とある泊地に着任した提督のお話   作:ふじこれ

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まくし立てた感満載…!許してください…

くっそ長いプロローグ…伏線貼るのって難しい…

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修正しました




陛下との話

―三日後の朝―

 

シェリル「凌也君、いい?陛下に失礼のないようにね」

 

芙二「了解です―」

 

シェリル「じゃあ出発しましょう!」

 

芙二「おー」

 

 

=======

 

 

―龍國宮 宮内

 

 

グランフリード「……」

??「陛下、どうかされましたか?」

 

グランフリード「うむ、私が王であるうちにまさかこのような事が起きるとは何とも……と思っていたのだ」

 

??「このような事…あぁそうですね、私も初めてであります。御伽噺に出てくるものを……形を変えてですが目にする日が……」

 

グランフリード「そうでもあるが、私が視た未来では……あの者…………あの者の名はなんと言ったか」

 

??「フジ.リョウヤだったかと思います」

 

グランフリード「そうだ、フジだ。我が弟から聞いた時はどんな事かと思った。しかし今の所はなにもなくてよかった、と言うべきか」

 

??「そうですね。陛下、私個人の思いをこの場で言ってもいいでしょうか」

 

グランフリード「構わぬ、言ってみろ。その思いとやらを」

 

??「では失礼します。私はフジという少年は何か起こすような気がしてならなかったです。狂獄龍忌呪……それに転生者。転生者、転移者も珍しいですが…狂獄龍忌呪を持つ少年、秘匿されるべき存在だと思います。フジ少年本人は誰にも話していないそうです。あぁ、でも息子が知っているということは、知っているのは少人数ですかね。それといっそ、狂獄龍化してしまう前に____」

 

グランフリード「殺してしまうか、フジという少年ごと封印してしまうか」

??「そうですね、その二つほどを私個人としては行いたかったです。まぁ、やりませんが……陛下、そろそろご友人の葉月様達の到着時間となります。私は葉月様達を迎え、ここまで案内をする役目がありますので、失礼します」

 

 <ドアを開ける

 

グランフリード「……いよいよ、か」

 

 

―龍國宮― 門前

 

??「お待ちしておりました。葉月様。おや、これはお初にお目にかかります。シェリル様、フジ様。私は、アレムミア.ドラーヴァ。陛下の秘書をしております」ペコリ

 

??→アレムミア.ドラーヴァ(以下、アレムミア)

 

シェリル「ご丁寧にありがとうございます。私はシェリル.フェリアスと申します。以後よろしくお願いします」ペコリ

芙二「私は、芙二 凌也と申します。アレムミアさんよろしくお願いします」ペコリ

 

アレムミア「えぇ、では陛下が居られる部屋まで案内します。ついてきてください」

シェリル、芙二「「はい」」

 

―王室―

 

アレムミア「陛下、シェリル様、芙二様をお連れ致しました…って葉月様!?今まで一緒に居られたでは…!?」

葉月「いや、普通においてったじゃんよぉ。拗ねちまうぞぃ??」

 

アレムミア「えぇ…それは申し訳ないです…仕切り直して…コホン。陛下、初めてもよろしいですか」

グランフリード「構わぬ」

 

アレムミア「では、これよりー「なぁ、そんなに大層な事か?」なにを言ってるんですか!葉月様!?」

葉月「いや、だってよー…俺が、こことそっちを出入りしてんだからさ?芙二ちゃんもいいじゃん?」

 

アレムミア「それは、貴方が特別だからですよ。普通は入ることは出来ない筈なのに」

葉月「それは知ってるが…」

 

グランフリード「クロ、貴様の言いたいこともわかる。だが貴様とそこの少年じゃあ訳が違うのだ」

 

葉月「…」

 

グランフリード「そこの少年の過去がどうであり、なんて事は関係ない。少年はここで生まれ育まれてきた。人間族ではなく、龍人族としてだ」

シェリル「…陛下…」

 

グランフリード「少年よ、何故そこまでしてあの世界に行きたいのだ。申してみよ」

芙二「陛下…私は人間の住む、いや深海棲艦と戦争をしている世界へ行きたいです」

 

グランフリード「それは何故だ?」

芙二「俺が元々行かなければならない所であり、人と約束したからであります。俺はだから、ドラグルド(ここ)を何がなんでも出なければならないのです、それだからー」

 

アレムミア「話の途中、失礼する。しかしそれはダメだ、二つの世界が混じってはいけない。葉月様の存在はイレギュラーそのもの。まだ、互いに影響がないのだ。その影響でいつ脅威と呼べる存在が行き来してもおかしくない状況にあるのだ」

 

グランフリード「アレムミアよ、そうだな。そういう理由もあるのだ。それと少年。我が弟から話は聞いている。狂獄龍忌呪をその身に宿しているのだな?」

アレムミア「はい、その通りでございます」

 

グランフリード「狂獄龍忌呪……まさか本当に御伽噺の存在を見る時が来るとは、いやはや分からぬものだ」

 

グランフリード「狂獄龍忌呪(それ)がここの世界を出てどう、作用するか分からないのだ。それと知っとるだろうがここと少年が行きたい世界は時間軸が違う。”互いに干渉しあってはならない”という暗黙のルールがある」

シェリル「ですが!」

 

グランフリード「話を最後まで聞きなさい。本来はダメなだが……最近私の視た未来(予知)はいずれ来る災禍を君がいや……君達が終わらせていたのだ」

アレムミア「陛下それは……」

 

グランフリード「確定した未来というわけではないが、今までの中で一番不吉なモノだ。起こりうるだろう」

 

シェリル「災禍ですか……」

 

葉月「話が逸れちまうから、その視た未来の話は後ってことでいいですかい?陛下」

 

芙二「(俺の仲間……? 艦娘の事か? お姫さんとの約束もある。それが絡んでくるとしたら……)」

 

アレムミア「葉月様! その口の利き方は…!」

 

グランフリード「アレムミアよ、そう怒るではない。そうだったな。本来はダメなのだが……クロよ。頼めるか?」

 

葉月「お? それはいいけどよぉ……陛下。本来はダメなんだろ? 俺のことだってイレギュラーなんだろ?」

グランフリード「そうだ、だがクロも帰るだろう? 日本という国へ。たまたま行く所が同じだから今回は特別としよう。再びここへ来たい時はクロと共に来てくれ……歓迎するぞ」

 

芙二「ありがとうございます…! 陛下」ペコリ

シェリル「ありがとうございます、陛下。凌也君よかったわね! 許可が下りて」

 

アレムミア「陛下が決めたことなら私は異論ありません」

葉月「よかったじゃん?とりあえずおめでとう。芙二君」

 

グランフリード「クロよ、貴殿はいつここを出るつもりだ?」

葉月「ん?俺?俺はそうだなぁ……後二週間後かなー」

 

グランフリード「ふむ。二週間後か……では、フジ君。二週間後にクロと共に杜へ来てくれ」

葉月「了解した。じゃあ芙二君、これ俺の連絡先ね」メモサシダシ

 

芙二「あ、わかりました」ウケトリ

グランフリード「では、正確な時間はクロに伝えるからこれを以て解散とする」

 

シェリル、芙二「「陛下、ありがとうございます」」ペコリ

 

========

 

 

アレムミア「陛下、よかったのですか?」

 

グランフリード「アレムミアよ、仕方ないことなのだ。あの“確定した未来”は何としてでも変えなければならない」

 

アレムミア「なにが起るのですか?」

 

グランフリード「あれは終末だ」

 

アレムミア「……終末ですか?」

 

グランフリード「あぁ、そうだ。黒き姿の何かがこの世界と見たことのない世界……恐らくクロ達の世界だろう。それらを破壊していく姿だったのだ…………」

 

アレムミア「黒き何か…? それは不吉ですね…」

 

グランフリード「ううむ……ただそれを倒す存在が彼らとだけ…………」

 

 

アレムミア「では、私は彼に少しだけ期待します。彼が狂獄龍忌呪に吞まれることがないと思いたいです」

 

 

======

 

 

シェリル「よかったねぇ、凌也君……寂しくなるわね」

芙二「そうですね、今までありがとうございました…でもすぐに帰って来ますよ。きっと……」

シェリル「そうね…じゃあ私はクリフに連絡してくるわね」

 

芙二「じゃあ、俺はセグラスに伝えてきます」

シェフィールド「あ、鍵持ってる?」

 

芙二「持ってますよ、流石に」

シェリル「そう、なら大丈夫ね」

 

―シェリルと別れ、セグラスの元へ向かう―

 

芙二「(まぁ、ここまでなんとかこれた。後は養成所とかに入って卒業してから…………)」ブツブツ

 

??「お、フジじゃんか。どうした?」ヨッ

 

芙二「(んー、どこまで…)」ブツブツ

??「これは聞こえてないやつか、おい! フジ!!」チョップ

 

芙二「ん? あ、セグラスじゃん! 丁度よかった!」ウケトメ

セグラス「こ、こいつ何気なく受け止めやがった…」

 

芙二「んぁ…? セグラスよー気配駄々洩れーこれじゃあ普通の魔物にも負けるぞ?」

セグラス「なわけ、あるかよ。お前がおかしいだけだろーが……って用てなんだ?」

 

芙二「あ、そうそう。俺ね、陛下と話てなんとか決まったんだ。この国もそうだし、この世界からむこうへ行く事が決まったんだ」

セグラス「お、それは本格的に寂しくなる……いつだ? いつ頃旅立つんだ?」

 

芙二「二週間後かな」

セグラス「二週間か……早いな……」

 

芙二「そうだろー? あ、そうだ。セグラスは進学するの?」

セグラス「俺? 俺は冒険者になるわ」

 

芙二「冒険者? ……あ、この世界にゃ魔物による被害が絶えないもんね」

セグラス「そうそう、それにこの世界は未開の地がたくさんあるらしいしな! 冒険してみてぇんだ」

 

芙二「面白そう……いいじゃん! いつ帰るかわからないけど。帰ったら聞かせてくれよ! 約束だぞ」

セグラス「あぁ、フジもこっちへ帰ってきたら酒でも飲んで語り明かそうぜ」ニカ

 

芙二「ったりめぇだぞ?? つれて来れるか分からねぇけど嫁さんとかに出会ったら連れてくるわwww」

セグラス「あぁ? 嫁ぇ?? 無理だろぉ?? お前だからなwwww」

 

芙二「うるせっ!こういうこともできなくなるのか……寂しいわ」

セグラス「急に素に何の辞めてもらってもいい?」

 

芙二「わりぃ……っと。話は済んだから俺は家に帰るわ~」ノシ

セグラス「あ~了解~、どこから旅立つん?」

 

芙二「召喚の杜ってあるだろ?」

セグラス「あー、あそこ……? 俺じゃあ入れねぇ……まぁ親父に聞きゃあいいか」ポン

 

芙二「親父?」ハテ

セグラス「陛下の近くにアレムミアって人いたろ? あれ、親父だ」

 

芙二「うっそだろ……」

セグラス「マジだぞ……んじゃあ、まぁまた後で」

 

芙二「了解―」

 

 

―セグラスと別れて帰路へ―

 

芙二「んー、とりあえず疲れたから家に帰って寝るかなー」

そんな事を呟きながら俺は家を目指していた

 

??「あ、危ない!!」

急に少女の声がした。俺は咄嗟に避けてしりもちをついた。

 

芙二「ゐってェ……」ジンジン

??「だ、大丈夫…?」チラ

 

芙二「まぁ、ケツ打ったぐらいだから大丈夫」

??「ご、ごめんなさい!私、悪気はないの……」

 

芙二「いいってよ……悪気?」

 

 そう言って少女は俺の前方を指さした。そこから数メートル、地面が抉れていた

 流石の俺もゾッとする。魔法かなにか飛んできたのか?なんて考えていたら、後ろから男の声がした。

 

??「レヴィ~……俺との模擬戦中に変な方向に打つなよ~?」

 

その少女はレヴィというらしい。男がのそのそと走ってきた

 

??「あれ? 誰だ? そいつは」

レヴィ「えっと、私の魔弾が直撃しそうになった人……」

 

??「うわぁレヴィ……? ちゃんと謝った?」

レヴィ「うん、ちゃんと謝った。そしたら許してくれた」

 

??「そう? あ、ごめんね。俺の仲間が迷惑かけたね」ペコリ

芙二「ん、あぁ大丈夫。掛け声を貰ったから間一髪だったけど避けれた」

 

レヴィ「ご、ごめんなさい」ペコリ

芙二「大丈夫。気にしてないよ。所であんたは?」

 

??「あ、俺?自己紹介遅れたね。俺は桐生 龍成(きりゅう たつなり)。アンタは?」

芙二「あ、俺もかそいつぁ失礼。芙二 凌也ってんだ」

 

桐生「フジ?」

芙二「ふじ。桐生さんは苗字と名前は漢字で書くのか?」

 

桐生「お、おいおいおい……アンタはもしかして日本人か?」

芙二「元ね」

 

桐生「元……? あぁ俺も元だったわ」

芙二「え? 見た目人間族じゃあないですか」

 

桐生「そういうアンタもそうだろ?」

芙二「いや違いますけど…」

 

桐生「え? マジ?!」

芙二「マジですよ」

 

桐生「……さっきも言ったが俺は日本人だが元なんだ。今はここの世界にいる人間族さ」

芙二「俺も元日本人だ。そしてこちらで龍人族として生を受けた」

 

桐生「お、龍人族か!? レヴィと同じなのか!」

 

芙二「レヴィさんって人間じゃないんですか?」

桐生「レヴィはこれでも龍神だぜ? つまり神様の部類に入るんだぜ?」

 

レヴィ「これでもって失礼な。えっと君がフジ.リョウヤ? グランから話は聞いてるよ。まぁこの様子なら大丈夫そう……ね」

 

芙二「レヴィさんは龍神だったのですか……?! でも見た目が少女のままなので……」

桐生「そうだろ?俺も最初はビビったわ~見た目に惑わされちゃあいかんねぇ……」

 

芙二「えっと……グランっていう人は? もしかして陛下?」

レヴィ「そう。グランフリードさんの事」

 

桐生「普通はビビるよなぁ……ここの王様の事を略称で呼んでるんだぜ?」

芙二「まぁそうですが、凡そついたので……」

 

桐生「あらそうかい…?」

芙二「えっと、レヴィさんは凍冥龍(とうめいりゅう)……って読むんですかね?」

 

レヴィ「!」

 

桐生「あらら……? レヴィの正体知ってるの?」

芙二「いえ、俺は能力を持っているのでそれを使用しただけです」

 

桐生「能力……だと?」ピク

 

芙二「なんの能力か明かすことはできませんが、読心系統であってます」スンマセン

桐生「あちゃー心を読まれたら隠し事なんざできねぇわな」ハハハ

 

レヴィ「…」スチャ

 

桐生「……レヴィ? どうかした?構えて」ハテ

 

レヴィ「……なにか大きな生物がこっちにくる…………」カマエ

芙二「大きな生物…? (ん?アレは…魔物か)」ノウリョクシヨウチュウ

 

ドシンドシンと何か大きな音がこちらに迫る音を聞いてレヴィと桐生が身構える。

 

芙二「…(俺も構えとこ)」カマエテ

 

 先ほどまで聞こえていた音が急にやんだ。次の瞬間、影が差し込み大きな虎の様な魔物が飛び掛かってきた。それも芙二の方へ。咄嗟の事に二人は対応できなかった。

 

レヴィ「!」

 

桐生「芙二! 避けろぉ!」サケブ

 

 虎の魔物が芙二へ噛みつこうとした時……

 

芙二「どっせぇぇぇぇぇい!!!」イナシ

 

 それを見事にいなした。芙二はすぐさま体勢を立て直した。そして虎の魔物が着地して唸りながらまた飛び掛かる。

 

芙二「…ふっ!」ミギアシアゲテ

 

 

 魔物の腹を蹴り上げた。魔物はよろめきながら逃げていった

 この一連の動作を二人は見ていることしかできなかった。そしてレヴィが駆け寄ってくる

 

芙二「んん……いい運動だったわ」

レヴィ「怪我はない?」

 

桐生「…前世は拳法の達人だった?」

芙二「いんや、そんなことはない」

 

桐生「えぇ……こわ……」ドンビキ

レヴィ「……私たちは()()()()()()の所へ行ってくるわ。さっきの奴は討伐しないと……危ない」

 

桐生「お、そういうことか。じゃあな、芙二。今度どっかで会う時はよろしく頼む」ノシ

芙二「それではー」ノシ

 

―レヴィと桐生の二人と別れて家へ―

 

―帰宅―

 

芙二「あぁ……つっかれた。シェリルさんはまだ帰ってきてない……じゃ、テーブルに置き手紙書いて仮眠しよ」テガミカキ

 

―部屋へ―

 

芙二「あぁ……ねみぃ。ねよ……Zzz」グオー

 

 

 

 

―これはどこかの記憶

 

??「赤城、加賀、大和、長門、貴様らでやつらを葬ってこい。無駄に数の多い駆逐艦を肉壁にして戦え、それをしても奴らを根絶やしにしろ」

 

赤城「提督! それはあんまりでは!?」

長門「そうだぞ! 駆逐艦は肉壁じゃあないんだぞ!!」

 

提督「うるさい!! 貴様らが弱いせいでこの泊地は壊滅的なことになっているんじゃないか!」

 

吹雪「……長門さん、私達を肉壁にしてでも…………奴らを…………」ポロ

長門「お前たちもそういうことをいうんじゃない!」ギリ

 

赤城「ダメよ! 生きる希望を失っては……!」ギリ

白露「いいんです……もう妹たちを失って……還ってこないんです。もう…………」ポロポロ

 

朝潮「私達にはそれが悲しいんです。苦楽を共にした仲間が、散っていく……それに耐えられ……そうにないので……多分私はもうだめなんです……」ボロボロ

提督「ほら、さっさと行かんか! 奴らはもう、すぐそこまで……!!」

 

 提督はそう、怒鳴ると大和たちを戦場へ送り出す。

 自身の保身のために。艦娘を道具として扱ってきたのだ…………誰か奴に鉄槌を。

 

ー視点は戦場へ

 

 第一艦隊は深海棲艦達に数で圧倒され、次第に劣勢へとなっていた。皆、敵の攻撃で傷つきボロボロであった。

 

大和「長門……さ....ん……! 大丈夫……で、すか?」ヨロ

加賀「……私はなんの為に……生まれて……来たの?」ゴホ

 

赤城「加賀さん! ダメよ! 生きる希望を失って……きゃっ!!」ボカン゚

吹雪、白露、朝潮「「「長……門さ……ん達……ハァ……撤退……は……早く…………逃げ……な……いと…私たちが…」」」ヨロ

 

長門「アァ…人間ドモが……に……クイ…………」ズズズ

大和「ながっ……さ」ドォン!!

 

 長門の様子がおかしくなっていたのに気づき、このままではマズイと感じた大和は手を差し伸べようとしたが突如自身の肉体が沈む感覚を感じハッと上を見上げる。

 実際、大和の身体は海の底へと沈んでいたのだった。そんな中、大和は思う。

 

大和「……(私は沈むの……?あぁ……身体が沈んでいく……)」ゴポ…

 

 幸か不幸か…大和の流れ着いた先は…………

 

??「む、あれは……娘か?なぜここへ…?」

 

 

 ===========

 

芙二「んぁ……」パチ

 

芙二「なんだぁ今の夢? 悪夢か? それに最後のシルエットは……」

 

 

 

続く…?

 

 

 

 




とりあえず、人間の世界へ行けるよ、やったね、芙二君。仲間が増えるよ!

伏線…?書きたいの書いてたら勝手に出てきて勝手に回収されんじゃない?



てことでありがとうございました

新キャラクター

 龍國の王の秘書的なポジ偉い人 アレムミア・ドラーヴァ

 龍國の王 グランフリード

 元日本人の転生者 桐生 龍成(きりゅう たつなり)

 見た目はロリ。格は龍神 凍冥龍 レヴィ・マリヴェル


 

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