叢雲達は対空射撃を行いながら避けその後、攻撃に転じようとする。

 その時だった。叢雲達が対空射撃を行った時、吹雪がもう突進してきたのである。

 

 対空射撃は失敗するも攻撃はかすりもしなかった反面、吹雪は叢雲に零距離で砲撃をお見舞いしようとする。

 

 

 ドォン!!!!

 

 突然砲撃音が上がり川内らは叢雲達の方を見るも黒煙と水柱が上がっていて見渡せずにいた。そんな隙を長門らが見逃すわけでもなく____春雨と北上の砲撃が炸裂する。

 

川内「しまっ「私なら少しだけ庇えます」榛名さん!」

 

川内がくらうはずだった砲弾を榛名が庇い被弾する。

 

榛名「きゃあ!」<小破

川内「榛名さん! あいつらぁ……!」

 

 川内の頭に血が上りっていく。

 しかし神通は川内の顔を叩く。

 

川内「何するのさ! 神通!」

 

神通「今は演習かも知れません。頭に上って敵に突っ込むなどと考えないでください。それでは、榛名さんが庇ってくださった意味がないじゃないですか」

 

川内「ッ! ……そうだね、ごめん。神通、ありがとう」

神通「いえいえ……では私は敵駆逐に……」

 

 そういって神通は春雨の方へ向かった。川内は榛名に礼を伝えると榛名は笑って“まだやれる“といい敵空母(サラトガ)へ砲撃をするのだった。

 それに続くようにして川内は敵軽巡の方へ向かうのだった。

 

 

叢雲「? げっほ……ゲホゲホ……なんで痛くないのかしら」

夕立「……叢雲ちゃん、大丈夫っぽい?」<中破

 

叢雲「! 夕立、あんた私を庇って……」

夕立「でも、まだ夕立は戦えるっぽい!」

 

 

 東第一泊地 夕立 中破判定 戦闘続行……

 

 

吹雪(東第三)「……おい、叢雲ちゃん(おまえ)達は私達の敵か?」

夕立「敵かどうか? 今は演習中だから____「まって夕立」――っぽい?」

 

吹雪(東第三)「……」

叢雲「えっと吹雪よね。その答えだけど……分からないわ」

 

吹雪(東第三)「……何故? お前達の司令官は奴らの仲間じゃないのか?」

夕立「奴らって誰っぽい? もしかして時雨を改造した奴らっぽい?」

 

吹雪(東第三)「……改造? あぁ……そうか。お前たちは____違うのか」

 

夕立「?」

吹雪(東第三)「だが、この情報を嘘かも知れない……から。先にッ!!!!」

 

 吹雪と叢雲達は軽く会話をしていた。敵であるかないかを問われ、分からないと答えた。

 そして夕立が時雨を“改造”した奴らの事かと聞くと顔を曇らせ、あからさまな態度を見せる。

 しかし次の瞬間、思いもよらない行動に出る。

 

吹雪(東第三)「そうか、しかし情報が奴らに渡る前にッッッ!!! 私はお前たちの司令官を____殺す」

 

 そういうと吹雪は視線を変え、観客席にいる芙二の方へと向き、そして砲を構える。

 吹雪の射程は短い為威力は落ちるかも知れない。が、それがどうしたのだ。芙二は人間として奴らの目には映っている。そして12.7mm弾が当たれば確実に死ぬ。

 

 叢雲と夕立はハッとして大声で“やめろぉぉおおお!!!!”と叫び吹雪に向かって砲撃を行おうとする。川内達も叢雲と夕立の声に気がつきこちらを向く。

 

 いや川内達だけではなかった。そこの三人以外は敵も味方も関係なく、注視する。

 

 敵味方関係なく、目をぱちくりさせる。吹雪が観客席に向かって砲撃をしようとしているからだ。

 

川内「……提督!! 逃げてぇええ!!!」

 そう川内が叫ぶも虚しく。

 

吹雪(東第三)「____元凶は死ね」

 

 ドォン!!

 

 吹雪が放つ凶弾は芙二を捉え――――

 

 バァン!  ……パラパラ

 

 芙二が座っていた場所に直撃し、コンクリートが破壊される音と爆発音だけがシンと静まり返る場内に響き渡っていた。

 まだ白煙が上がり確認できずにいたが川内らは芙二が死んだと思い込み言葉を失い、水面に膝をついた。しかし正体を知る二人でもショックを受けていた。それは相手側も同じだった。

 

 春雨は顔が真っ青になり、北上は脂汗を掻いていた。冷たい汗がつぅっと背筋をなぞる

 長門は無言のまま、吹雪を見つめていた。そしてサラトガはあまりの光景に目を伏せ、戦意を喪失していた。 

 

吹雪(東第三)「これで____元凶は死ん……!?」ゾワ

 

 一人事を呟くように言い終わろうとするも途轍もない感覚に襲われる。まるでめった刺しにされるような__観客席から視線を移そうとする時だった。

 

叢雲、夕立「「おい」」

 

 ひどく静まり返った場内にその声は良く聞こえ、膝をついた者、顔色が悪い者、無言の者、戦意を喪失している者、そして__観客席に向かって砲撃を行った者は声の発信源を見る。

 

 するとそこには激情に駆られている叢雲と夕立の姿があった。

 

叢雲「……夕立、あんた分かっているわね?」

夕立「……愚問」

 

叢雲「そう、なら()()()()()()()わね?」

夕立「……叢雲、吹雪(バカ)の処理は任せるわ」

 

叢雲「あら、いいの?」

夕立「構わない。私は長門(あれ)を片付けるっぽい」

 

叢雲「そう……川内さん!」

 

 急に呼ばれた川内は驚いて声を出せずにいた。

 

川内「え、何!?」

叢雲「大物は頂くわ。後、夜戦へは行けそうにない__わ」ダッ

 

川内「あっ! 叢雲ちゃ__」

 

 叢雲は川内の回答を待たずいうだけ言って動き出し吹雪を殴りに行く。すぐさま、砲撃音と共に水柱が上がっていく

 

榛名「……えっと……私達はどうすればいいのでしょうか?」

夕立「川内さん達は空母と軽巡、駆逐をお願いっぽい」

 

榛名「えっと夕立ちゃんは?」

夕立「え? 夕立(わたし)は長門さんの方へ行くわ!」ダッ

 

 

 

 またも言うだけいって__獰猛な笑みを浮かべ長門の方向へいく夕立。川内達は呆気にとられるも本来の目的である敵空母(サラトガ)の撃沈を狙いに行動する

 

 

 少し戻って観客席 にて

 

芙二「……ゐてぇな。ったくよぉ」パラパラ

 

 吹雪の砲撃を諸に受け、多少の怪我を負う芙二。なんで砲撃されたのか、おおよそ予想は付く。絶対に神城(あいつ)の命令だろうし、少しだが深海化しているから火力が増しているのだろう。

 

芙二「人間だったら大怪我か致命的なモンだぜ……?」ハハハ

 

 そう、大笑いしていると演習場内に叢雲と夕立の冷ややかな声が響いていた。

 芙二が見渡すと敵味方関係なく、ショックを受け戦意を喪失している者も何人か見えた。

 

芙二「……というか俺今どうなってんだっけ」

 

 確か、砲撃され吹っ飛んで……あ!もしかして、ライブカメラぶっ壊れてんじゃ…そう思って確認すると案の定であった。

 

芙二「あちゃー…ってか、通信機は……良かった。生きてら……っと」<ブーブー

 

 通信機がしきりになりっぱなしだった為、芙二は出ると冷葉が大声で“大丈夫か、お前!!!”と言ってきて耳が痛くなりそうだった。

 しかし冷葉は興奮しているようでさっきから声が上ずっていた。芙二は冷葉に落ち着いて聞くようにといいながら話始める

 

 

 

 ※

 

 

神城「……なんなのだ、あいつはッッッ!!」

 

 東第一泊地の提督はなんで艦娘の砲撃を諸に受けてピンピンしてるのだ!? 常識的におかしいではないか!

 

神城「それにうちの面々はもう、ダメだな……まともに動けるのは長門と吹雪しかいないか。俺達が負ける、のか?」

 

 春雨も北上も雷もサラトガも、()()()()

 俺が俺でなくなる前にどうか、どうか____

 

 

芙二「……おい、逃げんな」

神城「……」

 

 観客席から立ち去ろうとしている神城を捕まえて諭す、芙二。

 

芙二「逃げんなよ、目を背けるな。あんたの艦娘はまだ戦っている」

神城「……負け、たら、意味がない」

 

芙二は艦娘が闘ってるから目を背けずに受け入れろというも神城負けたら、意味がないという。

 

芙二「そんなわけあるか、よく聞け」 

 

 ガシっと神城の胸倉をつかんで言い聞かせる。それでも神城は目を合わせようとしない

 そんなものお構いなしに話始める。

 

芙二「てめぇんところの吹雪の砲撃は見なかったことにしてやる。後、負けたら意味がねぇだぁ? 何言ってんだ、お前。今まで勝ち続きだったのかよ。言ってみろ」

 

神城「……違う」

 

芙二「だろ? 負けてからも反省なりなんなりして勝つために作戦練ったんじゃねぇのかよ。演習も然りだ」

 

神城「……新人のお前には分からないだろうさ」

 

芙二「はぁ? こちとら、これでも元艦これユーザー(提督)だったんだよ! 初めはボロクソに負けるし出撃しても勝てなかった時もあるしだからその時は装備見直したり練度上げたりしたんだよ! だからたかだか演習に負けたからもう終わり、諦めるじゃ、この世界には通じない事くらい知ってんだろ?!」

 

神城「……言ってることが良く分からないな、俺らはもう終わりなんだよ」

芙二「何が良く分からねぇんだ、言ってみろ」

 

神城「言いたくない」

芙二「ふぅん? ……後、お前そんな人間じゃなかったはずだろ?」

 

神城「何をいう、俺は初めからこんなもんだぞ」

芙二「絶対に違うね。ここの()()()()が何かを伝えようとしてくれたぞ」

 

神城「……妖精? 何をいうんだ。被害妄想も大概にしろ、ここに妖精はいない」

芙二「いや、いる。お前には見えてないだけだ。今もお前を心配そうに見てるぞ」

 

神城「うるせぇ! ()()()()()()()()()()()なんか知らねぇ! 気味悪い奴だ……! 俺が直々に制裁をくれてや____」

 

 

 東第三鎮守府 長門 大破 轟沈判定とします。 残存している艦娘は0。東第一泊地の残存している艦娘は6。よって東第一泊地の勝利とします。

 

神城「……は?」

芙二「終わったようだな」

 

 呆気に取られている神城の方へ長門達、川内達が歩いてくる。その中でも何名かは気絶しているようでおぶされていたが。

 しかしその顔は“参った”といった表情と“え!?生きてる!?”といった驚いている表情だった。

 

芙二「……お疲れ様、皆。ありがとう」

 

 演習から帰って来た皆を労う。しかし死んでいたと思い込んでいたようで叢雲と夕立以外はずっと驚きっぱなしであった。

 

川内「えぇ!? 提督が生きてる!?」

神通「川内姉さん、その言い方は失礼ですよ」

 

榛名「でも、直撃したはずじゃあ……」

龍驤「そうやで? 運が良かったんか」

 

 “だと思うわ”と笑って答える芙二。その答えを聞いてほっとする川内ら。

 しかし、夕立と叢雲はアドレナリンが多量出ていた所為無茶苦茶な戦闘が出来ていたがそれも切れ始め今にも倒れそうな程にフラフラとしだす。

 

芙二「……っと危ねぇ」

 

 気絶するかの様に叢雲と夕立は前のめりに倒れていったのを芙二がキャッチする。

 

神城「長門、東第一泊地の艦娘と共にドッグへ向かいなさい。高速修復材も使っていいから」

長門「分かった、提督。では、東第一泊地の面々は付いてきてほしい」

 

 東第三、東第一の演習メンバーが離脱しました。

 

 

芙二「さて、と話してもらうか。質問に答えてもらうが場所はお前に任せる」

神城「……本当は入れたくないがここよりもマシだ。執務室へ案内しよう」

 

 

芙二「後、お前先代から受け継いだんだろ。なのにどうして、こんなに数が減ってんだ……あ、いや後で聞くわ。全部話せ」

 

 

 そうして神城と芙二は東第三鎮守府内の執務室を目指すのだった。

 

 

―続く

 

 

 

 




これにて、東第三鎮守府編 艦!って書きたかった時期がありました。

タイムリーな話しお肉食べたいのでい〇な〇ス〇ーキにでも行こうかな……やめとこう。

てことで、くっそわかりにくいかと思いますが雰囲気で読んでください!って事を前もって書いておこう(以下、ループ)

では、では、次回もよろしくお願いします
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