今年もよろしくです。
劇場版Roselia今から楽しみです。
「やっば…!ギリ間に合うか…?」
只今俺は何年か振りの全力疾走の真っ最中である。
無遅刻無欠席記録が途絶えちまう!
皆勤賞ってのが俺の唯一のステータスなのに…!
原因?優雅にホットミルク飲んでたら時間過ぎてただけです。すんません。
しかし、努力の甲斐もありなんとか間に合いそうだ。
やりゃあできんだちくしょうめ!
「ふーっ…間に合ったぁー!ギリギリセーフ…」
なんとか教室の前までたどり着く。
どうなることかと…
「ごふっ!」
安堵したのもつかの間背中に衝撃が走る。
…いってーな、誰だよ。
少しはギリギリセーフの喜びに浸らせろっつーの。
…最初から余裕持って来いって?
やかましい…正論だ。
「またやってもうた…おたんちん…」
なんだお前か。おたんちん娘(仮)
ちゃんと前見ろよな。ったく。
…そうだ、ちょっとからかったろか。
「いや、すまんな…おっしゃる通り…
おたんちんだったわ…」
「あっ!違うんです!違うんです!おたんちんっていうのは自分に向けて言ったのであって…決してバカにしたわけではなくて…」
あはは、面白いなこやつ。
「いーよいーよ、気にしてへんから…それよりプリント…大惨事になってっけど…」
「あぁっ!」
「また先生に頼まれたのか?」
「は、はい…」
どうでもいいけど、何で敬語なん?
この子。
「断りゃええやんそんなん」
「え、でも…」
いるよなー。頼まれたら断れないやつ。
「まぁいいや…ほれ。」
「あ、ありがとうございます!」
「そんなかしこまんなよ…同い年だし同じクラスだろ?えっと…阿佐ヶ谷さん。」
「あ、朝日です…」
「あ、そうだっけ?わりーわりー…っとこんなことしとる場合じゃねーな。先生が来ちまう。」
「あ、あの…」
「ん?」
「先生…遅れるみたいです。なので私が
代わりにプリントを頼まれて…」
「ファッ!?」
ちょ待てや…。
「えぇー…まじでぇ?」
「ま、まじです。」
言わんでええねん。
俺の過去一の全力疾走と達成感とその他諸々返せや。
「星川、遅刻ー!」
「残念だったな、先生来んの遅れるらしいで。つかワンチャンギリセーフやろ。」
「言いつけてやろうよ」
「ねー!」
「メロンパンか?バン○ーテンのココアか?何が欲しい?言ってみなさい。購買何でも揃ってっから」
このように いじられるのが ふえてきた
一句詠んじまったわばかたれ。
そうなんすよ。
最近ね、女性陣に弄られつつあるの。
打ち解けてきたってプラスに考えるべきなんでしょうけどね…何度も言ってるが俺はさらっさらそんな気はないわけで…ホントに困りますよ。
「「やっと終わったー!」」
「「えっ?」」
誰だ俺とシンクロしたのは…
「えと、宇田川…だっけ?」
「いかにも!我は…えっと…漆黒の深淵より舞い降りし…」
「言わせねーよ?」
「えぇーっ!?」
「そういうのが好きなんか?漆黒とか…闇とか…」
「うん!何だかカッコよくない?あこ、カッコイイのが大好きなんだ!」
へぇ、フツー女子だったらかわいいものが好きってのがセオリーなはずだが…
「しかし、見事にシンクロしちまったな」
「そーだね!」
「授業大変じゃね?ついていけてる?」
「大丈夫!あこにはロゼリアで鍛えた…なんかこう…すごいパワーがあるもん!」
大丈夫じゃねーなこりゃ。
…人のこと言えないって?
…やかましーわその通りだわ。
てかロゼリアってなんやねん。
「ところでさ、カッコイイのが好きならそういう感じの本をこの前見かけたから買ってみれば?」
「本当に!?」
「あぁ、クトゥルフ神話ーだかなんだかよくわからんかったけど…たぶんそういう闇系のが載ってると思うぞ?」
「今度みてみるね!ありがとー!ゆーくん!」
「お、おぉ…」
なんだ…いい子じゃねーの。
ちょっと変わってるだけで。
「星川くん。」
「あ、先生。」
「後で職員室に来るように。お話があります。」
「」
「どーしたの?ゆーくん。」
「ちょっと先生とお話してくるわ☆」
君はそのまま純粋なままでいなさい。